29 / 59
シーズン1
第二十九話
しおりを挟む
「やめたいと言うわけではなく、やはり、私では力不足に感じただけです」
蓮水が「そんなことはないよ」と言った。
「君は不思議なほど自己評価が低い。だけど、俺はそう思っていない。サイトに残してくれるコメントはいつも語彙が豊富で表現力も豊かだった。それに、実際こうして話していても、姿勢や所作が美しい。一緒に食事をした時も、そう感じた。まあ、今日は落ち着きがないが、だまし討ちして動揺させたのは俺だしな。会社で見かけたときには全く感じていなかった」
勤務中にはさすがに態度に出さなかったが、蓮水が前を通るとき、頭の中では今とそう変わらないテンションだった。
「なみこの言うような、俺の結婚相手として相応しいかどうか……俺が自分でこの言葉を使うのは傲慢な気がして躊躇われるけれど、いくら契約婚だとしても、叔父達に紹介できないと思っていたら、最初からこんな提案はしていない。つまり、俺は、なみこのことを自分に相応しいと思っている」
「もったいないお言葉、痛み入ります」
蓮水は「叔父と会うまでに、そういうところは、直してもらう。これじゃ、妻と言うより、秘書か何かに見えてしまう」と、目を細めた。
凡子は、自分の両親のやりとりを思い浮かべてみた。母は父によく肩をもんでもらっていた。ただ、父は母が仕事に専念できるようにと家庭に入っていたので、一般的とはいえない。
「どうすれば夫婦らしくみえるのか、私にはわかりません」
「そのあたりは、今日から練習していけばいい」
凡子は、精神的に疲れ切っていたので、そろそろ帰りたいと思い始めていた。
「本日の練習は、何時頃までの予定で考えてらっしゃいますか?」
「そうだな……、なみこは普段、何時頃に寝ているんだ?」
就寝時間から逆算して、ギリギリまで練習させるつもりなのだろうかと、凡子は驚いた。
「よく、十一時頃まで起きていますが、本日は疲れているので、もう少し早めにおいとましたいのですが……」
「おいとま?」
「遅くとも八時に帰りたいです」
蓮水が顔を左右に動かしながら「だめだ」と、言った。
夫婦らしい振る舞いを会得するのには、それだけ練習が必要なのだろうと、凡子は思った。凡子にしても、疲労を理由に修練をおろそかにして、本番で失敗するのは避けたい。
「わかりました。時間いっぱいまで勤しみます」
蓮水から「そこがまず間違っている」と、指摘された。
「肩の力を抜いて、自然な言葉遣いをしてもらわないと」
「不自然でしょうか?」
「とにかく硬すぎる」
蓮水相手に気安く話せるはずがない。
「努力します」
蓮水から「そこは、『頑張るわ』くらいだろう、普通」と、訂正された。
「なるほど」と、凡子は頷いた。
「できるだけ長い時間一緒に過ごせば、そのうち、慣れてくるはずだ」
凡子は内心、一緒に過ごしても、慣れるはずがないと思った。それよりは、自然な振る舞いをするのが役割だと、自分に言い聞かせる方が効果的な気がした。凡子は思ったことを蓮水に伝えた。
「それでも構わないよ」
「今日帰りましたら、夫婦ものの小説をいくつか熟読して、情報を収集しておきます」
蓮水はまた、顔を左右に動かしながら「だめだ」と、言った。
「恋様ほどではなくても、結構、リアリティのある小説を書く作者さんはいます」
「そっちじゃない」
凡子は首を傾げた。
「なみこには、今日からここで暮らしてもらう」
「今日からは、急すぎます」
サポートを引き受けると決めた時点で、同居する覚悟はできていた。それでも、今日の今日では、精神的にも物理的にも準備ができていない。
「急なのはわかっている」
凡子は、ひとまず先延ばしにできそうだとホッとした。
「明日なら可能か? 俺が深夜近くに仕事を終えて、そこから、迎えに行くことにはなるが」
「お疲れのところ迎えに来ていただくのは悪いです」
さらに先延ばしにできそうだと、内心喜んだ。
「そうなると、また次の週末になる。前日だけを準備にあて、叔父達に会うことになっても問題ないのか?」
「それは、無理かもしれません。ご挨拶を、その翌週にしていただくのは難しいですか?」
蓮水から、「なみこは本当にそれで良いのか?」と、問いかけられた。
「私は、構いませんが……」
蓮水は少し不機嫌な表情になった。
「俺との同居に抵抗感があるのは理解できる。だが、なみこがそうやって先送りにすればするほど、次の更新がお預けになる」
「は!」
凡子は、目を見開いて両手で口を押さえた。
「私が、間違っておりました。今すぐ、こちらへ泊まり込むための準備をいたします。いったん、帰宅してもよろしいでしょうか?」
「ひとまずは、一週間分ほどの着替えと、化粧品など身の回りの物があれば良いだろう。運ぶのを手伝うよ」
「家は会社に結構近いので、最低限の荷物だけ運べば、明日にでも、追加で取りにいけます」
凡子の暮らす家は、母の稼ぎで買った結構良いマンションなので、蓮水の暮らす部屋と遜色ない立地と広さだ。きちんと整理整頓もしているから、蓮水に家を見られても問題はない状態ではある。それでも、自分のテリトリーに、蓮水を入れるのは、どうしても避けたかった。
「婚姻届けに書き込んであった住所をみて本社ビルに近そうだとは思っていた。どんなところで暮らしているのか見ておきたかったからちょうど良い」
「いえ、一人で持ち運び可能です」
「それでも行くよ。妻の実家がどんなところか、まったく知らないわけにはいかない」
凡子は自分が口頭で説明すると言った。
しかし蓮水は、「こういうところからほころびが生じて嘘がばれるんだ。実際足を運んでおかないと」と、受け入れてくれなかった。
「荷物を取りにいくついでに、早めの夕食をとって、帰ってきたら今後のことをさらに話し合おう」
気がつけば、すでに十七時を回っていた。昼食時に待ち合わせて会席料理を食べた後で蓮水の家まで来た。それからも、結婚について押し問答を繰り返したのだから、時間が経つのは当然だった。
凡子はすでに疲れ切っていて、これ以上抵抗する気力も残っていなかった。
「わかりました。とにかく私の家に向かいましょう」
蓮水は「そうだな」と言って、立ち上がった。
凡子も、仕方なく立ち上がる。
――五十嵐室長グッズがこの世に存在しなくて助かった。
もし、そんな素晴らしい物が流通していれば、凡子は部屋に飾っていたはずだ。さすがに、作者本人に見られるのは恥ずかしい。
蓮水が「そんなことはないよ」と言った。
「君は不思議なほど自己評価が低い。だけど、俺はそう思っていない。サイトに残してくれるコメントはいつも語彙が豊富で表現力も豊かだった。それに、実際こうして話していても、姿勢や所作が美しい。一緒に食事をした時も、そう感じた。まあ、今日は落ち着きがないが、だまし討ちして動揺させたのは俺だしな。会社で見かけたときには全く感じていなかった」
勤務中にはさすがに態度に出さなかったが、蓮水が前を通るとき、頭の中では今とそう変わらないテンションだった。
「なみこの言うような、俺の結婚相手として相応しいかどうか……俺が自分でこの言葉を使うのは傲慢な気がして躊躇われるけれど、いくら契約婚だとしても、叔父達に紹介できないと思っていたら、最初からこんな提案はしていない。つまり、俺は、なみこのことを自分に相応しいと思っている」
「もったいないお言葉、痛み入ります」
蓮水は「叔父と会うまでに、そういうところは、直してもらう。これじゃ、妻と言うより、秘書か何かに見えてしまう」と、目を細めた。
凡子は、自分の両親のやりとりを思い浮かべてみた。母は父によく肩をもんでもらっていた。ただ、父は母が仕事に専念できるようにと家庭に入っていたので、一般的とはいえない。
「どうすれば夫婦らしくみえるのか、私にはわかりません」
「そのあたりは、今日から練習していけばいい」
凡子は、精神的に疲れ切っていたので、そろそろ帰りたいと思い始めていた。
「本日の練習は、何時頃までの予定で考えてらっしゃいますか?」
「そうだな……、なみこは普段、何時頃に寝ているんだ?」
就寝時間から逆算して、ギリギリまで練習させるつもりなのだろうかと、凡子は驚いた。
「よく、十一時頃まで起きていますが、本日は疲れているので、もう少し早めにおいとましたいのですが……」
「おいとま?」
「遅くとも八時に帰りたいです」
蓮水が顔を左右に動かしながら「だめだ」と、言った。
夫婦らしい振る舞いを会得するのには、それだけ練習が必要なのだろうと、凡子は思った。凡子にしても、疲労を理由に修練をおろそかにして、本番で失敗するのは避けたい。
「わかりました。時間いっぱいまで勤しみます」
蓮水から「そこがまず間違っている」と、指摘された。
「肩の力を抜いて、自然な言葉遣いをしてもらわないと」
「不自然でしょうか?」
「とにかく硬すぎる」
蓮水相手に気安く話せるはずがない。
「努力します」
蓮水から「そこは、『頑張るわ』くらいだろう、普通」と、訂正された。
「なるほど」と、凡子は頷いた。
「できるだけ長い時間一緒に過ごせば、そのうち、慣れてくるはずだ」
凡子は内心、一緒に過ごしても、慣れるはずがないと思った。それよりは、自然な振る舞いをするのが役割だと、自分に言い聞かせる方が効果的な気がした。凡子は思ったことを蓮水に伝えた。
「それでも構わないよ」
「今日帰りましたら、夫婦ものの小説をいくつか熟読して、情報を収集しておきます」
蓮水はまた、顔を左右に動かしながら「だめだ」と、言った。
「恋様ほどではなくても、結構、リアリティのある小説を書く作者さんはいます」
「そっちじゃない」
凡子は首を傾げた。
「なみこには、今日からここで暮らしてもらう」
「今日からは、急すぎます」
