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しおりを挟む「リーリア……脱ぐのを手伝ってもらえませんか?」
ユーインが着ている今日のローブは、平素の飾り気のないローブとは違い、儀式などで使用される厳かなもの。
裸でお手伝いは恥ずかしかったが、ひとりだけ裸なのはもっと恥ずかしい。
リーリアはユーインの後ろに回り、飾りなどひとつずつ確認し、外していく。
これだけのものをひとりで着付けるのは大変だったろうに。
いや、ユーインには数多くの弟子がいるから、もしかしたら手伝ってもらったのかもしれない。
……それが男とは限らないが。
「……着る時は、どなたかに手伝ってもらったのですか?」
努めて平静を装ったつもりだが、ユーインは“お見通しだよ”というような表情で、リーリアの顔を覗き込んだ。
「リーリア、私が望んでこの身体に触れさせるのは、世界中であなただけですよ……そんなに私の事が信用できないの……?」
「そういう訳じゃ……」
シュルリ、と帯の解ける音がして、ユーインはローブの下に着ていた薄衣に手をかけた。
現れたのは神々の彫像のような、美しい筋肉に覆われた肉体。
リーリアは生まれて初めて見る極上の身体に目が釘付けになった。
「安心して、リーリア……」
「えっ?」
「今夜を最後に、もう二度と不安になることはないから……」
ユーインはリーリアの背中に手を回すと、あっという間に仰向けに寝かせてしまった。
そしてリーリアの柔らかな太腿の間に自身の身体を割り込ませる。
「あ……」
これからすることへの期待と、抑え込まれた情欲が、今にも堰を切って溢れ出そうな揺れる瞳。
指と舌で一度とろとろに蕩かされた秘処に、ユーインは逞しい分身を擦り付ける。
「リーリア……見て」
ユーインの肌と同じ色のそれは、血管を浮かび上がらせ、雄々しくそそり勃っていた。
「やっ……!」
「目を逸らさないで。どうかしっかりとその目で私のすべてを見てください。そして言うんだ、“欲しい”と。そうすれば私の心も身体も、そしてこの命もすべて、リーリア、あなたのものだ」
溢れた蜜を纏って妖しく光る雄茎。
美しく穏やかなユーインが、こんなにも恐ろしいものを隠し持っていたなんて。
「リーリア……」
ユーインの息が荒い。
ゆるゆると腰を動かしながら、淫猥な音を響かせてリーリアを誘っている。
──怖い
こんな大きなものが自分の中に収まるなんてとても思えない。
裂けてしまうのではないだろうか。
「あぅっ……!!」
その時、つぷり、と音を立てて、リーリアの秘処が何かを飲み込んだ。
「リーリア、ほんの少し指が挿入ってるのわかる?本当ならこんな事……初めてあなたの中に挿入るのは私じゃなきゃ嫌なんだけど……こんなに怖がってるから少しだけ……」
「あっ、あっ、んんっ!」
浅いところで何度も沈んでは浮かぶ中指。
何もかもが初めてのリーリアの身体は、僅かな事でも快楽を拾う。
「リーリア、気持ちいい?……あぁ、気持ちいいんですね。こんなに蕩けた顔をして……」
「ユーイン様、ユーイン様ぁ!!」
さっきのように昇りつめる訳でなく、焦れったい刺激が延々と続き、リーリアはもどかしくて無意識に腰を揺らす。
「リーリア……お願いだから、あなたの手で私を囚えて……」
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