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3.近づく距離
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本当に来るんだろうか……。
半ば信じられない気持ちのまま、高見に住所をエインで送って、部屋も片付けた。正直、高見のことはあまり良く分からない。職場で挨拶したり、軽い世間話はするが、それだけだ。
流れるように家に来ることに決まったけれど、案外、それで良かったのかもしれない。こんなことがなければ急に休みになった午後をどう過ごせばいいか、きっと戸惑っていたはずだ。
美佳と付き合っていたままなら、会う約束をして美佳も喜んでくれたに違いない。
「って、喜んでくれたかな……」
今となってはその自信もない。
ピンポーン
「はーい」
「高見です」
ドアを開けると買い物袋を持った高見が立っていた。
「本当に来た」
「なんですかそれ。ちゃんと来ますよ。ほら、食材も買ってきました」
「おー、さんきゅー。まぁ、入って」
「案外、きれいにしてるんですね」
「案外ってなんだよ。高見が来るから片付けたんだよ」
「へぇー、俺の為に片付けてくれたんですか。なんか、嬉しいな」
「人が来るってなったら掃除くらいするだろ、普通」
「それはそうなんですけど、でも、嬉しいですよ。俺の為、ですもんね」
俺の為、を強調する高見に、高見の為?となったが今日来るのが高見だけなのだから、高見の為ということになるのだろう。
「まぁ、そうだな。高見の為だ」
「じゃあ次は俺が羽山さんの為にご飯を作りますよ」
「そりゃあ、どうも」
10畳1Rの僕の部屋はキッチンの前にダイニングテーブルが置いてあり、部屋の部分にはベッドやTVがある質素な部屋だ。僕はダイニングテーブルの椅子に座って料理をする高見の背中を見ていた。
「高見って料理得意なの?」
「得意な方ですかねー。俺の母親、料理が致命的に下手なんですよ。父親はそこそこ美味しいのを作るんですけど、不器用で危なっかしくて。だから美味しいものを食べたいとなると自分で作るしかなかったんですよね」
「へー、そうだったんだ。そういえば、今日のメニューは何?」
「今日は鍋焼きうどんにします。小鍋ってありますか?」
「あるよ。高見の足元の扉のところ」
美佳が私の分も置いておいて言うから二つ買った一人用の小鍋だ。
「良かった。本当はもっと手の込んだものを作りたかったんですけど、羽山さん、胃の調子悪いでしょ」
「あー、うん」
「だから今日は胃に優しいメニューにしようって思ってたんですよ」
「高見って優しいなぁ。イケメンで気は効くし、料理も出来るし」
「本当にそう思ってます?」
不意に高見が振り向いて、頬杖をついて高見を見ていた僕の顔に顔を近づけた。
近っ。思わず顔を引いた。
イケメンと至近距離って何か分からないけど照れる。
僕の行動に高見はふっと笑うとまた料理に戻った。
「ほら、出来た。ちょっと味見して貰えます?」
高見が菜箸でうどんを掴むと、ふーふーと息を吹きかけてから僕の口へと持ってくる。こうされたら、僕の次の行動は口を開けるしかないだろう。
「あー」
「ぷっ、羽山さん、声は出さなくても大丈夫です」
「あ、そうか」
うどんが唇に触れて揺らぐから舌を出してうどんを迎えに行く。
「あ、旨い。これ、本当に旨い」
「でしょ?」
高見はくるっとキッチンの方を向くと、小鍋を二つ食卓に並べた。
鍋焼きうどん、大根と人参のきんぴら、りんご、だ。鍋焼きうどんの蓋を取るとふわっと湯気が立ち上り、11月の少し肌寒い今日には沁みるものがある。いや、沁みるのは美佳がいなくなった心の穴のせいかもしれない。
「すげーうまそう。いただきます」
「どうぞ」
うどんを箸で挟んで、ふーふーっと息をかける。はふはふしながら口の中に含めば、出汁の香りが一気に口の中に広がった。
「うまっ、これ、凄く旨い。なんか体が喜んでいる気がする」
「それは良かった」
高見は嬉しそうにほほ笑みながら買い物袋からビールを取り出した。
「あっ、それ」
「ふふふふ、俺はいいんです。でも、羽山さんはだめですよ。そのかわりコレあげます」
そう言って高見が差し出したのはプリンだ。コンビニプリンのちょっと高級なやつで、その日に生まれた卵を使用していますっていうやつだ。
「おぉっ、これ、食べてみたかったんだよなー」
「羽山さん、プリン好きですよね」
「うん、すげー大好き」
思わず笑顔になって大事にプリンを自分の方に引き寄せた。
「じゃ、俺は失礼して」
高見はぐいっとビールを飲むと、くぅうううっと声を上げた。
「はー、最高。羽山さんと飲む……じゃないか。羽山さんを眺めながら飲むビールは最高です!」
「いや、違うだろ。確かに僕はビールを飲んでないけど、どっちかって言えば最初のやつで合ってるぞ。僕を眺めながら飲むビールってなんか変態くさいじゃん」
僕がぷぷぷぷっと笑うと、羽山は「いいんですー」と言った。
語尾が伸びているのは仕事じゃないからなんだろうな。普段の高見はビシッと指示を出していることが多いからこんな風に語尾を伸ばしたりしない。
可愛いところあるじゃん。
普段見られない高見の姿に僕は新鮮さを覚えていた。
「プリン、美味しいですか?」
「うん、旨い。プリンって癒しだよな。この黄色いぷるぷるした外見も滑らかな舌触りも、味も。凶暴なところなんてひとつもなくって、傷つけることもない。優しくて好きなんだよ」
「ぷぷ、傷つけるところがないなんて不思議な褒め方しますねー」
二本目を飲み干した高見は、くねっと顔を傾けて僕を見る。見た目は全然変わっていないけれど、きっと酔いが回ってきているのだろう。
「高見、向こうで横になっててもいいよ。後片付けは僕がやるからゆっくりして」
「すみません。思っていたよりお酒回ってるみたいで」
高見はふわふわした足取りでベッドの方へ行くと、そのままベッドの下に横になった。僕はクッションの匂いを嗅いで臭くないか確認した後で、そのクッションを高見に投げてやる。
「それ枕に使っていいよ。仕事してから家に来てご飯作ってくれたんだもん疲れてるよな。ありがとう」
「いえ、俺、羽山さんと仲良くなりたいなってずっと思ってたんで」
「へぇー」
僕はびっくりして高い声を出した。イケメンで人当たりもいい高見は男女ともに好かれると思う。そんな高見が大してとりえもなく、残念ながらイケメンでもない僕と仲良くなりたいと思っていることが意外過ぎたのだ。
「可笑しいですか?」
「いや、意外過ぎて。でも、光栄です」
僕がそう言うと高見がふっとほほ笑んだ。
「高見と一緒にお酒飲んだら楽しそうだな」
ゆるゆると目を閉じかけていた高見の目が、ハッと開いた。そして体を起こす。
「今の言葉本当ですか!?」
「うん。お酒飲むときは接待だからゆっくり飲めなくてさー。高見とだったら、ゆっくり飲めそう。あ、でも胃が治ってからな」
「じゃあ、俺が高見さんの胃を治します」
「え?」
「時間ある時、ご飯作りに来ますよ」
「いや、でも、それは高見の負担になるでしょ」
「ならないですよ。一人で食べるより二人で食べた方が美味しいし」
「それはそうだけど……」
「俺なら羽山さんの愚痴も聞いてあげられるし、料理は食べてくれる人がいる方が作るのも楽しいし。いいこと尽くしだと思いません?」
「確かにそうだけど」
「じゃあ、決まり。あれこれ考えるよりもやってみましょ」
「そうだな。負担になるようだったらやめればいいってだけだもんな」
「そうですよ」
その日から高見はちょくちょく僕の家に来るようになった。
半ば信じられない気持ちのまま、高見に住所をエインで送って、部屋も片付けた。正直、高見のことはあまり良く分からない。職場で挨拶したり、軽い世間話はするが、それだけだ。
流れるように家に来ることに決まったけれど、案外、それで良かったのかもしれない。こんなことがなければ急に休みになった午後をどう過ごせばいいか、きっと戸惑っていたはずだ。
美佳と付き合っていたままなら、会う約束をして美佳も喜んでくれたに違いない。
「って、喜んでくれたかな……」
今となってはその自信もない。
ピンポーン
「はーい」
「高見です」
ドアを開けると買い物袋を持った高見が立っていた。
「本当に来た」
「なんですかそれ。ちゃんと来ますよ。ほら、食材も買ってきました」
「おー、さんきゅー。まぁ、入って」
「案外、きれいにしてるんですね」
「案外ってなんだよ。高見が来るから片付けたんだよ」
「へぇー、俺の為に片付けてくれたんですか。なんか、嬉しいな」
「人が来るってなったら掃除くらいするだろ、普通」
「それはそうなんですけど、でも、嬉しいですよ。俺の為、ですもんね」
俺の為、を強調する高見に、高見の為?となったが今日来るのが高見だけなのだから、高見の為ということになるのだろう。
「まぁ、そうだな。高見の為だ」
「じゃあ次は俺が羽山さんの為にご飯を作りますよ」
「そりゃあ、どうも」
10畳1Rの僕の部屋はキッチンの前にダイニングテーブルが置いてあり、部屋の部分にはベッドやTVがある質素な部屋だ。僕はダイニングテーブルの椅子に座って料理をする高見の背中を見ていた。
