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第六章 貴方と……合体したいッ!

絶倫皇女、おねだりを強要される ♡

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 チュッ……ヌチュ、チュッチュッ……。

 先程から乳首を口に含んで執拗に責められていた。

 乳房をふにふにと揉まれながら、口内で乳頭を中心に熱い舌でベロリと舐め上げられたり吸われたりしているのだが、ネリスお姉様とのレズプレイで本当の乳首イキを覚えてしまった私は既にトロトロに蕩けてしまっていた。

「グレン……さっきから乳首ばっかりぃぃ……♡」
「フフッ、気持ち良いでしょ? あのショーで女性に乳首でイかされてましたし……それに加えてインジーはベッドの上で可愛くおねだりもしてましたしねぇ?」

 グレンはニヤニヤと笑いながら再び乳房を揉んできたのだが、それを聞いた私は恥ずかしさのあまり「~~~~ッ!!」と顔を真っ赤にさせてしまったのだった。

 そ、それって『イングの乳首……ネリスお姉様の熱い舌でチュッチュッて吸われたいのぉぉ♡ お姉様とレズプレイしたいのぉぉ……だ、駄目?』って言ってたやつ?
(※ 第76話 絶倫皇女、お姉様とローションプレイ ★を参照)

「き、聞いて……たの?」
「女性に犯されてる貴方を見ながら一発抜きました♡」
「うえぇぇぇ……そ、そんなぁッ!」

 うわあぁぁ、もう駄目だぁぁぁぁ!
これは何のプレイ!? グレンに恥ずかしい所、いっぱい見られてるし……すっごく、すっごく、すっごく恥ずかしいよぅぅぅぅ! なんなら今すぐ消えてなくなりたいぃぃぃぃっ!

「あぅ……やだぁ……♡」

 まるで顔から火が出ているかのように熱く感じた。
恥ずかしすぎてグレンの顔が見れないが、私の様子を楽しむかのように、ニコニコと微笑みながら額にキスを落としてきた。

「ねぇ、インジー?」
「…………なんでしょうか?」
「私にもおねだりして下さい。どこをどうして欲しいのか詳しく言われないと分からないですし……ね?」

 首を傾げながらグレンにそう言われると、私はもう目がハートになるしかなかった。

 グ、グレン……♡ イケメンがそんな顔でおねだりしてくるのは反則だよぉぉぉぉぉぉッ♡ 普通にときめいちゃったじゃない♡

 いや、常にグレンにときめいてはいるけども…………って、はぅあぁぁっ!?

「あっ……はぁん♡」

 またアソコが疼いてジュン……とお湯の中で濡れ出した。
子宮が今までにない位、キュンキュンしている……だと!?

 私の子宮が今すぐにでもグレンのペニスを欲している……これは急がねばッ! また理性を失って性獣と化す前になんとかしなければなるまいッ!

「んぅ……はぁ、はぁ♡」
「……ッ」

 私の興奮している様子を見たグレンも苦しそうな表情をしていた。

 彼のペニスも私のすぐ下でビクンビクンと脈打ち、僅かに腰を浮かせて私の陰唇に擦り付けるような動きをし始めたのである。

「インジー……早くどうして欲しいのか言って下さい。まさか他人同然の女性にはおねだりできるのに、私には言えないのですか?」

 そう言って私の乳首をわざと甘噛みすると、ビリビリとした甘い痺れが私の身体を貫いた。

「やぁんっ……もぅ、意地悪っ!」
「その割には気持ち良さそうですよ? さぁ、インジー。早くどうされたいのか言って下さい。じゃないと、ずーっとこのままですよ? このままだと父上が大浴場に来て、私達はこんな所で何をしているんだとこっぴどく叱られる事になります」

 そ、そうだわ! このままだとサリヴァント皇帝陛下に行為を見られてしまうっ!

 そうなれば、私の父上の耳にも何かしらの情報が入るかもしれない! 最悪の場合『お宅の娘さん、うちの息子と大浴場であんな事やこんな事してましたよー』と言われてしまうかもしれないっ!

 くっ……この歳になってそんな恥ずかしめを受けてたまるもんですか!

 私は女優……AV女優になるのよ、イングリッド!
エロに関する恥じらいは捨てて、グレンを興奮するさせる為に甘い台詞を吐くの。私ならできる……いえ、やってみせるわ!

「グレン……♡」
「ッイ、インジー……?」

 私は甘えるようにグレンの首に抱きついた。
彼の胸板に豊満な胸を押し付けるようにキツく抱き付くと、私の股の下でペニスがピクンッと反応した。

「グレン、今から恥ずかしい事言うから……ちゃんと聞いてて?」
「……っ、はい」

 よしよし、これで良いぞ。これは照れ隠しだ。この体勢だとグレンの顔が見えない。

 ネリスお姉様とは同性だったから、ハッキリとした口調で言えたけど、大好きな彼に面と向かって性的なおねだりをするのはとっても恥ずかしいんだもん!

 緊張で震える唇を彼の耳に近付け、彼にしか聞こえない声量でワザと「やっぱり、恥ずかしい……♡」と囁く。

 わざととはいえ、心臓が破裂するくらいドキドキしていたが、グレンの心臓もドキドキと脈打っている。

 良かった、緊張してるのは私だけじゃないんだと安心した後、プルプルと震えながら彼の耳元でおねだりし始めた。

「グレン……私、乳首イキしたいの♡ 乳首でイッた後、貴方の固いペニスで子宮に向かって激しく背後から突かれたいの♡ それで、貴方の熱い精液を私に注いで欲しいの♡ 私を孕ませて欲しいの♡ 妊娠したいの♡ 私達の愛の証が欲しいの♡ いっぱいいっぱい激しく抱いて♡ お願い、グレンッ––––––––っ♡」

 私の発言を遮り、噛み付くようなキスをされた。
それは徐々に首筋から鎖骨へ、鎖骨から私の大きな乳房へと降りていった。

 彼がキスをする度に赤い斑点が身体中に散っていく。
痛みは全くなく、吸われる時に少し舌の動きを感じる程度。

 吸われる時の絶妙な力加減がとても気持ち良い……気持ち良くて堪らないっ♡

「はぁ……はぁ……ッ♡」
「インジー……貴方は本当に私をその気にさせるのが上手いですね。そんなに私の子供が欲しいのですか?」
「欲しいです……貴方、意外考えられないの。早く、私の子宮に種付けして……インジーの卵子にグレンの精子くっつけて♡ 沢山、貴方の子供産みたいのっ……あっ♡」

 パクッ……チュウゥゥ……クチュクチュッ。レロ……ペロペロッ、ンチュ……チュパッ!

 グレンが乳首にむしゃぶりついてきた。

 舌先が……私の乳頭をっ、弱い所を虐めてくるっ!

 あぁ……このゾクゾクする感じっ!
たまんなぁぁいっ♡ ネリスお姉様に責められた時と同じ感覚っ! こんなにも早くこの快感が襲ってくるだなんてぇぇ……どうしよう、このままじゃすぐにイッちゃいそう……♡

「グレンッ……ソコは弱いから駄目ぇぇっ♡」
「……ッ♡」

 あぁんッ、また舐め上げる速度が上がったぁぁ……♡ グレン、愉しそう♡ 貴方が嬉しいなら、私もすっごく嬉しい……ッんぁぁ♡

「あっあっ♡ 乳首はっ、デリケートだからぁぁ……あ、甘噛みしちゃ! あん……舌で乳頭ばっかり虐めないでぇぇ♡」

 チュッチュッチュッチュッて吸われた後に舐め上げられると、自然と嬌声が漏れ出た。

 私の声が浴室内に反響し、響き渡っている。それがグレンを更に興奮させる材料となった。

 ハァハァ……本当は静かにしなきゃいけないのに。声、止まらないのぉぉ……♡ それにとってもジンジンするぅぅ、すっごく気持ち良い––––あ、駄目。この感じ、イッちゃう……このままだと本当に乳首でイッちゃうぅぅぅぅぅぅ♡

「ッんうぅぅぅぅ♡」

 身体がジンジンしてきたっ。
自然と身体が弓形に反っていく……このままだとグレンの舌でっ……乳首でイッちゃうぅぅぅぅッ!

「~~~~~~ッグレン♡ どうしよう、もうすぐ貴方の舌でイッちゃう……あ、きた……きちゃったッ! どうしよう……また潮、噴いちゃうっ♡ あ、駄目駄目駄目。お、温泉に私の潮が混ざっちゃうッ! グレン、止めて……お願い一旦、止めてッ!」

 この後、サリヴァント皇帝陛下が入浴するのにっ!
私の潮が混ざった温泉なんて入浴したくないだろうから、必死にグレンを引き剥がそうとしたものの、男の力に敵うはずもなく、嫌がる私を見て更に興奮した様子のグレンはチュウチュウと乳首を責め立てた。

「あっ––––♡ イッ…………ちゃうっ!
グレンッ~~~~♡ 私……もう、ダメェェェェェェェェ! 潮、噴いちゃうぅぅぅぅぅぅッ!」

 ビク……ビクッ、ヒクンッ!
プシュッ––––––!

 結局、湯船の中に潮を放出してしまった私だったが「はぁーーーー、はぁーーーー♡ すっごく……きもちぃぃぃぃ……♡」と顔を蕩けさせながら余韻に浸り、息を整えながら温泉から上がる湯煙を暫く見つめていたのであった。
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