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第二十六章
第百十七話:鎮魂歌(7)
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『アームズフェント』にある迷宮・・・『ネロム遺跡』。そこは、ギルド総本山の試金石として大変重宝されている迷宮だ。その為、ギルド総本山もかなり力をいれて管理を行っている。警備体制は当然として、入り口に立ち並ぶ露店もしっかりと賄賂を渡さないと直ぐに潰される程に。
管理体制がしっかりとしているお陰でギルド総本山の存亡が風前の灯火だというのに、『ネロム遺跡』の入り口には多数の冒険者、サポーター、娼婦達などの多彩な職種の者達が屯って居る。だが、これで一つハッキリした事がある。ギルド総本山の存在など、一介の冒険者にあまり関係ないという事実だ。
郊外にいた蟲達も全員収納したので、始めるとしよう。
「あの・・・冒険者様。トランスポートの利用は順番を守ってください」
階層を無視して迷宮内部に移動する唯一の方法。なぜか、迷宮内部にしか転送する事が出来ずに、各国でも原理の解明が急がれている。今更ながら、迷宮より発見された未解明な技術であるトランスポートを利用しているなど狂気の沙汰だ。
幸い、トランスポートに関する資材と同時期にメンテナンスや利用方法に関する技術資料も発見された。これにより、利用可能な技術となったのだ。トランスポートに関する全ての資材が、迷宮の宝箱から発見されている。いうまでもなく、非常に貴重な物だ。
私もトランスポート関連の資材や資料などは、自力で発見して蟲達に研究させているが、成果は芳しくない。まぁ、その中で良くも悪くも唯一の成果は・・・他国の迷宮に設置されているトランスポートへの転送が不可能だという事が判明した事だ。お陰で、南方諸国連盟と戦争する際にトランスポートを警戒する必要がなくなったのは行幸だ。
ギルドが一歩先の技術を保有しており、トランスポートを利用した他国への移動に成功していた事実なんてあったら笑えないからね。
「失礼・・・だが、これより『ネロム遺跡』は一時閉鎖だ」
近くで私の台詞を聞いた者達が響めいている。
「おぃおぃ、誰の断りでそんなことを言っているんだ。こちらは依頼を受けていそがねーといけねーんだぞ」
ご尤もだ。だが、君達の都合より私の方が急務なのだよ。
「それは、我々が行おうとしている事より優先度が高いと? 邪魔するなら、死ぬ事になるぞ」
メキメキ
最初からの全力全開だ!! 喜べ、この私の第三形態を間近で見られるのだからな!! 濃厚な魔力に殺意を乗せて振りまいた。この場に居る者の半数以上が気を失った。意識がある者も歯をがちがち言わせて、生まれたての子鹿のようになっている。
だが、本日はこれだけでは終わらない!!
言ったであろう。我々とな。
上空より落下してくる巨大な二つの人影・・・そう、念のために呼び寄せたのだ。この私の愛妻二人をな!! では、二人の着地のタイミングに合わせて、私が全力でこのトランスポートを踏み抜き粉砕してみせよう
ゴリフターズもこちらの意図を察してくれた。『聖』の魔法を纏いトランスポートを破壊する気でいる。・・・あれ? 二人の本気の攻撃まで加わったら『アームズフェント』が大地震で崩壊する可能性がある。
仕方ないね。蟲達を呼び出して、倒れている者達を大急ぎで移動させた。腰が抜けて動けない者達については、ステイシスが盾となり粉塵などを防がせる。
「よく来てくれた。さぁ、壊そう」
落下してくる二人に声をかけた。
「「「砕け散れぇぇぇぇぇ!!」」」
ズゥドン
トランスポートどころか、周囲の地盤すら粉砕する程の一撃になってしまった。地面に大きな亀裂がはいり、その余波で周囲の建物の屋根が吹き飛び窓ガラスは粉々になっていった。近くに居た人も紙くずのように上空に巻き上げられたのだが、蟲達が飛びだして空中で見事にキャッチをして事なきに終えた。
足下にあるトランスポートを見ると修復不可能なほどに破壊できた。周りより悲痛な叫び声が聞こえる・・・立ちこめていた土煙が徐々に収まってきて周囲を確認したのだが・・・予想より、周囲への被害が少ない。予定では、『アームズフェント』にある半数近くの建造物が崩壊しても可笑しくないはずだった。
どうやら、『聖』の魔法の使い方に更に磨きが掛かったのだろう。広く浅くでは無く、更に濃密にする事で貫通力を高めたのか。本当に恐ろしいな・・・二人の高められた『聖』の魔法は、この私の装甲も貫通する事が出来るだろう。
ブォン
ゴリフリーナが棍棒を振るうと、土煙が綺麗に消し飛んだ。
「旦那様。お待たせ致しました」
「ご無事で何よりです旦那様」
「あぁ、よく来てくれた。前線にいたのに呼び出して悪かったね。怪我などはしていないかい?」
軽く二人の体を見てみたが傷一つない。鎧の下までは分からないが・・・恐らくは大丈夫であろう。攻守共に優れた『聖』の魔法に対して有効な攻撃手段を持つ者が数多く居るとも思えない。それに、二人に傷を付けられるほどの冒険者がミスミス死にに来るとは考えにくい。
なぜか、ゴリフターズがソワソワして何かを待っているようだ。全く、可愛い妻達だな・・・ゴリフターズの頭を軽く撫でると、満面の笑みを浮かべる。二人に尻尾があれば間違いなく、左右に大きく揺れているだろう。
エルフだから尻尾はないんだけどね!! エルフだから!!
