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10、風呂の防犯はしっかりしましょう
しおりを挟むあー……今日も1日お疲れ様、俺。
湯船に浸かりながら大きく息を吐いた。
いつも通り朝から追いかけ回されて放課後は地獄の思い出話。
もうしばらくは思い出したくないわ……
そろそろ上がろうかと湯船の縁に手をかけたその時、勢いよくドアが開いた。
「うわっ!おいなんで入ってきてんだよ!!」
やべぇ。鍵かけるの忘れてた。
「一緒に入ろうと思って。兄弟で入るのは当たり前だろ?」
「俺もう高校生なんだけど?!」
「そう言わずにさ~。ちゃんと洗ってあげるからね~」
「もう洗ったわ。」
入ってきたのは洸にぃで上機嫌でササっと目にも止まらぬ速さで自分を洗うと俺の入っている湯船に浸かってきた。
同時に大量のお湯が溢れ出る。
「ちょっ…この後悠にぃも入るんだからお湯がもったいないだろ!」
「大丈夫大丈夫。あいつデカいからちょっとくらいお湯が減っても浸かれるよ」
デカいってお前と変わんねーよ。
「ちょっと……狭いんですけど。」
「じゃあ膝の上くる?」
「誰が行くか!!…おいっ変なとこ揉むな!!」
ニコニコ笑いながら俺の左足を揉んでくる洸にぃを足蹴にして湯船の縁に手をかける。
「えぇ…まだ兄ちゃんとイチャイチャしよーよ」
「おい…足離せ」
未だに俺の足を掴んで離さない洸にぃのせいで片足だけ湯船に突っ込んだままだ。
「うわぉ。フルチン。」
俺の股間の目の前で呟かれた言葉に顔が真っ赤になる。
「み……見んな!てか足離せ!!……っ!!おおおおおい…!今…舐めっ…」
「このままシようか?」
俺の息子をぺろっと舐めた洸にぃは舌舐めずりをして俺を下から見上げた。
うわ…えろ……じゃなくて!!
兄さん、俺のもの舐めたんだけど?!
「しない!!上がる!!」
「まぁまぁ。暴れんなって。」
洸にぃが俺のものを咥えようとした瞬間、浴室のドアが開け放たれた。
「洸!!何恭と風呂入ってんだよ!!抜け駆け禁止って言ったのお前だろーが!!」
「別に?俺は舌を出しただけ。そしたら運良く恭のが当たっただけだし~」
「なっ……おまっ……フェラ…したのか…っ!」
「されてねーよ。」
打ちひしがれる悠にぃを冷めた目で見てしまうのはしょうがないことだろう。
いつも以上にドン引きしたわ。
「そろそろのぼせるから足離して。」
「ねー恭~…俺も舐めさして?」
「は?やだよ!!」
またもや全米がドン引きしたであろうセリフを聞きながら俺は足を引っこ抜いた。
何気に痛かった。
すぐにタオルで体の水分を拭き、隠すようにパンツを履く。
まじであいつら油断ならんわ。
鍵閉め忘れた俺が悪いのかもしれねーけど。
「てゆーか洸がトイレ行くって言ったから俺が料理してんだろうが!!今日の飯当番お前だろ!」
「ごめんごめん。珍しく恭が俺を呼んでた(気がした)からさ。先お風呂入っちゃおうかなって」
「恭が呼ぶわけないじゃんバカなの?てか早く上がれよ!そして恭のちんこ舐めたこと謝罪しろ」
「嫌でーす。あれはラッキースケベだもん」
「なーにがラッキースケベだよ。明らかに咥えようとしてたろ!」
「あ、ばれた?」
未だに醜い争いを続ける2人を置いて俺は風呂場を後にした。
てかキッチンから風呂場まで普通に離れてんのになんであんなピンポイントでこれんだろ。
…………やっぱ怖いわ…
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