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改)第三章 快楽とプライドの天秤 1
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第三章 快楽とプライドの天秤
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今日の対戦相手は、何度も戦って負けそうになったことのある強敵だ。その、強敵と真剣勝負でJKマスクガールヒカリは戦っている。
「解説員の井上さん、今日の試合、どうでしょう」
「今日のポイントは精神力でしょう、どちらの選手の方が精神力が強いか、そこも一つのポイントとして見るのも楽しみです」
「おおっと、JKマスクガールヒカリ、蟹挟みで苦しそう~~」
JKマスクガールヒカリは、ロープの方へ体を回転させながら行こうとしたが、逆回転をかけられてしまい、体力が消耗しているので苦しさが増す。
「JKマスクガールヒカリ、今度はコーナーポストにかけられ、抱え込まれた、バーニングハンマー~~~、JKマスクガールヒカリ逃げられず、垂直に落された~、完全無敗の絶対的女王、JKJKマスクガールヒカリ、敗れたか~~~~~~」
ワン、ツ-、・・・
「勝者は! ついに無敗のJKマスクガールヒカリが敗れるのか!」
JKマスクガールヒカリは、苦しくても転がってリング場外に出た。
「JKマスクガールヒカリ、リングの外に転がって脱出したが、そうとう体へのダメージがありそう、井上さん、JKマスクガールヒカリ、今までにない大ピンチですね」
「受身も取れなかったので、今回、JKマスクガールヒカリの勝率は1パーセントでしょう」
「解説員の井上さんは、JKマスクガールヒカリの無敗が破られると予想、JKマスクガールヒカリ99パーセントの確率で負けそうだ、姿が、ここからでは見えないですが・・・」
「JKマスクガールヒカリ、ふらつきながらもリングに上がったが、立てない! 今度は、アキレス腱固めでJKマスクガールヒカリのギブあっプをねらう!」
レフリーがJKマスクガールヒカリに、
「ギブ!」
「ノー!!!!!ゥアアアアアアアアァァァ・・・・・・・・・・・・」
「ギブ!」
即座にギブアップをしないことをレフリーにジェスチャするが、痛くて悲鳴を上げる。このままでは、・・・。
JKマスクガールヒカリは、また回転を始めた、何周も回って、一瞬の隙を狙って足をほどき、ジャンプして手刀打ちとジャブ、グラウンドパンチの連続、立ち上がって胴絞め、ベアハッグ、卍固めで、これまでにないほどの力を入れた。
カ~ン カ~ン カ~ン・・・・・・・・
・・
「勝者、JKマスクガールヒカリ!」
ゥオオオオオオオオオオ~~~
「JKマスクガールヒカリ~~~、我らがヒロイン、いいぞ~~~オッ~~~~」
会場はJKマスクガールヒカリの逆転勝ちに大歓声となり、色とりどりのテープがリングに投げ込まれる。
リング上でインタビューを受け、マイクを持つJKマスクガールヒカリ!
「すごい精神力ですね、JKマスクガールヒカリに力でも精神力でも勝てる相手はいませんね、マスクの下のポニーテールを掴める人は出てくると思いますか」
「いや、私は完全無敵の女王と呼ばれています、私のポニーテールを触ることもできないでしょう、ここで断言します、私に勝てる人はいません! 私は、絶対に負けない!」
ゥオオオオオオオ~~~~
会場内は、また、大歓声、JKマスクガールヒカリファンの呼び声、JKマスクガールヒカリコールがやまなかった。
控え室に七海がやってきた。
「今日、どうしたんだ、いつものヒカリじゃないぞ! 悩みでもあるのか?」
「いえ、何でもありません。応援ありがとうございます」
「悩みがあるなら聞くぞ、話してみろ!」
「大丈夫です。何もありませんから・・・」
ヒカリは健太のことは言えなかった。ましてや、今日も健太の家に行くとは言えない。
優真にメールした。JKマスクガールヒカリの試合の感想を聞いた。
(最高に格好良かったですよ、さすが、Jkマスクガールヒカリです。ああっ、ごめんなさい、僕の好きな人は山下先輩です。ずっと、好きです。今度、出かけるのが楽しみです)
「優真、いつも応援ありがとう」
そのまま気持ちをメールできないので、間接的に返信した。
(きっと、Jkマスクガールも喜んでいると思うよ、そして私も)
JKマスクガールヒカリは重い気持ちのまま健太の家に向かった。今日も、リングコスチュームを持っていく。
午前中にやった試合の録画ボタンを停止して、JKマスクガールヒカリと女子プロレスラー七海が会話をしているのを見た。仲の良い友達のようだ。それよりも、もうすぐ同じリングコスチュームで、JKマスクガールヒカリが部屋にやってくる。昨日は、イクと言って気持ち良さを認めたJKマスクガールヒカリ、今日も段階的に堕とす計画に健太は胸が高まっていた。
