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最終章 高校生編 〜全てを失うまで〜
第34話 脆い心と支える想い
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サトル「…俺はそんなに強い男ではない」
チサト「え?」
弁当を食べながらサトルは話し始める
チサトは先程の言葉が頭から離れなかった
あたしがいたから…とは
サトル「実を言うとな、俺LINEやお前が俺の家に来てくれていた時、ずっと隠していたんだ」
チサト「隠していた?」
一体何をだろうか?そう思うとサトルは皮肉めいた笑いをする
サトル「実はあの時、本当はヤバかったんだ」
チサト「やばかった…て」
そんな風には見えなかった、多少無理はしていると思ったが、サトルの目を見るとそれ以上だったのがよくわかる
サトル「まぁ…何というか…痩せ我慢…と言うかな」
途切れ途切れに話すが何を言いたいのかは
何となくわかる
それはそうだろう、目の前でのあの光景は誰だって耐えられないはずだ
サトル「お前の前では見せたくなかったっと言うことだけだ」
チサト「あの時は付き合って…今もないけど、そこまでの仲になってないだろ?」
サトル「だからこそだよ」
チサト「わけわからねぇ」
サトル「ほっとけ」
まぁ、それはそれとしてとチサトは思う
チサト(やっぱり、目の前でのあれは相当精神的に来るんだろう、それはそうだ)
自分とは違ってサトルは皮肉めいた事を言ってはいるが、まだ心の何処かではあの頃の
サユを思い浮かべているはずだ
チサト(完全に立ち直るのはもう少し後だな)
もし仮にチサトがノリオのところへ行き、その姿を(ホテル等)見られたりすれば
確実に自殺してしまうだろう
それ程までに彼は精神的にやられていたんだ
チサト「サトル」
サトル「ん?」
食事も進み弁当の中身もあらかたなくなってきた、チサトは最後の物を食べて、弁当箱を片付けながら話す
チサト「今のお前には信じる事が出来ないかもしれないけど、言わせてくれ」
サトル「…ああ」
サトルも食べ終わったのだろう合掌をして
弁当箱を片付け始める
チサト「あたしは例えどんな事になろうとも、お前の側を離れるつもりはない、ずっと側で支えてやる」
この後の戦いはサトルにとって精神的に来るものもあるだろう、それでもサトルはやると言ったのだ
なら、その心が折れない様に自分が支え続けよう、そう思って言った
その様なカッコいい台詞を言ったチサトだが
サトルは顔を赤くして言う
サトル「チサト…お前…それ…」
チサト「ん?なんだ?」
サトル「今の言葉…まるで、プロポーズみたいじゃないか…」
チサト「………あ」
その言葉でチサトも顔を赤くする
所謂逆プロポーズを自分がした事に
チサト「………忘れろ」
サトル「…努力はする」
そう言って2人はしばらくの間静かに食事を続け、教室に戻った
——————————————————————
放課後
授業も全てが終わり、掃除も今回は2人は
担当ではない為帰りの準備をする
チサト「サトル…良いか?」
サトル「言わなくてもわかる、案内してくれ」
チサトはサトルに声をかける
フブキと一緒に多分ミヤビさんの仲間達の
所へ行くのだろう
そう思ったサトルは席から立ち上がり、
チサトと共に教室を出る
下駄箱まで2人で歩き、靴を履き替えるそうして外に出ようとして
サユ「待って!」
サトル「………」
チサト「………」
サユが声をかけてきた
サトル(なんで話しかけて来たんだ?)
一応まだ付き合っているが、最早それは無いに等しい、そんな状況の中で何故話しかけてくるのだろうか
チサト(それに、あのナルシストがこんな事を許すはずがない)
更に言えば、ノリオ達がもう2度と手を出さない代わりにサユはノリオの所へ行ったのだ
それを踏まえても理解ができない
サユ「き…今日ね…珍しくノリオ君が用事があるからって…言ってて…だからね…」
サユ「久しぶりに一緒に帰らない?」
そう言ってサユはこちらに近づく
もし何も知らなければ、2人は心配しながら歩み寄っていただろう
しかしそれはあくまでも2人が知らなければの話だ
…サユが既に他の男と肉体関係を持っている事を
サトル「………」す…
サトルはスマホを取り出して、何かをやり始める
サユ「?」
すると、サユのスマホがなり、取り出して確認する
サトル『何処で、誰が見ているのかわからないから、帰らない』
サユ「え…」
チサト「行こう、サトル」
サトル「ああ」
そう言って2人は此処から立ち去る、後ろから何か声が聞こえるが、関係ない
今は約束の場所に行くだけだ
サユ「………」
——————————————————————
校門を出て、いつもと違う道を歩く
後ろを振り返り、サユや他の奴らがいない事を確認する
サトル「…ついてきてないな」
チサト「ああ、…それにしてもサトルよくLINE出来たな」
チサトがサトルに変わって話そうと思ったが、朝の事もあり任せていた
またあの感じで話すのかと思ったが、まさか
LINEで終わらせるとは
サトル「話すと色々と面倒くさいからな、これならすぐに終わるしな」
チサト「…まぁそうだな」
サトル「取り敢えず、チサト案内しっかりしてくれよ」
チサト「ああ、任せてくれ」
フブキ「セーンーパーイ!!!」ドーン!!
サトル、チサト「グボハァ!?」バギィ
朝と同じ痛みが再び2人を襲った
サトル「…腰痛になるぞ…これ…」
チサト「…あたし達まだ若いのに…」
腰を押さえながら2人はよろよろと立ち上がる
サトル「お…お前なぁ…」いててて…
チサト「あたしはやめてって言ったのに…」トントン
フブキ「えー?いいじゃないですかー?」
相変わらず…とまでいかないが、元気な人だ
そうサトルは思いながら、少し警戒する
朝の件もあるから…と思った矢先
フブキ「リア充を痛めつけるのって楽しいじゃないですかー」キャハ
サトル「………」
うん、やはり腹黒い!
この子の裏表激し過ぎじゃありませんか?
心の中でギャグ漫画の様にツッコむサトル
しかしチサトは真顔のままフブキに近づき
頭を掴む
チサト「へぇ?あたしを痛めつけるのって楽しいんだぁ?」
フブキ「いててててててててて!!!!
すんません!先輩!まじかんべんしてください!頭…あたまがぁぉぁぁぁぁ!!!!??」ギャアアアアア!!!
ガチ泣きしながら謝るフブキ
チサトはその姿を無表情で眺めながら
暫くやっていたが、サトルに止められる
サトル「…もうそのくらいで良いでしょ?早く行きたいしさ」
チサト「…そうだね」パッ
サトルの頼みに答えるとチサトはフブキの頭から手を離し、フブキはそのまま倒れる
フブキ「うー…頭が割れる~_:(´ཀ`」 ∠):」
頭を押さえながら悶絶するフブキ
その姿を見てサトルは
サトル(チサトを本気で怒らせるのはやめよう)
そう心に決めた
——————————————————————
~廃墟~
フブキが頭を押さえながら案内したのは、
数十年前に潰れたボーリング場だった
サトル「なんか如何にも不良の溜まり場様な所に案内されてるんだけど?」
チサト「大丈夫だよ?皆んな優しいから」
フブキ「まぁなんとかなるでしょ…多分」
サトル「多分!?」
嫌な予感しかしないが、此処で逃げては意味がない、覚悟を決め中に入る
中は多少掃除されているのか埃はなかったが、周りは酷かった窓は割れ、中もいろんな物が散乱していて、夜中に行けば幽霊でも出そうな雰囲気だ
「…ん?なんだ?その男?」
「あ?」
「誰?」
「さあ?」
30人は軽くいるだろう、皆んな女性だが、中々に個性がある
フブキ「姉ちゃん!連れてきたよ!」
チサト「ミヤビさん、こんにちは!」
ミヤビ「…へぇ?その子かぁ?噂の彼氏君は?…」
そう言うと立ち上がりこちらに近づく
香水を使っていないのか、嫌な匂いはしない
寧ろ本当の姉の様な安心する匂いだ
ミヤビ「まぁ、ビビるのは仕方ないあたいの名はミヤビ、これからよろしな」
そう言って手を差し出す
サトル「…はい、よろしくお願いします」
サトルも握手を返す
それからサトルはミヤビの仲間に囲まれながら移動する
中央には用意したのだろう大きな赤いクッションのイス?の様なものがあり反対側にもある
そこに案内され、なされるがままにそこに座った、そしてミヤビも反対側に座り
ミヤビ「それじゃあ改めて、あんたの事を聞かせてくれ」
そう聞かれる、サトルも多少嫌な事だが、これから協力してくれる人達だ、無下には出来ない為、覚悟を決め話し始める
——————————————————————
後、5、6話くらいでザマァ展開が来る…予定です。
チサト「え?」
弁当を食べながらサトルは話し始める
チサトは先程の言葉が頭から離れなかった
あたしがいたから…とは
サトル「実を言うとな、俺LINEやお前が俺の家に来てくれていた時、ずっと隠していたんだ」
チサト「隠していた?」
一体何をだろうか?そう思うとサトルは皮肉めいた笑いをする
サトル「実はあの時、本当はヤバかったんだ」
チサト「やばかった…て」
そんな風には見えなかった、多少無理はしていると思ったが、サトルの目を見るとそれ以上だったのがよくわかる
サトル「まぁ…何というか…痩せ我慢…と言うかな」
途切れ途切れに話すが何を言いたいのかは
何となくわかる
それはそうだろう、目の前でのあの光景は誰だって耐えられないはずだ
サトル「お前の前では見せたくなかったっと言うことだけだ」
チサト「あの時は付き合って…今もないけど、そこまでの仲になってないだろ?」
サトル「だからこそだよ」
チサト「わけわからねぇ」
サトル「ほっとけ」
まぁ、それはそれとしてとチサトは思う
チサト(やっぱり、目の前でのあれは相当精神的に来るんだろう、それはそうだ)
自分とは違ってサトルは皮肉めいた事を言ってはいるが、まだ心の何処かではあの頃の
サユを思い浮かべているはずだ
チサト(完全に立ち直るのはもう少し後だな)
もし仮にチサトがノリオのところへ行き、その姿を(ホテル等)見られたりすれば
確実に自殺してしまうだろう
それ程までに彼は精神的にやられていたんだ
チサト「サトル」
サトル「ん?」
食事も進み弁当の中身もあらかたなくなってきた、チサトは最後の物を食べて、弁当箱を片付けながら話す
チサト「今のお前には信じる事が出来ないかもしれないけど、言わせてくれ」
サトル「…ああ」
サトルも食べ終わったのだろう合掌をして
弁当箱を片付け始める
チサト「あたしは例えどんな事になろうとも、お前の側を離れるつもりはない、ずっと側で支えてやる」
この後の戦いはサトルにとって精神的に来るものもあるだろう、それでもサトルはやると言ったのだ
なら、その心が折れない様に自分が支え続けよう、そう思って言った
その様なカッコいい台詞を言ったチサトだが
サトルは顔を赤くして言う
サトル「チサト…お前…それ…」
チサト「ん?なんだ?」
サトル「今の言葉…まるで、プロポーズみたいじゃないか…」
チサト「………あ」
その言葉でチサトも顔を赤くする
所謂逆プロポーズを自分がした事に
チサト「………忘れろ」
サトル「…努力はする」
そう言って2人はしばらくの間静かに食事を続け、教室に戻った
——————————————————————
放課後
授業も全てが終わり、掃除も今回は2人は
担当ではない為帰りの準備をする
チサト「サトル…良いか?」
サトル「言わなくてもわかる、案内してくれ」
チサトはサトルに声をかける
フブキと一緒に多分ミヤビさんの仲間達の
所へ行くのだろう
そう思ったサトルは席から立ち上がり、
チサトと共に教室を出る
下駄箱まで2人で歩き、靴を履き替えるそうして外に出ようとして
サユ「待って!」
サトル「………」
チサト「………」
サユが声をかけてきた
サトル(なんで話しかけて来たんだ?)
一応まだ付き合っているが、最早それは無いに等しい、そんな状況の中で何故話しかけてくるのだろうか
チサト(それに、あのナルシストがこんな事を許すはずがない)
更に言えば、ノリオ達がもう2度と手を出さない代わりにサユはノリオの所へ行ったのだ
それを踏まえても理解ができない
サユ「き…今日ね…珍しくノリオ君が用事があるからって…言ってて…だからね…」
サユ「久しぶりに一緒に帰らない?」
そう言ってサユはこちらに近づく
もし何も知らなければ、2人は心配しながら歩み寄っていただろう
しかしそれはあくまでも2人が知らなければの話だ
…サユが既に他の男と肉体関係を持っている事を
サトル「………」す…
サトルはスマホを取り出して、何かをやり始める
サユ「?」
すると、サユのスマホがなり、取り出して確認する
サトル『何処で、誰が見ているのかわからないから、帰らない』
サユ「え…」
チサト「行こう、サトル」
サトル「ああ」
そう言って2人は此処から立ち去る、後ろから何か声が聞こえるが、関係ない
今は約束の場所に行くだけだ
サユ「………」
——————————————————————
校門を出て、いつもと違う道を歩く
後ろを振り返り、サユや他の奴らがいない事を確認する
サトル「…ついてきてないな」
チサト「ああ、…それにしてもサトルよくLINE出来たな」
チサトがサトルに変わって話そうと思ったが、朝の事もあり任せていた
またあの感じで話すのかと思ったが、まさか
LINEで終わらせるとは
サトル「話すと色々と面倒くさいからな、これならすぐに終わるしな」
チサト「…まぁそうだな」
サトル「取り敢えず、チサト案内しっかりしてくれよ」
チサト「ああ、任せてくれ」
フブキ「セーンーパーイ!!!」ドーン!!
サトル、チサト「グボハァ!?」バギィ
朝と同じ痛みが再び2人を襲った
サトル「…腰痛になるぞ…これ…」
チサト「…あたし達まだ若いのに…」
腰を押さえながら2人はよろよろと立ち上がる
サトル「お…お前なぁ…」いててて…
チサト「あたしはやめてって言ったのに…」トントン
フブキ「えー?いいじゃないですかー?」
相変わらず…とまでいかないが、元気な人だ
そうサトルは思いながら、少し警戒する
朝の件もあるから…と思った矢先
フブキ「リア充を痛めつけるのって楽しいじゃないですかー」キャハ
サトル「………」
うん、やはり腹黒い!
この子の裏表激し過ぎじゃありませんか?
心の中でギャグ漫画の様にツッコむサトル
しかしチサトは真顔のままフブキに近づき
頭を掴む
チサト「へぇ?あたしを痛めつけるのって楽しいんだぁ?」
フブキ「いててててててててて!!!!
すんません!先輩!まじかんべんしてください!頭…あたまがぁぉぁぁぁぁ!!!!??」ギャアアアアア!!!
ガチ泣きしながら謝るフブキ
チサトはその姿を無表情で眺めながら
暫くやっていたが、サトルに止められる
サトル「…もうそのくらいで良いでしょ?早く行きたいしさ」
チサト「…そうだね」パッ
サトルの頼みに答えるとチサトはフブキの頭から手を離し、フブキはそのまま倒れる
フブキ「うー…頭が割れる~_:(´ཀ`」 ∠):」
頭を押さえながら悶絶するフブキ
その姿を見てサトルは
サトル(チサトを本気で怒らせるのはやめよう)
そう心に決めた
——————————————————————
~廃墟~
フブキが頭を押さえながら案内したのは、
数十年前に潰れたボーリング場だった
サトル「なんか如何にも不良の溜まり場様な所に案内されてるんだけど?」
チサト「大丈夫だよ?皆んな優しいから」
フブキ「まぁなんとかなるでしょ…多分」
サトル「多分!?」
嫌な予感しかしないが、此処で逃げては意味がない、覚悟を決め中に入る
中は多少掃除されているのか埃はなかったが、周りは酷かった窓は割れ、中もいろんな物が散乱していて、夜中に行けば幽霊でも出そうな雰囲気だ
「…ん?なんだ?その男?」
「あ?」
「誰?」
「さあ?」
30人は軽くいるだろう、皆んな女性だが、中々に個性がある
フブキ「姉ちゃん!連れてきたよ!」
チサト「ミヤビさん、こんにちは!」
ミヤビ「…へぇ?その子かぁ?噂の彼氏君は?…」
そう言うと立ち上がりこちらに近づく
香水を使っていないのか、嫌な匂いはしない
寧ろ本当の姉の様な安心する匂いだ
ミヤビ「まぁ、ビビるのは仕方ないあたいの名はミヤビ、これからよろしな」
そう言って手を差し出す
サトル「…はい、よろしくお願いします」
サトルも握手を返す
それからサトルはミヤビの仲間に囲まれながら移動する
中央には用意したのだろう大きな赤いクッションのイス?の様なものがあり反対側にもある
そこに案内され、なされるがままにそこに座った、そしてミヤビも反対側に座り
ミヤビ「それじゃあ改めて、あんたの事を聞かせてくれ」
そう聞かれる、サトルも多少嫌な事だが、これから協力してくれる人達だ、無下には出来ない為、覚悟を決め話し始める
——————————————————————
後、5、6話くらいでザマァ展開が来る…予定です。
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