【本編完結】【R18】新米冒険者くんの溺愛〜高嶺の花である私が夜は年下男子にひんひん泣かされているだなんて、絶対誰にも知られたくない!〜

鈴木 桜

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第5章 若い子に嫉妬してるだなんて、絶対誰にも知られたくない!

第19話 ボクにとっては、ご褒美です(※)

(今日は私が、サイラスくんをひんひん泣かせてやるんだから!)

 心の中で拳を握って叫んだ私の身体の下では、そのサイラスくんが驚きに固まっている。ややあって私の意図がわかったのだろう。今度はうっとりと微笑んだ。

「サイラスくんは、動いちゃダメだよ」
「……わかりました」

 キッと睨みつけると、サイラスくんが慌てて表情をきゅっと引き締めた。

「わかってないでしょ」
「そんなことないです。ちゃんと、言うことききます」

(信用できない)

 私は、首元に巻いていたスカーフをほどいた。サイラスくんの手を彼の頭上にまとめて、それで縛る。

「っ……! こんなこと、どこで覚えてきたんですか」
「どこだっていいでしょ」

 できるだけツンと言うと、サイラスくんが息を飲んだのがわかった。

「これは、お、お仕置きなんだから」

 自分の知らない私を見て、ヤキモキすればいい。

(今日も、クレアちゃんに感謝……!)

 サイラスくん不在のため暇を持て余した私が彼女に借りた雑誌『en・en』、今月号の特集は『いつもと違う私を見て! マンネリなんて言わせない!』だ。

「それで、どうするんですか?」
「んっ」

 かすれた声で言われて、それだけで私の身体が熱くなる。

(そういえば、サイラスくんに触るの、2週間ぶりだ……)

 きゅんとソコが切なくなって、私は馬乗りになった彼の腹の上で腰を前後に揺らした。
 水音がわずかに響いて、私の頬が熱くなる。

「黙って見てて」

 言ってから、ゆっくりとブラウスのボタンを外し始めた。

「……赤」

 サイラスくんの頬が赤い。今日の下着は、『en・en』を参考にして、いつもと違う色にしたのだ。

(久しぶりに会えると思ったから……)

 見せることもないかと思っていたが、思わぬ展開で日の目を見ることになった、真っ赤なレース。それを見せつけるようにブラウスの前を開きながら、サイラスくんを睨みつける。

「しゃべっちゃダメ」
「はい……っ」

 ブラウスは前を開けただけにして、スカートを捲りあげる。

「んっ」

 もう一度、彼の腹にソコを押し付けた。

「あっ、んっ」

 いやらしい水音と私の情けない喘ぎ声が響いて、腰が震える。

「……っ」

 その様子をサイラスくんが見ている。眉を寄せて、唇を引き結んで、ちょっと苦しそうだ。

(お仕置き、できてる……)

 私は、そう思った。

「んっ、あぁ、んんっ」

 そのまま、そっと後ろに手をやった。サイラスくんの股間では、立派なイチモツが既にはちきれそうになっていた。布越しに触れると、ビクンと大げさなほどに震える。

「んっ、もう、おっきいね」
「……っ!!」
「触ってほしい?」
「んっ、触ってほしいですっ……!」
「……ダメ」

 また、息を飲むサイラスくん。

「我慢して」

 言いながら、今度はサイラスくんの服を脱がしにかかる。装備を入れるための革のベルトを外し、シャツのボタンを外して前をはだけさせる。リビングの暖色系の照明に照らされて、彼の鍛え上げられた身体が晒された。

「んっ」

 鎖骨に触れると、彼の眉が震えた。その様子に、私のナカから蜜が溢れ出す。
 腰を揺らしながら、サイラスくんの身体に指を滑らせた。鎖骨、胸、腋、腹……。さわさわと触れるのがもどかしいのだろう、サイラスくんの身体が揺れて。同時に私の身体の熱も上がっていく。

「はっ、んっ」
「あっ、あ、んんっ」

 二人して呼吸が荒くなっていく。

「ね、エミリーさん」
「しゃべっちゃ、ダメ」
「も、我慢できません」
「んっ、ダメ……」
「キス、したい……!」

 きゅうっと喉を絞り上げたような声に、我慢ができなくなったのは私の方だった。
 噛み付くようにキスをして、吸い付いて、舌を絡め合う。

「あっ、んっ、ふぅっ」
「はっ、んっ」

 私は彼の頭を両手で抱えるように縋り付いて、火照った身体を揺らし続けた。

「はっ、エミリーさん」
「んっ」
「も、我慢できません」
「だ、め……っ!」
「でも……」

 不意に、サイラスくんが腰を突き上げた。

「あああぁっ」

 彼の逞しい腹筋が私のソコを強く擦り上げて。下着越しだというのに私の蜜が彼の腹筋を濡らして、ぬるぬると刺激する。

「エミリーさん、できますか? 自分で」
「んっ、でき、るぅ……!」
「でも、もう足ガクガクですよ」

 彼の言う通り私の足腰はガクガクと震えていて、腕だって力を失くしかけている。

「あんっ!」

 押し付けていた胸に彼の唇が触れて、ビクリと震えた身体がペシャリと崩れた。

「触らせてください。お願いします」
「でも、これ、お仕置きなのに……」
「こんなのっ、お仕置きになってませんよ」
「え?」
「ボクにとっては、ご褒美です。ほらっ……!」

 そう言って、彼がモゾモゾと身体を動かした。私のソコに、彼の股間が触れる位置まで身体をずらすと、ズリズリと腰を揺らした。

「あっ、あっ、あぁっ!」
「ね。こんなに、なっちゃってる。すごく、興奮してます」
「あっ、だめ、動いちゃダメぇ……!」

 そのままの姿勢で何度も突き上げられて、私の頭がまた馬鹿になっていく。

「あっ、あっ、あ、んっ! も、だめ、あぁ!」
「エミリーさん、エミリーさん、お願いします」
「あっ、んっ!」
「触らせて、ください。早く、気持ち良くなりましょ? ね?」
「でも、ぉ……」
「お説教なら、後でっ、ちゃんと聞きます」
「んっ」

 ぐちゅぐちゅとはしたない音を立てながら、まるで挿入された時のように揺すられる。腰から脳天に快感が突き抜ける中で、サイラスくんの切ない声が耳をついて、私の目尻に涙が浮かんだ。

「今夜はっ、エミリーさんの言うこと、ぜんぶ聞きます」
「あっ」
「明日も、ボクが早起きしてっ、朝食作って」
「あぁぁっ」
「なんでもします。だからっ……!」
「あっ、何も、……何もしなくていいから……!」

 私は、最後の気力を振り絞ってサイラスくんの身体を抱きしめた。


「私のこと、嫌いにならないで……!」


「なりません……っ!」
「私だけって、言って」
「エミリーさんだけです」
「んっ、好き。好きなの、サイラスくん」
「エミリーさん、好きです。好き」

 今度はサイラスくんから、噛み付くようにキスをされる。キスの合間に、私は必死に彼にすがりついた。

「他の子に、笑いかけないで」
「はい」
「他の子と、手を繋がないで」
「はい」
「他の子の名前、呼ばないで」
「はい」
「私だけ、見てて……!」
「はい」

 いつの間にスカーフを解いたのか、サイラスくんが私の腰をガシッと掴んだ。そして、片手でショーツの前側を掴んで引き上げる。そうすると、蜜壺にショーツが食い込んだ。

「ああああっ!」

 そのまま揺らされると、私の秘豆が擦り上げられる。

「ボクは、エミリーさんだけです。これからも、ずっと」
「んっ、んっ、あっ!」
「信じてください」
「んっ、あっ、しんじる……ッ!」
「ほんとに?」
「んっ。だから、もっと、……もっとして、ぇ!」

 ──ゴクリ。

 サイラスくんが、息を飲んだ。
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