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第6話 自由すぎだろ!?
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額には5角文様を浮かばせており、回りの景色が凍り付いている。
青白い髪色をしており、肌も白っぽい。と言うよりかは所々に霜の様な物が浮かんでいる。
一歩地面を踏みしめるだけで、地面が凍り付いている。
「寒い」
「お前のせいだろうが」
「俺はこの世界に来た時寒いと感じた。だから寒いんだろうな」
「違うと思うけど、その文様の力だろうね、極寒だっけか」
「この文様は関係ない、この場所が寒いからだ」
「いや、もう少し地面を見ろ」
「なんだと、凍ってるではないか」
「お前だろうが」
「違う、俺のいた世界では、元々凍っていた」
「だから気付かなかったのか、氷の大陸だったんだろうな」
「氷の山だ。失礼な」
「どこが失礼なんだよ」
「ブルーがいないぞ」
「誰だよ」
「グレイスフリアだ」
「それならウィーバーとかいう奴がいるけど」
「それはくそ親父だ」
「そうか、確かに似てるけど、雰囲気違うな」
「気にするな」
「お前は呼び出しスキルとかで呼ばないのか?」
「そんな便利なスキルは習得しとらん」
「じゃあ、どうすんだよ」
「地面を凍らせるだけだ」
「滅茶苦茶迷惑な存在だろうがよ」
「気にしすぎはよくないぞ」
「普通は気にするだろ」
「そうか、かき氷でも作って売り出そう」
「それは名案だな、エルレイム王国では氷なんてぜいたく品は作れないからなー」
「ふ、名案すぎるだろうが」
そう言いながら、地面を凍り付かせて歩き、辺りの空気に霜を生やしているシェイバーが立ち去って行った。
もう、迷いや恐怖はない、何でも自由な奴等着やがれってんだ。
次に出てきたのは、道化の仮面をかぶって、ユニコーンの角のような白い物を頭から天に向かって生やしている。少年が出てきた。
彼はこちらを見ると。
体をてきぱきと動かして、何やら感情を表している。
どうやら言葉を発っさないようだが。
「ごほ」
「喋れるんかい」
「ロイーロイロイー久しぶりーの世界は美味しい空気、あれ、メレルのねえさんだ。ピロルムの父さんの臭いもするなー」
「1角の文様というよりかは、角そのものだな、力は折れる事なく、どこまでも1本筋に伸び続けるか」
「それがワタクシの力ですよー道化分身てスキルも使えますが、疲れるのでやりたくないですね」
「じゃあ、ピエロト、その角で、何が出来るか考えてくれ」
「考えるのあまり好きじゃないんでけどねーあれですね、道化のようにサーカス団でも作るとしましょうか」
「お、それはいい考えだな」
ピエロトがげらげらと笑いながら立ち去っていくと。
次が問題だ。
オーク族王グルブ。
オーク族とは遥か昔に滅びたとされる。
ゴブリン族、オーガ族、オーク族の3種類がこの世界の均衡を崩して、何度も人類を破滅させようとしてきた。
勇者と呼ばれる伝説の人間がそいつらを滅ぼしたとされるが。
そこには、子供と同じくらいの緑色の褐色の肌をしているオークが立っていた。
オークの背中には1本の板剣が背負われており。短パン姿であった。
「よぉ、というか、ここどこだ? あれ、ロイか、つうかロムもいるな」
「初めましてなんだけどね、オーク族王だからまた世界を滅ぼすのかと」
「はっは、そんな事はしないさ、どうやらこの世界ではオーク族は珍しいんだろうけど、残念だが、おいらのいた世界では当たり前のように住んでいるさ。まぁおいらの世界ではゴブリン族は滅んでるんだけどな」
「それを聞いてよかった、情報によると【スキル:仲間を呼ぶ】で異世界よりオークを大量に呼び込む事が出来るとか」
「おうよ、それで、何かをしろってことだろ」
「出来れば、トメイロさんのトマト農業を手伝って欲しくて、これから規模を増やしていこうかと思ってるみたいで」
「トメイロの旦那も来てるのか、おし、やるとしよう」
グルブが走っていなくなった。
ロイは、勝手に発展していくエルレイム王国を見ていて。
なんかこんな簡単に国を作れてしまって良いのだろうかと。
少なからず疑問を抱き始めていた。
ついに、スライム狩を集中しているだけではレベルアップは見込めなくなって来た。
スライムを片端から殺しつくすロイは、もはやスライムキラーと呼ばれるにふさわしい男になり果てていたのだから。
「何気にかっこいい感じですけど、スライムキラーって悲しいですね」
「お前が言うなや」
「私はですね、こう言っているのです、スライムばかり狩ってないでドラゴンとか狩りなさいと」
「それは無理な相談だなメレル、俺はスライムで成り上がるぜ」
