ヒロインモニタリング(一般作)

ヒロイン小説研究所

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「ぅぎゃぁああああ~~~~~ッ」
 電気棒を押し付けられた妖魔の女幹部の悲鳴が魔法美少女戦士フローラルには、かわいそうでならない。妖魔とはいえども助けてくれた恩人を人間が苦しめているのを見て複雑な心境だ。
「やめるのです、やめっ、やめてください、苦しがっておられます、お願いですから、すぐに電気棒のスイッチを切ってあげてください」

「おい、やまちゃん、モニタリング1,本当に正義のヒロイン、魔法美少女戦士フローラルは存在した、そして、2として、魔法美少女戦士フローラルは、人間ではなく、助けた妖魔の味方をしたぜ」
「これで、視聴率があがりそう」
「いやぁ、これからだ、次は、現代版ヒロイン、魔法美少女戦士フローラルの胸は何カップか調べるモニタリング、嫌がらずに最後までさせてくれるか、そして、胸の大きさを公表するモニタリングを始めるぞ!」
「さすがに、やめといた方がいい・・・、本物の正義のヒロインだ、後で何があるかわかわいぞ」
「いいや、やる!」
 鈴木は、悪童役に命令した。
「計画書通りに、次だ! リーダーの黒塚、やれ!」

「妖魔、ほら、歩け、あの丘の上の赤い円まで行け!」
「おい、お前たち、助けたのに何をする・・・、ぎゃぁああああ~~」
 どうせ演技だと思っているので、妖魔の言葉も聞かず、電気棒で苦しませながら決められた位置まで連れていき、チェーンで縛り、吊るし上げた。
「魔法美少女戦士フローラル、ここから一歩でも近づいたら、もっと、妖魔を苦しめるからな、動くな!」
「みなさま、かわいそうです、今、すぐやめるのです」
 魔法美少女戦士フローラルは、必死に悪童をせっとくする。
「魔法美少女のお姉ちゃんのお願いを聞いてあげるよ、人間の敵、妖魔だけど、許してあげる、でも、こっちの願いも聞いてくれたら」
「あ、はい、良かったですわ、私にできることでしたらいたします、みなさまを助けた妖魔を電気棒で苦しめるのをやめてください、何をすればいいのですか?」
 魔法美少女戦士フローラルは、普段は、妖魔を消し去っているが、本来、優しい性格なので、人間を戦闘員から守った妖魔を助けたいのだ。悪童でなければ力でどうにでもできるが、お願いするしかなかった。
「これから一人ずつ、大好きな正義のヒロイン、魔法美少女戦士フローラルとハグしたい。何人までハグしてくれるか楽しみだな~、魔法美少女のお姉ちゃんは無条件に受け入れること、十人が一人ずつ行くから、待ってて!」
「そんなことぐらい、よろしいですわ、さあ、どうぞ」 
 いくら演技だと言われていても、黒塚以外の悪童達役は緊張していた。これから、抱きつくのは都市伝説の正義のヒロイン、魔法美少女戦士フローラルなのだから。
 ミニの白いワンピースに飾りの付いた短い白のボレロを着ている。腰のベルトのバックルは花模様、赤いアイマスクの中央のブルーの宝石とエメラルドグリーンでひし形のイヤリングはキラキラと輝いている。
 白いベレー帽の右上に赤いリボンを付けて髪の毛は奇麗な黒のストレートで腰まできれいに伸びている。肩からのロングマントは、外は白だが内側は赤くて上品だ。パンストの下を見ると光沢のある赤いハイヒールピンシールのロングブーツで上は金色の縁取りがある。腕をも包み込むロング手袋は光沢のある白だ。赤いアイマスクで顔を隠しているが、だれもが振り向きそうなほどの美人でかわいらしい。
  まず、一人目が抱きついた。そして、計画通りに、顔を魔法美少女戦士フローラルの胸の間に入れて振る。それだけでなく、胸を押しつぶすように抱きついている。
「そ、そんなに強く、ぁあっ、・・・(気のせいかしら、胸を・・・)」
 一人目が戻って来て記録する、Eカップ、次の悪童が抱きつく。
「魔法美少女戦士フローラル、大好きだ~~(グリグリ)」
「あふっ、ぁあ~、お気持ちはわかったので、そ、そんなに強く、そこは・・・」
 鼻先で臭いを嗅ぎながら、左右の胸の回りを、自然な形で押しつぶす。帰って来て記録する。Gカップ、次の悪童が抱きつく。
「魔法美少女戦士フローラル、好き好き~」
 三人目は、両方の胸をあごで突いたり、捏ねたりしてきた。
「ぁぅう~ん、ぁあっ、ちょっと、む、胸を・・突かないで・・・」
 三人目の悪童の役目は、胸の頂を探す役目をもっていた。
 帰ってきて、胸の絵に頂を記録する。そして、記録はFカップ、次の悪童が抱きつく。
 魔法美少女戦士フローラルは、胸の所で腕をクロスさせている。しかし、三人目の悪童は、腕を掴んで広げさせ、片方ずつ胸の頂をあごでつついた。
「もう、おやめになってください!」
「魔法美少女のお姉ちゃん、まだ、三人だよ」
「こ、こんなの、嫌です、どうして・・・」
 魔法美少女戦士フローラルは、また、胸の前で手をクロスさせて訴える。
「じゃあ、最後にするから、ハンディだよ、目隠しをして、最後の一人を受け入れること、魔法美少女のお姉ちゃん、そしたら、妖魔を解放する」
「分かりましたわ、最後の一人なら、我慢いたします、これで、終わりで、約束は守って下さい」
「は~い、じゃあ、目隠するから」
 一人が目隠しをした。魔法美少女戦士フローラルは、また、胸に何かしてくるだとうけど、最後なので我慢して直立の姿勢で待った。
「よし、僕が行く!」
 リーダーの黒塚が胸に当てる物も持って動いた。手には胸が何カップか分かるチェッカーを持って歩み寄った。
「魔法美少女のお姉ちゃん動いたらだめだよ」
「分かっておりますわ、さあ、やるなら、お早く」
 服の上から強く胸に押し当てると胸を圧迫していき、その弾力で測るチェッカーを清楚な魔法美少女戦士フローラルの胸に押し当てた。
「それ~っ」
「ぁああ~ん、ぃやぁあああ~~~ん」
 測定の結果、Fカップだった。



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