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第45話 あれは何が起こってるんだ?
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戦艦の上。
名前をノアの方舟。
地球より氷の大地の異世界の扉を通ってやってきた。
その主はロウと呼ばれる少年。
今年で15歳へとなる。
緑色の髪の毛を風に揺らしながら。
遠くを見つめる。
その後ろには7人の男女が立っている。どれもフードをかぶって姿を見せない。
だが最後に1人とぼとぼとやってくる。空箱のヴォルド・マッカートだった。
彼はにこやかに笑うと。
「ファイガスタの将軍が圧倒されている?」
「あれがキミが言う、最強の15将軍という事か?」
「そうです。元々は16将軍だったのですが、わしが抜けた事で15将軍となったのです、ですがあそこには帝王ラッドンと狂乱バルゼロと流星ガキと賢者のリーチャンがいません」
「どうやら遠くで陣を敷いているのがあれだろう。お前はどうしたい、空箱のヴォルド」
「そうですね、過去の清算をしたいと思います」
「そうか、なら、あそこの陣へと向かおうか」
船が移動を始めようとすると。
ロウはその光景を見ていた。
1人のクワを持っている男が、大地を穿ち、クワをぶん回す。
沢山の骨の槍が飛来するも、異空間に消されていく。どうやら何かしらのスキル持ちが援護しているようだ。
包帯が無数に飛ぶも、1人のメイド姿の女性が二刀流の剣で次から次へと両断していく。
ゴーストが巨大化すると、骨の体を持った男が巨大な顎を開いて食べ始める。
戦車の模型が無数に現れると、マイクを持った女性が歌で吹き飛ばす。
巨大なカマを持った死神のロボットみたいな奴は四足歩行の獣のような人間とバトルを繰り広げ。
ただのおっさんは無数の武器を持つ手をもった老人と鎧姿の老婆と戦っている。
爆発が轟く中、どうやら見ただけで爆発させているようで、それに対して寝ぼけ眼の少年が避け続けている。
本を持っている老婆は音楽家と何やらでにらみ合い、ドラゴンのような人間が何度も無敵の男に攻撃を浴びせている。
子供のような全身黒ずくめはけらけら笑っている。
大地が荒野が草原が森がアララスタ王国の大部分がカオスのような戦闘で破壊されていく。
その超人的な戦争の中で、ファイガスタ帝国の兵士とアララスタ王国の兵士達は戦闘を止めて。
ただただ、目撃しているだけであった。
だが、1人また1人と叫び声を上げる。
「カイル、カイル、カイル」
「カイル、カイル、カイル、カイル、カイル」
「カイル、カイル、カイル、カイル、カイル、カイル」
声が永遠と続く。
「その青年がカイル・オリゲートなのか」
「そのようですね、オリゲートとはなつかしい」
「なぜ?」
「ライル・オリゲート、彼は昔、世界を統一したとされる男ですよ」
「へぇ」
「その伝説も1000年前なんですがね、まだ血筋が生き残っていたとは」
「血筋は生き残るものさ、俺のようなゴッド・エルレイム家もいまだに世界をまたいで生きている」
「そうですね」
「さて、そろそろ着くだろう」
眼下に広がっているのは、巨大な陣営。
ノアの方舟は現在ステルス機能を使用しており、眼下の人々には姿が見られていない。
だが1人の男が空を見上げてにやりと笑ったのであった。
その人物こそが帝王ラッドン。
★ 墓場の傭兵団
墓場の傭兵団の団長はリザー、ランタン、ボウと共に帝王ラッドンの陣営までやっていかなかった。
彼等が目指したのはさらなる向こう側、ファイガスタ帝国の地下だ。
地下を通り、兵士達の目を欺き、距離にして5日かかる。
それをスキル:縮地を発動させる。
スキル:グループ化も発動させる。
これにより仲間と認識している物にもスキルが応用される。
「ふぅ、皆後で、金貨くれよ」
「なんでですか」
ランタンが狼狽する。この中でギャンブルによく使い負け続けている。
「冗談だ、この上がファイガスタ帝国の城ってところだろうけど、ボウ、覚悟はできてるな?」
「ああ、もちろんだ。ユウ達は無事なのだろうか」
