赤ちゃん竜のお世話係に任命されました

草野瀬津璃

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連載 / 第四部 世界の終末と結婚式 編

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『噂? ふあーあ、んーむ、それなら恐らく、あの事件だろうなあ』

 翌日の午後、結衣が聖竜の寝床を訪ねると、ひなたぼっこをしながら、ソラがまどろんでいた。眠たげにしているソラに、結衣は昨日のことを質問したら、返ってきたつぶやきがそうだった。

「事件?」
『そうだ。神官の一人が、痴情ちじょうのもつれが原因で、刺されて死んだらしい』
「殺人事件なの!?」

 結衣はびっくりして、大きな声を出す。
 それでは彼女達が結衣に教えまいと逃げてしまうのも当然だ。身内の醜聞だし、結衣はこの神殿によく顔を出す。不安がらせるのは良くないと配慮するものだろう。

『あっ。これは言わないほうが良かったのか……? 盟友に叱られる』

 結衣の声で目が覚めたソラは、今更慌て始める。こちらに背を向けて丸くなり、耳をペタッと寝かせてぶつぶつと棒読みで言う。

『我、何も言ってないぞー。寝言だぞー』
「ソラってば、誤魔化すの、下手すぎでしょ!」
 巨体なのにすることが可愛いので、結衣は噴き出した。

 むう……と不満げにうなって、ソラはこちらを見る。

「ごめんって、すねないで。それで、犯人は捕まったの?」

 結衣の好奇心が尽きないのに気付き、ソラはため息をつく。

『しくじった。犯人はまだ捕まっていない。ユイ、頼むから、首を突っ込まないでおくれ』
「お城からほとんど出たことがないのに、犯人捜しなんて無理よ。安心して。……まさかと思うけど、その彼女が見つかったのはお城の中なの?」

 だからソラは警戒を見せるのだろうか。そんな事態なら、逆に気を付けるように言われそうなものだが。

『いいや。城下町のほうの、ひとけの少ない辺りらしい。神官は恋愛ご法度だが、家族の看病をしに……などの理由をつけて、人目を忍んで逢引する者もいるそうだ。皆が皆、望んで神官になったわけではないから、同情する者もいるとか』
「そうなの……?」
『殺された神官は、持参金を出すのをしぶった親が、結婚を望む娘を神殿に入れたそうだぞ。それで仲間達は余計に気の毒がっているというわけだな』
「じさんきん?」

 結衣は首を傾げる。映画で聞いたことがあるが、それが実際はどういうものなのか、いまいち知らない。

「結婚の準備のためのお金って意味?」
『いや、違うぞ。配偶者を与える側が、配偶者をもらう側に与える金のことだな。この場合だと、嫁と嫁の家の身分保障みたいなものだ。ちなみに、リヴィドールだと、離縁した時に、持参金の一部を返還請求ができるぞ』
「ええと、つまり、財産を分けるから、娘を大事にしてねってこと? 離縁するってことは大事にしてないから、約束違反だから返せよっていう話?」

 内容をかみくだいて問うと、ソラは頷いた。

『そういうことだな』

 昔は嫁入りする娘に土地を分けていて、そこから嫁の傍にいる使用人の給金や、嫁個人の買い物などに使っていたそうだ。しかし家族が多いと土地が細切れにされるため、今は金銭や宝飾品などを持っていくのが普通だという。

『あくまで所有権は嫁にあるのだが、悪い家だとだまして奪うこともあってな。そういう時は、衛兵にばれると通報案件だぞ。窃盗せっとうだ』
「夫が使いたかったら、奥さんに頼み込んで出してもらうしかないのか。なるほどねえ」

 農民だとそういうしきたりはないのだと、ソラは付け足した。

「それじゃあ、神官さん達は裕福な家の人が多いのね」
『そうでない者もいるぞ。その場合は孤児か、望んで神官になった者だから、そういったことではもめないな。――まったく、持参金などいらぬから結婚しようくらい言えぬのか。情けない』

 ソラは自分のことみたいに、プンスカ怒っている。

「えっと……私、ちょっとは荷物を持ってきたけど、あれって持参金になるのかな」
『自分の世界を捨てるユイに、それ以上を望むわけがあるまい。そんな馬鹿なことを言うような者を盟友には選ばぬよ』
「そうだよね、アレクだもんね」

 でも一応、本人にも聞いてみようか。気になることを引きずっていると、後々困りそうだ。

「神官さん達に、そんな事情があったなんて知らなかったな」
『聖竜教会の問題というより、社会のほうだからな。悪い嫁ぎ先から逃げてきた女性もいるから、女性にとっては避難先でもあるぞ』
「まんま、日本でのお寺みたいね」

 そう呟いたところで、ソラの鼻先で背中を押された。

『ほら、行くがいい。我が教えたのは、内緒だからな。我は今、寝ているからな』
「はい?」

 なんのことだと振り返ると、ソラは丸まって狸寝入たぬきねいりを決めている。ドラゴンの狸寝入りって変な響きだ。
 結衣が廊下に出ると、ちょうどアレクとばったり出くわした。結衣と目が合うと、アレクはうれしそうに微笑んだ。

