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第35話 スピードスライムには投擲スライム
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ロイは思考をし続ける。
回りを見ると結構離れている先に速すぎるスライムがいる。
彼等の名前をスピードスライムと呼ぶ。
緑色のスライムで。形が少しだけ歪んでいた。
地面をバウンドするのではなくて、するすると転がるようにして移動する。
そのスピードは馬よりも早い、下手したらネズミよりも早い。
「速く食いたい」
きっと不味いのだろう、だけどとても食べてみたい。
スライムを食べるとなぜか元気になってくる。
捕食スキルのせいもあるのかもしれないが、スライムは基本的にまずい。
「顔がやばいですよ」
メレルの悲しい助言を聞きつつも。
「よーし」
ロイは右手にスライムの塊を出現させる。
それを全身全霊を込めて、ぶん投げる。
1つの砲撃のように吹き飛び、スピードスライムを跡形もなく消滅させていた。
吹き飛んだスピードスライム。緑豊かな草原に空いた巨大な穴。
「あなたは大砲ですか」
「いや、スライムの塊をぶん投げただけなんだけどな」
その大きな穴に向かうと、スピードスライムが沢山いた。
奴等はこちらに気付くと瞬時に移動を始める。
だが、クレーター状になっているのでぐるぐるとそこを回っているだけ。
「ぐひひ」
「笑い方がえげつないですよ」
メレルの悲しき突っ込みを受けながらも。ロイは次なる手とばかりにそこへと躍りかかった。
クレーターの周りをぐるぐると回転するスピードスライムに対してロイは片端から誕生日に貰った剣で串刺しにする事に成功しなかった。
「あたらねーし」
「速すぎるんですわね」
「心の中で精神統一しつつっと」
昔、神速のルーム・クラフという老人がいて、彼から戦い方と言う物をふざけ半分で聞いたことがある。
その話によると、心の目で見よという意味不明な事を言っていた気がするが。
今のロイにはそれを感じる事が出来るのだろうと、そんな気はしていた。
「って、当たらねーし、何が心の目で見よだ」
「いえ、ロイ、あなたは心の目で見ていませんわ」
「どうやって見るのさ」
「良いですかロイ、こうするんです」
メレルが投げたナイフ。
それはスピードスライムの核に命中していた。
「これは技術、応用、そういうものです。レベルなんて関係ありません」
「ふーむ」
ロイは精神統一をしていくようにして、心の奥底から何かが芽生えるのをうっすらと感じながら。
そうして、剣を串刺した。
瞼を開いた時、目をゆっくりとパチパチさせたとき。
その時分かったんだが。
スピードスライムを10体同時に倒していた。
「凄い」
「なんかなんとなくだけど分かってきた気がするよ」
そうして、レベルが11になった。
「ガチャが1回出来るようになったけどさ」
「ここでガチャを回しますか?」
「そりゃーそうだろうな、その前に、スピードスライムでも討伐しまくるとしようかな」
ロイはにやりと不気味に微笑して見せたのであった。
それから2時間、スライムの塊を投擲して、爆発させて、クレーターを作りスライムを集めて、心の目で片っ端から動きまくるスライムを殺害しまくった。
その結果、レベルは12になり、なんとガチャが合計で2回出来るようになった。
辺りを埋め尽くすスピードスライムの死骸。
ロイは片っ端から10秒以内に食べまくった。
まるで飢えに苦しむ餓鬼のように。
ただひたすら、スピードスライムを捕食し続ける。
すると、体に纏われていたスライムの膜が緑と青になっていく。
足に纏えるスライムが靴のように変化していくと。
「うお、すげええええ」
ロイは馬よりも早くネズミよりも早く走る事が出来るようになった。
一瞬でバレスダ領地にある草原地帯をぐるっと走り回る。
通り過ぎていった馬車。空を飛ぶワイバーン。数えきれない動物。
そうして、穴ぼこだらけになってしまった緑色の草原。
メレルはきょとんと立っており。
ロイを見て微笑する。
「速すぎますロイ」
「これくらいは当然さ、スピードスライムシューズと名付けようか」
「なんかださいです」