「その時点で何もかも終わってる気がしますが」
「次のスライムが出る場所はないかな」
「この世界のモンスターがスライムだけと思ってませんか?」
「違うのか?」
「昨日なんか、ジャン老人さんはドラゴンモドキを狩ってきましたよ、皆焼肉騒ぎでしたのに、あなたは一生懸命スライム狩りですか」
「わりーかよ、ドラゴンなんて邪道だ」
「いや、王道ですよ」
「あと、ドラゴンは滅んでるから、ドラゴンモドキなんて知るか」
「それでも王道ですよ」
「最近なスライム食ってみたんだよ」
「ついにあなたも終わってきましたか、スライムの核はお腹が減った時の最終手段だと聞いておりますが」
「それがよー激マズだったけどな」
「けど?」
「スキル覚えたぞ」
「ぶ」
メレルが思わず汚らしく笑ってしまったが。
「これがよー捕食ってスキルらしいな」
「どんなスキルなんですか」
「食った奴の力を一部使えるらしい」
「へぇー」
「見てろよ、俺のスライム纏いを見やがれ」
そう言いながらロイの体をスライムのようなぶよぶよが纏い始めた。
「きも」
「ひどくね、ようやく手に入れた2つ目のスキルだぞ」
「ちょっと悲しいですね、捕食ならドラゴンモドキを食うなりしたら、火でも吹けるんじゃないんですか」
「この捕食スキルには条件があってな」
「ほほう」
「1殺して10秒以内に食え」
「ほぼ生じゃないですか」
「激マズなんだよなー」
「ロイ、食中毒で死にますよ」
「それがよーなんか分からんけど、スライム狩りばかりしてたから、スライムの気持ちがわかるんよ」
「意味が分かりませんから」
「どこの部位を食えば安全かがわかるんよ」
「それもう極限にスライムキラーのマスターで良いのでは?」
「だから俺はスライムを殺しまくって捕食しまくるぜ」
「結果としてぶよぶよが増え続けるだけじゃないですかー」
「見てろよ俺はスライム使いになる」
「なんか目標間違ってませんか?」
「よーし今日もスライム狩りスライム狩り」
「永遠にレベルが上がらないと思うんですけど」
ロイはレベル10から1か月間上がる事がなく、エルレイム王国自体が繁栄していった。
残念な事に住民はほぼおらず、異常な強さを誇る人物達が守る国となり。
こうした。危険な国に挑む盗賊、山賊達は毎回返り討ちにあい、死体は肥料となるのであった。
これが、レベルアップガチャで繁栄を始めていくスライムキラーロイという男の始まりであったのだが。
それを知る者はあまりいなかった。
青白い髪色をしており、肌も白っぽい。と言うよりかは所々に霜の様な物が浮かんでいる。
一歩地面を踏みしめるだけで、地面が凍り付いている。
「寒い」
「お前のせいだろうが」
「俺はこの世界に来た時寒いと感じた。だから寒いんだろうな」
「違うと思うけど、その文様の力だろうね、極寒だっけか」
「この文様は関係ない、この場所が寒いからだ」
「いや、もう少し地面を見ろ」
「なんだと、凍ってるではないか」
「お前だろうが」
「違う、俺のいた世界では、元々凍っていた」
「だから気付かなかったのか、氷の大陸だったんだろうな」
「氷の山だ。失礼な」
「どこが失礼なんだよ」
「ブルーがいないぞ」
「誰だよ」
「グレイスフリアだ」
「それならウィーバーとかいう奴がいるけど」
「それはくそ親父だ」
「そうか、確かに似てるけど、雰囲気違うな」
「気にするな」
「お前は呼び出しスキルとかで呼ばないのか?」
「そんな便利なスキルは習得しとらん」
「じゃあ、どうすんだよ」
「地面を凍らせるだけだ」
「滅茶苦茶迷惑な存在だろうがよ」
「気にしすぎはよくないぞ」
「普通は気にするだろ」
「そうか、かき氷でも作って売り出そう」
「それは名案だな、エルレイム王国では氷なんてぜいたく品は作れないからなー」
「ふ、名案すぎるだろうが」
そう言いながら、地面を凍り付かせて歩き、辺りの空気に霜を生やしているシェイバーが立ち去って行った。
もう、迷いや恐怖はない、何でも自由な奴等着やがれってんだ。
次に出てきたのは、道化の仮面をかぶって、ユニコーンの角のような白い物を頭から天に向かって生やしている。少年が出てきた。
彼はこちらを見ると。
体をてきぱきと動かして、何やら感情を表している。
どうやら言葉を発っさないようだが。
「ごほ」
「喋れるんかい」
「ロイーロイロイー久しぶりーの世界は美味しい空気、あれ、メレルのねえさんだ。ピロルムの父さんの臭いもするなー」
「1角の文様というよりかは、角そのものだな、力は折れる事なく、どこまでも1本筋に伸び続けるか」
「それがワタクシの力ですよー道化分身てスキルも使えますが、疲れるのでやりたくないですね」
「じゃあ、ピエロト、その角で、何が出来るか考えてくれ」