「ユイ、ここにいると聞きまして。少し散歩をしませんか」
「いいわよ。ちょうど良かった、聞いてみたいことがあったのよね」

 どうやらアレクが来たので、ソラは寝たふりを始めたらしい。事件のことをうっかり結衣に教えたのが、ばつが悪いのかもしれない。

「なんでも聞いてください」
「うん。この国には持参金っていう仕組みがあるんでしょ? 私の荷物で足りるのかなあ」

 結衣がずばり問うと、アレクの表情が強張った。

「……誰から聞きました?」

 アレクが見たので、ディランとアベルはぶんぶんと首と手を振って否定する。

「ソラよ。一応、祖父母にもらった着物を持ってきてはいるんだけど……」

 まったく……と嘆かわしげに扉をにらんでから、アレクは結衣と真正面から目を合わせる。

「ユイ、そんなものはいりません。身一つで結構です。そもそも、ユイは自分の世界なんていう大きすぎるものを諦めるのですから、私の差し出せるものではとても釣りあいませんよ」
「王様なのに?」
「当たり前でしょう。世界ですよ? そもそも比較などできますか」
「良かった! 一応、私の国には結納ゆいのうとかあるんだけど、詳しくないから知らなくて。あんまり不作法だったら、ちゃんと言ってね! バイトでもして稼いでくるから!」

 任せろとばかりにこぶしを握ってみせると、ディランとアベルが噴き出した。アレクは深い溜息をつく。

「あのですね、ユイ。そんなに気になるならお話しますが、聖竜を育てた功績がありますので、あれで充分どころかお釣りがきます。あなたはふんぞりがえって、いろいろと要求してもいいくらいなんですよ? それにドラゴンの導き手のための予算もありますし……。まあ、全然減らない上に、あなたは飼育員の詰所を工事してくれとか言いますけど」

「衣食住のお金は……」
「もっと使っていいくらいです。遠慮しなくていいんですよ。浪費して問題になるならお話しますが、ある程度は使うほうがいいんです。例えばドレスを買うとして、職人にお金が流れ、材料費に流れ、彼らの給金になり、そこから市場に流れていくんです。川みたいなものなんですよ。上流で水を止めてしまうと、下流が困るでしょう?」

 無駄にするのは良くないが、考えて使う分には良いことなのだとアレクは説明する。

「そう言われても、特に欲しいものはないし……。あ、それじゃ、神官服をもう一着……」
「それは駄目です」
「ええっ、なんで!」
「私がユイにドレスを着て欲しいからです」
「すっごくアレクの私情だった!」

 アメリアと似たことを言うので、結衣はのけぞって驚く。

「どうせならアレクの服みたいなのがいいのになあ。うーん、でも、かっこいいアレクが着るからいいのかな。はー、本当に似合うよね、青い上着と白いズボン。マントまで決まってる。え? ちょっと待って、足が長すぎない? はあ、まぶしすぎるわ」

 途中から真剣につぶやいていると、アレクの顔が赤くなっていた。

「ユイ、私は真面目に話してるんです。というか照れるので、そんなふうに言わないでくれますか」
「え? あっ、ごめん。口から全部出てた!? 普段から思ってることがばればれじゃないの、恥ずかしいわ」

 アレクはちょっと悔しそうに歯噛みをして、しぶしぶ切り出す。

「ユイ……。一着だけですからね」
「本当? アレク、お下がりをくれるの? うれしい!」
「『おさがり』ってなんですか?」
「アレクの服をくれるんじゃないの?」

 まさか王子は新しく仕立てるのが普通で、アレクが兄から下げ渡された服を着たことがないなんて知らず、結衣は首を傾げる。きょとんと見つめあう結衣とアレクを眺めながら、アベルとディランはささやきあう。

「ああ、ユイ様の天然褒めに、陛下が負けられたぞ」
「アメリアが荒れるなあ、あれは」

 男装が増えるなんて、なんで止めなかったのかと怒りそうだと、ディランはぼやいた。



 散歩よりも服を見に行きたいと結衣が言い、よく分からないまま王の居室辺りまでやって来たアレクは、ようやく意味を悟ってぎょっとした。

「ええっ、私の服が欲しいんですか? 何故?」

 そして、アレクは頭を抱える。

「私は服を新しく作るように言っていたはずなんですけど……どこでそんな話になったのですかね」
「だって汚すと思うから、新品よりいいじゃない? 寝室のほうでいいのかな」
「ユイ、前にも言いましたけど、婚約者とはいえ男の部屋にみだりに入るのは……」
「駄目なの? オスカーさんは、婚前交渉してもいいよって言ってたけど」
「こ……っ」

 絶句。そんなふうに息を飲み、アレクは固まった。

「オスカー、なんてことを吹き込んで!」
「私の国、結婚前に同棲しても大丈夫って話したと思うけど。人前で話すことじゃないけど、あんまり抵抗はないかなあ。駄目だったら、結婚はやめて別れればいいでしょ?」
「……それなら余計に、結婚してからですね。ユイに逃げられると困るので」

 アレクが重々しくつぶやくので、結衣は目を丸くした。

「えっ、アレクが嫌になるって心配はしないの?」
「私がユイのことを? ありえませんね」
「そうかなあ。へへへ」

 誤魔化し笑いを浮かべたものの、結衣は本気で照れている。

「とりあえず寝室ではないので、こっちですよ。衣裳部屋があるので」
「え? 寝室に箪笥たんすを置いてないの?」
「いくつかはありますけど、ユイが言うのは、最近は着ていないものでしょう?」
「ああ、そうだね。うわ、広い! すごーい、実家の私の部屋が五個くらい入りそう」

 寝室の隣の部屋に行き、アレクは扉を押し開けた。
 クローゼット、箪笥、チェストなどが並ぶ他、お店の売り場みたいに、棚に並べられた衣服などがある。全身鏡も置いてあった。靴だけでも様々だ。アレクの私室なので、護衛は入ってこない。

「毛皮のマントがある!」
「それは戴冠式たいかんしき用ですね。滅多と着ませんよ。重いだけで面倒くさい服です」

 好きで王位についたわけではないアレクだから、そんな言葉が零れるんだと思う。

「ありがたみがないなあ」
「この辺の服がそうですよ。まだ王子の時に使っていたもので、最近は公務が多くて着られませんね」
「あっ、この薄水色の良いなあ! アレク、似合うね」

 細身の上着を広げてアレクにあてがってみて、結衣はうんうんと頷く。アレクはくすりと笑みを零す。

「私の服ですからね」
「そうだった。あはは」
「それがいいんですか?」
「うーん、ちょっと待って」

 上着のボタンを外すと、結衣は上着をはおってみた。肩幅が全く足りていなくてそでが余る上、ボタンをとめようとして、顔を赤くする。

「あの……やっぱりいいわ。ごめんなさい」
「どうかしました?」
「えっと……その……胸の辺りがちょっときつくて」

 着やせするほうなので見た目は分かりにくいのだが、結衣は胸がまあまああるほうなので、細身の上着だと苦しいみたいだと判明した。思わずというようにアレクがこちらを見て、パッと視線を外す。

「……すみません」
「いえ、こちらこそ」

 なんだ、この会話。
 結衣は焦りながらボタンを開けてしまい、袖をまくって羽織物はおりもののていをとる。

「でもほら、神官服の上に着るなら合うよね。部屋で肌寒い時にちょっと着るのも……いや、ごめん。返すわ」
「いいですよ、持っていって」
「えっ、いいの?」
「上着代わりに使うんでしょう? ほとんど着ませんし、とても分かりやすい虫よけになりますし」
「虫よけ?」

 リヴィドールは春だから、虫が多い季節だ。

「貴族の若者の中には、ユイとあわよくば……という輩が結構いまして」
「若者?」

 虫の話をしていたのでは? と考えて、結衣は合点がてんがいった。

「ああ、そういう虫! え? それ、誰の話? ええっ、私!?」
「私の上着を使うくらい仲が良いと、ぜひ触れ回ってください」
「なんだかそれ、すごく恥ずかしいカップルじゃない? ――いやいや、ちょっと待って、それ、本当に? アレクの思い込みじゃなくて?」
「ユイは城内を走り回ってますが、あの辺には誰がいると思います?」
「えー、誰だろ。うーん、飼育員さんとドラゴン?」

 それしか思い出せないのだが……と思っていると、アレクは廊下を示す。

「騎士ですよ、騎士。お忘れですか、彼らも貴族だということを」
「ああ! いたね、確かに。訓練してるね!」
「まったく興味がないようで、何よりです。しかし、私ばかりやきもきしてるんですね……」
「アレクがそんなふうに思ってたなんて知らなかったな。それじゃあ、ジョギングコースを変えるね。走るのはやめられないけど、それならいいでしょ?」
「それを羽織って走るのでしたら、いいですよ」
「そう?」

 そういうことなら、この上着をもらっていこう。
 あまり表に出さないだけで、アレクは独占欲が強いタイプのようだ。

「もう、アレクってば、可愛いなあ。あははは」

 そういえばアレクのほうが年下なのだ。結衣はアレクを弟扱いして、金髪をわしゃっとなでる。ばつが悪そうにしていたアレクは、結衣の手をつかんで止めると真顔になった。

「あ、ごめん、そんなに嫌だとは……」

 怒ったのかと思い、急いで謝ろうとして、目を丸くする。唇にやわらかいものが触れた。緑の目が、挑むように見ている。

「あまりあおる真似をしないでくださいね?」
「……はい」

 凄絶な色気に当てられ、結衣は赤くなって素直に頷いた。
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