大事なことだから二度言いました。といっても、ゴリラも尻尾はないんだけどね。記憶が確かなら、ゴリラって尻尾が無い上に人にかなり近いんだよね。余談だけどね!!
「戦場の事でしたらお気にしないでください。いつ呼ばれても良いように、あらかた片付けておきました」
「もはや、戦力差は圧倒的です。残りは、小国達の軍勢を前線に送り込んで此度の戦争を終結させるとおっしゃっておりました。『ウルオール』ばかり戦果を上げても遺恨を残すと言うことで」
甘い蜜を吸いに着ただけの連中だが、『ウルオール』に対して尻尾を振る以上、餌は与える必要はあるか。政治的な観点から考えるのは面倒だね。二人がそのまま頑張れば、壊滅まで秒読みだっただろうに。
「そうか。では、最後の首を取りに行こうか」
コンコンコン
私達が話している裏で蟲達が立ち入り禁止という札を迷宮入り口前に立て始めた。そして、立ち入るならば命の保証はしないと。
まぁ、この現場を見た者やこの惨事を見て今から迷宮に来ようと考える者は居ないであろう。トランスポートの完全破損で逃げ帰る手段が徒歩に限られている。更に、敵国の最高戦力である『聖』の使い手だけでなく、この私も居るのだ。
「そこの者・・・ここの入り口の管理者だな。いいか、お前達は何も見ていない。特に、旦那様についてはな」
ゴリフリーナが震えて縮こまっている管理者だと思われる男性職員の肩に手を置いて、和やかに話しかけた。男性職員は首がもげる程に首を縦にふっている。その意図が分からない程愚かではあるまい。
「無論、この場で意識がある全員に言っている。この意味を理解しているな?」
ゴリフリーテも威圧する。
泡を吹いて倒れる者や糞尿を漏らす者達も現れて悲惨な状況だ。きっと、先に気絶した者達は幸せであっただろう。この私の威圧だけで終わったのだから。
ギィ(では、出陣~、一番乗り)
一郎が我先にと迷宮に乗り込んでいった。一郎の戦闘力から察するに低層では問題ないだろうが・・・全く、困った子だね。
「一郎に一番乗りは取られてしまったが、我々も行くとしよう。人海戦術こそ『蟲』の魔法の十八番だと知らしめる良い機会だ」
草の根分けても探し出して息の根を確実に止めてやるから、待っているが良いキース・グェンダル。貴様が、どのような卑劣な罠を用意していようが正面から全て粉砕して見せよう。
◇
グオォォォ
モンスターの断末魔が響く。
少し力を入れすぎたかも知れない。手のひらから高圧のガスを噴射する事でキメラオーガの胸元に5cm程の穴が開いてしまった。その穴から向こう側がよく見える。
「我々相手に立ち向かってくるのは、勇気などではない。人は、それを無謀というのだよ」
ムシュシュ(がぉー、食べちゃうぞ。むしゃむしゃ)
その台詞を言う前から食べ始めているステイシス。
モキュ(がぉー、抱きついちゃう!! ゴリフリーテ様)
がぉーという叫びすらモキューと可愛らしい声でゴリフリーテに抱きつく絹毛虫ちゃん。ゴリフリーテに撫でられて非常にうれしそうだ。
私の蟲達によって蹂躙されていく迷宮に住まうモンスター達。蟲達の数の方が圧倒的に多いので、餌となるモンスターが不足している悲しい現状だ。だから、植物なども率先して食い荒らす結果になり、蟲達が通った後は草一つも残っていない荒れ地と化した。
迷宮には自然回復力もあるが・・・どこぞの迷宮と同じく最低半年は荒れたままであろう。トランスポートも壊れて修復には長い時間が掛かるし、迷宮は死の大地と化していっている。ギルド幹部も死に絶えて、長く栄えた『アームズフェント』の終わりは近い。
国力を注いで維持するという手立てもあるが・・・戦後の賠償金を払った後に、そこまで余裕があればの話である。南方諸国連盟にとっては、ギルドが残した財産などを期待するかも知れないが、この私がそんな甘いことはしない。ギルドの財産などは、この私が持ち帰り有効活用させてもらう。
モナー(ご報告致しますお父様。捕らえた冒険者達のDNA鑑定が完了致しました。キース・グェンダルに一致する者はございません)
「そうか、ならば食料を渡して帰らせる」
ゴリフターズの『聖』の魔法によって、安全な食料となったモンスターの残骸。それにより、迷宮内部に居た者達の飯の心配はない。トランスポートを使って帰還を考えていた者達にとって食糧問題は重要だからね。
我々の都合で帰れなくなった者達をフォローするのは当然だ。
有能な食用蟲は、見た目のせいなのか評判がよろしくないので困ったものだ。今まで、何名かの冒険者に『聖』の魔法で浄化されたモンスターの残骸か食用蟲か選ばせたら、みんな前者を選んだ。
確かに、ゴリフターズの手によって浄化されたモンスター達は旨い。だが、私の蟲達は、治癒薬と同じ効果や魔力回復、身体能力向上などの様々な利点を有している。味付けだって、カレー味なんて食べやすい味もあるのにね。
あれかね・・・いっそう、究極進化マーガレット(食用)みたいに半分人型の食用蟲でも作ってみようかな。モンスターを食べると自己再生する能力を組み込めば・・・何度も食べれるネタ仕様になる。だが万が一この商品がヒットしたら、笑えないな。食用蟲を食べているのか捕食されているのか区別が付かない気もする。
一応、「期間限定!!」「再販なし!!」「数量限定!!」「プレミア間違いなし!!」などのフレーズを用いて筋肉ポイントで購入できる一覧に追加しておくか。こういう馬鹿げたアイディアこそ金の種になるかもしれない。ついでに、どんな冒険者が注文するか怖い物見たさで見てみたい。
「旦那様の『蟲』の魔法を駆使しても思いの外、時間が掛かりますね」
「そうだな。広さこそ『モロド樹海』に及ばないが、低層から虱潰しにしていたらソレなりに時間を要するね。でも、獲物を追い詰めてこそ狩猟というものさ」
何より、普段は迷惑だから止めてくれと言われる蟲の展開を心ゆくまで出来るのはありがたい事だ。蟲達のお腹も満たす事で魔力供給も少なくて済み私の変身も長時間可能になる。更には、蟲達がモンスターを捕食する事で吸収されたモンスターソウルが私に還元されて力がどんどん強化されていく。無論、急激なパワーアップなどではないが・・・塵も積もればなんとやらだ。
時間が経てば立つほど有利になる我々に対して、キース・グェンダルは不利になるだろう。食糧問題は当然として、ギルドという組織の力は衰退していくばかりだ。
ギルド幹部と呼ばれていた者達とその親族は、ほぼ死に絶えた。ギルドと深い繋がりのあった南方諸国連盟も戦力を失いすぎた。最早、ギルド幹部を助けるようと考える国家も人も居ない状況だ。
各方面にあるギルド本部は、此度の一件を受けて『筋肉教団』に乗り換えを始めている。聞いた話じゃ・・・『ウルオール』と『神聖エルモア帝国』では、ギルドという看板から『筋肉教団』という物に総入れ替えが行われたらしい。
『筋肉教団』後援者のネームバリューが非常に大きく影響しているだろう。ちなみに、『筋肉教団』の看板を掲げるに当たり不正を働いていた者達は、役職に関係なく全員リストラとなった。今後不正を働いた者は物理的に首を飛ばす事という非常にクリーンな組織に生まれ変わった。
その反面、リストラが多くなりすぎて『筋肉教団』は慢性的な人手不足になっている。現職トップクラスのギルド職員とタメを張るほどの事務能力を誇る蟲達は沢山居るのだが、蟲達が動かす体の絶対数が不足している。ギルドが送り込んできた者達を捕らえて加工して活用していたが・・・蟲達の数の方が圧倒的におおいからな。
ギルドからの刺客が送られてこなくなったら、加工製品が作れなくなってしまう。やはり、以前から水面下で交渉をしていた各国の罪人を受け入れるプランを実行する必要があるな。
だが、それだけでは足りない。そこで、最近思いついた第二案も実行に移そう。生きた人間を活用する方法だ。
孤児院出て職の当てがない者達を有効活用するプランである。蟲達が肉体を操作できるように少しだけ改造をさせてもらい肉体をレンタルさせていただくという計画だ。当然、レンタル費用として肉体の持ち主には生活に困らない程度の賃金を出そう。これにより、体を貸し出した者は寝ているだけで勝手に給料がはいるという正に夢のようなプランだ。
世が世なら、ニートやフリーター対策の救世主として崇められるだろう。
「楽しそうですね旦那様」
「そのように見えるかねゴリフリーテ。まぁ、その通りだ。私達三人を相手にどのような立ち振る舞いをするか楽しみじゃないか」
なんせ、長年に渡り陰湿な嫌がらせを私の家族や親しい者達に対して行ってきた屑にとどめを刺せるのだ。だから、思わず笑みが零れてしまうのだろう。唯一残念な事は、今回ギルドと殺し合うにあたり手伝いをして貰った皆様で締めくくりを飾りたかったのだが、参加可能なのが我々三名しか居ないと言うことだ。
ノコノコノコ
ギェエ(あ、あの・・・そのお方の首におられる美しい毛並みをされた蟲のご主人様ですか? 私、この迷宮に済んでいるネフェストという蟲系モンスターです)
モキュ(あら、どなたかしら。って、本日の警備はだれですか!? お父様達がいる場所まで平然とモンスターが来ているじゃありませんか)
あぁ、それならあちらでオークを火あぶりにして食べている一郎達じゃないかな。しかし、野良の蟲系モンスターがノコノコ私達の前に来るとはね。白旗を揚げるだけで無く、敵意を感じられなかったので放置してみれば、まさか絹毛虫ちゃんを口説きにきたか。
「何用かね。敵意は無いようだが、我々の邪魔をするならばどうなるか分かっているだろう」
ギェェ(はい。どうかお願いします!! 私をあなた様の配下に取り込んでください!!)
・・・・・・・・・は、初めての展開だ。蟲達を強制的に取り込んだことは数知れないが、自ら仲間にしてくださいとか初めてだ。
ピーーィ(な、この私を差し置いて絹毛虫ちゃんを口説くなんて!! くやちぃぃ。・・・・・・・・・お父様!! 私達に外出許可をください。必ずや沢山の蟲を連れて参ります)
モッキュ(ふっふっふ、幻想蝶ちゃんじゃなくてこの私をね。チラチラ・・・勝ちましたわ)
ピッピ(傾国のモンスターと言われたこの私を甘く見ないで欲しいですわ。お父様のためなら一肌でも何でも脱いじゃうからね)
絹毛虫ちゃんと幻想蝶ちゃん達が影から這いだしてきて、女の戦いを繰り広げている。どちらが私のために沢山の蟲系モンスターを口説いてこれるかという斬新な争いだ。
「旦那様を思う皆の心に感激致しました。このゴリフリーテが絹毛虫ちゃんを護衛致しましょう」
「ならば、私が幻想蝶ちゃんをお守り致します。では、いきましょう。勝負は、次の階層で付けると言うことで」
何故か勝手に話が進んでいって、あれよこれよと幻想蝶ちゃんと絹毛虫ちゃん達がぞろぞろと次の階層へと移動を初めて行った。というか、なぜゴリフターズが蟲達の言葉を理解できるのだと思ってみれば、ホワイトボードをもって通訳をしている蟲達がいた。仕事はぇぇな。
残されたネフェストという蟲がなぜか可愛そうに思えた。
「そ、その・・・仲間にはいるかい?」
ギェ(お、お願いします)
影の中にネフェストが入っていった。
モナァァーー(この私を忘れて貰っては困ります!! お父様の為ならば、蟲系モンスターの一匹や二匹・・・物理的に洗脳してまいります!!)
蛆蛞蝓ちゃんも乗る気満々のようだ。最強ではなく、最凶といって間違いない私の蛆蛞蝓ちゃん。目の錯覚で無ければ、なぜか背中に羽のような物を広げている。いつから、そんな特技まで手に入れたのだ。
「蛆蛞蝓ちゃん、いつからそんな器用なことを・・・」
モモナー(触手のちょっとした応用です)
最早、ちょっとというレベルではないかと思うのだが・・・と、考えているうちに先頭集団をおって蛆蛞蝓ちゃんも次の階層へと足を踏み入れていった。これで、三つ巴の戦いになってしまった。誰かに肩入れする訳にもいかない立場ではあるが・・・ゴリフターズが向こうにそれぞれ付いたので、私は蛆蛞蝓ちゃんを護衛するかな。
「全く、みんな何をしに来ているか忘れていないかね。全員、5分で撤収だ・・・遅れるなよ」
結構真面目にギルド幹部を殺しに来ているのに、この緊張感のなさ・・・悪くないね。直ぐに殺しに行く予定だったが、しばらく時間が掛かりそうだよ。気長に待っていてくれよキース・グェンダル。
************************************************
どんな戦力がいても正面から粉砕してやる!!
というわけで、最後の前に女の戦いを混ぜてみました@@
自己進化、自己再生、自己増殖可能な蛆蛞蝓ちゃん・・・反旗を翻されたらやばいわ。
PS:
1/24日は大雪と噂なので皆様お気を付けてくださいね^^
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