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白雪姫
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鏡に映った自分の姿に白雪姫はうっとりするのでした。
血より赤い薔薇の唇。
豊かな黒髪は艷やかでした。
みんなが褒める『雪のように白い肌』は姫の若さの象徴でした。
まだ大人になりたくないと考えていました。
王様とお后様の元でのんびり過ごしているのが好きでした。
外国語や音楽にダンス。刺繍に絵画―――たくさんのお勉強は大嫌いでした。
今日も自分の部屋の大きなクローゼットの中に入ってそこに掛かる大きな鏡に映る自らの姿形に見とれていました。
蝋燭の灯りだけなので中は薄暗く姫はもっとよく自分の顔を見ようと卓を廻り込み鏡に近づきました。
あっ!あ。
その時、偶然に姫の一番女として敏感な場所が卓の角にぐっと深くあたりました。
瞬間。
そこを中心に何とも言えない疼きが小さな肢体の中で燃えて広がりだしました。
―――ここ。ここよ。
姫は両手の掌を卓に置いて何度も角に、そこの部分を強くあてたり擦ったりしました。
ナイトドレスに着替えていたので姫の軀は透けてみえるほどです。
薄い生地とドロワーズ越しに刺激が襲いました。
あ、ああ。ああん。あっ
「まあ。わたくしったら!なんてはしたないの!」
恥ずかしさに真っ赤になって姫はその場を離れ、
寝台の前に跪くと急いでお祈りを唱えました。
薄い布団をかけて何時もの様に両腕を出し白い百合の造花を両手で握りしめました。
子供は両手を布団の中に入れて眠ってはいけない決まりがありました。
それは一国の王女も習う仕来りでした。
もう侍女も退出して部屋には誰もいません。
随分遅い時刻でした。
なのに姫は少しも眠くなりませんでした。
だらりと垂れた手から百合の花が滑って床に落ちました。
そして、そっと姫は指を布団の中へ潜り込ませました。
まだ青い林檎より堅い少女の蕾の場所へと美しい両手の指を這わせました。
ちょっとだけ―――試してみたいの。
姫は本能に忠実に指を動かしました。
はっあ、あっ。あ。ああ
しっかりと膝を伸ばしたまま中指と人差し指でゆっくりゆっくりドロワーズの上から秘処をなぞりました。
次第に力がこもって指の動きも速くなってゆきました。
幼い少女は生まれて始めて自らの手で自らの軀の奥に眠っていた快感を引き出したのです。
そして、大人たちが子供らに布団に手を入れて寝てはいけないと戒める理由も知ったのでした。
怒られる。きっと、怒られる。
司教様に知れたら火あぶりの刑かもしれない。
神様にはもう知られているのかしら。
毎晩、お祈りをする時だけは「もう消して悪いことはいたしません」と誓うのでした。
それでも誘惑にはあっさり負けてしまいます。
もっと。もっと――考えた姫は、
先のそこそこ固くまあまあ丸みもある櫛を使ってみることにしました。
ドロワーズの上にそっとあてがってみます。
少し動かすとたちまち、良い具合になっていきました。
はあ。はあ。ああ。はっあ。はああ。んんっ!んんんーーーーー
真っ白な世界に細い稲光が走ってゆくように姫は『達する』ということを知りました。
なんて気持ちいいのかしら。
全く悪い子だわ。
今に罰がくだるのかもしれない。
晩餐で王様やお后様。それに、呼ばれた貴人たちと卓を囲んでも姫はひとり、どこかぼんやりした顔のままでした。
父王は大層心配しました。
でもお后様は大変お怒りでした。送り込んだスパイから逐一報告を受けていたのです。
どれほど姫が『淫ら』であるかと。
「あの子はこの国を継ぐに相応しくありません。お前の手でやっておしまいなさい。森に棄てるのです」
カーテンの陰にいる密偵にそう告げました。
