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ミニ番外編
ジョシトーーク☆
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「いやだ!このコがキー坊のオンリーワン!?ハジメマシテよろちくび~♡アタシのコトはメロディちゃんって呼んで♪」
「イ…イヴェット=チャザーレです。よろちくびお願いいたしますわ」
「ヤダなにこのコ~!!ノリがいいじゃなーーい♡」
「私、前世ではよくオネェバーに遊びに行っておりましたから!!この世界では初めての遭遇ですけどもっ!」
イヴェットは目を輝かせながら鼻息荒く告げた。
ポレットのヒラメキで開かれる事になったお茶会で初めて顔を合わせる事になったメロディとイヴェット。
公爵令嬢がオネェなる生物と接するなどまず無かったであろう事から、若干イヴェットの反応を心配していたハノンだがそれは杞憂に終わったようだ。
最初は驚いて固まっていたけど、イヴェットはすぐに立ち直ったからだ。
まぁメロディを初めて見て、目を見開かない人間など殆どいないのでそれは仕方ない。
問題はその後の反応である。
怯えるか怖がるか身を竦ませるか、
引くか逃げるか拒絶するか。
イヴェットなら大丈夫だろうと判断して引き合わせたのだがやはり問題無さそうだ。
挨拶でメロディのハートをゲット出来たのなら上々。
アデリオールで生きていくなら、この姐御を味方に付けておいて損はない。
「メロディちゃん!今日は来てくれてありがとう!」
ポレットが少し板に付いてきたカーテシーを披露する。
その様子を見てメロディは身悶えした。
「イヤン!ポレ姫っ!もう立派にレディじゃないのっ!待っててネ、今ポレ姫の婚約式用のドレスを渾身の闘気を込めて縫ってるから♡」
それを聞いてハノンがメロディにツッコミを入れる。
「ドレスに闘気って」
「アハハハハ!気合いは大事ヨン♡」
「メロディちゃんありがとう!」
ポレットは嬉しそうにメロディに抱きついた。
「ぎゃんっ!がわゆい゛!頭から丸呑みしたいっ!!」
「はきゅん♡同感ですわーー!!」
メロディと共にイヴェットも悶絶した。
ポレットの愛らしさに完全に虜にされているようだ。
その後、和気藹々と小一時間ほどお茶会を楽しんで、ポレットは妃教育の為に王宮へと向かった。
さて、オトナ女子ばかりになったお茶会。
話題は当然、恋バナである。
そしてそのお題はやはり『ワイズ男の一途さ』である。
キースに見初められた事により彼の唯一となったイヴェットの為に、メロディはハノンとフェリックスの過去のアレコレを語って聞かせた。
卒業式の夜以来、フェリックスがずっとハノンを探し続けた事。
当時まだ三歳だったルシアンを侯爵家に取られる事を恐れたハノンとの攻防で、フェリックスがしつこく諦めなかった事。
そして紆余曲折を経て夫婦となった事。
その後の溺愛っぷりも余す事なく、メロディの知る限りの二人の事を語ったのだった。
全てを聞き終わり、イヴェットはうっとりと頬を上気させて言った。
「す、す、素敵ですわぁぁっ……!
なんですのその小説のような物語はっ!顔も名前も知らなかったのに探し出したですって!?なんたる執念なんたる純愛っ!一大スペクタクルラブロマンスですわーーっ!」
「あ、ありがとう……?」
まさに感極まってハノンの手を握り叫ぶイヴェットに、ハノンは恥ずかしさも相まって居た堪れなくなる。
メロディは膝をバンバン叩いて喜んだ。
「ギャハハハっ!!ナニこのコ!言うコト成すコトいちいち大袈裟っ!!脊髄反射で喋ってるわよネ絶対!!」
「メロディさんも人の事言えないでしょう?」
アリアが半ば呆れるように言った。
「だから面白いんじゃナ~イ♪アタシ、同族嫌悪とかするタイプじゃないシ♡」
「私も同担拒否(いや違うだろ)ではありませんでしたわ!」
「ナニ言ってんのか分かんないケド面白い~~っ!!キー坊ったら澄ました顔して女の趣味イイじゃーーん!」
「そうね」
それにはハノンも同感だった。
イヴェットの高位貴族令嬢らしからぬ言動は親しみを持てるし、何より思ったまま…感情の赴くままを口にするので裏表がない。一緒に居て、腹を探り合う必要のない気の休まるタイプだ。
キースだけではない。
メロディもワイズ家の皆もイヴェットという新しい家族の事を好きになった。
ハノンはイヴェットに言う。
「イヴェット様。同じくワイズの男の唯一となった者同士、頑張ってゆきましょうね」
ハノンのその言葉にイヴェットは首を傾げた。
「頑張る、とはどのような意味なのでしょうか……?何を頑張るんですの?」
「もちろん、一生夫の深くてオモクテ大きな愛を受け止めてゆく事よ」
「一生……深くて大きな……」
「彼らは絶対によそ見はしないわ。だからその分少々愛が重いと感じる時もあるけれど、決してブレずに愛してくれる事を信じていられる。それって本当に恵まれた幸せな事よね」
「そう…ですわよね……」
「まだピンと来ない?でも直ぐに分かるわ」
実際、この時のイヴェットには若干理解出来ていなかった。
前世でも今世でも異性から熱烈に愛された事がなくて、イマイチ“ブレない愛情”とやらが分からなかったのである。
だけどこれからキースに溺愛される日々を送る事になるイヴェット。
ハノンの言う通り、きっと直ぐに身をもって理解する事だろう。
その後もアリアの夫との馴れ初めやメロディのダーリンへの熱い想いなど、女子トークは延々と続いたのであった。
「イ…イヴェット=チャザーレです。よろちくびお願いいたしますわ」
「ヤダなにこのコ~!!ノリがいいじゃなーーい♡」
「私、前世ではよくオネェバーに遊びに行っておりましたから!!この世界では初めての遭遇ですけどもっ!」
イヴェットは目を輝かせながら鼻息荒く告げた。
ポレットのヒラメキで開かれる事になったお茶会で初めて顔を合わせる事になったメロディとイヴェット。
公爵令嬢がオネェなる生物と接するなどまず無かったであろう事から、若干イヴェットの反応を心配していたハノンだがそれは杞憂に終わったようだ。
最初は驚いて固まっていたけど、イヴェットはすぐに立ち直ったからだ。
まぁメロディを初めて見て、目を見開かない人間など殆どいないのでそれは仕方ない。
問題はその後の反応である。
怯えるか怖がるか身を竦ませるか、
引くか逃げるか拒絶するか。
イヴェットなら大丈夫だろうと判断して引き合わせたのだがやはり問題無さそうだ。
挨拶でメロディのハートをゲット出来たのなら上々。
アデリオールで生きていくなら、この姐御を味方に付けておいて損はない。
「メロディちゃん!今日は来てくれてありがとう!」
ポレットが少し板に付いてきたカーテシーを披露する。
その様子を見てメロディは身悶えした。
「イヤン!ポレ姫っ!もう立派にレディじゃないのっ!待っててネ、今ポレ姫の婚約式用のドレスを渾身の闘気を込めて縫ってるから♡」
それを聞いてハノンがメロディにツッコミを入れる。
「ドレスに闘気って」
「アハハハハ!気合いは大事ヨン♡」
「メロディちゃんありがとう!」
ポレットは嬉しそうにメロディに抱きついた。
「ぎゃんっ!がわゆい゛!頭から丸呑みしたいっ!!」
「はきゅん♡同感ですわーー!!」
メロディと共にイヴェットも悶絶した。
ポレットの愛らしさに完全に虜にされているようだ。
その後、和気藹々と小一時間ほどお茶会を楽しんで、ポレットは妃教育の為に王宮へと向かった。
さて、オトナ女子ばかりになったお茶会。
話題は当然、恋バナである。
そしてそのお題はやはり『ワイズ男の一途さ』である。
キースに見初められた事により彼の唯一となったイヴェットの為に、メロディはハノンとフェリックスの過去のアレコレを語って聞かせた。
卒業式の夜以来、フェリックスがずっとハノンを探し続けた事。
当時まだ三歳だったルシアンを侯爵家に取られる事を恐れたハノンとの攻防で、フェリックスがしつこく諦めなかった事。
そして紆余曲折を経て夫婦となった事。
その後の溺愛っぷりも余す事なく、メロディの知る限りの二人の事を語ったのだった。
全てを聞き終わり、イヴェットはうっとりと頬を上気させて言った。
「す、す、素敵ですわぁぁっ……!
なんですのその小説のような物語はっ!顔も名前も知らなかったのに探し出したですって!?なんたる執念なんたる純愛っ!一大スペクタクルラブロマンスですわーーっ!」
「あ、ありがとう……?」
まさに感極まってハノンの手を握り叫ぶイヴェットに、ハノンは恥ずかしさも相まって居た堪れなくなる。
メロディは膝をバンバン叩いて喜んだ。
「ギャハハハっ!!ナニこのコ!言うコト成すコトいちいち大袈裟っ!!脊髄反射で喋ってるわよネ絶対!!」
「メロディさんも人の事言えないでしょう?」
アリアが半ば呆れるように言った。
「だから面白いんじゃナ~イ♪アタシ、同族嫌悪とかするタイプじゃないシ♡」
「私も同担拒否(いや違うだろ)ではありませんでしたわ!」
「ナニ言ってんのか分かんないケド面白い~~っ!!キー坊ったら澄ました顔して女の趣味イイじゃーーん!」
「そうね」
それにはハノンも同感だった。
イヴェットの高位貴族令嬢らしからぬ言動は親しみを持てるし、何より思ったまま…感情の赴くままを口にするので裏表がない。一緒に居て、腹を探り合う必要のない気の休まるタイプだ。
キースだけではない。
メロディもワイズ家の皆もイヴェットという新しい家族の事を好きになった。
ハノンはイヴェットに言う。
「イヴェット様。同じくワイズの男の唯一となった者同士、頑張ってゆきましょうね」
ハノンのその言葉にイヴェットは首を傾げた。
「頑張る、とはどのような意味なのでしょうか……?何を頑張るんですの?」
「もちろん、一生夫の深くてオモクテ大きな愛を受け止めてゆく事よ」
「一生……深くて大きな……」
「彼らは絶対によそ見はしないわ。だからその分少々愛が重いと感じる時もあるけれど、決してブレずに愛してくれる事を信じていられる。それって本当に恵まれた幸せな事よね」
「そう…ですわよね……」
「まだピンと来ない?でも直ぐに分かるわ」
実際、この時のイヴェットには若干理解出来ていなかった。
前世でも今世でも異性から熱烈に愛された事がなくて、イマイチ“ブレない愛情”とやらが分からなかったのである。
だけどこれからキースに溺愛される日々を送る事になるイヴェット。
ハノンの言う通り、きっと直ぐに身をもって理解する事だろう。
その後もアリアの夫との馴れ初めやメロディのダーリンへの熱い想いなど、女子トークは延々と続いたのであった。
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