何度も生まれ変わっても愛するのは貴方だけ

山脇京子

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急性白血病

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ポタポタ


「どうした?」


「最近鼻血が出るのよ。のぼせたかしら?」


「アザもあるな…どっかぶつけたか?」


「転びやすくて」


「病院に行こう」


「そうするわ」


「車出すから待っていろ」


「せっかくの休みに申し訳ないわ」


「気にしてないさ愛する妻の為ならお安い御用さ」


「有り難う」


◇◇◇


「桜井さん診察室1番へどうぞ」


「失礼します」


「どうされましたか?」


「最近疲れやすくて、鼻血が出たり転びやすくてアザも出来てしまって」


「なるほど!では、検査しましょう」


「検査ですか?」


「はい」


「何か悪い病気とか?」


「おそらく急性白血病でしょう。まずは、ハッキリ病名を明らかにするために検査しましょう」


「急性白血病?」


「私死ぬんですか?」


「検査してからじゃないと、今の段階では何とも言えません」


「分かりした」


「お疲れ様でした。検査結果は、1週間後になります」


「分かりました」


1週間後


「桜井さん診察室2番へどうぞ」


「失礼します。先生結果は?」


「やはり急性白血病です。直ちに、治療しないと死に至ります」


「分かりました。今日から入院します」


「では、入院手続きをお願いします」


「はい」


「桜井さん病室に案内しますね」


「今!行きます。圭介さん入院手続きお願いしますね」


「分かった」


「桜井さんは、大部屋になります。何かあったら直ぐに、ナースコールして下さいね」


「分かりました。有り難うございます」


「では、失礼します」


「あ!圭介さん有り難うございます」


「一日でも、早く良くなるよう祈っているよ」


「有り難うございます。圭介さん」


「そろそろ行かないと」


「もう、そんな時間なんですね。気を付けて」


「ああ!行ってくるよ」


「行ってらっしゃい」


「桜井さん…今日から抗がん剤を投与していきます」


「分かりました」


「抗がん剤は、副作用が出ます。吐き気、嘔吐、脱毛、食欲不振、疲労感、口内炎、下痢、便秘、手足のしびれ、皮膚障害など多岐にわたります。これらの副作用は、抗がん剤の種類や投与量、患者さんの状態によって現れ方や程度が異なります」


「分かりました。お願いします」


「では、抗がん剤を投与していきますね」


「はい」


「ては、失礼します。」


夕方


「ただいま」


「お帰りなさい圭介さん」





















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