「考えるのあまり好きじゃないんでけどねーあれですね、道化のようにサーカス団でも作るとしましょうか」
「お、それはいい考えだな」
ピエロトがげらげらと笑いながら立ち去っていくと。
次が問題だ。
オーク族王グルブ。
オーク族とは遥か昔に滅びたとされる。
ゴブリン族、オーガ族、オーク族の3種類がこの世界の均衡を崩して、何度も人類を破滅させようとしてきた。
勇者と呼ばれる伝説の人間がそいつらを滅ぼしたとされるが。
そこには、子供と同じくらいの緑色の褐色の肌をしているオークが立っていた。
オークの背中には1本の板剣が背負われており。短パン姿であった。
「よぉ、というか、ここどこだ? あれ、ロイか、つうかロムもいるな」
「初めましてなんだけどね、オーク族王だからまた世界を滅ぼすのかと」
「はっは、そんな事はしないさ、どうやらこの世界ではオーク族は珍しいんだろうけど、残念だが、おいらのいた世界では当たり前のように住んでいるさ。まぁおいらの世界ではゴブリン族は滅んでるんだけどな」
「それを聞いてよかった、情報によると【スキル:仲間を呼ぶ】で異世界よりオークを大量に呼び込む事が出来るとか」
「おうよ、それで、何かをしろってことだろ」
「出来れば、トメイロさんのトマト農業を手伝って欲しくて、これから規模を増やしていこうかと思ってるみたいで」
「トメイロの旦那も来てるのか、おし、やるとしよう」
グルブが走っていなくなった。
ロイは、勝手に発展していくエルレイム王国を見ていて。
なんかこんな簡単に国を作れてしまって良いのだろうかと。
少なからず疑問を抱き始めていた。
ついに、スライム狩を集中しているだけではレベルアップは見込めなくなって来た。
スライムを片端から殺しつくすロイは、もはやスライムキラーと呼ばれるにふさわしい男になり果てていたのだから。
「何気にかっこいい感じですけど、スライムキラーって悲しいですね」
「お前が言うなや」
「私はですね、こう言っているのです、スライムばかり狩ってないでドラゴンとか狩りなさいと」
「それは無理な相談だなメレル、俺はスライムで成り上がるぜ」
「その時点で何もかも終わってる気がしますが」
「次のスライムが出る場所はないかな」
「この世界のモンスターがスライムだけと思ってませんか?」
「違うのか?」
「昨日なんか、ジャン老人さんはドラゴンモドキを狩ってきましたよ、皆焼肉騒ぎでしたのに、あなたは一生懸命スライム狩りですか」
「わりーかよ、ドラゴンなんて邪道だ」
「いや、王道ですよ」
「あと、ドラゴンは滅んでるから、ドラゴンモドキなんて知るか」
「それでも王道ですよ」
「最近なスライム食ってみたんだよ」
「ついにあなたも終わってきましたか、スライムの核はお腹が減った時の最終手段だと聞いておりますが」
「それがよー激マズだったけどな」
「けど?」
「スキル覚えたぞ」
「ぶ」
メレルが思わず汚らしく笑ってしまったが。
「これがよー捕食ってスキルらしいな」
「どんなスキルなんですか」
「食った奴の力を一部使えるらしい」
「へぇー」
「見てろよ、俺のスライム纏いを見やがれ」
そう言いながらロイの体をスライムのようなぶよぶよが纏い始めた。
「きも」
「ひどくね、ようやく手に入れた2つ目のスキルだぞ」
「ちょっと悲しいですね、捕食ならドラゴンモドキを食うなりしたら、火でも吹けるんじゃないんですか」
「この捕食スキルには条件があってな」
「ほほう」
「1殺して10秒以内に食え」
「ほぼ生じゃないですか」
「激マズなんだよなー」
「ロイ、食中毒で死にますよ」
「それがよーなんか分からんけど、スライム狩りばかりしてたから、スライムの気持ちがわかるんよ」
「意味が分かりませんから」
「どこの部位を食えば安全かがわかるんよ」
「それもう極限にスライムキラーのマスターで良いのでは?」
「だから俺はスライムを殺しまくって捕食しまくるぜ」
「結果としてぶよぶよが増え続けるだけじゃないですかー」
「見てろよ俺はスライム使いになる」
「なんか目標間違ってませんか?」
「よーし今日もスライム狩りスライム狩り」
「永遠にレベルが上がらないと思うんですけど」
ロイはレベル10から1か月間上がる事がなく、エルレイム王国自体が繁栄していった。
残念な事に住民はほぼおらず、異常な強さを誇る人物達が守る国となり。
こうした。危険な国に挑む盗賊、山賊達は毎回返り討ちにあい、死体は肥料となるのであった。
これが、レベルアップガチャで繁栄を始めていくスライムキラーロイという男の始まりであったのだが。
それを知る者はあまりいなかった。
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