実のところお后様は白雪姫の存在が厭わしかったのです。
時折の王様の姫へと注がれるねっとりした熱い視線―――ちょっと美しい客人や侍女が部屋に来た時に注ぐ雄の眼――
お后様は自分の少しだけ膨らんだお腹を擦りながら次は男の子がいいわと思うのでした。
その夜。
何時もの通りに姫の寝室のバルコニーに潜んでいた密偵はとんでもない場面に遭遇しました。
白雪姫がナイトドレスもドロワーズも脱ぎ捨て素肌にガウンを羽織って、
ベッドの支柱にしがみつき彫刻の角に秘貝の割れ目を押し付けて喘いでるのです。
赤い小さな唇から、熱い吐息が漏れて頬は紅潮して大きな美しい瞳はとろんと溶けています。
肩からスルリとガウンが落ちて白い肩も背中も露わになり、
長くうねった黒髪も揺れているのです。
―――なんと悩ましいお姿――密偵は自分の前が膨らむのをどうすることもできませんでした。
彼は貴族の慰みに自分の軀を使われるのに慣れていました。
でも自分から愛したいと思った女性に会ったのは生まれて始めてでした。
どうしてもあの姫君が欲しい。
あんな姿を見せつけられて―――
行き成り現れた男に白雪姫は驚きのあまり悲鳴をあげそうになりました。
慌てて駆け寄った密偵は姫の唇を自分の唇で塞ぎました。
白雪姫は必死でした。
床に這いつくばり激しく抵抗して男の腕から逃れようとしました。
きゃあっ!はっぁあ―――ああ
姫の体は床に両手首をひとつに抑えられたまま、
ざらついた男の舌が白雪姫の花芯に吸い付いてそのままキツく吸い上げ舌の上で転がします。
そうかと思うと窄ませた舌が蛇の様に襞の奥まで嬲り続けました。
大波の様に何度も何度も。
引いては次。また、引いたかと思ったら次と―――絶頂が。
ずっと。
もう。ずっと。
こんな風にされるのを白雪姫は心のどこかで願っていたのかもしれませんでした。
段々抵抗する素振りも止めてしまいました。
翌朝。
姫はお后様の恐ろしい計略を聞いてしまいました。
密偵は「姫をお助け致します。どうぞ、信じてください」
「もちろんよ」白雪姫は男の手を取り一緒にお城を抜け出し
城下町へと馬で駆け抜けました。
そして姫君は街で一番立派な館で住むことになりました。
『娼館――七人の騎士――』という名の娼館でした。
高級娼婦となった姫は毎晩客を取りました。
客といっても館の主は選びに選んだ上客だけを彼女にあてがいました。
店の旦那は「この子は昔ある国のお姫様だったお方だから」と客に紹介して姫にやって良いことは
舐めるだけ。舐めるだけなら体のどこを舐めても良いという条件を約束させました。
それも真っ暗な部屋で小さな小さな蝋燭の灯りの元だったので
互いの顔もなにもよく解らないというのも好評でした。
真っ白な真珠の肌をした肢体は段々心得て来て脚の指ひとつ滑られても感じるようになりました。
姫君の気品と娼婦の淫らさが相まって大喜び。
満足した客たちは金貨をチップとして姫の枕のしたに置いて去るのでした。
綺麗なドレスを着て美味しいものを食べて、
気持ちいい事を毎晩―――
姫は楽しくて仕方ありませんでした。
「退屈なお城よりこちらの方がよくってよ」
薄暗い中で客とシャンパンのグラスをカチリと鳴らして
そんなお喋りをする声は妖精みたいだと評判になりました。
ある晩。
細い蝋燭の灯りの部屋に入って来た客が言いました。
「この店で一番肌が白くて美しいのはおまえだと聞いたが―――」
薄暗がりで下から見上げるような目つきをしてシナを作り
「ええ。そうですわ」と白雪姫は答えます。
その夜。
寝台でたっぷり姫を愛撫したのは身をやつして街へお忍びで来た国王様でした。
父と娘は久しぶりに再開しました。
白雪姫は相手が誰だか解りましたが素知らぬふりをして
されるがままでいました。
夜明け前、
まだ眠っている白雪姫をそのままに、
沢山の金貨とお后様から預かった林檎を枕元に置いて王様は去ってゆきました。
血より赤い薔薇の唇。
豊かな黒髪は艷やかでした。
みんなが褒める『雪のように白い肌』は姫の若さの象徴でした。
まだ大人になりたくないと考えていました。
王様とお后様の元でのんびり過ごしているのが好きでした。
外国語や音楽にダンス。刺繍に絵画―――たくさんのお勉強は大嫌いでした。
今日も自分の部屋の大きなクローゼットの中に入ってそこに掛かる大きな鏡に映る自らの姿形に見とれていました。
蝋燭の灯りだけなので中は薄暗く姫はもっとよく自分の顔を見ようと卓を廻り込み鏡に近づきました。
あっ!あ。
その時、偶然に姫の一番女として敏感な場所が卓の角にぐっと深くあたりました。
瞬間。
そこを中心に何とも言えない疼きが小さな肢体の中で燃えて広がりだしました。
―――ここ。ここよ。
姫は両手の掌を卓に置いて何度も角に、そこの部分を強くあてたり擦ったりしました。
ナイトドレスに着替えていたので姫の軀は透けてみえるほどです。
薄い生地とドロワーズ越しに刺激が襲いました。
あ、ああ。ああん。あっ
「まあ。わたくしったら!なんてはしたないの!」
恥ずかしさに真っ赤になって姫はその場を離れ、
寝台の前に跪くと急いでお祈りを唱えました。
薄い布団をかけて何時もの様に両腕を出し白い百合の造花を両手で握りしめました。
子供は両手を布団の中に入れて眠ってはいけない決まりがありました。
それは一国の王女も習う仕来りでした。
もう侍女も退出して部屋には誰もいません。
随分遅い時刻でした。
なのに姫は少しも眠くなりませんでした。
だらりと垂れた手から百合の花が滑って床に落ちました。
そして、そっと姫は指を布団の中へ潜り込ませました。
まだ青い林檎より堅い少女の蕾の場所へと美しい両手の指を這わせました。
ちょっとだけ―――試してみたいの。
姫は本能に忠実に指を動かしました。
はっあ、あっ。あ。ああ
しっかりと膝を伸ばしたまま中指と人差し指でゆっくりゆっくりドロワーズの上から秘処をなぞりました。
次第に力がこもって指の動きも速くなってゆきました。
幼い少女は生まれて始めて自らの手で自らの軀の奥に眠っていた快感を引き出したのです。
そして、大人たちが子供らに布団に手を入れて寝てはいけないと戒める理由も知ったのでした。
怒られる。きっと、怒られる。
司教様に知れたら火あぶりの刑かもしれない。
神様にはもう知られているのかしら。
毎晩、お祈りをする時だけは「もう消して悪いことはいたしません」と誓うのでした。
それでも誘惑にはあっさり負けてしまいます。
もっと。もっと――考えた姫は、
先のそこそこ固くまあまあ丸みもある櫛を使ってみることにしました。
ドロワーズの上にそっとあてがってみます。
少し動かすとたちまち、良い具合になっていきました。
はあ。はあ。ああ。はっあ。はああ。んんっ!んんんーーーーー
真っ白な世界に細い稲光が走ってゆくように姫は『達する』ということを知りました。
なんて気持ちいいのかしら。
全く悪い子だわ。
今に罰がくだるのかもしれない。
晩餐で王様やお后様。それに、呼ばれた貴人たちと卓を囲んでも姫はひとり、どこかぼんやりした顔のままでした。
父王は大層心配しました。
でもお后様は大変お怒りでした。送り込んだスパイから逐一報告を受けていたのです。
どれほど姫が『淫ら』であるかと。
「あの子はこの国を継ぐに相応しくありません。お前の手でやっておしまいなさい。森に棄てるのです」
カーテンの陰にいる密偵にそう告げました。
実のところお后様は白雪姫の存在が厭わしかったのです。
時折の王様の姫へと注がれるねっとりした熱い視線―――ちょっと美しい客人や侍女が部屋に来た時に注ぐ雄の眼――
