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第45話
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過去の話が終わると京哉がそっと挙手をする。
「あのう、もしかして暗殺肯定派は再生して、今度は実行役に柏仁会を担ぎ出したんですか?」
「鳴海くんはいい勘をしている」
「だが柏仁会をそのまま玉として担ぐ訳にもいくまい。そのまま担げば暗殺肯定派は暴力団に弱みを握られ、のちに脅され毟り取られるだけだからな。おそらく柏仁会は暗殺者との橋渡し程度にすぎんだろう。単に人材とカネをやり取りするだけ……違いますか?」
「やはりバディだね、霧島警視も勘がいい。お蔭で話が省けて助かるよ」
ひたすら紅茶を飲んでいた小田切が恐る恐る訊いた。
「まさか俺たちに柏仁会に潜入しろとかおっしゃいませんよね?」
自分もキャリアながら警視監なる雲上人にまだ慣れない小田切は堅くなって言ったが、幸い一ノ瀬本部長は首を横に振ってくれる。
「何もしなくていいのだ。ただ明日には槙原省吾がパイされる可能性が大、そこでこれまで意識するしないに関わらず、柏仁会のシノギを片端から潰しに潰してきた霧島くんと鳴海くんに警告の意味で来て貰ったのだよ」
小田切はおまけというより過去から現在までの経緯を知らせて、霧島と京哉に何事かあった場合の心づもりをさせるために呼んだらしい。
「とにかく霧島くんと鳴海くんは身辺に気を付けてくれたまえ。これまで通り銃の携行は続行するように。それと自宅周辺には警備部のSPも配置する予定だ」
「SPまで張らせるのですか?」
「きみたちという貴重な人材を失いたくないのだ。承知してくれたまえ」
霧島と京哉は顔を見合わせてから仕方なく一ノ瀬本部長に頷いた。そして二人同時に冷めた紅茶に口をつける。途端にむせたように霧島が咳き込んだ。
「ゲホッ、ゴホッ! 失礼……ゴホゴホッ!」
「ちょ、霧島警視、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、問題ない……ゲホゲホッ!」
「ああ、もう、こんなに零して」
ハンカチを出して膝に零れた紅茶を拭ってやろうとしたが、その京哉の手を霧島はやんわりと払い除ける。不自然な行動の、その一瞬だけ触れた霧島の手が酷く熱いのを知って京哉はじっと灰色の目を見つめた。
「もしかして、インフルエンザじゃないですかね?」
呟きを聞いた一ノ瀬本部長と小田切が「うわっ!」と呻いて僅かでも離れようと身を仰け反らせる。片や既に免疫の出来ている京哉は冷静に霧島を問い詰めた。
「いつから自覚症状があったんですか?」
「オルファスがヒラマサを釣った辺りか。お蔭で安物ウィスキーが効いて参った」
「そんなに前から自覚症状があったなんて何で言わなかったんですか? それだと治療薬の効く四十八時間を過ぎてるかも。早くお医者さんで検査して貰わなきゃ。まずはここの医務室に行きますよ、ほら、早く!」
「待て、医務室の主はサド・西中先生だぞ。私はもう少し長生きしたい、ゴホッ」
「冗談言ってる場合じゃありませんよ。本部長、失礼します」
仕切って霧島のジャケットを掴んだまま京哉は本部長室を辞す。出てきた小田切は京哉たちを追い抜いて先にエレベーターで下って行った。詰め所に戻って給湯室でうがいをするのだろう。その背を見送り、霧島をゆっくりと歩かせながら京哉は文句を垂れた。
「サツカンなら誰でも署内や庁舎内にインフルエンザを持ち込むなんて、言語道断だと心得ていてしかるべきでしょう。今どきは一般企業だって出入り禁止で傷病休暇ですよ?」
「だからずっと、ゲホッ、咳は我慢していた、ゴホゴホッ!」
「そういう問題じゃありません。全く、子供じゃあるまいし」
「そういう誰かは、ゴホッ、丸一日も部屋に籠城していなかったか?」
すっかり自分の所業を忘れていた京哉は指摘されて黙る。静かに一階の医務室に移動した。だがサドと噂の変人外科医は話を聞いただけで二人を睨みつけて唸った。
「何だ、インフルエンザだあ? 俺のシマにそんなものを持ち込むな、出て行け!」
蹴り出す勢いで追い出され、仕方なく霧島は高熱にふわふわしながら裏に駐めた愛車の許に向かう。京哉は一旦詰め所に走り戻って取り敢えず二人分の代休申請を三日分手続きし、あとを小田切に頼んで裏の白いセダンまで走った。
助手席をリクライニングさせて霧島は伸びていた。
「じゃあ、保養所に向かいますからね。大人しく寝ていて下さい」
「嫌だ。マンションに帰ろう、ゲホゴホッ!」
「我が儘言わないで、まずはお医者さんに診せて検査して貰わないと」
「検査が終わったら帰ろう、ゴホッ」
もう取り合わずに運転席の京哉は白いセダンを駐車場から出す。ラッシュ時でもないので、敢えて裏道は通らないことにした。一方通行路などで柏仁会に襲撃されたら身動きが取れないからだ。それでも四十分ほどで保養所に辿り着く。
連絡を入れ忘れていたが、迎え出た今枝が何もかも采配してくれて、着いて十五分後には京哉の部屋のセミダブルベッドで霧島は点滴を受けていた。
各種の薬も飲んでいる。まもなく検査結果が出て、やはりA型インフルエンザという事実が確定した。早速治療薬も使ったが効くかどうかは京哉の時と同様に微妙だということだった。
「病気隠しとは全く、やることなすこと似たもの夫婦ですねえ」
「鳴海くん、赤くなってる場合じゃないわよ。旦那さまは四十一度の熱で『帰りたい』なんだから。責任を持って説得して頂戴」
医師に笑われ看護師に睨まれ、ベッド傍の椅子に座った京哉は霧島の顔を覗き込む。予想していた文句は言わず代わりにとんでもないことを他人の前で言い出した。
「昨日はお前のお蔭で熱が下がっていた。だからもう一度出すものを出せば――」
「あああ、忍さん、今日は空が青いですね! 絶好の点滴日和ですよ!」
医師と看護師は大笑いしながら部屋を出て行く。何かと室内を整えていた今枝までもが肩を震わせていた。これこそ穴があったら入りたいという気持ちだろうと京哉は思ったがいつものように霧島を叱り飛ばすことはしなかった。
熱に潤んでふちを赤くした灰色の目が非常に色っぽく、そんな霧島を煽情的に感じた自分を否定できなかったからだ。
それはともかくここの医師の腕は確かで、咳が止まった霧島はそのまま眠りに引き込まれたらしい。けれど起きたら脱走を図ることも考えられる。厳重に見張らねばと思っているうちに京哉も欠伸が出た。昨夜は徹夜だったのだ。
徹夜といえば昨夜は何度も霧島を熱く感じたのだ。なのに高熱に気付かなかった自分を蹴り飛ばしに行きたくなったが、今思ってもあの流れでは霧島を拒否することなんかできなかったに違いないとも思える。
それにしてもこの男は四十度台の高熱を発した身でありながら、あそこまでアレをナニするとは本当に侮れない……。
淫らにも我が身に霧島をリピートさせてしまい、京哉はぞくりと身を震わせた。
今枝が一礼して静かに出て行くのを待ってドアロックし、椅子に座り直すと霧島の点滴を繋いでいない右手にそっと両手を重ねる。
長い指がエロティックだなあ、などとまたも考えながら、京哉もいつしか霧島の体温を感じながら眠りに就いていた。
「あのう、もしかして暗殺肯定派は再生して、今度は実行役に柏仁会を担ぎ出したんですか?」
「鳴海くんはいい勘をしている」
「だが柏仁会をそのまま玉として担ぐ訳にもいくまい。そのまま担げば暗殺肯定派は暴力団に弱みを握られ、のちに脅され毟り取られるだけだからな。おそらく柏仁会は暗殺者との橋渡し程度にすぎんだろう。単に人材とカネをやり取りするだけ……違いますか?」
「やはりバディだね、霧島警視も勘がいい。お蔭で話が省けて助かるよ」
ひたすら紅茶を飲んでいた小田切が恐る恐る訊いた。
「まさか俺たちに柏仁会に潜入しろとかおっしゃいませんよね?」
自分もキャリアながら警視監なる雲上人にまだ慣れない小田切は堅くなって言ったが、幸い一ノ瀬本部長は首を横に振ってくれる。
「何もしなくていいのだ。ただ明日には槙原省吾がパイされる可能性が大、そこでこれまで意識するしないに関わらず、柏仁会のシノギを片端から潰しに潰してきた霧島くんと鳴海くんに警告の意味で来て貰ったのだよ」
小田切はおまけというより過去から現在までの経緯を知らせて、霧島と京哉に何事かあった場合の心づもりをさせるために呼んだらしい。
「とにかく霧島くんと鳴海くんは身辺に気を付けてくれたまえ。これまで通り銃の携行は続行するように。それと自宅周辺には警備部のSPも配置する予定だ」
「SPまで張らせるのですか?」
「きみたちという貴重な人材を失いたくないのだ。承知してくれたまえ」
霧島と京哉は顔を見合わせてから仕方なく一ノ瀬本部長に頷いた。そして二人同時に冷めた紅茶に口をつける。途端にむせたように霧島が咳き込んだ。
「ゲホッ、ゴホッ! 失礼……ゴホゴホッ!」
「ちょ、霧島警視、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、問題ない……ゲホゲホッ!」
「ああ、もう、こんなに零して」
ハンカチを出して膝に零れた紅茶を拭ってやろうとしたが、その京哉の手を霧島はやんわりと払い除ける。不自然な行動の、その一瞬だけ触れた霧島の手が酷く熱いのを知って京哉はじっと灰色の目を見つめた。
「もしかして、インフルエンザじゃないですかね?」