「失礼な!」
2人し手爆していくと。
「じゃあ、そろそろ、ガチャの時がやってきたようだな」
回りを見ると結構離れている先に速すぎるスライムがいる。
彼等の名前をスピードスライムと呼ぶ。
緑色のスライムで。形が少しだけ歪んでいた。
地面をバウンドするのではなくて、するすると転がるようにして移動する。
そのスピードは馬よりも早い、下手したらネズミよりも早い。
「速く食いたい」
きっと不味いのだろう、だけどとても食べてみたい。
スライムを食べるとなぜか元気になってくる。
捕食スキルのせいもあるのかもしれないが、スライムは基本的にまずい。
「顔がやばいですよ」
メレルの悲しい助言を聞きつつも。
「よーし」
ロイは右手にスライムの塊を出現させる。
それを全身全霊を込めて、ぶん投げる。
1つの砲撃のように吹き飛び、スピードスライムを跡形もなく消滅させていた。
吹き飛んだスピードスライム。緑豊かな草原に空いた巨大な穴。
「あなたは大砲ですか」
「いや、スライムの塊をぶん投げただけなんだけどな」
その大きな穴に向かうと、スピードスライムが沢山いた。
奴等はこちらに気付くと瞬時に移動を始める。
だが、クレーター状になっているのでぐるぐるとそこを回っているだけ。
「ぐひひ」
「笑い方がえげつないですよ」
メレルの悲しき突っ込みを受けながらも。ロイは次なる手とばかりにそこへと躍りかかった。
クレーターの周りをぐるぐると回転するスピードスライムに対してロイは片端から誕生日に貰った剣で串刺しにする事に成功しなかった。
「あたらねーし」
「速すぎるんですわね」
「心の中で精神統一しつつっと」
昔、神速のルーム・クラフという老人がいて、彼から戦い方と言う物をふざけ半分で聞いたことがある。
その話によると、心の目で見よという意味不明な事を言っていた気がするが。
今のロイにはそれを感じる事が出来るのだろうと、そんな気はしていた。
「って、当たらねーし、何が心の目で見よだ」
「いえ、ロイ、あなたは心の目で見ていませんわ」
「どうやって見るのさ」
「良いですかロイ、こうするんです」
メレルが投げたナイフ。
それはスピードスライムの核に命中していた。
「これは技術、応用、そういうものです。レベルなんて関係ありません」
「ふーむ」
ロイは精神統一をしていくようにして、心の奥底から何かが芽生えるのをうっすらと感じながら。
そうして、剣を串刺した。
瞼を開いた時、目をゆっくりとパチパチさせたとき。
その時分かったんだが。
スピードスライムを10体同時に倒していた。
「凄い」
「なんかなんとなくだけど分かってきた気がするよ」
そうして、レベルが11になった。
「ガチャが1回出来るようになったけどさ」
「ここでガチャを回しますか?」
「そりゃーそうだろうな、その前に、スピードスライムでも討伐しまくるとしようかな」
ロイはにやりと不気味に微笑して見せたのであった。
それから2時間、スライムの塊を投擲して、爆発させて、クレーターを作りスライムを集めて、心の目で片っ端から動きまくるスライムを殺害しまくった。
その結果、レベルは12になり、なんとガチャが合計で2回出来るようになった。
辺りを埋め尽くすスピードスライムの死骸。
ロイは片っ端から10秒以内に食べまくった。
まるで飢えに苦しむ餓鬼のように。
ただひたすら、スピードスライムを捕食し続ける。
すると、体に纏われていたスライムの膜が緑と青になっていく。
足に纏えるスライムが靴のように変化していくと。
「うお、すげええええ」
ロイは馬よりも早くネズミよりも早く走る事が出来るようになった。
一瞬でバレスダ領地にある草原地帯をぐるっと走り回る。
通り過ぎていった馬車。空を飛ぶワイバーン。数えきれない動物。
そうして、穴ぼこだらけになってしまった緑色の草原。
メレルはきょとんと立っており。
ロイを見て微笑する。
「速すぎますロイ」
「これくらいは当然さ、スピードスライムシューズと名付けようか」
「なんかださいです」
「失礼な!」
2人し手爆していくと。
「じゃあ、そろそろ、ガチャの時がやってきたようだな」
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