ちゃんばら!

竹雀綾人

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第七章

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「それじゃあっしはこれで」
「ご苦労だったな」
 久蔵は懐から一分銀を出すと、縁側から庭にいるガラの悪い町人風の男に渡す。
 男は軽く頭を下げると、そのまま立ち去った。
 百足が先走ったと知ったとき、久蔵はその辺にいるごろつきに金を掴ませ探らせていた。
 そのひとりから事の顛末を聞いたところだ。
「はははは、あやつらしい」
「笑い事ではありません」
 笑う久蔵に佐門は言葉を返す。
「勝手に仕掛けるだけならまだしも、負けた上に相手に寝返るなど」
「そういうな」
 憤慨する佐門をしり目に久蔵はなおも笑う。
「そもそもあやつは寝返ったなどとは思ってもおるまいよ」
「おそらくそうでしょう」
 久蔵の言葉に佐門は頷く。
「しかしだからこそ無性に腹が立つのです」
「ははは。佐門は百足に惚れていたからな」
「いけませんか」
「うむ、いかんな」
 佐門の言葉に久蔵は頷く。
「好きになるのは構わんが、惚れるのはいかん」
「なぜです」
「惚れた相手は枷になる」
「その枷をものともしない強さを得れば良いのではありませんか」
 久蔵は相好を崩した。
「その意気や良し、といったところか」
「褒められてるとは思えませんが、素直に受け取っておきます」
「そうしておけ」
 顔をしかめる佐門に対し、破顔する久蔵。
  そうしてから、顎に手を当て、ふむ、と傾げた。
「一皮むける良いころ合いかもしれん」
 怪訝そうな顔をする佐門をしり目に、久蔵は刀を手に取ると立ち上がった。
「行くぞ」
「どちらへ」
 佐門も刀を手に立ち上がる。
「けりをつけたいのであろう」
 そういって久蔵は歩き出した。


