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1章
タリス達のお話
しおりを挟むこのお話は、読んでも読まなくても大丈夫です。あまり、内容に関係ありません。
アガウスがコアトリクエ様に会う前の、アガウスの眷属タリス達のとある一日のお話です。
ほとんど「きゅぅきゅぅ」としか言いません。
_________
「きゅうきゅっきゅきゅきゅぅ~♡♡(ごはんごはんごはん~♡♡)」
「きゅうきゅっきゅ、きゅうきゅっきゅっきゅう?(そんなに急がなくても、ご主人様がくれたごはん沢山あるでしょ?)」
「きゅうきゅ.........きゅうきゅっきゅ!(そうだけど.........お腹すいたんだもん!)」
「きゅう、きゅう。(はい、はい。)」
「きゅうきゅっきゅ!(そういえば!)」
「きゅうきゅっきゅきゅっきゅう。(今度は何よ。)」
「きゅきゅぅ.........(今日も、ご主人様元気ないね.........)」
「きゅうきゅきゅ、きゅっうきゅ。(そういわれれば、そうね。)」
「きゅぅきゅ??(どうしたんだろう??)」
「きゅ、きゅきゅっ!(あ、もしかして!)」
「きゅぅ?(わかったの?)」
「きゅうきゅきゅっ!(お腹痛いのかも!)」
「.....きゅうきゅっ?きゅっきゅきゅ。(.....バカなの?そんなわけないでしょ。)」
「きゅうきゅっきゅ、きゅっきゅっきゅうきゅっ?(このバカは放っておいて、他に思いつく理由あるかしら?)」
「きゅっきゅっ!(わかったかも!!)」
「.....きゅうきゅっきゅっきゅ?(.....このバカと同じこと言わないでよ?」
「きゅっ。きゅう、きゅきゅっきゅ?(うん。たぶん、寂しいんじゃないかな?)」
「きゅぅきゅぅ?(本当にそうかな?)」
「きゅぅきゅぅきゅっ!(絶対にそうだと思うもん!!)」
「きゅうきゅっきゅう。(なんでそう思うのさ。)」
「きゅうきゅ、きゅっきゅっうきゅきゅっ。(だって、最近ご主人様のお兄様来ないじゃん。)」
「きゅうきゅっ、きゅうきゅきゅっう。(確かに、そうかもしれないね。)」
「きゅうきゅっきゅきゅ.....きゅ、きゅきゅうきゅ.....。(ご主人様話せる人.....いや、神少ないもんね.....。)」
「.........きゅう。(.........そうね。)」
「きゅ、きゅぅきゅっ、きゅうきゅっきゅ。(早く、ご主人様だけを愛してくれる番が、見つかるといいのにね。)」
「「「「「きゅう。(そうだね。)」」」」」
「きゅうきゅっ、きゅっきゅきゅきゅうきゅ!(それが一番、ご主人様が幸せになれるもんね!)」
「きゅうきゅっきゅっきゅ、きゅうきゅっきゅ!(僕達にできることあれば、積極的にやろうよ!)」
「「「「「きゅう!!(賛成!!)」」」」」
こうして、タリス達の一日は過ぎる.........
_________
~余談~
タリス達は、特に意識せず無意識に世界の均衡を保っています。
ちなみに、タリス達にも序列や性別があったりするとか、しないとか(o^-^)
アガウスがタリス達を見分ける方法
⇒声のトーン or その日のテンション
目印がある訳でもないのに、これだけで判別するアガウス、凄すぎません??
私なら無理だと思います( ̄▽ ̄;)
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