サポートを引き受けると決めた時点で、同居する覚悟はできていた。それでも、今日の今日では、精神的にも物理的にも準備ができていない。
「急なのはわかっている」
凡子は、ひとまず先延ばしにできそうだとホッとした。
「明日なら可能か? 俺が深夜近くに仕事を終えて、そこから、迎えに行くことにはなるが」
「お疲れのところ迎えに来ていただくのは悪いです」
さらに先延ばしにできそうだと、内心喜んだ。
「そうなると、また次の週末になる。前日だけを準備にあて、叔父達に会うことになっても問題ないのか?」
「それは、無理かもしれません。ご挨拶を、その翌週にしていただくのは難しいですか?」
蓮水から、「なみこは本当にそれで良いのか?」と、問いかけられた。
「私は、構いませんが……」
蓮水は少し不機嫌な表情になった。
「俺との同居に抵抗感があるのは理解できる。だが、なみこがそうやって先送りにすればするほど、次の更新がお預けになる」
「は!」
凡子は、目を見開いて両手で口を押さえた。
「私が、間違っておりました。今すぐ、こちらへ泊まり込むための準備をいたします。いったん、帰宅してもよろしいでしょうか?」
「ひとまずは、一週間分ほどの着替えと、化粧品など身の回りの物があれば良いだろう。運ぶのを手伝うよ」
「家は会社に結構近いので、最低限の荷物だけ運べば、明日にでも、追加で取りにいけます」
凡子の暮らす家は、母の稼ぎで買った結構良いマンションなので、蓮水の暮らす部屋と遜色ない立地と広さだ。きちんと整理整頓もしているから、蓮水に家を見られても問題はない状態ではある。それでも、自分のテリトリーに、蓮水を入れるのは、どうしても避けたかった。
「婚姻届けに書き込んであった住所をみて本社ビルに近そうだとは思っていた。どんなところで暮らしているのか見ておきたかったからちょうど良い」
「いえ、一人で持ち運び可能です」
「それでも行くよ。妻の実家がどんなところか、まったく知らないわけにはいかない」
凡子は自分が口頭で説明すると言った。
しかし蓮水は、「こういうところからほころびが生じて嘘がばれるんだ。実際足を運んでおかないと」と、受け入れてくれなかった。
「荷物を取りにいくついでに、早めの夕食をとって、帰ってきたら今後のことをさらに話し合おう」
気がつけば、すでに十七時を回っていた。昼食時に待ち合わせて会席料理を食べた後で蓮水の家まで来た。それからも、結婚について押し問答を繰り返したのだから、時間が経つのは当然だった。
凡子はすでに疲れ切っていて、これ以上抵抗する気力も残っていなかった。
「わかりました。とにかく私の家に向かいましょう」
蓮水は「そうだな」と言って、立ち上がった。
凡子も、仕方なく立ち上がる。
――五十嵐室長グッズがこの世に存在しなくて助かった。
もし、そんな素晴らしい物が流通していれば、凡子は部屋に飾っていたはずだ。さすがに、作者本人に見られるのは恥ずかしい。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉
朝陽七彩
恋愛
突然。
同居することになった。
幼なじみの一輝くんと。
一輝くんは大人しくて子羊みたいな子。
……だったはず。
なのに。
「結菜ちゃん、一緒に寝よ」
えっ⁉
「結菜ちゃん、こっちにおいで」
そんなの恥ずかしいよっ。
「結菜ちゃんのこと、どうしようもなく、
ほしくてほしくてたまらない」
そんなにドキドキさせないでっ‼
今までの子羊のような一輝くん。
そうではなく。
オオカミになってしまっているっ⁉
。・.・*.・*・*.・。*・.・*・*.・*
如月結菜(きさらぎ ゆな)
高校三年生
恋愛に鈍感
椎名一輝(しいな いつき)
高校一年生
本当は恋愛に慣れていない
。・.・*.・*・*.・。*・.・*・*.・*
オオカミになっている。
そのときの一輝くんは。
「一緒にお風呂に入ったら教えてあげる」
一緒にっ⁉
そんなの恥ずかしいよっ。
恥ずかしくなる。
そんな言葉をサラッと言ったり。
それに。
少しイジワル。
だけど。
一輝くんは。
不器用なところもある。
そして一生懸命。
優しいところもたくさんある。
そんな一輝くんが。
「僕は結菜ちゃんのこと誰にも渡したくない」
「そんなに可愛いと理性が破壊寸前になる」
なんて言うから。
余計に恥ずかしくなるし緊張してしまう。
子羊の部分とオオカミの部分。
それらにはギャップがある。
だから戸惑ってしまう。
それだけではない。
そのギャップが。
ドキドキさせる。
虜にさせる。
それは一輝くんの魅力。
そんな一輝くんの魅力。
それに溺れてしまう。
もう一輝くんの魅力から……?
♡何が起こるかわからない⁉♡
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる