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四、カールロット公爵令嬢は魔女である
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「いつ教えられたか、ですって? 庭? 鶏? 私への思い? おまえはいったい何がそんなに気になるの。準備万端の演説のごとくぺらぺら捲し立てて、そんなに自分があの男の特別な弟子だったと言いたいの。浅はかすぎて、聞いていられないのよ」
ルゼは短剣を弄びながら、黙って私を見据えている。
蛇は、どう動こうか考えているかのように頭を揺らしていた。私、ルゼ、と鎌首を向けては、時折玉座のヴァンフリートにも視線を向けている。
こんな状況で、時間がないのはわかっている。心臓がばくばく鳴っているのに、口が止まらなかった。
「考えが至らないなら教えてあげる。フラウリッツの最も優秀な弟子は、さっきおまえが憐れんだロザロニアよ。彼を信じ、信頼され、仲間を愛し、愛され、その手はこの世の物とも思えない美しい物を産み出す。それに引き換え、おまえときたら」
「最も愚かな弟子、とでも? どうぞなんとでも仰って」
鼻で笑うルゼを睨みつける。脳裏には、最後に見たフラウリッツの顔が思い出されていた。
まったく、あなたはなんで諦めちゃうの。
ダメな弟子を、殴りに動かないの。
「……自惚れも大概になさい、バカな子。私とおまえ、両方とも同じくらい彼を失望させた、愚かな弟子よ」
ルゼの顔から笑いが消えた。
「……同じくらい? 私と、あなたが?」
「そうよ、この現状を見ればわかるでしょ」
全く似ていない姉と妹で、視線が交わる。
私は、手を広げた。自分達以外、誰もいない回りに向かって。――寝てる人間は傀儡人形だから無視だ。
「フラウリッツは、私のためにも、あなたのためにも、ここに、来ていないのよ」
私と一緒に来て、と言った。ルゼも、共に王都に復讐しようと誘いをかけていた。
フラウリッツは、そのどちらの手も取らなかった。気が知れない、とだけ言って。
「彼を森から出すだけの動機にはならない。私も、言うまでもなく、おまえもね」
ひきこもりの大魔法使いフラウリッツ。
三人の弟子を育てたうち一人が失敗なら、その一人が気になるでしょう。
でも二人が失敗なら、もうただの教育下手というだけだ。
「……さい」
薄紅のひかれたルゼの口が小さく動いた。私はかき消すように声を被せる。
「フラウリッツは、私たちのどちらかに肩入れなんてしない。両方愚かで、両方大事な弟子だから。どちらかだけ、特別可愛がりもしないし、特別憎んだりもしない。戒律を犯すとわかっていても、魔女集会で決まるまでは手にかけようともしない」
ルゼが歯を噛み締めたのがわかった。玉座の間の、ほぼ端と端で見えるはずもないのに、なぜだか確信を持てた。
そうね、辛いわね。悔しいわね。
子どもは親に特別視してほしいもの。
良い子と誉めてもらえないならせめて、悪い子として叱ってほしいわね。味方になって貰えないなら、せめて天敵になりたいわよね。
それすらおこがましいだなんて言われたら、もうただのその他大勢でしかないものね。
「……うるさい」
「今は私とおまえのことを考えて、心を痛めてくれているかもしれない。憎んだり恨んだりするかもしれない。でも彼はいずれ前を向くわ。何事もなかったかのようにパイプをくゆらせて、気まぐれにお菓子を作って。請われれば、きっと四人目の弟子もとる。そうやって毎日忙しくなったら、かつてのわからず屋な弟子のことなんて、二の次三の次になる。ロザロニアもそう。だって側にフラウリッツがいるもの。
二人は時間をかけて少しずつ着実に、私たちのことを記憶の底に整理して、取るに足らない過去にしていくのよ。自分達の不幸をそうしたように」
正直なところ、言っている自分の心にもざくざく刺さっている。――でもおかげで、心置きなくここにこれた。
それに、きっと彼は覚えていてくれる。取るに足らない過去になっても、きっと。
何かの間違いで制裁の必要なく再会できたら、きっと『そりゃよかった』って、言ってくれる。
「彼を知っているなら、私より知っているというのなら、なおさらわかるでしょう。私の報復にも、あなたの野望にも、手を貸さないのが何よりの証拠」
「うるさい黙れ!!」
叫びと同時に、甲高い、固い音がした。
私の顔の、すぐ側の壁に水晶の短剣があたって、床に落ちた音だった。
さすがは魔女の呪具、女の細腕とはいえかなりの勢いで叩きつけられたのに、全く欠けていない。
それは床でしばらく音をたてて回っていたが、しばらくすると、見えない糸に引かれるように床を滑ってルゼのもとへと戻っていった。
「……さっきまで怯えた仔犬みたいだったのに、さすがは“厚化粧の女王気取り”なんて言われただけはある。口が回りますこと。いいわ、そのくらいでなきゃ、殺しがいもありませんもの」
投げた手でゆっくりと床から短剣を拾い上げて胸元に仕舞うと、ルゼは私に背を向けて玉座の乗る壇上へと向かって歩いた。そこでは相変わらず金髪の王太子が意識を失っている。
「そもそも、先生がいないのなんて当たり前。この王宮を包む魔法は、もうあの人がかけたものとは違う形になったのだから、転移魔法でだって入れませんもの。――さ、お喋りはおしまい」
振り返ってそう言うなり、ルゼの手に長い、大きな鞭が現れた。
「何を……」
私が問うのを待たずに、しなやかに空を裂いた黒い線が大蛇の背を打った。上下に開けた洞穴のような喉の奥から、地響きのような音が玉座の間に響き渡る。大理石の床を、立ったままの人が丸ごと入るような幅の胴がぬるりと這う。
全身が総毛立つ。生き物の、本能的な恐怖が煽られる威嚇の声。兵士の剣のような牙から垂れたよだれが、床を焼いた。
「さ、遊びましょうお姉様。追いかけっこですわ」
ルゼが冷ややかに顎をしゃくると、蛇の頭は壁を背にした私にまっすぐ突進してきた。
ルゼは短剣を弄びながら、黙って私を見据えている。
蛇は、どう動こうか考えているかのように頭を揺らしていた。私、ルゼ、と鎌首を向けては、時折玉座のヴァンフリートにも視線を向けている。
こんな状況で、時間がないのはわかっている。心臓がばくばく鳴っているのに、口が止まらなかった。
「考えが至らないなら教えてあげる。フラウリッツの最も優秀な弟子は、さっきおまえが憐れんだロザロニアよ。彼を信じ、信頼され、仲間を愛し、愛され、その手はこの世の物とも思えない美しい物を産み出す。それに引き換え、おまえときたら」
「最も愚かな弟子、とでも? どうぞなんとでも仰って」
鼻で笑うルゼを睨みつける。脳裏には、最後に見たフラウリッツの顔が思い出されていた。
まったく、あなたはなんで諦めちゃうの。
ダメな弟子を、殴りに動かないの。
「……自惚れも大概になさい、バカな子。私とおまえ、両方とも同じくらい彼を失望させた、愚かな弟子よ」
ルゼの顔から笑いが消えた。
「……同じくらい? 私と、あなたが?」
「そうよ、この現状を見ればわかるでしょ」
全く似ていない姉と妹で、視線が交わる。
私は、手を広げた。自分達以外、誰もいない回りに向かって。――寝てる人間は傀儡人形だから無視だ。
「フラウリッツは、私のためにも、あなたのためにも、ここに、来ていないのよ」
私と一緒に来て、と言った。ルゼも、共に王都に復讐しようと誘いをかけていた。
フラウリッツは、そのどちらの手も取らなかった。気が知れない、とだけ言って。
「彼を森から出すだけの動機にはならない。私も、言うまでもなく、おまえもね」
ひきこもりの大魔法使いフラウリッツ。
三人の弟子を育てたうち一人が失敗なら、その一人が気になるでしょう。
でも二人が失敗なら、もうただの教育下手というだけだ。
「……さい」
薄紅のひかれたルゼの口が小さく動いた。私はかき消すように声を被せる。
「フラウリッツは、私たちのどちらかに肩入れなんてしない。両方愚かで、両方大事な弟子だから。どちらかだけ、特別可愛がりもしないし、特別憎んだりもしない。戒律を犯すとわかっていても、魔女集会で決まるまでは手にかけようともしない」
ルゼが歯を噛み締めたのがわかった。玉座の間の、ほぼ端と端で見えるはずもないのに、なぜだか確信を持てた。
そうね、辛いわね。悔しいわね。
子どもは親に特別視してほしいもの。
良い子と誉めてもらえないならせめて、悪い子として叱ってほしいわね。味方になって貰えないなら、せめて天敵になりたいわよね。
それすらおこがましいだなんて言われたら、もうただのその他大勢でしかないものね。
「……うるさい」
「今は私とおまえのことを考えて、心を痛めてくれているかもしれない。憎んだり恨んだりするかもしれない。でも彼はいずれ前を向くわ。何事もなかったかのようにパイプをくゆらせて、気まぐれにお菓子を作って。請われれば、きっと四人目の弟子もとる。そうやって毎日忙しくなったら、かつてのわからず屋な弟子のことなんて、二の次三の次になる。ロザロニアもそう。だって側にフラウリッツがいるもの。
二人は時間をかけて少しずつ着実に、私たちのことを記憶の底に整理して、取るに足らない過去にしていくのよ。自分達の不幸をそうしたように」
正直なところ、言っている自分の心にもざくざく刺さっている。――でもおかげで、心置きなくここにこれた。
それに、きっと彼は覚えていてくれる。取るに足らない過去になっても、きっと。
何かの間違いで制裁の必要なく再会できたら、きっと『そりゃよかった』って、言ってくれる。
「彼を知っているなら、私より知っているというのなら、なおさらわかるでしょう。私の報復にも、あなたの野望にも、手を貸さないのが何よりの証拠」
「うるさい黙れ!!」
叫びと同時に、甲高い、固い音がした。
私の顔の、すぐ側の壁に水晶の短剣があたって、床に落ちた音だった。
さすがは魔女の呪具、女の細腕とはいえかなりの勢いで叩きつけられたのに、全く欠けていない。
それは床でしばらく音をたてて回っていたが、しばらくすると、見えない糸に引かれるように床を滑ってルゼのもとへと戻っていった。
「……さっきまで怯えた仔犬みたいだったのに、さすがは“厚化粧の女王気取り”なんて言われただけはある。口が回りますこと。いいわ、そのくらいでなきゃ、殺しがいもありませんもの」
投げた手でゆっくりと床から短剣を拾い上げて胸元に仕舞うと、ルゼは私に背を向けて玉座の乗る壇上へと向かって歩いた。そこでは相変わらず金髪の王太子が意識を失っている。
「そもそも、先生がいないのなんて当たり前。この王宮を包む魔法は、もうあの人がかけたものとは違う形になったのだから、転移魔法でだって入れませんもの。――さ、お喋りはおしまい」
振り返ってそう言うなり、ルゼの手に長い、大きな鞭が現れた。
「何を……」
私が問うのを待たずに、しなやかに空を裂いた黒い線が大蛇の背を打った。上下に開けた洞穴のような喉の奥から、地響きのような音が玉座の間に響き渡る。大理石の床を、立ったままの人が丸ごと入るような幅の胴がぬるりと這う。
全身が総毛立つ。生き物の、本能的な恐怖が煽られる威嚇の声。兵士の剣のような牙から垂れたよだれが、床を焼いた。
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