ある公爵令嬢の死に様
彼女は生まれた時から死ぬことが決まっていた。
まもなく迎える18歳の誕生日、国を守るために神にささげられる生贄となる。
だが、彼女は言った。
「私は、死にたくないの。
──悪いけど、付き合ってもらうわよ」
かくして始まった、強引で無茶な逃亡劇。
生真面目な騎士と、死にたくない令嬢が、少しずつ心を通わせながら
自分たちの運命と世界の秘密に向き合っていく──。
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面白いです。
ドアマットヒロインに収まらないアイセルの勇気と行動力に惹かれて読んでいたら、他国も絡んだきな臭い話になってきてハラハラします。
手帳をこっそり受け継いできた女性たちの思いが作品の底に流れているような気がして、彼女たちの思いがどうか報われますようにと思います。
続きを楽しみにしています。
感想ありがとうございます!
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