期間限定の仮初婚約者ですがなぜか国王陛下に愛されています。(私はひっそり生きたいのに)

ルナリア・ヴィッセには秘密がある。
前世日本人という記憶持ちで、魔力量の多い異国の地を引いていた。
そして貧乏伯爵家のルナリアは経済的困窮を理由に、世間的には病弱として領地に引き篭もっている。
しかしそんなとき、弟の学院入学のためにためた学費を父が勝手に使ってしまい、ルナリア自ら王都に出稼ぎに行くことを決意。運良く王城で働くことができたものの、転生時のギフトとして持っていた言語チートを無自覚に発揮。新たな仕事として三ヶ月後に迫った国際的なイベント大陸議会でソルディート陛下の通訳兼婚約者として打診されてしまう。独身の陛下だが諸事情で他国との縁を結ぶことはできず、紹介される他国の令嬢を穏便に断るために婚約者を探していたという。破格の報酬に釣られそうになったものの、ルナリアは荷が重いと断ると決めた。しかし、状況が一変し、大陸議会が終わるまで、仮の婚約者として国母として立つことになった。
24h.ポイント 7pt
357
小説 35,153 位 / 187,516件 恋愛 15,333 位 / 56,791件

あなたにおすすめの小説

令嬢は大公に溺愛され過ぎている。

ユウ
恋愛
婚約者を妹に奪われた伯爵家令嬢のアレーシャ。 我儘で世間知らずの義妹は何もかも姉から奪い婚約者までも奪ってしまった。 侯爵家は見目麗しく華やかな妹を望み捨てられてしまう。 そんな中宮廷では英雄と謳われた大公殿下のお妃選びが囁かれる。

婚約破棄をされ、父に追放まで言われた私は、むしろ喜んで出て行きます! ~家を出る時に一緒に来てくれた執事の溺愛が始まりました~

ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
男爵家の次女として生まれたシエルは、姉と妹に比べて平凡だからという理由で、父親や姉妹からバカにされ、虐げられる生活を送っていた。 そんな生活に嫌気がさしたシエルは、とある計画を考えつく。それは、婚約者に社交界で婚約を破棄してもらい、その責任を取って家を出て、自由を手に入れるというものだった。 シエルの専属の執事であるラルフや、幼い頃から実の兄のように親しくしてくれていた婚約者の協力の元、シエルは無事に婚約を破棄され、父親に見捨てられて家を出ることになった。 ラルフも一緒に来てくれることとなり、これで念願の自由を手に入れたシエル。しかし、シエルにはどこにも行くあてはなかった。 それをラルフに伝えると、隣の国にあるラルフの故郷に行こうと提案される。 それを承諾したシエルは、これからの自由で幸せな日々を手に入れられると胸を躍らせていたが、その幸せは家族によって邪魔をされてしまう。 なんと、家族はシエルとラルフを広大な湖に捨て、自らの手を汚さずに二人を亡き者にしようとしていた―― ☆誤字脱字が多いですが、見つけ次第直しますのでご了承ください☆ ☆全文字はだいたい14万文字になっています☆ ☆完結まで予約済みなので、エタることはありません!☆

王女殿下に婚約破棄された、捨てられ悪役令息を拾ったら溺愛されまして。

Rohdea
恋愛
伯爵令嬢のフルールは、最近婚約者との仲に悩んでいた。 そんなある日、この国の王女シルヴェーヌの誕生日パーティーが行われることに。 「リシャール! もう、我慢出来ませんわ! あなたとは本日限りで婚約破棄よ!」 突然、主役であるはずの王女殿下が、自分の婚約者に向かって声を張り上げて婚約破棄を突き付けた。 フルールはその光景を人混みの中で他人事のように聞いていたが、 興味本位でよくよく見てみると、 婚約破棄を叫ぶ王女殿下の傍らに寄り添っている男性が まさかの自分の婚約者だと気付く。 (───え? 王女殿下と浮気していたの!?) 一方、王女殿下に“悪役令息”呼ばわりされた公爵子息のリシャールは、 婚約破棄にだけでなく家からも勘当されて捨てられることに。 婚約者の浮気を知ってショックを受けていたフルールは、 パーティーの帰りに偶然、捨てられ行き場をなくしたリシャールと出会う。 また、真実の愛で結ばれるはずの王女殿下とフルールの婚約者は───

妹の身代わりとされた姉は向かった先で大切にされる

桜月雪兎
恋愛
アイリスとアイリーンは人族であるナーシェル子爵家の姉妹として産まれた。 だが、妹のアイリーンは両親や屋敷の者に愛され、可愛がられて育った。 姉のアイリスは両親や屋敷の者から疎まれ、召し使いのように扱われた。 そんなある日、アイリスはアイリーンの身代わりとしてある場所に送られた。 それは獣人族であるヴァルファス公爵家で、アイリーンが令息である狼のカイルに怪我を負わせてしまったからだ。 身代わりとしてやった来たアイリスは何故か大切にされる厚待遇を受ける。 これは身代わりとしてやって来たアイリスに会ってすぐに『生涯の番』とわかったカイルを始めとしたヴァルファス家の人たちがアイリスを大切にする話。