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今日の対戦相手は、何度も戦って負けそうになったことのある強敵だ。その、強敵と真剣勝負でJKマスクガールヒカリは戦っている。
「解説員の井上さん、今日の試合、どうでしょう」
「今日のポイントは精神力でしょう、どちらの選手の方が精神力が強いか、そこも一つのポイントとして見るのも楽しみです」
「おおっと、JKマスクガールヒカリ、蟹挟みで苦しそう~~」
JKマスクガールヒカリは、ロープの方へ体を回転させながら行こうとしたが、逆回転をかけられてしまい、体力が消耗しているので苦しさが増す。
「JKマスクガールヒカリ、今度はコーナーポストにかけられ、抱え込まれた、バーニングハンマー~~~、JKマスクガールヒカリ逃げられず、垂直に落された~、完全無敗の絶対的女王、JKJKマスクガールヒカリ、敗れたか~~~~~~」
ワン、ツ-、・・・
「勝者は! ついに無敗のJKマスクガールヒカリが敗れるのか!」
JKマスクガールヒカリは、苦しくても転がってリング場外に出た。
「JKマスクガールヒカリ、リングの外に転がって脱出したが、そうとう体へのダメージがありそう、井上さん、JKマスクガールヒカリ、今までにない大ピンチですね」
「受身も取れなかったので、今回、JKマスクガールヒカリの勝率は1パーセントでしょう」
「解説員の井上さんは、JKマスクガールヒカリの無敗が破られると予想、JKマスクガールヒカリ99パーセントの確率で負けそうだ、姿が、ここからでは見えないですが・・・」
「JKマスクガールヒカリ、ふらつきながらもリングに上がったが、立てない! 今度は、アキレス腱固めでJKマスクガールヒカリのギブあっプをねらう!」
レフリーがJKマスクガールヒカリに、
「ギブ!」
「ノー!!!!!ゥアアアアアアアアァァァ・・・・・・・・・・・・」
「ギブ!」
即座にギブアップをしないことをレフリーにジェスチャするが、痛くて悲鳴を上げる。このままでは、・・・。
JKマスクガールヒカリは、また回転を始めた、何周も回って、一瞬の隙を狙って足をほどき、ジャンプして手刀打ちとジャブ、グラウンドパンチの連続、立ち上がって胴絞め、ベアハッグ、卍固めで、これまでにないほどの力を入れた。
カ~ン カ~ン カ~ン・・・・・・・・
・・
「勝者、JKマスクガールヒカリ!」
ゥオオオオオオオオオオ~~~
「JKマスクガールヒカリ~~~、我らがヒロイン、いいぞ~~~オッ~~~~」
会場はJKマスクガールヒカリの逆転勝ちに大歓声となり、色とりどりのテープがリングに投げ込まれる。
リング上でインタビューを受け、マイクを持つJKマスクガールヒカリ!
「すごい精神力ですね、JKマスクガールヒカリに力でも精神力でも勝てる相手はいませんね、マスクの下のポニーテールを掴める人は出てくると思いますか」
「いや、私は完全無敵の女王と呼ばれています、私のポニーテールを触ることもできないでしょう、ここで断言します、私に勝てる人はいません! 私は、絶対に負けない!」
ゥオオオオオオオ~~~~
会場内は、また、大歓声、JKマスクガールヒカリファンの呼び声、JKマスクガールヒカリコールがやまなかった。
控え室に七海がやってきた。
「今日、どうしたんだ、いつものヒカリじゃないぞ! 悩みでもあるのか?」
「いえ、何でもありません。応援ありがとうございます」
「悩みがあるなら聞くぞ、話してみろ!」
「大丈夫です。何もありませんから・・・」
ヒカリは健太のことは言えなかった。ましてや、今日も健太の家に行くとは言えない。
優真にメールした。JKマスクガールヒカリの試合の感想を聞いた。
(最高に格好良かったですよ、さすが、Jkマスクガールヒカリです。ああっ、ごめんなさい、僕の好きな人は山下先輩です。ずっと、好きです。今度、出かけるのが楽しみです)
「優真、いつも応援ありがとう」
そのまま気持ちをメールできないので、間接的に返信した。
(きっと、Jkマスクガールも喜んでいると思うよ、そして私も)
JKマスクガールヒカリは重い気持ちのまま健太の家に向かった。今日も、リングコスチュームを持っていく。
午前中にやった試合の録画ボタンを停止して、JKマスクガールヒカリと女子プロレスラー七海が会話をしているのを見た。仲の良い友達のようだ。それよりも、もうすぐ同じリングコスチュームで、JKマスクガールヒカリが部屋にやってくる。昨日は、イクと言って気持ち良さを認めたJKマスクガールヒカリ、今日も段階的に堕とす計画に健太は胸が高まっていた。
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