「副団長達は今頃ジェイグルンド共和国の偵察を続けているさ、なぜいきなり心配なんかを?」
「いや、ふと何か嫌な予感がしてな」
「天使族の勘は恐ろしいな」
ボウはごくりと顔のない顔に表情でも作っているのか、螺旋階段を眺めていた。
「この上にファイガスタ帝国の王がいるという事だな、そいつが皆を生贄にして禁忌を犯した」
「そうだな、そのスキルは欲しいが」
「そこは譲れない、そのようなスキルは消えてなくなるべきだ」
「そりゃーそうだけどさ」
そんな事を言いながら、墓場の傭兵団は螺旋階段を走りながら昇り続ける。
巨大な扉に辿り着くと、ゆっくりと開いた。
そこに広がっていたのは城の中なんかじゃない。
そこは世界そのものだった。
1人の子供が玩具を掴んで遊んでいる。
年齢にして5歳だろう。
彼はこちらを見るとにやりと笑った。
「わあああああああ」
笑顔を満開にして走ってくる。
団長トパル達は後ろんドアが閉まる事を見て。
子供が普通ではない事を悟る。
「おいおいおいおい、団長、あれはやべーぞ」
「ああ、それは感じてる、あれはファイガスタ帝国の王なんかじゃない」
「一体いつからなり替わってた?」
リザーがあとずさり、ランタンが確信をつき、ボウが狼狽し。
団長トパルはスキル:微細鑑定を発動させ。
【神】
とだけ認識して。
「一旦逃げるぞ」
「転送スキルがある。ユウに持たせてある人形に飛ぶ、皆掴まれ」
「まってよおおおお、お兄ちゃんたちいいいいいい」
神の子供は走りながら笑う。
その手にはファイガスタ帝国の国王の生首を掴みながら。
笑っている。
団長トパル達は一瞬にしてスキル:転送を発動させていた。
だが。
「おいおい、嫌な予感は当たるな」
「これは団長、最悪な時に来ましたね」
幽霊族のユウは女性の副団長。
他のメンバーも勢ぞろいしている中で、眼の前には1人の男が立っている。
その後ろには神の軍勢。
「ごめんなさい、伝説の勇者に見つかってしまって」
「全員掴まれ」
再びスキル:転送を発動さえるのと同時に、ゼウスが放った雷の波動がぶつかる瞬間、団長トパルの全身が焼けこげる中、転送は行われた。
向かった先は。
墓場であった。
名前をノアの方舟。
地球より氷の大地の異世界の扉を通ってやってきた。
その主はロウと呼ばれる少年。
今年で15歳へとなる。
緑色の髪の毛を風に揺らしながら。
遠くを見つめる。
その後ろには7人の男女が立っている。どれもフードをかぶって姿を見せない。
だが最後に1人とぼとぼとやってくる。空箱のヴォルド・マッカートだった。
彼はにこやかに笑うと。
「ファイガスタの将軍が圧倒されている?」
「あれがキミが言う、最強の15将軍という事か?」
「そうです。元々は16将軍だったのですが、わしが抜けた事で15将軍となったのです、ですがあそこには帝王ラッドンと狂乱バルゼロと流星ガキと賢者のリーチャンがいません」
「どうやら遠くで陣を敷いているのがあれだろう。お前はどうしたい、空箱のヴォルド」
「そうですね、過去の清算をしたいと思います」
「そうか、なら、あそこの陣へと向かおうか」
船が移動を始めようとすると。
ロウはその光景を見ていた。
1人のクワを持っている男が、大地を穿ち、クワをぶん回す。
沢山の骨の槍が飛来するも、異空間に消されていく。どうやら何かしらのスキル持ちが援護しているようだ。
包帯が無数に飛ぶも、1人のメイド姿の女性が二刀流の剣で次から次へと両断していく。
ゴーストが巨大化すると、骨の体を持った男が巨大な顎を開いて食べ始める。
戦車の模型が無数に現れると、マイクを持った女性が歌で吹き飛ばす。
巨大なカマを持った死神のロボットみたいな奴は四足歩行の獣のような人間とバトルを繰り広げ。
ただのおっさんは無数の武器を持つ手をもった老人と鎧姿の老婆と戦っている。
爆発が轟く中、どうやら見ただけで爆発させているようで、それに対して寝ぼけ眼の少年が避け続けている。
本を持っている老婆は音楽家と何やらでにらみ合い、ドラゴンのような人間が何度も無敵の男に攻撃を浴びせている。
子供のような全身黒ずくめはけらけら笑っている。