お后様は自分の少しだけ膨らんだお腹を擦りながら次は男の子がいいわと思うのでした。
その夜。
何時もの通りに姫の寝室のバルコニーに潜んでいた密偵はとんでもない場面に遭遇しました。
白雪姫がナイトドレスもドロワーズも脱ぎ捨て素肌にガウンを羽織って、
ベッドの支柱にしがみつき彫刻の角に秘貝の割れ目を押し付けて喘いでるのです。
赤い小さな唇から、熱い吐息が漏れて頬は紅潮して大きな美しい瞳はとろんと溶けています。
肩からスルリとガウンが落ちて白い肩も背中も露わになり、
長くうねった黒髪も揺れているのです。
―――なんと悩ましいお姿――密偵は自分の前が膨らむのをどうすることもできませんでした。
彼は貴族の慰みに自分の軀を使われるのに慣れていました。
でも自分から愛したいと思った女性に会ったのは生まれて始めてでした。
どうしてもあの姫君が欲しい。
あんな姿を見せつけられて―――
行き成り現れた男に白雪姫は驚きのあまり悲鳴をあげそうになりました。
慌てて駆け寄った密偵は姫の唇を自分の唇で塞ぎました。
白雪姫は必死でした。
床に這いつくばり激しく抵抗して男の腕から逃れようとしました。
きゃあっ!はっぁあ―――ああ
姫の体は床に両手首をひとつに抑えられたまま、
ざらついた男の舌が白雪姫の花芯に吸い付いてそのままキツく吸い上げ舌の上で転がします。
そうかと思うと窄ませた舌が蛇の様に襞の奥まで嬲り続けました。
大波の様に何度も何度も。
引いては次。また、引いたかと思ったら次と―――絶頂が。
ずっと。
もう。ずっと。
こんな風にされるのを白雪姫は心のどこかで願っていたのかもしれませんでした。
段々抵抗する素振りも止めてしまいました。
翌朝。
姫はお后様の恐ろしい計略を聞いてしまいました。
密偵は「姫をお助け致します。どうぞ、信じてください」
「もちろんよ」白雪姫は男の手を取り一緒にお城を抜け出し
城下町へと馬で駆け抜けました。
そして姫君は街で一番立派な館で住むことになりました。
『娼館――七人の騎士――』という名の娼館でした。
高級娼婦となった姫は毎晩客を取りました。
客といっても館の主は選びに選んだ上客だけを彼女にあてがいました。
店の旦那は「この子は昔ある国のお姫様だったお方だから」と客に紹介して姫にやって良いことは
舐めるだけ。舐めるだけなら体のどこを舐めても良いという条件を約束させました。
それも真っ暗な部屋で小さな小さな蝋燭の灯りの元だったので
互いの顔もなにもよく解らないというのも好評でした。
真っ白な真珠の肌をした肢体は段々心得て来て脚の指ひとつ滑られても感じるようになりました。
姫君の気品と娼婦の淫らさが相まって大喜び。
満足した客たちは金貨をチップとして姫の枕のしたに置いて去るのでした。
綺麗なドレスを着て美味しいものを食べて、
気持ちいい事を毎晩―――
姫は楽しくて仕方ありませんでした。
「退屈なお城よりこちらの方がよくってよ」
薄暗い中で客とシャンパンのグラスをカチリと鳴らして
そんなお喋りをする声は妖精みたいだと評判になりました。
ある晩。
細い蝋燭の灯りの部屋に入って来た客が言いました。
「この店で一番肌が白くて美しいのはおまえだと聞いたが―――」
薄暗がりで下から見上げるような目つきをしてシナを作り
「ええ。そうですわ」と白雪姫は答えます。
その夜。
寝台でたっぷり姫を愛撫したのは身をやつして街へお忍びで来た国王様でした。
父と娘は久しぶりに再開しました。
白雪姫は相手が誰だか解りましたが素知らぬふりをして
されるがままでいました。
夜明け前、
まだ眠っている白雪姫をそのままに、
沢山の金貨とお后様から預かった林檎を枕元に置いて王様は去ってゆきました。
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