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⑦花の宮殿を出て護衛兵ではない妖精兵に行き会った。
 裏切り者の妖精兵は花の宮殿への出兵をさぼってチャラ男との詳細な作戦を終え、花の宮殿へと向かったのだ。
「戦姫サファイア様、護衛兵の変わりにお迎えにまいりました」
「ご苦労、さあ、帰るぞ!」
「はい、戦姫サファイア様」
 しばらく行くと、戦姫サファイアは不思議に思った。自分の考えている妖精界の入り口へのルートと違うのだ。
「待て!」
「はい、戦姫サファイア様」
「この飛んで行く方向が違うのでないかと思うのだが」
「はい、真っ直ぐ妖精界の入り口に向かうと、途中で何も悪さをしない停滞型の邪気がおり、無用な戦いを避けるために安全なルートを通っております」
「わかった、すまん、このまま護衛してくれ!」
「はい、戦姫サファイア様」
「ちょっと、お前!」
「はい、戦姫サファイア様」
「顔色が悪いぞ、良く寝ておるのか、休息も大事だ、上官に言ってやるからもっと自分の体を大切にしろ」
「はい、戦姫サファイア様、お心遣いありがとうございます」
 今から人間と組んで、妖精界のプリンセスを罠にはめようとしているので動揺が顔に出てしまったのだ。それを、心優しい戦姫サファイアは体の不調と考え、心配してあげた。
「戦姫サファイア様、 この小屋で休憩を取ります」
 戦姫サファイアは小屋を見て驚愕した。前にチャラ男に屈辱を与えられた所だ。
「だめだ! あそこに近寄ってはならん。先に進むぞ!」
「戦姫サファイア様、どうしたら良いでしょうか。あそこに護衛兵が待っております」「だれか、護衛兵だけで、他にだれもいないか見てこい」
「はい、戦姫サファイア様、何か怯えているようですが、小屋が怖いのですか」
「ばかな、この戦姫サファイアに怖いものなどない!」
 妖精が見に行き、帰ってきて戦姫サファイアに、護衛兵の他に誰もいないことを伝え、戦姫サファイアは小屋に降り立った。そして、先頭に立って護衛兵がいると信じているドアを開けた。
「お帰り、サファイア、そんなに俺の肉棒が良かったのか、ペットになるためにやっぱり戻ってきたな」
「な、なんで、お前が、護衛兵はどうした!」
「そんなの最初からいないよ、サファイア」
 戦姫サファイアは、後ろを向いて、
「お前達、これはどういうことだ!」
「戦姫サファイア様、こいつに爆弾のついた首輪を付けられて言うことを聞かないとやられてしまうので、従ったんです。命がほしいんですよ、すみません」
「愚か者め! しかし、妖精兵たるもの大切な誇りも大事だが命はもっと大事だ」
 チャラ男が前に出て来て、
「まずは、サファイアに逃げられないように、この薬を飲ませろ!」
 悪の妖精兵達は戦姫サファイアが動揺して動けないうちに、無理矢理にチャラ男から受け取った薬を飲ませた。すると、戦姫サファイアは、体の力が抜けていった。
「これで、おとなしくなり、体も快楽を求めて疼いてくるだろう、次に、サファイアの履いている赤いパンツを脱がせろ」
 戦姫サファイアは、裏切り妖精兵が間近まで来るのを待って、
「ティンクルステッキ!」
 かけ声とともに手に持ったステッキで裏切り妖精兵を打ち倒した。しかし、同じ妖精なので倒すことは出来ない。近寄らせないだけの攻撃だ。
「さすが、プリンス、お前を裏切っても消し去ることはできないか、それなら、直接、俺が脱がしてやる」
「プリンセス様」
 戦姫サファイアの前に出て手を大きく広げたのは、顔色を心配して体を大切にするよう心配してあげた妖精兵だった。
「おい、人間、気が変わった、サファイア様に手出しはさせん」
「そうか、お前には消えてもらう」
「何だって!」
 チャラ男がスイッチを押すと首輪の電流で、戦姫サファイアの前にいる妖精兵は苦しみだし、光りと共に消えていった。
「あっ、何てことを」
 裏切り妖精兵達も驚いた。失敗して妖精界に戻っても大丈夫なように普通の首輪を付けていると思っていたのだ。
「裏切り妖精ども、俺に跪け! チャラ男様と呼べ」
「おい、人間、妖精が人間に従うとでも本気で思っているのか、戦姫サファイア様を助け出して帰るぞみんな、こんな首輪なんか・・・」
「俺に従う妖精兵よ、戦姫サファイアの赤いパンツを脱がせ」
 チャラ男は、熱湯を戦姫サファイアにぶっかけて動きを止めた。
「あ、熱い!」
「チャラ男様、やらせて下さい」
 裏切り妖精のグランとジムが戦姫サファイアの赤いパンツを脱がしに行った。グランとジムは、戦姫サファイアに今までも欲情していたのだ。スルスルっと脱がされてしまった。そして、チャラ男が貞操帯バイブのスイッチを押す。
 ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
 戦姫サファイアは、ビクっとして腰を動かし始めた。 
「どうだ、この感覚、気持ちいいだろう、腰も動かしちゃって」
「ぅう~、私は、負けない!」
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「ぁあ~ぁあ~や、やめろ! 今度は百叩きでは許さん!」
 有利な立場に立っているチャラ男は何とも思っていなかった。
「ティンクルバット! やぁっ!」
 戦姫サファイアはバイブの振動に負けそうな気持ちを奮い立たせてチャラ男を壁に打ち付けた。スイッチがチャラ男の手から離れた。
「あっ、くそ~、まだ、そんな元気があったのか、薬が効いているはずなんだが」
