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第一章
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翌日から、私は、早速行動に移した。
そうでないと、基本、ひきこもって本を読んでる私なので、やっぱりやめとこう、と言いだしそうだから。
まずは、両親に言ってみた。
貴族には珍しいくらい、自由にさせてくれる両親なので、予想通り、全く反対されなかった。
それどころか、やっと本以外に興味がでたかと喜ばれた…。
そして、なにより、大きいのは、やはりアイシャのいる学園ということ。
私の両親のアイシャへの信用度は、私よりもはるかにあるからね…。
早速、アイシャに伝えに行く。
「え、ほんと?! やった! ついに、やったわ! 一歩前進よ!!」
と、アイシャにしては、珍しいほど、大きな声をあげて喜んでくれた。
が、一歩前進…?
意味はわからないけど、とてつもなく喜んでくれていることは伝わってくる。
「これから、アイシャには、山のようにお世話になります。どうぞ、よろしくお願いします!」
と、しっかり頼む。
絶対迷惑をかけてしまいそうだもんね…。
「もー、なに、他人行儀なこと言ってるの?! リリーと一緒に行けると思ったら、休みが終わるのが待ち遠しいわ!」
と、アイシャ。
そこまで喜んでくれると、感動してしまう。
「それと、手続きは全部私に任せてね! 邪魔が入らないうちに、即刻済ませるから!」
「邪魔って?」
アイシャが、
「あっ、たいしたことじゃないのよ。すぐに手続きを完了させて、リリーを必ずや、ロジャン国に連れて行くから、安心してて!」
と、力強く言ってくれた。
「なんか、手続きまでしてもらって、申し訳ないけど、いいの?」
「もちろんよ! それと、気が早いけど、もし、リリーがもっといたいと思ったら、延長できるからね! いつままででもいていいからね?」
いつままででも? そんな短期留学あるの?!
なんか、すごい融通のきく留学なんだね。
そこからは怒涛の日々をすごした。
アイシャは言ったとおり、すごい速さで、手続きを完了させてくれた。
私は、今の学園の休学届をだしたり、制服を作りに行ったり、荷造りしたり。
たった三か月なんだけど、急に決めたので、やることは多く、普段、動かない分、本を読む間もないくらい毎日へとへとになっていた。
そして、準備は整った。
5日後、アイシャと一緒に、出発することに決まった。
寮の生活に慣れるため、学園が始まる少し前に行こうという話になったから。
あとは、ラルフと、本仲間のエルザおばさまと、ジャンさんにも報告しておかないとね。
ラルフには、結局、あの王宮以来会ってない。
まあ、あれから、たったの一週間なんだけど、激動の一週間だったわ…。
おかげで、ラルフへの、あのおかしな行動も、大昔に起きたことのように思える。
私って、忘れっぽいんだね。
うん、今は心は凪いでいる! もう、あんなおかしな状態になることはない!
ということで、今日は、ラルフの家に行くことにした。
三か月留守にするので、エルザおばさまに貸す本は多めに持っていこう。
うちの馬車で、ラルフのお家に行くと、執事さんが本を運んでくれた。
重くてすみません…。
すぐに、エルザおばさまが迎えにでてきてくれた。
「どうしたの? 今日は、こんなに沢山の本を持ってきて?」
と、キャスター付きのバッグに、ずっしりと詰め込んできた本を見て、エルザおばさまが目を見開いた。
「実は、ロジャン国に留学することになって」
私が言った瞬間、
「えええ?! リリーちゃんがいなくなるなんて、さみしい!」
と、エルザおばさまが叫んだ。
うん、両親すらさみしがってくれないので、新鮮な反応だね。なんか、嬉しい。
「…でも、たった三か月なんです」
「三か月でも寂しいわ! いつ行くの?」
「それが、5日後なんです」
「えええ?! そんなすぐに?! あ、ラルフは知ってるの?!」
と、エルザおばさまが聞いてきた。
私は首を横にふって、言った。
「今日、言いにきたんです。先週、王宮で会って以来、話してないから」
エルザおばさまが、
「それはまずいわ…。ラルフ、何してるのかしら? リリーちゃんの一大事なのに」
と、ぶつぶつ、つぶやいている。
「あ、もしかして、また王宮ですか? 王女様に言葉を教えてるとか」
私が聞くと、あきらかに、エルザおばさまが動揺した。
「でも、今日が最終日だって言ってたから、もうすぐ帰ってくると思うわ。お茶でもして待ってましょ」
そう言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。
それにしても、あれから一週間。
まだ、王女様に会ってたんだね。ほんの少しだけチクリとした。
そうでないと、基本、ひきこもって本を読んでる私なので、やっぱりやめとこう、と言いだしそうだから。
まずは、両親に言ってみた。
貴族には珍しいくらい、自由にさせてくれる両親なので、予想通り、全く反対されなかった。
それどころか、やっと本以外に興味がでたかと喜ばれた…。
そして、なにより、大きいのは、やはりアイシャのいる学園ということ。
私の両親のアイシャへの信用度は、私よりもはるかにあるからね…。
早速、アイシャに伝えに行く。
「え、ほんと?! やった! ついに、やったわ! 一歩前進よ!!」
と、アイシャにしては、珍しいほど、大きな声をあげて喜んでくれた。
が、一歩前進…?
意味はわからないけど、とてつもなく喜んでくれていることは伝わってくる。
「これから、アイシャには、山のようにお世話になります。どうぞ、よろしくお願いします!」
と、しっかり頼む。
絶対迷惑をかけてしまいそうだもんね…。
「もー、なに、他人行儀なこと言ってるの?! リリーと一緒に行けると思ったら、休みが終わるのが待ち遠しいわ!」
と、アイシャ。
そこまで喜んでくれると、感動してしまう。
「それと、手続きは全部私に任せてね! 邪魔が入らないうちに、即刻済ませるから!」
「邪魔って?」
アイシャが、
「あっ、たいしたことじゃないのよ。すぐに手続きを完了させて、リリーを必ずや、ロジャン国に連れて行くから、安心してて!」
と、力強く言ってくれた。
「なんか、手続きまでしてもらって、申し訳ないけど、いいの?」
「もちろんよ! それと、気が早いけど、もし、リリーがもっといたいと思ったら、延長できるからね! いつままででもいていいからね?」
いつままででも? そんな短期留学あるの?!
なんか、すごい融通のきく留学なんだね。
そこからは怒涛の日々をすごした。
アイシャは言ったとおり、すごい速さで、手続きを完了させてくれた。
私は、今の学園の休学届をだしたり、制服を作りに行ったり、荷造りしたり。
たった三か月なんだけど、急に決めたので、やることは多く、普段、動かない分、本を読む間もないくらい毎日へとへとになっていた。
そして、準備は整った。
5日後、アイシャと一緒に、出発することに決まった。
寮の生活に慣れるため、学園が始まる少し前に行こうという話になったから。
あとは、ラルフと、本仲間のエルザおばさまと、ジャンさんにも報告しておかないとね。
ラルフには、結局、あの王宮以来会ってない。
まあ、あれから、たったの一週間なんだけど、激動の一週間だったわ…。
おかげで、ラルフへの、あのおかしな行動も、大昔に起きたことのように思える。
私って、忘れっぽいんだね。
うん、今は心は凪いでいる! もう、あんなおかしな状態になることはない!
ということで、今日は、ラルフの家に行くことにした。
三か月留守にするので、エルザおばさまに貸す本は多めに持っていこう。
うちの馬車で、ラルフのお家に行くと、執事さんが本を運んでくれた。
重くてすみません…。
すぐに、エルザおばさまが迎えにでてきてくれた。
「どうしたの? 今日は、こんなに沢山の本を持ってきて?」
と、キャスター付きのバッグに、ずっしりと詰め込んできた本を見て、エルザおばさまが目を見開いた。
「実は、ロジャン国に留学することになって」
私が言った瞬間、
「えええ?! リリーちゃんがいなくなるなんて、さみしい!」
と、エルザおばさまが叫んだ。
うん、両親すらさみしがってくれないので、新鮮な反応だね。なんか、嬉しい。
「…でも、たった三か月なんです」
「三か月でも寂しいわ! いつ行くの?」
「それが、5日後なんです」
「えええ?! そんなすぐに?! あ、ラルフは知ってるの?!」
と、エルザおばさまが聞いてきた。
私は首を横にふって、言った。
「今日、言いにきたんです。先週、王宮で会って以来、話してないから」
エルザおばさまが、
「それはまずいわ…。ラルフ、何してるのかしら? リリーちゃんの一大事なのに」
と、ぶつぶつ、つぶやいている。
「あ、もしかして、また王宮ですか? 王女様に言葉を教えてるとか」
私が聞くと、あきらかに、エルザおばさまが動揺した。
「でも、今日が最終日だって言ってたから、もうすぐ帰ってくると思うわ。お茶でもして待ってましょ」
そう言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。
それにしても、あれから一週間。
まだ、王女様に会ってたんだね。ほんの少しだけチクリとした。
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