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序章 中学生編
第19話 告白
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ここまで、サユは元気に学校に登校していたが、小学生の頃のトラウマが無くなったわけではない
未だに髪の毛は伸ばしっぱなしで、そのうえ視力も悪くないのに目立たないように眼鏡をずっとつけていた
チサトと仲良くなった事もあり、2人でいる時間はあるが、ちょくちょく混ざるようになり、彼女も自身も過去と向き合っているのだと感じた
そんな生活を2年過ごし、冬休み
サトルとサユは2人で夜道を歩いていた
サトル「うー…さぶ!」ブルッ
サユ「ご…ごめんね…無理に付き合わせちゃって…」
市内にある映画館で映画を見たいと言う事で、昼間向かったのだが、思った以上に混んでおり、見を終わった時には既に日が傾いていた
昼間でも十分に寒い中、日が落ち電柱の光だけの中、冷たい風が彼らを襲う
その為、サトルは体を震わせ、サユはこの時間まで付き合わせた事に罪悪感があった
サトル「いや…別にいいよ、俺も見たくなったからってずっと待ってたんだし…」
実際のところ、混んでいたのならそのまま帰れば良かったのだが、どうしても見たかった為、待ったのだ。
サユ「う…うん…」ブルッ
サトル「でも…あれはちょっと驚いたな…」
サユ「あれ?」
サトル「ほら、チケット買うときに言われたやつ」
サユ「………////」ボッ
そう言われてサユは顔を赤らめる
映画を観る為にチケットを買おうとした時に
カップル割引というのを勧められたのだ
その言葉を言われた時は2人とも顔を赤らめて、違うと否定しようとしたが、後ろも混んでおり、店員がそのままカップル割引で進めてしまったので2人はそのままカップルとして中に入ったのだ
サトル「俺達はただの幼馴染みなのにな…なぁサユ?…サユ?」
サトルは少し焦りながら話し、隣にいるはずのサユに話しかけるが居らず、後ろを振り返るとサユが立ち止まっていた
サユ「………ただの幼馴染み…か」
ただの幼馴染み、その言葉に彼女は不満があるのだろう
サユ「…ねえ、サトル君」
サトル「ん?」
サユ「私ね…小学生の時にいじめられて、誰も助けてくれなくて、とても怖かったの…」
サユ「でも…ね、サトル君が助けてくれて…とっても…嬉しかったの…」
ゆっくりと、しかし確実に彼女は彼に近づいていく
サトル「ど…どうしたんだよ?サユ?」
何故かいつもと違うサユの雰囲気にたじろぐサトル、そして目の前まで近づき
…………徐に…キスをした、
サトル「………え?」
何が起きたかわからない、ただ今…彼女との顔の距離がゼロになり、唇に柔らかく、甘い感覚が残る…….
頭の中が真っ白になり、しばらくの間戸惑っていると、次第に頭が追いつき顔が熱くなるのを感じる
サトル「………//////」かぁ~
サユ「…………」
サユは俯いた状態で何も言わない、サトルは何かを言おうと必死に頭を働かせる
サトル「え…あ…その…な……なん…で?」
振り絞って言えた言葉がそれしかなかった
だってそうだろう?確かに彼女は異性だ
し、意識をした事がないと言えば嘘になる
でも…それでも…
サユ「………なの」
サトル「へ?」
サユが俯いたまま何かを言っている、聞き取れなく、つい変な声を出してしまう
サユ「ただの幼馴染みは嫌なの…」
サトル「サユ……」
サユ「ねぇ?私達本当にそれだけの関係なの?」
今日のサユはいつも以上に大人挽いている
その姿にドキドキしながらサトルは答える
サトル「や…やめろよ…サユ…そ…それだと勘違いしちゃうぜ?」
これが最後だこれ以上進めば良くも悪くも今の関係は終わる、半分の期待と半分の不安
その思いが交互に来ながら胸の高鳴りは増していく
サユ「勘違い…してもいいよ……私もその気持ちだから…」
サユ「私は…サトル君が…大好きです…だから……私を彼女にして下さい」
サトル「…………」
そう言って今度は体が小刻みに震える
多分怖いのだろう、彼に拒絶されるのが
振られるのが
だからこそサトルは…
サトル「………」ギュ
サユ「…!?」
サユの体を………抱きしめた
…空から白い塊が降り始める
寒さが更に酷くなるが、2人の体は更に暑くなる
サトル「…ごめん」
サユ「………え……」サァー
サユの顔が青ざめるが、サトルが慌てて捕捉する
サトル「ああ!違う違う!そうじゃなくて…」
サトル「…本当はこういうのって、男の俺がするもんだろうなぁと思って…。」
サユ「え…それって………/////」
サトルはサユが顔を上げこちらを見つめている時に唇を奪う
この瞬間、彼らの周りの時が酷く遅く感じた
白い雪がスローモーションのように落ちていき、2人が唇を離すと、お互いの白い息が掛かる
サトル「…俺も…お前……いや、サユの事が好きだ、1人の…女性として」
そうサトルが言うと、サユの目からは涙が溢れ始める
サトル「え!?ちょ!な…なんで泣くの!?」
サユ「ち…違う…違う……の、う…嬉しくて…やっと…想いが伝わって………嬉しくて」
サトル「サユ…」
長かった2人の想いがやっと伝わり、結ばれ
鼓動がさっきと違い、心地よい音となる
サトル「………」
サユ「………」
2人で暫く抱きしめあっていたが、流石に雪の中はキツい体が冷え始め次第に2人の体温を奪っていく
サトル「…帰ろっか」
サユ「…そうだね」
そう言ってサトルはサユから離れ、歩き始める、しかしサユは立ち止まって動こうとしなかった、今度は何事か?と思い振り向くと、サユが手をこちらに差し伸べていた。
サユ「…せっかく付き合ったんだから…手…繋ご?」
サトル「お…おう…」ギュ
そう言って2人は手を繋ぎながら、歩き始める…
サトル「…………」
サユ「…………」
2人とも顔を赤らめ、時折り相手を方を見つめ、目があったり、目線を感じて見ると恥ずかしくなって目を背けてしまう。
そんな感じの事をずっとやってしまい、会話なんて全く出来なかった
サトル(…いざ、こうなると、普段何を話していたのかわからなくなし、何を話せば良いのかわからない。)
サユ(関係が幼馴染みから彼氏に変わっただけなのに、恥ずかしくて、顔が見れない!)
そんな事を考えながら、自分達の家の前に着く、そしてお互い固く握りしめていた手を離す
サトル「…んじゃあ……また」
サユ「………うん、また…」
そう言って2人は家の中に入る
…これが彼にとっての
幸せのジェットコースターへの登り始めとなる
サトル「………………」ドキドキドキドキ
サユ「……………」ドキドキドキドキ
ドキドキの鼓動が止まらず、顔のニヤケが止まらない
サトル(………彼氏かぁ)
サユ(彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女////////)
そんな事を玄関で思っていると…
サトル母「……お帰り、サトル」ニコニコ
サユ「…随分と遅かったわねぇ?」
サトル「………」
サユ「………」
…その後、2人は帰りが遅くなった事でこっ酷く叱られ、更に長時間寒い外にいたせいで風邪をひいてしまい、2人仲良く学校を休むことになるのは、また、別のお話
——————————————————————
お待たせしてしまい、申し訳ございません。
取り敢えず、1話できたので、投稿します。
ここからは再投稿を毎日1話ずつ出していき
中学生編は3回に分けていたのを1つにまとめ
新しく話が書けたら不定期になってしまいますが、投稿する予定です
ここからは、あと少し中学生編を書いて、そこから本編にいきたいと思います。
最後までお付き合いしてくださるととてもありがたいです、それでは
未だに髪の毛は伸ばしっぱなしで、そのうえ視力も悪くないのに目立たないように眼鏡をずっとつけていた
チサトと仲良くなった事もあり、2人でいる時間はあるが、ちょくちょく混ざるようになり、彼女も自身も過去と向き合っているのだと感じた
そんな生活を2年過ごし、冬休み
サトルとサユは2人で夜道を歩いていた
サトル「うー…さぶ!」ブルッ
サユ「ご…ごめんね…無理に付き合わせちゃって…」
市内にある映画館で映画を見たいと言う事で、昼間向かったのだが、思った以上に混んでおり、見を終わった時には既に日が傾いていた
昼間でも十分に寒い中、日が落ち電柱の光だけの中、冷たい風が彼らを襲う
その為、サトルは体を震わせ、サユはこの時間まで付き合わせた事に罪悪感があった
サトル「いや…別にいいよ、俺も見たくなったからってずっと待ってたんだし…」
実際のところ、混んでいたのならそのまま帰れば良かったのだが、どうしても見たかった為、待ったのだ。
サユ「う…うん…」ブルッ
サトル「でも…あれはちょっと驚いたな…」
サユ「あれ?」
サトル「ほら、チケット買うときに言われたやつ」
サユ「………////」ボッ
そう言われてサユは顔を赤らめる
映画を観る為にチケットを買おうとした時に
カップル割引というのを勧められたのだ
その言葉を言われた時は2人とも顔を赤らめて、違うと否定しようとしたが、後ろも混んでおり、店員がそのままカップル割引で進めてしまったので2人はそのままカップルとして中に入ったのだ
サトル「俺達はただの幼馴染みなのにな…なぁサユ?…サユ?」
サトルは少し焦りながら話し、隣にいるはずのサユに話しかけるが居らず、後ろを振り返るとサユが立ち止まっていた
サユ「………ただの幼馴染み…か」
ただの幼馴染み、その言葉に彼女は不満があるのだろう
サユ「…ねえ、サトル君」
サトル「ん?」
サユ「私ね…小学生の時にいじめられて、誰も助けてくれなくて、とても怖かったの…」
サユ「でも…ね、サトル君が助けてくれて…とっても…嬉しかったの…」
ゆっくりと、しかし確実に彼女は彼に近づいていく
サトル「ど…どうしたんだよ?サユ?」
何故かいつもと違うサユの雰囲気にたじろぐサトル、そして目の前まで近づき
…………徐に…キスをした、
サトル「………え?」
何が起きたかわからない、ただ今…彼女との顔の距離がゼロになり、唇に柔らかく、甘い感覚が残る…….
頭の中が真っ白になり、しばらくの間戸惑っていると、次第に頭が追いつき顔が熱くなるのを感じる
サトル「………//////」かぁ~
サユ「…………」
サユは俯いた状態で何も言わない、サトルは何かを言おうと必死に頭を働かせる
サトル「え…あ…その…な……なん…で?」
振り絞って言えた言葉がそれしかなかった
だってそうだろう?確かに彼女は異性だ
し、意識をした事がないと言えば嘘になる
でも…それでも…
サユ「………なの」
サトル「へ?」
サユが俯いたまま何かを言っている、聞き取れなく、つい変な声を出してしまう
サユ「ただの幼馴染みは嫌なの…」
サトル「サユ……」
サユ「ねぇ?私達本当にそれだけの関係なの?」
今日のサユはいつも以上に大人挽いている
その姿にドキドキしながらサトルは答える
サトル「や…やめろよ…サユ…そ…それだと勘違いしちゃうぜ?」
これが最後だこれ以上進めば良くも悪くも今の関係は終わる、半分の期待と半分の不安
その思いが交互に来ながら胸の高鳴りは増していく
サユ「勘違い…してもいいよ……私もその気持ちだから…」
サユ「私は…サトル君が…大好きです…だから……私を彼女にして下さい」
サトル「…………」
そう言って今度は体が小刻みに震える
多分怖いのだろう、彼に拒絶されるのが
振られるのが
だからこそサトルは…
サトル「………」ギュ
サユ「…!?」
サユの体を………抱きしめた
…空から白い塊が降り始める
寒さが更に酷くなるが、2人の体は更に暑くなる
サトル「…ごめん」
サユ「………え……」サァー
サユの顔が青ざめるが、サトルが慌てて捕捉する
サトル「ああ!違う違う!そうじゃなくて…」
サトル「…本当はこういうのって、男の俺がするもんだろうなぁと思って…。」
サユ「え…それって………/////」
サトルはサユが顔を上げこちらを見つめている時に唇を奪う
この瞬間、彼らの周りの時が酷く遅く感じた
白い雪がスローモーションのように落ちていき、2人が唇を離すと、お互いの白い息が掛かる
サトル「…俺も…お前……いや、サユの事が好きだ、1人の…女性として」
そうサトルが言うと、サユの目からは涙が溢れ始める
サトル「え!?ちょ!な…なんで泣くの!?」
サユ「ち…違う…違う……の、う…嬉しくて…やっと…想いが伝わって………嬉しくて」
サトル「サユ…」
長かった2人の想いがやっと伝わり、結ばれ
鼓動がさっきと違い、心地よい音となる
サトル「………」
サユ「………」
2人で暫く抱きしめあっていたが、流石に雪の中はキツい体が冷え始め次第に2人の体温を奪っていく
サトル「…帰ろっか」
サユ「…そうだね」
そう言ってサトルはサユから離れ、歩き始める、しかしサユは立ち止まって動こうとしなかった、今度は何事か?と思い振り向くと、サユが手をこちらに差し伸べていた。
サユ「…せっかく付き合ったんだから…手…繋ご?」
サトル「お…おう…」ギュ
そう言って2人は手を繋ぎながら、歩き始める…
サトル「…………」
サユ「…………」
2人とも顔を赤らめ、時折り相手を方を見つめ、目があったり、目線を感じて見ると恥ずかしくなって目を背けてしまう。
そんな感じの事をずっとやってしまい、会話なんて全く出来なかった
サトル(…いざ、こうなると、普段何を話していたのかわからなくなし、何を話せば良いのかわからない。)
サユ(関係が幼馴染みから彼氏に変わっただけなのに、恥ずかしくて、顔が見れない!)
そんな事を考えながら、自分達の家の前に着く、そしてお互い固く握りしめていた手を離す
サトル「…んじゃあ……また」
サユ「………うん、また…」
そう言って2人は家の中に入る
…これが彼にとっての
幸せのジェットコースターへの登り始めとなる
サトル「………………」ドキドキドキドキ
サユ「……………」ドキドキドキドキ
ドキドキの鼓動が止まらず、顔のニヤケが止まらない
サトル(………彼氏かぁ)
サユ(彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女彼女////////)
そんな事を玄関で思っていると…
サトル母「……お帰り、サトル」ニコニコ
サユ「…随分と遅かったわねぇ?」
サトル「………」
サユ「………」
…その後、2人は帰りが遅くなった事でこっ酷く叱られ、更に長時間寒い外にいたせいで風邪をひいてしまい、2人仲良く学校を休むことになるのは、また、別のお話
——————————————————————
お待たせしてしまい、申し訳ございません。
取り敢えず、1話できたので、投稿します。
ここからは再投稿を毎日1話ずつ出していき
中学生編は3回に分けていたのを1つにまとめ
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