2 / 2
急性白血病
しおりを挟むポタポタ
「どうした?」
「最近鼻血が出るのよ。のぼせたかしら?」
「アザもあるな…どっかぶつけたか?」
「転びやすくて」
「病院に行こう」
「そうするわ」
「車出すから待っていろ」
「せっかくの休みに申し訳ないわ」
「気にしてないさ愛する妻の為ならお安い御用さ」
「有り難う」
◇◇◇
「桜井さん診察室1番へどうぞ」
「失礼します」
「どうされましたか?」
「最近疲れやすくて、鼻血が出たり転びやすくてアザも出来てしまって」
「なるほど!では、検査しましょう」
「検査ですか?」
「はい」
「何か悪い病気とか?」
「おそらく急性白血病でしょう。まずは、ハッキリ病名を明らかにするために検査しましょう」
「急性白血病?」
「私死ぬんですか?」
「検査してからじゃないと、今の段階では何とも言えません」
「分かりした」
「お疲れ様でした。検査結果は、1週間後になります」
「分かりました」
1週間後
「桜井さん診察室2番へどうぞ」
「失礼します。先生結果は?」
「やはり急性白血病です。直ちに、治療しないと死に至ります」
「分かりました。今日から入院します」
「では、入院手続きをお願いします」
「はい」
「桜井さん病室に案内しますね」
「今!行きます。圭介さん入院手続きお願いしますね」
「分かった」
「桜井さんは、大部屋になります。何かあったら直ぐに、ナースコールして下さいね」
「分かりました。有り難うございます」
「では、失礼します」
「あ!圭介さん有り難うございます」
「一日でも、早く良くなるよう祈っているよ」
「有り難うございます。圭介さん」
「そろそろ行かないと」
「もう、そんな時間なんですね。気を付けて」
「ああ!行ってくるよ」
「行ってらっしゃい」
「桜井さん…今日から抗がん剤を投与していきます」
「分かりました」
「抗がん剤は、副作用が出ます。吐き気、嘔吐、脱毛、食欲不振、疲労感、口内炎、下痢、便秘、手足のしびれ、皮膚障害など多岐にわたります。これらの副作用は、抗がん剤の種類や投与量、患者さんの状態によって現れ方や程度が異なります」
「分かりました。お願いします」
「では、抗がん剤を投与していきますね」
「はい」
「ては、失礼します。」
夕方
「ただいま」
「お帰りなさい圭介さん」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
使い捨て聖女の反乱
あんど もあ
ファンタジー
聖女のアネットは、王子の婚約者となり、瘴気の浄化に忙しい日々だ。 やっと浄化を終えると、案の定アネットは聖女の地位をはく奪されて王都から出ていくよう命じられるが…。 ※タイトルが大げさですがコメディです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
あなたへの恋心を消し去りました
鍋
恋愛
私には両親に決められた素敵な婚約者がいる。
私は彼のことが大好き。少し顔を見るだけで幸せな気持ちになる。
だけど、彼には私の気持ちが重いみたい。
今、彼には憧れの人がいる。その人は大人びた雰囲気をもつ二つ上の先輩。
彼は心は自由でいたい言っていた。
その女性と話す時、私には見せない楽しそうな笑顔を向ける貴方を見て、胸が張り裂けそうになる。
友人たちは言う。お互いに干渉しない割り切った夫婦のほうが気が楽だって……。
だから私は彼が自由になれるように、魔女にこの激しい気持ちを封印してもらったの。
※このお話はハッピーエンドではありません。
※短いお話でサクサクと進めたいと思います。
“いつまでも一緒”の鎖、貴方にお返しいたします
柊
ファンタジー
男爵令嬢エリナ・ブランシュは、幼馴染であるマルグリット・シャンテリィの引き立て役だった。
マルグリットに婚約が決まり開放されると思ったのも束の間、彼女は婚約者であるティオ・ソルベに、家へ迎え入れてくれないかというお願いをする。
それをティオに承諾されたエリナは、冷酷な手段をとることを決意し……。
※複数のサイトに投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる