追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ

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第2話 15歳の成人になって

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 俺は15歳になり、この国では15歳で成人なのでこれからは一人前の大人として扱われる。

 12歳になるまでの間は家庭教師が付いて色々教えてくれた。

 家庭教師が教えてくれるのは日本の小学校で習う勉強で家庭教師に俺が教えたいくらいだ。

 そんな家庭教師に我慢して2年間も付き合った俺は自分を褒めて上げたいくらいだ。

 だが5年間の予定が2年で全て覚えたと言われて天才で神童などと言われて兄貴たちにはライバル視されて貴族が寄って来たのは迷惑なので無視していた。

 その後は天才で神童などと言われない様にわざと無能を演じている。

 言い忘れたが10歳の時に親父が勝手に公爵の同じ10歳の令嬢と婚約させられて、その時に余りにも綺麗な女性なので驚いた。

 彼女は令嬢なのに武術を好みお転婆みたいでその後、何回か会ったが、性格も良いので気に入っているが果たしてどうなる事やら。

 15歳になると成人の儀が行われ、ロザリー女神を祭る教会でどんなスキル持っているか教えられる。

 スキルは魔法の他に生きていくのに必要なスキルで例えば文官になるための読み書き、算術、戦いに必要な剣、体術、参謀、上げればきりがないが商才、芸術など何十種類もある。

 王族や貴族は魔法のスキルを持っている者が多く、特に戦いに使える攻撃魔法を使える者は国から優遇され国の魔法騎士団に入り一生優雅に暮らせる。

 俺は王族を辞めて平民として暮らしたいので成人するまではなるべく目立たないように無能を演じて暮らしていたので、父親や兄たちには出涸らしで出来そこないの味噌カスの末っ子と言われている。

 6人の兄たちは次期国王になる為に争っているが、3男のアラン第3王子はそんな争いに加わらないで騎士団で剣と魔法の修行をしている変わり者だ。

 俺と唯一話すのもアラン兄貴1人で時々フラリと俺の部屋に立ち寄り、それとなく今の王宮の事などの情報などを話してくれるが、弟として単に可愛いがっているのかそれとも何か目的があるのかは分からない。

 そんな俺の今の心配事は教会には鑑定魔法を使える司祭長がいるのでステータスを見られないか心配している。

 なぜかというと、前世のステータスはそのままで異常なのだ

 今のステータスは。
名前  ルーファス・クロフォード

種族  人間族
性別  男性
年齢  15歳
称号  ??
レベル 80(最大100)
魔力量 ∞(最大1000)
体力  85(最大100)
攻撃力 80(最大100)
防御力 80(最大100)
ギフト
万能スキル
(考えた全ての魔法と力が使える)

 魔王を倒した時は全ての数字が限界突破していたが、今は魔力量が無限で他の数字は80以上ある。

 この世界の人は大概魔法を使えるが、飲み水を出したり、竈の薪に火を付ける生活に使える生活魔法が90%で戦争やモンスターを倒すときに使える攻撃魔法を使えるのは千人に1人
くらいだ。

 王国の魔法団や冒険者の上位の者でも魔力量が50から70くらいで俺のステータスの数字はずば抜けて高く、多分この世界で最高だろう。

 そんなわけで俺のステータスを見られたら不味いのと、そんなステータスを持っているのを知られたらこの国に利用されてスローライフを送る事が出来ないので隠ぺい魔法で今のステータスを書き換えた。

 魔力を0にして他の数字も30以下にしてスキルは文官にしておいた。

 成人の儀の当日、教会に行くと司祭長が鑑定の間に案内して。

「この水晶に手を触れてください」

 言われて水晶に触れると水晶は何の変化もなく司祭長が首を傾げて。

「おかしい? 魔法が使えるなら光るはずだ。もう一度触れて下さい」

 やはり変化はなく司祭長が。

「ルーファス様は残念ですが王族なのに魔力が0で魔法も使えないでスキルは文官です」

 俺はやったー! と思い、これでのんびりとスローライフを送れると思い喜んだのだ。

 連れ添って来た使用人が軽蔑した様子で。

「王族は今まで魔法を使えない人はいませんでしたのに魔力が0で魔法を使えない王族は初めてです。やれやれ陛下に報告すればどうなるやら。もしかしたら王族から追放されるかも知れませんな」

「そうか。それなら自由に暮らせるので良いな」

「何を言うのですか。恥ずかしくないのですか」

「国の国民の90%は魔法を使えないので恥ずかしい事ではないだろう」

「な、何を言うのですか。ルーファス様は王族なのですよ。とにかく私は先にいって陛下に報告をしておきます」

 連れ添って来た使用人は先に行ってしまい、俺はのんびりと街並みを見ながら歩いて王宮に戻った。


 王宮に戻ると案の定、親父のジャムニ陛下から呼び出されて行くと、親父は頭から湯気が出るのではないかと思う程、顔を真っ赤にして怒り。

「お前は出涸らしの味噌カスの出来損ないと思っていたが、まさか王族なのに魔力が0で魔法も使えないとは思わんかったわい。やはり平民の女などに産ませるのではなかった」

 俺が黙っていると。

「何か言ったらどうだ」

 仕方ないので白々しいが。

「申し訳ございません。でも俺もまさか魔力が0で魔法が使えないとは思ってもみませんでした。平民に追放されても仕方ないと思っております」

「馬鹿を言うな。恥ずかしくて王族が魔法を使えないからと言って平民に落とせるか」

「ではどうすればいいですか? 」

「余も考えるがお前も考えておけ。今日はもういい。帰りなさい」

 ふぅ~、 やれやれ、王族を追放されて平民になるかと思ったが、そうは簡単にいかないみたいだ。

 部屋に戻り暫くすると第3王子のアラン兄貴が来て。

「魔力が0で魔法を使えないと言われたみたいだな」

「はい、俺はどうなるのでしょうか? 」

「明日は主な者を集めて協議するみたいでそこでルーファスの処遇を決めるみたいだ。お前は小さい時は神童と言われていたが、本当に魔法を使えないのか? 俺には信じられないので何か隠していないのか」

 ヤバイ! 

 アラン兄貴は何か感づいているみたいだが白を切って。

「そんなことはない。教会の司祭長が言うのだから嘘はつけないだろう」

「まぁ、今はそうしておこう」

 何とか言い逃れたがアラン兄貴はまだ疑っているみたいだ。
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