「ここは」
 浅草の寺社の立ち並ぶ界隈を外れて、路地裏を久蔵と佐門は歩いていく。
 佐門の問いかけに無言で歩く久蔵。
  少し先に構えの良い小さな一軒家が見えたあたりで久蔵は足を止めた。
「あそこだな」
「あそこは確か」
 佐門の言葉に久蔵がつなげる。
「例の帳面の元の持ち主が住んでいる家だ」
 久蔵の答えに佐門は頷き、そして首を横に振った。
「しかしその帳面は今は件の浪人が持っているのでは」
「わしの見立てでは、百足はあそこにいる」
「え」
 佐門が目を見開く。そして頷いた。
「やはりけじめはつけなくてはなりません」
「そうだな。けじめは大切だ」
 久蔵も頷いた。それから口元をゆがめる。
「ただしけじめをつけるのは百足じゃない。佐門、お前だ」
「わたしですか」
 眉を顰める佐門に対し、久蔵は頷いた。
「わたしが斬れ、ということですか」
「まぁそれでもかまわぬが」
 久蔵は顎に手を当て歪んだ口元をさらに歪める。
「いっそ手籠めにしてしまえ」
「は」
 佐門は目を見開き、口を大きく開けた。
 引き締まった端正な顔立ちが、すこし間延びする。
「そう驚くことでもあるまい」
 久蔵は笑う。
「まぁあれだけの手練れを手籠めにするのは斬るよりも骨だが、なに、場合によっては手足の一本も斬ってしまえば静かになるぞ」
「それはそうかもしれませんが」
「あいつはそこまで馬鹿ではないからな、勝てぬとみればすぐに素直になるだろうよ」
 そういって久蔵は口元をゆがめた。
「勝てぬとみれば、な」
 その言葉に佐門は眉を吊り上げる。
  吊り上げてから大きく息を吐いた。
「わたしを試すということですか」
「試す、お主をか」
 久蔵は大仰に首を横に振る。
「何をいまさらお主を試す必要がある」
「ではなんなのです」
 佐門の問いに久蔵は顎をなでる。そして仰に首を縦に振る。
「これはいわば戯事よな」
「戯事」
「余興と言ってもよいぞ」
「余興」
 その言葉に佐門は眉をひそめた。
「余興、ですか」
「それがお主に足りぬものよ」
 久蔵はそう言って笑う。
「お主は優秀だ。まだまだ若いし伸びしろもある。いずれはわしを越え、わしを斬る事ができるだろう」
 久蔵はそう言って頷き、首を横に振った。
「しかしちとまじめに過ぎる。真っ直ぐに過ぎる」
「そうでしょうか」
 佐門は口をはさんだ。
「人を斬るのに躊躇なく、人の命を利用するにもためらいはありません。真っ直ぐな道を進んでいるとは思えません。すでに人の道からは逸れていると思いますが」
「逸れてはいるが、それはあまりにも真っ直ぐなのだ。いわば真っ直ぐに逸れている。人の道から逸れたところで、真っ直ぐなものは真っ直ぐなのだ」
 久蔵の言葉に佐門は口をつぐんだ。
「まぁよい。とにかくやってみよ。何かを得ようなどとは考えるなよ。余興から得るものはあるだろうが、何かを得ようとして余興をするなど、興ざめだからな」
「……心得ました」
 佐門は神妙に頷いた。
 その姿に久蔵は眉を歪め、しかし口角を上げる。
 そうしてから小さく息を吐いた。
「しかしそのまえにやることが出来たようだ」
「そのようです」
 久蔵の言葉に左門も頷いた。
 佐門の視線は邸宅の門前を挟んだ反対側に向けられていた。
  男が見える。
 ひとりではなく、数人がやはりこちらに視線を向けていた。
「どうみる」
「帳面目当ての連中でしょう。ただ浪人というわけではなさそうです」
「いずこかの藩士か。ちと面倒だな」
 その言葉通り、いずれの男も月代を剃りさっぱりとした恰好をしている。
 歳もいずれも若そうに見えた。おそらくは佐門と同じぐらいだろう。
 そんな男達がこちらを見ている。
 遠目にも不穏な雰囲気が伝わってくる。
 若いがゆえに血気盛んなのだ。
「面倒だな」
 久蔵はもう一度口にした。
 しかし、顰めていた眉が片方、小さく持ち上がった。
 その視線の先、若い侍に混じって壮年の男が立つ。
 その男の視線がこちらに向いた。
「話せそうなのが出てきたな」
 久蔵は頷く。
「お主はここで待て」
 そういって久蔵は歩き出す。
 それに合わせるように壮年の男も歩き出した。
 若い侍は連れていない。
 邸宅から少し離れたところで二人は向き合った。
「お互い面倒な奴に引っ掻き回されているようだな」
 切り出したのは相手の男だった。
「わしは存外楽しんでおりがな」
 久蔵はそう答える。
 男は口元を小さく歪めた。
「帳面か」
「帳面だ」
 男は頷く。
「しかしここには帳面はないぞ」
「おそらくはな」
 男の言葉に久蔵も頷いた。
「わしは中にいる女に用がある」
「ほう、『わし』もだ」
 男は久蔵に頷いてから首をひねった。
「どちらだ」
「どちらもだな」
「どちらも、ということはあの妙な女のことも知っているのか」
 男の言葉に久蔵は小さく笑う。
「確かに妙な女だな」
「どのような女なのだ」
「元は身内よ」
「なんだ」
 男は口元を歪めた。
「なればそちらは任せる」
「任されはするが、飛び散るかもしれんぞ」
「なに、火の粉は払う」
 男は低く笑う。
「もう一人はどうする」
「攫う。この場ではちと人目が多すぎるからな」
「喰いつくとも限らんぞ」
「やってみなければわからんだろう」
「それはそうか」
 久蔵は頷く。頷いてから男に応える。
「とりあえず帳面は棚上げで良いか」
「とりあえずはな」
「それでよい。裏を頼めるか」
「よかろう」
 男は頷いて踵を返すと歩み去った。
 久蔵も踵を返して歩み去る。
「表から行く」
「心得ました」
 久蔵は佐門を伴って邸宅の表へと進む。
  そのまま真っ直ぐ戸口へと向かうと、久蔵は柄に手をかける。
  戸板が倒れる音が鳴り響く。
  久蔵は戸板を蹴倒す。
  耳を斬り裂くような金属音が響く。
  居間への入り口、死角から突き出された長大な刃。
  その切っ先を久蔵は軽くかわす。
  そして居間へと踏み込む。
「久蔵の旦那」
 野太刀を構え直した百足が高い声を張り上げた。
「へんなのがうろちょろしてるのはわかったけど、人数が多いから旦那だとは思わなかったよ」「それは迂闊だったな」
 久蔵はゆっくりと刀を下げると一歩引く。
  そこに入れ替わるように佐門が踏み込んだ。
「おいたが過ぎますよ、百足」
「旦那じゃなくて佐門かい」
 百足は腰を落とすと口元をゆがめ、小さく出した赤い舌で唇をなめる。
「佐門に勝てば見逃してくれるかい」
「構わんぞ」
 久蔵は軽く返す。
「それじゃ」
 沈んだ身体が跳ねるように伸びる。
  伸びる身体に乗って、野太刀の切っ先が駆ける。
 佐門の身体がその切っ先を掻い潜る。
  伸びた刃が強引に振り下ろされる。
  佐門はその刃を素早く抜き放った刀で受ける。
  長く響く刃と刃の擦れ合う音。
  佐門は受けた刀を滑らせて踏み込む。
  一歩飛び退く百足。
  その一歩を超えて、佐門は二歩を詰める。
  詰め際に刀を横に薙ぐ。
  さらに一歩引く百足。
  そこに突きを繰り出す佐門。
  百足は野太刀を引き戻すと平地に腕を添えて突きを受けた。
  甲高い音が二撃三撃。
  今度は佐門が一歩引いた。
  そこに百足の野太刀が空を斬った。
  対峙する佐門と百足。
 ひりつく静寂。
  その静寂を悲鳴が破る。
「抜け駆けされたか」
 久蔵は柄に手をかけると邸宅の裏へと駆ける。
「佐門、ここは任せたぞ」
「承知いたしました」
 睨みあう佐門は視線をそらさず、ただ小さく頷く。
  百足は久蔵の後を追おうとするが、佐門の視線がそれを制した。
 その脇を久蔵が駆け抜けた。
  
