2 / 3
掛け持ち
しおりを挟む
俺が、寂しい夕食を食べてアルバイトに汗を流したその翌日。
かねてから、進めていた掛け持ちのアルバイトの3日目の出勤があった。
本業が18時過ぎに終わり、新しいアルバイト先の、ファミリーレストランまで車で20分程。
バックヤードへ入り、更衣室でワイシャツを脱ぎ、コックの着る白衣とエプロンに着替える。
この白衣の生地が厚くて、厨房では暑さを3割り増しにしてしまうから困ったものだ。
しっかりと手洗いし、まずはライスの補充。
次に皿洗い。
指導係のおばさんが俺を呼ぶ。
「こっちきてー! 麻婆豆腐のオーダーが入ったから出来るよね? やって!」
と俺に指示を出してきた。
アルバイト2日目にそのおばさんに教えてもらっていた、麻婆豆腐。
ぎこちなくフライパンをサッと洗い、豆腐を用意して、麻婆豆腐のタレをフライパンに流し込む。
火力の強いコンロでソースを煮込む。
いや、フライパンではなく中華鍋というべきだった。
全ての行程を終えてフロア担当の人に出すまで、約3分。
こんなに簡単にできてしまった。
俺は調理師の免許も何も持っていないがいいのか?
という真面目な想いも僅かによぎりながら。
きっと美味そうにそれを食う奴がいて、その代金が俺のバイト代の一部となる。
次から次にオーダーがくる。
今の俺の持ち球は、五目ラーメン、五目麺、中華丼、麻婆豆腐、エビチリ、、、
それくらいやなー
あとは、皿洗い!
持てる武器を全て使い約2時間を終えた。
その次に寿司屋のバイトへダッシュだ。
元来た道を戻り、指紋認証の出勤確認マシーンを目指してアクセルを踏み込む。
俺の乗る軽自動車はエンジンの回転数だけをあげ、疾走した。
着いた。
出勤、21:00:02 ....
ぬおっ!!
2秒遅刻!
最後のストレートで、遅い車の後についた。
あの分のタイムロスが、この遅刻になってしまった!
そして、23:30まで働いてトリプルワークを終えて家路に着いた俺。
流石にヘトヘト。
こんだけ頑張って、自由な金を作らなければ、最愛の子供達とお出かけしたり、お菓子を買ってあげたり、おもちゃを買ってあげたり出来ない。
俺の本業の給料は??
全て、俺以外の家族の生活費に回してる。
かねてから、進めていた掛け持ちのアルバイトの3日目の出勤があった。
本業が18時過ぎに終わり、新しいアルバイト先の、ファミリーレストランまで車で20分程。
バックヤードへ入り、更衣室でワイシャツを脱ぎ、コックの着る白衣とエプロンに着替える。
この白衣の生地が厚くて、厨房では暑さを3割り増しにしてしまうから困ったものだ。
しっかりと手洗いし、まずはライスの補充。
次に皿洗い。
指導係のおばさんが俺を呼ぶ。
「こっちきてー! 麻婆豆腐のオーダーが入ったから出来るよね? やって!」
と俺に指示を出してきた。
アルバイト2日目にそのおばさんに教えてもらっていた、麻婆豆腐。
ぎこちなくフライパンをサッと洗い、豆腐を用意して、麻婆豆腐のタレをフライパンに流し込む。
火力の強いコンロでソースを煮込む。
いや、フライパンではなく中華鍋というべきだった。
全ての行程を終えてフロア担当の人に出すまで、約3分。
こんなに簡単にできてしまった。
俺は調理師の免許も何も持っていないがいいのか?
という真面目な想いも僅かによぎりながら。
きっと美味そうにそれを食う奴がいて、その代金が俺のバイト代の一部となる。
次から次にオーダーがくる。
今の俺の持ち球は、五目ラーメン、五目麺、中華丼、麻婆豆腐、エビチリ、、、
それくらいやなー
あとは、皿洗い!
持てる武器を全て使い約2時間を終えた。
その次に寿司屋のバイトへダッシュだ。
元来た道を戻り、指紋認証の出勤確認マシーンを目指してアクセルを踏み込む。
俺の乗る軽自動車はエンジンの回転数だけをあげ、疾走した。
着いた。
出勤、21:00:02 ....
ぬおっ!!
2秒遅刻!
最後のストレートで、遅い車の後についた。
あの分のタイムロスが、この遅刻になってしまった!
そして、23:30まで働いてトリプルワークを終えて家路に着いた俺。
流石にヘトヘト。
こんだけ頑張って、自由な金を作らなければ、最愛の子供達とお出かけしたり、お菓子を買ってあげたり、おもちゃを買ってあげたり出来ない。
俺の本業の給料は??
全て、俺以外の家族の生活費に回してる。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる