兄2人からどうにかして処女を守りたいけどどうしたものか

たかし

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34、夜眠くて寝たいのに延々とメッセージ送ってくる奴がいる

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「てな感じだけど」

「へぇ、なんか意外だったねー。おにーさんたち、最初から恭のこと好き好き大好きって感じだと思ってたー」

「それな!もっとこう……出会った当初から一目惚れ的な……最初から変た…ちょっと変な趣味をお持ちだったとか…」

語り終えた昔話に目を丸くする3人。

いや俺だって意外だったよ。
それになんであんなに変態に成長したのか全くわかんないし。

「それに恭ちゃん、おにーさんのこと大好きだったんだねぇ!」

「昔な。昔だからな。」

「今は嫌いなの?」

「いや、嫌い…ではないけどさぁ……」

今乳首についてるこういうのがなかったらもっと好きだった。うん。

「ふーん。でも、嫌い嫌いってずっと言ってると、おにーさんたちに愛想尽かされちゃうよ?」

「…別に良いけど」


愛想尽かされる、ねぇ……

いつも恭!って言ってるあいつらの姿から全く想像ができねーなぁ…

いや、昔みたいに干渉しなくなんのか?

それはそれで嫌なような…嬉しいような……

「好きなら好きって言いなよ!」

百面相をしているであろう俺の顔をサクヤがツンツンと突きながら言う。

ちなみにユキヤは俺の腕にコアラのように掴まりながら夢の中だ。

話を聞き終わる時は起きていたのに電池が切れたようにすぐに寝た。
可愛い。


「さーて。ユキくん寝たことだし、大人の時間といきますか!」

「いや、俺寝たいんだけど。」

「漫画とー、ゲームとー、お菓子?」

「まだ食べんの?!」

サクヤが本棚から引っ張り出してきた漫画を1つ手に取る。


「あ!恭ちゃん!それ、あんま見ない方が…」

「ちょっなんだこれ?!」

興味本位で開いた俺は3秒固まった後、バンッとソレを閉じた。

「あーあ……サクヤのヤツはアブノーマルだから初心者向けじゃないよー……」

「え!恭見ちゃった?んーと…あぁ、それ3番目に書いたヤツだからノーマルに近いよ!」

「っこれ描いたの?!サクヤが?!」

「まぁ、僕とちょっとトモとーあとトモのおねーさん!」

「なんつーもん書いてんだよ…」

そこに描かれていたのは高校生くらいの男子が裸で手錠?で繋がれててその…犯されていた。

「興味あったら読んで良いよ!!てか読んで!!」

「ねーわ!!」

「えぇ!そんなこと言わずにさ!ほら、こことか作画がんばったんだよ!」

「見せっうわっ」

作中の男子は1人のブツを咥えさせられてもう1人のブツをケツに入れていた。

うん。なんちゅーもん見せんだ。


そこで俺はあることに気づく。

「………………あのさ、これさ、もしかして…いや、無いと思うけど。絶対あり得ないけどさ、」

「うん?」

「……………モデル、いたりする?」

「いるよ?」

「……………………………………………………そのモデルってさ、俺だったりしないよな?」

「そうだよ?恭がモデルに決まってんじゃん!他に誰がいるの?!」

「あぁぁぁぁ、聞きたくなかった!!」

「こっちはおにーさんたちだよ!当たり前でしょ!」

「なんで?!なんでそんなことになってんの?!意味分からん!は?!」

混乱して語彙力が低下していく中、さも当然だ、と言いたげな顔をする2人に手で顔を覆った。

「待って……お前らに腐男子とかそういう概念があるのは知ってた!うん。漫画を書いてるのも知ってた!でもさ?!なんで俺?!なんでモデルが俺らなの?!」

「東雲兄弟のカップリングがサイコーだからに決まってんじゃん!」

「決まってんの?!そうなの?!俺が知らなかっただけ?!そうですか!そーなんですか!!」

いやいやいやいや、納得できるわけねーやん!!

なんで?!

逆になんで、しか出てこないけど……なんで?!

「あのさ、うん、落ち着こう!」

「恭ちゃんが落ち着きなよ」

「うん、えっとさ、100歩譲ってさ俺らをモデルにして描いててもいいよ。許すよ。うん。でもさ、なんで俺が下なの?!いわゆる受けなの?!俺も上がいい!!攻めがいい!!」

「「は?」」

「え?」

いや、だって俺も男の子よ?そりゃ突っ込まれるよりは突っ込む方が…

「いや、何言ってるの?どっからどう見ても恭は受けでしょ。受け以外に何ができると思ってんの?」

「え、あ、いや、あの…攻め…とか……いや…その…すみません…」

圧が!圧がすごいっ!

「恭ちゃんさ、勘違いしてるみたいだけど、今現在乳首開発されてる時点で攻めにはなれないから。恭ちゃんの性格、顔、身長、家族構成、すべてを考慮した上で恭ちゃんはバリネコだから。」

「ね、ねこ………」

「恭が攻め?世の中にはリバってもんがあるけどね、恭はせいぜいリバしようとして失敗して襲い受けになっちゃう系だから。絶対突っ込むことはないから。」

「え、あの……なんかすみません…でも俺……男なんですけど…」

「だぁかぁらぁ!男前受けがいいの!何?!逆におにーさんたちに突っ込めるとでも思った?!ソレ、大間違いだから!せいぜいあんあん喘がされてればいいんだよ!」

「恭ちゃんが攻めとか地雷だからっ!やめてっ!恭ちゃんのちっさいのじゃおにーさんたちの巨根には敵わないからっ!」

「いや今サラっとディスったよね?え、ひどくね?てかお前ら見たことあんのか?ねーだろ!」

「とにかく!この漫画貸すから、今日の夜はみっちり勉強だからね!」

「勉強?!なんの?!え、俺寝たい!!」

「ダメ!はい、1ページ!」

「嘘だろ……」



これから地獄が始まりそうである。

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