呟きを聞いた一ノ瀬本部長と小田切が「うわっ!」と呻いて僅かでも離れようと身を仰け反らせる。片や既に免疫の出来ている京哉は冷静に霧島を問い詰めた。
「いつから自覚症状があったんですか?」
「オルファスがヒラマサを釣った辺りか。お蔭で安物ウィスキーが効いて参った」
「そんなに前から自覚症状があったなんて何で言わなかったんですか? それだと治療薬の効く四十八時間を過ぎてるかも。早くお医者さんで検査して貰わなきゃ。まずはここの医務室に行きますよ、ほら、早く!」
「待て、医務室の主はサド・西中先生だぞ。私はもう少し長生きしたい、ゴホッ」
「冗談言ってる場合じゃありませんよ。本部長、失礼します」
仕切って霧島のジャケットを掴んだまま京哉は本部長室を辞す。出てきた小田切は京哉たちを追い抜いて先にエレベーターで下って行った。詰め所に戻って給湯室でうがいをするのだろう。その背を見送り、霧島をゆっくりと歩かせながら京哉は文句を垂れた。
「サツカンなら誰でも署内や庁舎内にインフルエンザを持ち込むなんて、言語道断だと心得ていてしかるべきでしょう。今どきは一般企業だって出入り禁止で傷病休暇ですよ?」
「だからずっと、ゲホッ、咳は我慢していた、ゴホゴホッ!」
「そういう問題じゃありません。全く、子供じゃあるまいし」
「そういう誰かは、ゴホッ、丸一日も部屋に籠城していなかったか?」
すっかり自分の所業を忘れていた京哉は指摘されて黙る。静かに一階の医務室に移動した。だがサドと噂の変人外科医は話を聞いただけで二人を睨みつけて唸った。
「何だ、インフルエンザだあ? 俺のシマにそんなものを持ち込むな、出て行け!」
蹴り出す勢いで追い出され、仕方なく霧島は高熱にふわふわしながら裏に駐めた愛車の許に向かう。京哉は一旦詰め所に走り戻って取り敢えず二人分の代休申請を三日分手続きし、あとを小田切に頼んで裏の白いセダンまで走った。
助手席をリクライニングさせて霧島は伸びていた。
「じゃあ、保養所に向かいますからね。大人しく寝ていて下さい」
「嫌だ。マンションに帰ろう、ゲホゴホッ!」
「我が儘言わないで、まずはお医者さんに診せて検査して貰わないと」
「検査が終わったら帰ろう、ゴホッ」
もう取り合わずに運転席の京哉は白いセダンを駐車場から出す。ラッシュ時でもないので、敢えて裏道は通らないことにした。一方通行路などで柏仁会に襲撃されたら身動きが取れないからだ。それでも四十分ほどで保養所に辿り着く。
連絡を入れ忘れていたが、迎え出た今枝が何もかも采配してくれて、着いて十五分後には京哉の部屋のセミダブルベッドで霧島は点滴を受けていた。
各種の薬も飲んでいる。まもなく検査結果が出て、やはりA型インフルエンザという事実が確定した。早速治療薬も使ったが効くかどうかは京哉の時と同様に微妙だということだった。
「病気隠しとは全く、やることなすこと似たもの夫婦ですねえ」
「鳴海くん、赤くなってる場合じゃないわよ。旦那さまは四十一度の熱で『帰りたい』なんだから。責任を持って説得して頂戴」
医師に笑われ看護師に睨まれ、ベッド傍の椅子に座った京哉は霧島の顔を覗き込む。予想していた文句は言わず代わりにとんでもないことを他人の前で言い出した。
「昨日はお前のお蔭で熱が下がっていた。だからもう一度出すものを出せば――」
「あああ、忍さん、今日は空が青いですね! 絶好の点滴日和ですよ!」
医師と看護師は大笑いしながら部屋を出て行く。何かと室内を整えていた今枝までもが肩を震わせていた。これこそ穴があったら入りたいという気持ちだろうと京哉は思ったがいつものように霧島を叱り飛ばすことはしなかった。
熱に潤んでふちを赤くした灰色の目が非常に色っぽく、そんな霧島を煽情的に感じた自分を否定できなかったからだ。
それはともかくここの医師の腕は確かで、咳が止まった霧島はそのまま眠りに引き込まれたらしい。けれど起きたら脱走を図ることも考えられる。厳重に見張らねばと思っているうちに京哉も欠伸が出た。昨夜は徹夜だったのだ。
徹夜といえば昨夜は何度も霧島を熱く感じたのだ。なのに高熱に気付かなかった自分を蹴り飛ばしに行きたくなったが、今思ってもあの流れでは霧島を拒否することなんかできなかったに違いないとも思える。
それにしてもこの男は四十度台の高熱を発した身でありながら、あそこまでアレをナニするとは本当に侮れない……。
淫らにも我が身に霧島をリピートさせてしまい、京哉はぞくりと身を震わせた。
今枝が一礼して静かに出て行くのを待ってドアロックし、椅子に座り直すと霧島の点滴を繋いでいない右手にそっと両手を重ねる。
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