「ぁあ~ぅう~確かに薬が効いていて力の限界だ。だから、ぅぅ~急いでお前を倒す、はぁはぁ~私は妖精界のプリンセス戦姫サファイアだ!、人間だがお前を二度と立てないように倒す!」
「くそ~、俺もここまでか、それなら、協力してくれた妖精は生かしておくが、残りのお前達は俺の道連れだ、消えろ!」
 チャラ男は、手に持っていた戦姫サファイアの貞操帯電動バイブスイッチを落としたが、妖精兵達の首輪に電気を流すスイッチはポケットにあった。1個押した。
「ぅああ~~」
 妖精兵が消えた。チャラ男の前に立っていた戦旗サファイアは、困ったような顔をしたが、
「ティンクル~エンジェル~リメンアライブ~!」
 チャラ男は何も起きないので不思議だった。ただ、戦姫サファイアが苦しそうだ。そこで、次の妖精兵を消し去った。すると、また、戦姫サファイアが叫んだ。
「ティンクル~エンジェル~リメンアライブ~!」
 また、何も起きないが、壁下で倒れているチャラ男の前にいた戦姫サファイアの体の力が抜けて両足で跪いた。妖精兵を消すと戦姫サファイアは魔法を唱えて弱っていくらしい。
「これは、どうしたことだ?」
 チャラ男に協力している要請兵のグランとジムが答えた。
「チャラ男様に教えます。戦姫サファイア様、いや、サファイアは消された妖精兵を生き返らせる大魔法を使って、妖精界の回復室へ送っているんです。もっとも、妖精兵が目覚めるのは相当日数が立ってからですが、普通の生活に戻れるのです。この大魔法は王家のプリンセスだからこそ使えますが、1回使っただけで相当な体の消耗と聞いております、すでに、2回使って立っていられないんだと思います」
「グラン、ジム、妖精兵の誇りを忘れるな! こんな人間に従うんじゃない!」
「うるさい! 裏切った以上、チャラ男様に従うぞ、メスは黙っていろ!」
「何を言っているんだ・・・・」
 チャラ男は、ほくそ笑んだ。まだ、消し去るボタンはあるのだ。
「戦姫サファイア、全員に回復魔法をかけられるまで意識があるかな、それ~」
 チャラ男は、ボタンを押して、また妖精兵を消した。
「ティンクル~エンジェル~リメンアライブ~! 私は、戦姫サファイア!」
 チャラ男は続けて全部のボタンを押した。
「ティンクル~エンジェル~リメンアライブ~!」
 戦姫サファイアは、そのままバタリと倒れて気を失った。
「おい、戦姫サファイアをベッドに連れて行って寝かせろ!」
 グランとジムは初めて触れるプリンセスに興奮していた。髪の毛のいい臭いや自分達は小さいので大きなプリンセスの大きな胸を凝視した。ベッドに寝かせると、胸を触り、揉んでみた。さらに、興奮する。
「もういい、お前達にも後で触らせるから見てろ、おい、戦姫サファイア起きろ!」
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「ぁあ~ぁあ~止めろ!」
 サファイアは目覚めてすぐに状況を理解した。あの思い出したくないベッドに寝かされているんだ。戦姫サファイアは諦めずに脱出の方法を考え出した。
 ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「ぁあ~ぁあ~や、やめろ~ぁあ~すぐに、止めろ!」
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
 体が動かないことと、最初に飲まされた薬で敏感になって感じてしまう戦姫サファイアは焦り始めた。その様子を見ていたグランとジムは欲情していた。
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「あの戦姫と呼ばれて、勇ましいサファイアプリンセスが気持ち良さそうに喘ぎ声を出して体をくねらせているぞ」
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「見るな! グラン、ジム!」
「どうした、秘部が気持ちいいのか、戦姫サファイア」
 ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「だまれ! ぁあ~、止めろ~止めろ~ぁああ 」
 ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「まずは、秘部に突き刺さっている貞操帯バイブでイクんだ、ほら~戦姫サファイア、イケ、イクんだ」
   ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「私は、戦姫サファイア、プリンセス、そんな、卑猥なこと・・ぁあ~ぁあ~止めろ~」 戦姫サファイアは、汗をかきながらイクのを我慢していたが、とうとう限界がやってきた。
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「心では否定していても、お前はイクんだ。淫乱プリンセス、戦姫サファイア」
  ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
     ヴィ~~ン ヴィ~~ン ヴィ~~ン・・・
「ぁあああああああ~~~~ぃや~ぃや~~アッ・・・ッッ!」
 体を仰け反り腰がビクビクと跳ね上がり、今までの抵抗がうそのようにすべてを忘れて快感で溶け、潮吹き絶頂で口がパクパクとしている。貞操帯のバイブを入れている秘部からは蜜壺に収まりきれない愛液が歓喜の汁となってあふれ出す。
 
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