愛すべき『蟲』と迷宮での日常

熟練紳士

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第二十七章

第百二十四話:エピローグ(4)

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◆一つ目:ジュラルド
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「たった、お二人なのですか」

 エーテリアの実家に帰るので帰省時に消化できそうな依頼を選んだのですが…二人という事で驚かれてしまった。しかし、此方に非のある事ではない。依頼主が『筋肉教団』に発注した際に、条件付けを行っていないのだから、そのような言われをされても困る。

「何か問題でも?『筋肉教団』の受付嬢が問題ないと判断したから、それを依頼主が気にする事ではありません。依頼が未達の場合は、そちらは一銭も損はしないでしょう」

「話は付いたかジュラルド。アタイの方は準備万全だぞ」

 本日は、可変式ハルバートですか。セリナ殿が作っている兵器の類いを自由に利用して良いという事で、レンタルした品物が馬車一杯に積み込まれている。おかげで、座る場所も殆ど無く大変窮屈…全然、嬉しいのですけどね。

 本当に見慣れない武器が多く、制作者であるセリナ殿本人もノリと勢いで作ったから使い方までは考えてなかったと楽しげに話していた。エーテリアも『仕方ないな~、そういう事ならアタイに任しておきな。使い方を考えて後でジュラルドに纏めさせておくから』と新しいおもちゃを手に入れた子供のように目を輝かしていた。
 
 おかげで、大量のレポートを提出する事になってしまった。些細な事なので構いませんが、今度遊びに行った際には美味しい料理をごちそうして頂かないといけませんね。

「相手は、50を超えるモンスターの大軍ですぞ。高ランクモンスターも多数確認されております」

「問題ではありません。後、相当数の家畜が奪われているようですね。この近所には、エーテリアのご両親の農場もありますからね…ゴミは掃除しておかないといけません」

 どの種類のモンスターが徒党を組んでいるか分かりませんが、エーテリアのご実家があるこの付近で不埒な行為を行う者は、許しません。本来ならここの領主である人の仕事なのですが、期待は出来ません。セリナ殿が治める領地と比べるとどうしても見劣りしてしまう。

 無理もありませんか、『聖』の双子と『蟲』の使い手であるレイア殿の母君が治める領地でよからぬ事を行おうとする勇者は、滅多にいない。表向きには死亡となっているレイア殿の蟲達が領地内を巡回しており、おいしい餌…じゃなかった、犯罪者を見つけたらその場で文字通り捌いる。

 領民もそれを当然として受け容れており、警戒心が他領地の人と比較して低い事が問題でしょう。だから、一攫千金を狙ったおろか者が希にでるとレイア殿も仰っていました。

「ですが」

 我々が失敗した場合のモンスター達による報復を警戒しているのだろう。実力を測れない者達では無理もありませんか…早々にこの場での話を切り上げて神器『テミス』の錆にしてあげましょう。

 あっ、こんな所に砂埃が着いている。

 ふきふき

「さくっと、終わらして早く帰ろうぜジュラルド」

 準備を終えて早く出発したい様子のエーテリア。よく見てみれば、本日は、強化外骨格と言われる鎧ではなく…布ベースの軽装なのですね。

「そうしましょうか。エーテリアが着ているその服新作ですか?」

「そうなんだよ!! 実は、オリハルコン繊維という素材で作られているらしくて…これが丈夫なんだよ。後、その繊維を利用することでこんな事もできるんだぜ」

 エーテリアが軽く手を振るうと指に付けているリングから糸が舞った。恐らく、オリハルコン繊維と言われる品物なのだろう。十本の糸が20m先にあった岩を見事に切断した。その切断面を見ると鏡のように光が反射する程で恐ろしい殺傷能力を秘めている事が分かる。

 それを自在に操るエーテリアは、流石の技量ですね。修練を積めば、数本なら扱える者もいるでしょうが…初めて使ってそこまで使いこなせる人は他には居ないでしょう。

「いやはや、流石としか言えませんね。魔法で同じ事を再現させる事もできなくありませんが、効率が悪いですね」

「だけど、岩をあそこまで綺麗に切断できるのってジュラルドくらいだろう?」

「ありがとうエーテリア。では、参りましょうか」

………
……


 情報では、この渓谷地帯を根城にしているとの事だが情報に些か食い違いがありますね。眼下の谷底を見てみるとモンスター達が休息を取っている。その数は、100匹を超えている。

「軽く索敵しましたが、範囲400m以内に居るモンスターの数は131匹。あそこにいるモンスターのみです。後、此方を見ている者達が3名」

「嫌な感じはしないけど、どうする?ジュラルド」

 モンスターについては、あの程度の数と質ならば処理するのに数分でしょうから殲滅するのは変わりません。寧ろ、エーテリアのご実家が近くにある以上、依頼にかかわらず率先して処理しておくべきです。

 それに、依頼主から受けた報告されているモンスターとの数が大幅に違う事についても原因は判明した。奪われた家畜を利用して繁殖している。この手のタイプのモンスターは、家畜相手でも繁殖可能なタイプだから放置すると倍々算で増えていきますから依頼した時点と相違が出たとしても仕方ないでしょう。

 本来ならば、すぐさま条件が違うといって帰るのですが…運が良いですね。エーテリアのご実家が近い事に感謝しておいてください。

「で、隠れて此方を見ている三名の人。大人しく出てこないと、殺しますよ。『風』の魔法で拡声してあげているのですから、聞こえなかったとかつまらない嘘をつかないでください」

 すでに、『火』の魔法でのぞき見をしていた者達をいつでも消し炭に変える準備は終わっている。発動までの間に逃げられるなんて、甘くは思わないで頂きたいです。

 離れた茂みの中から、見覚えのある冒険者達が顔を見せた。そして、全員が武器防具と手荷物を見えるように床に置いた。そして、両手を上に上げて抵抗の意思がないことを示している。

「高ランク冒険者の中でもご高名なエーテリア様とジュラルド様の戦いっぷりを覗かせて頂こうとしておりました。ご迷惑でしたらすぐに立ち去りますので、これでご容赦を」

 地面に置かれた1600万セル相当の貴金属。なるほど、教育は行き届いているようですね。ここまで用意がいいとなると、私達に見つかる事は想定済みですか。その上で、素直に謝罪と迷惑料を納めるのは、好印象を持てます。

 しかし、若干試されたと思われる行動は気に入りませんが及第点をあげましょう。レイア殿が目を掛けていた冒険者なのだからここで潰しては、少し心苦しい。

「君達の名前は?」

「私から順にローウェル、リーシャル、エリザです」

「覚えておきましょう。ですが、これは授業料として貰っておきます。それと今回に限り、邪魔しないのであれば見ていても構いませんよ」

「別に、隠れてないで堂々と見に来りゃ良いのにな。お前らそこで見学しておけよ。近づくと、ちょっとあぶねーからな」

 技術は見て盗めと言われる事もしばしばあるのですが、果たしてこの者達が私達から何を学べるか楽しみです。

 少なくとも、エーテリアから何かを学ぶのは難しいでしょう。直感で武器を扱うタイプなので人に教えるのには向かないしマネできるとも思えない。更に言えば、どうやってセリナ殿が作成した武器や防具を入手するかだ。

 私達を除外すれば、セリナ殿が作られた武器または防具を持っている人は、『闇』の使い手グリンドール・エルファシル殿。『神聖エルモア帝国』前皇帝陛下のガイウス殿。『ウルオール』ヴァーミリオン王家のミルア殿とイヤレス殿。知らない者はいないと言える程の著名人達だ。そんな彼らから譲り受けられるかと言えば、どんな手を使えばいいか想像もつかない。

「じゃあ、一足先にいってくるからな」

「えぇ、すぐに追いかけますので…あまり無茶はしないでくださいよ」

 エーテリアが谷底に落ちていった。

「この高さを…」

「驚く事でもありません、着地の瞬間に落下の衝撃を緩和させる何かを行えば誰にでも出来ますよ。さて…君達がどこまでマネできるかは分かりませんが、頑張って技術を盗んでみてください」

 『風』の魔法とは広範囲向けて使う事が多く、攻撃魔法においても広く浅くという常識がある。だが、『風』の魔法で周辺の空気を集めてそれを圧縮する。当然、それに反発する力もあるが魔力で有無言わさず押し込める。消費する魔力も多いし、コントロールを失敗したら自分が死ぬ可能性もある。

 だが、この攻撃魔法の威力は抜群だ。殺傷能力だけでなく隠密性も高い。高ランクのモンスターでも直撃すれば、殺せる事が多い。

 元々のアイディア提供者はレイア殿なのですけどね。

「す、すごい…ここまで力強く精密な『風』の魔法は見たことがない」

「これが盗めるか盗めないかは、貴方達次第です頑張りなさい。それでは、エーテリアを追いかけないと行けないので失礼するよ」

 落下中に下の様子を見ていたが、エーテリアが操るオリハルコン繊維でモンスターがズタズタに引き裂かれている。この調子で働かれてしまっては、出番がなくなってしまいそうだ。

「おっそいぞジュラルド」

「すみません。少し上で講義をしてあげていましてね。では、始めると致しましょうか」

 女性であるエーテリアを捕らえようとするモンスター達。気に入りませんね。実に気に入りません!! まずは、手足を吹き飛ばしてジワジワと嬲り殺しにしてあげましょう。エーテリアを餌のように見る目…万死に値する。



 ギルド総本山が崩壊してから7ヶ月目。

 エーテリアとジュラルドが遊びに来てくれた。尤も、セリナさんから大量に借りていた武具の定期メンテナンスと新しい装備の物色が主な目的なのだがね。セリナさんも『まっていたわ!! 今度の新作は自信作なのよ…見なさいこのドリル!! 』といって見せていた。

 この手の話になると長くなるのは目に見えているので、私とジュラルドだけ応接間に移動した。そこで、ジュラルドから私の教え子達に会った話を聞けた。エーテリアとジュラルドを尾行して仕事っぷりを覗こうなど、困った子達だと思った。

 そんな余談をしつつ、ジュラルドから真面目な相談を受けている。

「なんとかなりませんかねレイア殿」

「義理の両親の畑仕事を楽にしてあげたいか…農具をオリハルコン製などの強靱な物にするだけでは芸がない。結局は人力だ…かといって、義理の両親は、『土』の魔法を使えないか~」

 魔法があるとなしでは雲泥の差なのだが無い物ねだりはできない。そうなると、難しい。蟲達を派遣してあげるという方法もあるが、蟲達に手伝われる事をあまり快く思わないだろう…昔気質な人だともいう事だし。

 ダダダダダ

 セリナさんの足音が聞こえる。

ギッギ『話は聞かせて貰ったわ!! この瀬里奈に全部まかせなさい。地下に良い物があるわよ。今、プレゼン用の資料を作ってくるから二時間、時間を頂戴ね!!』

 地下…あぁ、アレのことか。この瀬里奈ハイヴの地下の石油を有効活用するために試行錯誤しながら開発していた瀬里奈式エンジンか。腕時計と良い…腐女子って知識が凄いな。なんでも、前世でエンジンが擬人化した乙女ゲームや腕時計が擬人化した乙女ゲームが大流行した時に勉強して国家資格まで取得したとかなんとか。

 瀬里奈さんは、貴重なエンジンを搭載した農作業機械を作る気なのだ。

「えーーと、セリナ殿はなんと?」

「良い物があるから、二時間後にその説明資料などを持ってくるってさ。…ちなみに、ご予算はいか程で?」

「レイア殿程ではありませんが…稼いでおりますよ。予算は上限なしで!!」

ギーー『その言葉が聞きたかった』

 石油から精製したガソリンを地下通路を利用してエーテリアの実家まで運ぶ手配やメンテナンス部隊、防犯用に警備も必要だ。他に漏らしたくない技術だからね。

「その言葉が聞きたかったとさ…」

「相変わらず、何でも出てきますねここは」

「何でもじゃありませんよ。ある物しか出てきませんよ」

 さて、世界最強の自宅警備員に人間採掘機になってくれとお願いに行くとしよう。

************************************************
ふぅ~『筋肉教団(筋肉及び駄目猫)』『ギルド受付嬢(ぐぅ聖及びぐぅ畜)』『紳士淑女(世界最強の紳士及び世界唯一の神器の担い手及び世界一の淑女)』『冒険者(同僚及び後輩)』と…本作品で登場した者達の大体の出演が完了しました!!

よって、次こそ最終話だ!! レイアがパパになるぞ~。
お父様じゃなくパパだぞ~。
※流石に、ここ最近勢いで執筆しておりましたが…お休み終わって執筆速度おちるけど許してください><

PS:
ちなみに外伝は、最終話の後から執筆始めます。
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