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第三章(外伝) 日本での日々

第四十話 殺意を抱く瞬間

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~学校~

ミュウ「…あれから2週間…シルフィ…大丈夫かなぁ」

瑛人エイト「大丈夫だよ、きっと何処どこかで、昼寝とかしてるよ」

2人ともまだくまが酷く、周りが心配そうな目で見てくるが、2人は気にせず
携帯スマホで情報を見ている

真面目に探してくれる人
適当に言う人
ふざけて邪魔をする人
などなど、様々な人達がシルフィの為に探している

提供された情報を1つ1つ丁寧に探して、例えほとんどガセ情報だとしても僅かな希望をかけて探している

そんな事をしていると、しばらく話しかけて来なかった海斗カイトが声をかけてきた

海斗カイト「おはよう!ミュウちゃん!元気?」

ミュウ「…Shut up forever永遠にだまってろ」(おはよう海斗カイト君)

海斗カイト「え?」

瑛人エイト「何しに来たの?だってさ」

相変わらず瑛人エイトを無視する海斗カイトにぶっきらぼうに答える
約1週間、此方こちらに関わって来なかった奴がいきなりきたのだ、普通はそう思う

海斗カイト「ああ、そうそう、そろそろ整理がついたかなぁって」

ミュウ「…Organize整理?」

2人きりの時以外は使わないと約束していたが、シルフィがいない悲しみの中、海斗カイトと言うミュウが大嫌いな人間が声を掛けて来たのだ、瑛人エイトも気にせず、海斗カイトを見ている

瑛人エイト「わからないってよ、何のことか説明してくれ」

瑛人エイトが翻訳して海斗カイトに伝える、内容は違うが聞きたい事は同じなのであながち間違っていない

海斗カイト「ああ!そろそろデートでも行こうよ!」

瑛人エイト「………は?」威圧

ミュウ「………」

海斗カイトは上機嫌になりながら、楽しそうに話す

海斗カイト「いやだってさ?あんなゴミの為に泣くなんて馬鹿らしいじゃん?」

ミュウ「………Is it stupid馬鹿らしい?」

瑛人エイト「…どう言う意味だ?…だってよ」

2人とも声のトーンが下がり、ペースもゆっくりになっているが、海斗カイトは更に楽しそうに話し続ける

海斗カイト「まぁ?僕も?優しいからさ、気持ちを落ち着かせる為に時間を上げてやったでしょ?」

気持ちの整理をつけさせる為に1週間距離を置いていたらしい
そしてもう落ち着いた頃だからデートでも行こう…そう言う事らしい

海斗カイト「あの汚いゴミが死んで悲しむミュウちゃん見たくなかったけど、アレのせいで僕との時間を削るなんて駄目だよ…だから…ね?」

2人とも堪忍袋の尾が切れる寸前だが、海斗カイトはそれを平気で切る

海斗カイト「それにあの1匹死んだぐらいで大袈裟だよ、飼いたいなら僕が飼ってあげるし…寧ろ死んでよかったよ!野良猫なんて汚いゴミなんだから!」

ミュウ「………If you listen silently黙って聞いていれば

ミュウは席から立ち上がり、海斗カイトを睨みつけて

ミュウ「This ... let's do it !!!この…クズやろう!!!

ハサミを持って海斗カイト目掛けて振り下ろした

ミュウ(殺す!こいつだけは絶対に許さない!!)

自分と瑛人エイトが心底可愛いがっていた仔猫を汚いゴミと言う、目の前に心底のクズに無意識に向けた攻撃に海斗カイトは驚き

瑛人エイト「ミュウ!?やめろ!」

瑛人エイトが咄嗟の判断で止めた

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誤字脱字がございましたらコメント等をよろしくお願いします。

後質問等もお願いします。

続く
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