13 / 17
13粒目
しおりを挟む
「いやいや、ちょっと待てや。なんで父と娘の関係になるねん……」
「ん?どうしたの?」
「テイムしたら、もの扱いになってしまって、改善してほしいと言ったら、親子関係になっちまった」
意外な結果に頭を抱えるおっさん。しかし、既にテイムは終わっているので無駄である。乙。
「キュイ?キュ」
「うわぁぁぁ!あかん!おとうさんって言われてる!家内になんて言えばいいんだァァァァ!」
「かな、い?なんですか?それ」
「どうしよ。本格的にやばい死ぬ。あいつは浮気が究極に嫌いなんだ。連れていったら”ねぇ…その女の子誰?誰かとヤったの?浮気かな?浮気だよね?うん浮気だよね。私の捨てられたの?うん、死ね。控えめに言って死ね!”って言われる!」
「控えめに言わなかったら?」
「たぶん…………”八つ裂きにして、お前の目の前で、手足だったものを削ぎ落として、肉まんにして、口に入れてやろう。そして、ナイフでじっくりと、骨を削り、スポンジを詰めてやろう。そして、耳を削ぎ、鼻を削ぎ、歯を抜いていく。全身に弱い硫化酸を注いでいってやる。さらに、内蔵を引きずり出して、貪ってやろう。ふふふ、楽に死ねると思うなよ。カスが!変態!浮気野郎め!おまけとして、末代まで呪うからな。覚えとけよ。式典は今夜決行だ。せいぜい至福のひとときを楽しむんだな”…………………ぐらいかな?」
「怖い怖い!なんの拷問なのよ!ていうか、そんな拷問もないんですけど!八つ裂きですでに大丈夫でしょ!」
「いや、あの嫁はそうするだろう」
「キュィィィ」
「大丈夫だよ。この世界だったらだいじょ………「誰だい?その子は?あなたをおとうさん呼ばわりしてるけど…」」
「え?妻の声?」
「誰の子供?答えなさい」
「え、えーと!」
「歯ぁ食いしばれ!」
ドゴーーーーン!
「あ!やめて!そんな方向に腕曲がらないから!」
ペキン
「アギャァァァ!」
ボキ
「やめ!ちょ!指それ以上曲がらないから!ね!やめて!」
「それが人に物を頼む態度かァァァァァ!」
ボキボキボキボキボキボキボキボキボキ
「マンマミーア!」
「そらぁ!」
ドォォォォン!
「がふっ!」
なんと嫁の一撃で、半径5メートルのクレーターができた。
「浮気するようなやつは…………………こうだ!」
ゴォォォォォォン!
「どこから鐘を取り出したのぉぉぉ!」
「おらァ!人間鐘つきだ!」
ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン
「ふぅ。すっとしたぜぇ。浮気だめ。絶対おk?」
「わがりまじだ」
「それじゃぁ、バカ息子の夕ご飯作ってくるねー♪」
「………………あなたのお嫁さん。世界征服できるわよ」
「うちの嫁は最強だからな。一応、ボクシング世界選手権2位。合気道師範代。剣道5段。キックボクシング世界選手権1位。柔道6段。空手4段。ミシュラン三ツ星レストランのコック長だった」
「なにがなんだかさっぱりね」
《テンテレテンテンテーーーン♪
山田次郎はダンジョン攻略に成功しました。
ラスボスの討伐は成功しなかったため、報酬が一部変わります。変更中………………変更しました
報酬が『世界樹の装備一式Ⅷ』が贈られます。
初クリア報酬『植物操作』『空気調整』を手に入れた!
おまけとして、エクレイム×100が贈呈されます。
次回から、ワープポータルが使用可能になります。
出る場合は、そこの魔法陣に乗ってください》
「アナウンスが流れたな」
「え?何も聞こえないけど?」
「ファッツ?なんで?」
《ククスラ様は戦闘に参加していないので、ノーカウントになります》
「えぇ!うそ!嘘よ!こんなの嘘つきだよ!ふざけないで!泣くよ!私一人でラスボス倒せないわよ!」
《ピーピー!山田次郎様は魔法陣に乗ってください》
「え?あ!ちょ!押さないで!見えないやつ!」
ペカァァァァァ!
「うわぁぁぁ!吐き気が!うっぷ」
「あ!置いてかないで!」
ククスラを残して、おっさんとドラゴンは迷宮の外にワープした。
「これからどうしよ?」
───────
りんごだよォー!
うん、ククスラは一旦退場です。お疲れ様。また復活します。
で、第1迷宮編も終わりです。
これから街に行かせたいな。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
よければお気に入りポチッとよろしくお願いします!
次は閑話ですね。ペポリタヌかわいい。
「ん?どうしたの?」
「テイムしたら、もの扱いになってしまって、改善してほしいと言ったら、親子関係になっちまった」
意外な結果に頭を抱えるおっさん。しかし、既にテイムは終わっているので無駄である。乙。
「キュイ?キュ」
「うわぁぁぁ!あかん!おとうさんって言われてる!家内になんて言えばいいんだァァァァ!」
「かな、い?なんですか?それ」
「どうしよ。本格的にやばい死ぬ。あいつは浮気が究極に嫌いなんだ。連れていったら”ねぇ…その女の子誰?誰かとヤったの?浮気かな?浮気だよね?うん浮気だよね。私の捨てられたの?うん、死ね。控えめに言って死ね!”って言われる!」
「控えめに言わなかったら?」
「たぶん…………”八つ裂きにして、お前の目の前で、手足だったものを削ぎ落として、肉まんにして、口に入れてやろう。そして、ナイフでじっくりと、骨を削り、スポンジを詰めてやろう。そして、耳を削ぎ、鼻を削ぎ、歯を抜いていく。全身に弱い硫化酸を注いでいってやる。さらに、内蔵を引きずり出して、貪ってやろう。ふふふ、楽に死ねると思うなよ。カスが!変態!浮気野郎め!おまけとして、末代まで呪うからな。覚えとけよ。式典は今夜決行だ。せいぜい至福のひとときを楽しむんだな”…………………ぐらいかな?」
「怖い怖い!なんの拷問なのよ!ていうか、そんな拷問もないんですけど!八つ裂きですでに大丈夫でしょ!」
「いや、あの嫁はそうするだろう」
「キュィィィ」
「大丈夫だよ。この世界だったらだいじょ………「誰だい?その子は?あなたをおとうさん呼ばわりしてるけど…」」
「え?妻の声?」
「誰の子供?答えなさい」
「え、えーと!」
「歯ぁ食いしばれ!」
ドゴーーーーン!
「あ!やめて!そんな方向に腕曲がらないから!」
ペキン
「アギャァァァ!」
ボキ
「やめ!ちょ!指それ以上曲がらないから!ね!やめて!」
「それが人に物を頼む態度かァァァァァ!」
ボキボキボキボキボキボキボキボキボキ
「マンマミーア!」
「そらぁ!」
ドォォォォン!
「がふっ!」
なんと嫁の一撃で、半径5メートルのクレーターができた。
「浮気するようなやつは…………………こうだ!」
ゴォォォォォォン!
「どこから鐘を取り出したのぉぉぉ!」
「おらァ!人間鐘つきだ!」
ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン
「ふぅ。すっとしたぜぇ。浮気だめ。絶対おk?」
「わがりまじだ」
「それじゃぁ、バカ息子の夕ご飯作ってくるねー♪」
「………………あなたのお嫁さん。世界征服できるわよ」
「うちの嫁は最強だからな。一応、ボクシング世界選手権2位。合気道師範代。剣道5段。キックボクシング世界選手権1位。柔道6段。空手4段。ミシュラン三ツ星レストランのコック長だった」
「なにがなんだかさっぱりね」
《テンテレテンテンテーーーン♪
山田次郎はダンジョン攻略に成功しました。
ラスボスの討伐は成功しなかったため、報酬が一部変わります。変更中………………変更しました
報酬が『世界樹の装備一式Ⅷ』が贈られます。
初クリア報酬『植物操作』『空気調整』を手に入れた!
おまけとして、エクレイム×100が贈呈されます。
次回から、ワープポータルが使用可能になります。
出る場合は、そこの魔法陣に乗ってください》
「アナウンスが流れたな」
「え?何も聞こえないけど?」
「ファッツ?なんで?」
《ククスラ様は戦闘に参加していないので、ノーカウントになります》
「えぇ!うそ!嘘よ!こんなの嘘つきだよ!ふざけないで!泣くよ!私一人でラスボス倒せないわよ!」
《ピーピー!山田次郎様は魔法陣に乗ってください》
「え?あ!ちょ!押さないで!見えないやつ!」
ペカァァァァァ!
「うわぁぁぁ!吐き気が!うっぷ」
「あ!置いてかないで!」
ククスラを残して、おっさんとドラゴンは迷宮の外にワープした。
「これからどうしよ?」
───────
りんごだよォー!
うん、ククスラは一旦退場です。お疲れ様。また復活します。
で、第1迷宮編も終わりです。
これから街に行かせたいな。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
よければお気に入りポチッとよろしくお願いします!
次は閑話ですね。ペポリタヌかわいい。
0
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる