寵愛を受けた"元"公爵令嬢は、帝国で本当の幸せを掴む

１章

皇帝

 あぁ、やっとソフィア嬢を迎えに行けた！
 どんなに、長く待ったことか！

 だが、こんなことになるのならもっと早く.....もっと早く、あの国の異変に.........恐ろしさに気づくべきだった！
 ソフィア嬢が、あんなに虐げられていたなんて、知りもしなかった.........

 私達は、ソフィア嬢のことをもっと知ろうとしてなかったのではなかったのだろうか.....
 私達、帝国の人間が少しでも調べていたなら、この最悪の状況が変わっていたかもしれないのに.........

 我々に気づかれない所で苦しんでいた幼いソフィア嬢に気づかず、私達は普通に暮らしてしまっていたのだから。

 こんな私達には世間的に、〝屑〟という言葉があっているのかもしれないな…………

 後悔しても、遅いのかもしれない.....それでも、このことは忘れてはいけない.........

             
 私達、人間が犯した罪を.........絶対に。


 そしてこれから、少しずつ.........ソフィア嬢を笑顔にさせてあげよう。
 


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 ソフィア嬢は、主神様の実の娘！？
 そうか.........そういうことか.........だから、こんなにも他の神に愛されているんだろうな.........
 私達人間の目から見てもソフィア嬢は、とても清らかで優しい雰囲気を纏っている。
 例え、主神様の実の娘だということが分からなかったとしても、そういう人が纏うオーラは分かるものなんだろう。

 私達がこれからできることは少ないだろう。
 だか、ソフィア嬢が笑って過ごせるような、環境を国民達と作って行くことは、忘れてはいけない。



 そう。


 私は、デーヴィド帝国第99代皇帝 カイル・フォン・デーヴィドである。

 私が、できること.........それは.......
 ソフィア嬢のように、苦しむ子どもが二度と現れないように、もっとよい国を作ること。

 ただ一つだ。




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 読者の皆様、大変長くお待たせしました.........
今回は、少し短めですがあとで、再編集する可能性があります。
 更新が、あまり最近出来ずすみません(_ _)

 今日は、時間ができればもう1話更新予定です。（←そんなに自分にプレッシャーかけていいのだろうか_(　_´ω`)_...

 平日は、更新があまり出来なくなるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ﾍﾟｺﾘ♡