  
「なんだっていうのさ」
 遠巻きに囲む男たちによく通る声が響く。
  男たちの真ん中には女の姿。
  手に小太刀を構え、四方を睨む。
「お前のような阿婆擦れを頼みにするとは、秀治郎も目がくらんだが」
「秀さんをしってるのかい」
「もはや語るべきことなどないわ」
 囲む男たちは柄に手をかける。
「殺すなよ」
「わかっております」
 男の声に若侍たちは頷く。
  そして次々に刀を抜いた。
  小太刀を横に構え直す女。
 じりじりと囲みを詰める若侍。
「まてまてまてまてまて」
 そこに久蔵が怒鳴り込んだ。
「抜け駆けとはいただけないぞ」
「そんなことをするつもりはない」
 平然と答える壮年の男。久蔵と打ち合わせた男だ。
「逃げられては元も子もないからな」
「そういって先に連れ出すつもりであったのだろうが」
「邪魔者が来ては元も子もないからな」
 平然と言葉を重ねる男。
「邪魔者とは、さて誰を言っているのやら」
 呟く久蔵。
「邪魔をするな」
 その久蔵に囲んでいた若侍のひとりが斬りかかる。
 久蔵は柄に手をかけたまま抜くこともなくゆるりと身を捻っていなす。
 続けて二人が斬りかかる。
  久蔵は身体を軽くひねると片方の若武者の脇に身体を滑り込ませる。
  慌てて間合いを離そうとする若侍。
  しかし久蔵はその身をぴたりと寄せ、さらにその手をつかみ捻る。
  うめき声をあげる若侍。
「相手を見誤ってはいないか」
 言うが早いか久蔵は手首を捻った若侍を突き飛ばす。
  突き飛ばされた若侍は自分の意思でそうしているかのように、そのままもうひとりの若侍に突っ込む。
  ふたりは力を捌ききれずにその場に押し倒れた。
  久蔵はそのふたりには目もくれずに小太刀を構える女に間合いに滑り込んだ。
  続けてぼとりと何かが落ちた。
  小太刀。
  女の手にしていた小太刀が畳の上に落ちる。
  女は久蔵の腕の中に力なく受け止められていた。
「こういうことは手早く済ませるものだ」
「なにぶん育ちのいいものばかりでな」
 仲間二人の様子を見て沸き立つ若侍を男が一瞥する。
  それだけで若侍たちは素直に引いた。
「後は佐門か」
 久蔵は女を無造作に若侍に預けると前の間に足を向ける。
  そこでは佐門と百足がいまだに対峙していた。
「百足」
 久蔵は一声発すると百足との間合いを詰める。
  伸びる百足の野太刀。
  その切っ先が伸び切るよりも前に久蔵の身体は百足の懐に入り込んでいた。
 百足の身体が崩れる。
  中途半端に伸びていた切っ先が強引に横に薙ぐ。
  久蔵はそれをいなす。
  百足の身体がさらに大きく崩れ、切っ先が力なく畳に触れた。
「この頑丈さだけは冷や汗ものだな」
  百足は体勢を崩しながらも野太刀を放さず、野太刀の切っ先は畳に刺さる。
 そのまま百足の姿勢は止まった。
 しかしそれ以上微動だにしない。
「佐門、少し色気を出し過ぎたな」
「面目次第もありません」
 刀を鞘に納めながら、しかし悪びれる様子もなくはっきりと答える佐門。
「嬲りすぎだ」
 その言葉に佐門は小さく口元を歪めた。
  みれば百足の丹前は筅のように切り刻まれ、覗く肢体にはそこここに赤紫の痣が走っていた。
「そちらも終わったようだな」
 男が声をかけてきた。
 若侍を引き連れ、そのひとりが女を担いでいる。
「女を連れて逃げなかったのか」
 口元を歪める久蔵。若侍は身構えるが男はただ笑った。
「逃げた方が面倒が増えそうだったのでな」
「まぁいい。ひとまずここを離れよう。あてはあるか」
 久蔵の言葉に男は若侍を顧みる。
 そのうちのひとり、若侍の真ん中に立っていた男が頷いた。
「近くに廃寺があります」
「ではひとまずそこに」
「うむ。心得た」
 久蔵の言葉に左門が百足の身体を肩に担ぐ。
 支えのなくなった野太刀がゆっくりと傾き、畳から抜けると力無く音を立てて倒れる。
 そのころにはすでに人影は無くなってた。
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みんなの感想(2件)

スパークノークス

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解除
ねおすろ
2020.05.20 ねおすろ

斬り合い、企み、食って抱く。これぞ時代劇ですね! 大好きです!
飄々とした主人公の悪党ぶりがかっこいいです。

2020.05.20 竹雀綾人

感想ありがとうございます。
励みになります。
お楽しみいただければ幸いです。

解除

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