大地が荒野が草原が森がアララスタ王国の大部分がカオスのような戦闘で破壊されていく。
その超人的な戦争の中で、ファイガスタ帝国の兵士とアララスタ王国の兵士達は戦闘を止めて。
ただただ、目撃しているだけであった。
だが、1人また1人と叫び声を上げる。
「カイル、カイル、カイル」
「カイル、カイル、カイル、カイル、カイル」
「カイル、カイル、カイル、カイル、カイル、カイル」
声が永遠と続く。
「その青年がカイル・オリゲートなのか」
「そのようですね、オリゲートとはなつかしい」
「なぜ?」
「ライル・オリゲート、彼は昔、世界を統一したとされる男ですよ」
「へぇ」
「その伝説も1000年前なんですがね、まだ血筋が生き残っていたとは」
「血筋は生き残るものさ、俺のようなゴッド・エルレイム家もいまだに世界をまたいで生きている」
「そうですね」
「さて、そろそろ着くだろう」
眼下に広がっているのは、巨大な陣営。
ノアの方舟は現在ステルス機能を使用しており、眼下の人々には姿が見られていない。
だが1人の男が空を見上げてにやりと笑ったのであった。
その人物こそが帝王ラッドン。
★ 墓場の傭兵団
墓場の傭兵団の団長はリザー、ランタン、ボウと共に帝王ラッドンの陣営までやっていかなかった。
彼等が目指したのはさらなる向こう側、ファイガスタ帝国の地下だ。
地下を通り、兵士達の目を欺き、距離にして5日かかる。
それをスキル:縮地を発動させる。
スキル:グループ化も発動させる。
これにより仲間と認識している物にもスキルが応用される。
「ふぅ、皆後で、金貨くれよ」
「なんでですか」
ランタンが狼狽する。この中でギャンブルによく使い負け続けている。
「冗談だ、この上がファイガスタ帝国の城ってところだろうけど、ボウ、覚悟はできてるな?」
「ああ、もちろんだ。ユウ達は無事なのだろうか」
「副団長達は今頃ジェイグルンド共和国の偵察を続けているさ、なぜいきなり心配なんかを?」
「いや、ふと何か嫌な予感がしてな」
「天使族の勘は恐ろしいな」
ボウはごくりと顔のない顔に表情でも作っているのか、螺旋階段を眺めていた。
「この上にファイガスタ帝国の王がいるという事だな、そいつが皆を生贄にして禁忌を犯した」
「そうだな、そのスキルは欲しいが」
「そこは譲れない、そのようなスキルは消えてなくなるべきだ」
「そりゃーそうだけどさ」
そんな事を言いながら、墓場の傭兵団は螺旋階段を走りながら昇り続ける。
巨大な扉に辿り着くと、ゆっくりと開いた。
そこに広がっていたのは城の中なんかじゃない。
そこは世界そのものだった。
1人の子供が玩具を掴んで遊んでいる。
年齢にして5歳だろう。
彼はこちらを見るとにやりと笑った。
「わあああああああ」
笑顔を満開にして走ってくる。
団長トパル達は後ろんドアが閉まる事を見て。
子供が普通ではない事を悟る。
「おいおいおいおい、団長、あれはやべーぞ」
「ああ、それは感じてる、あれはファイガスタ帝国の王なんかじゃない」
「一体いつからなり替わってた?」
リザーがあとずさり、ランタンが確信をつき、ボウが狼狽し。
団長トパルはスキル:微細鑑定を発動させ。
【神】
とだけ認識して。
「一旦逃げるぞ」
「転送スキルがある。ユウに持たせてある人形に飛ぶ、皆掴まれ」
「まってよおおおお、お兄ちゃんたちいいいいいい」
神の子供は走りながら笑う。
その手にはファイガスタ帝国の国王の生首を掴みながら。
笑っている。
団長トパル達は一瞬にしてスキル:転送を発動させていた。
だが。
「おいおい、嫌な予感は当たるな」
「これは団長、最悪な時に来ましたね」
幽霊族のユウは女性の副団長。
他のメンバーも勢ぞろいしている中で、眼の前には1人の男が立っている。
その後ろには神の軍勢。
「ごめんなさい、伝説の勇者に見つかってしまって」
「全員掴まれ」
再びスキル:転送を発動さえるのと同時に、ゼウスが放った雷の波動がぶつかる瞬間、団長トパルの全身が焼けこげる中、転送は行われた。
向かった先は。
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