「高見って料理得意なの?」
「得意な方ですかねー。俺の母親、料理が致命的に下手なんですよ。父親はそこそこ美味しいのを作るんですけど、不器用で危なっかしくて。だから美味しいものを食べたいとなると自分で作るしかなかったんですよね」
「へー、そうだったんだ。そういえば、今日のメニューは何?」
「今日は鍋焼きうどんにします。小鍋ってありますか?」
「あるよ。高見の足元の扉のところ」
美佳が私の分も置いておいて言うから二つ買った一人用の小鍋だ。
「良かった。本当はもっと手の込んだものを作りたかったんですけど、羽山さん、胃の調子悪いでしょ」
「あー、うん」
「だから今日は胃に優しいメニューにしようって思ってたんですよ」
「高見って優しいなぁ。イケメンで気は効くし、料理も出来るし」
「本当にそう思ってます?」
不意に高見が振り向いて、頬杖をついて高見を見ていた僕の顔に顔を近づけた。
近っ。思わず顔を引いた。
イケメンと至近距離って何か分からないけど照れる。
僕の行動に高見はふっと笑うとまた料理に戻った。
「ほら、出来た。ちょっと味見して貰えます?」
高見が菜箸でうどんを掴むと、ふーふーと息を吹きかけてから僕の口へと持ってくる。こうされたら、僕の次の行動は口を開けるしかないだろう。
「あー」
「ぷっ、羽山さん、声は出さなくても大丈夫です」
「あ、そうか」
うどんが唇に触れて揺らぐから舌を出してうどんを迎えに行く。
「あ、旨い。これ、本当に旨い」
「でしょ?」
高見はくるっとキッチンの方を向くと、小鍋を二つ食卓に並べた。
鍋焼きうどん、大根と人参のきんぴら、りんご、だ。鍋焼きうどんの蓋を取るとふわっと湯気が立ち上り、11月の少し肌寒い今日には沁みるものがある。いや、沁みるのは美佳がいなくなった心の穴のせいかもしれない。
「すげーうまそう。いただきます」
「どうぞ」
うどんを箸で挟んで、ふーふーっと息をかける。はふはふしながら口の中に含めば、出汁の香りが一気に口の中に広がった。
「うまっ、これ、凄く旨い。なんか体が喜んでいる気がする」
「それは良かった」
高見は嬉しそうにほほ笑みながら買い物袋からビールを取り出した。
「あっ、それ」
「ふふふふ、俺はいいんです。でも、羽山さんはだめですよ。そのかわりコレあげます」
そう言って高見が差し出したのはプリンだ。コンビニプリンのちょっと高級なやつで、その日に生まれた卵を使用していますっていうやつだ。
「おぉっ、これ、食べてみたかったんだよなー」
「羽山さん、プリン好きですよね」
「うん、すげー大好き」
思わず笑顔になって大事にプリンを自分の方に引き寄せた。
「じゃ、俺は失礼して」
高見はぐいっとビールを飲むと、くぅうううっと声を上げた。
「はー、最高。羽山さんと飲む……じゃないか。羽山さんを眺めながら飲むビールは最高です!」
「いや、違うだろ。確かに僕はビールを飲んでないけど、どっちかって言えば最初のやつで合ってるぞ。僕を眺めながら飲むビールってなんか変態くさいじゃん」
僕がぷぷぷぷっと笑うと、羽山は「いいんですー」と言った。
語尾が伸びているのは仕事じゃないからなんだろうな。普段の高見はビシッと指示を出していることが多いからこんな風に語尾を伸ばしたりしない。
可愛いところあるじゃん。
普段見られない高見の姿に僕は新鮮さを覚えていた。
「プリン、美味しいですか?」
「うん、旨い。プリンって癒しだよな。この黄色いぷるぷるした外見も滑らかな舌触りも、味も。凶暴なところなんてひとつもなくって、傷つけることもない。優しくて好きなんだよ」
「ぷぷ、傷つけるところがないなんて不思議な褒め方しますねー」
二本目を飲み干した高見は、くねっと顔を傾けて僕を見る。見た目は全然変わっていないけれど、きっと酔いが回ってきているのだろう。
「高見、向こうで横になっててもいいよ。後片付けは僕がやるからゆっくりして」
「すみません。思っていたよりお酒回ってるみたいで」
高見はふわふわした足取りでベッドの方へ行くと、そのままベッドの下に横になった。僕はクッションの匂いを嗅いで臭くないか確認した後で、そのクッションを高見に投げてやる。
「それ枕に使っていいよ。仕事してから家に来てご飯作ってくれたんだもん疲れてるよな。ありがとう」
「いえ、俺、羽山さんと仲良くなりたいなってずっと思ってたんで」
「へぇー」
僕はびっくりして高い声を出した。イケメンで人当たりもいい高見は男女ともに好かれると思う。そんな高見が大してとりえもなく、残念ながらイケメンでもない僕と仲良くなりたいと思っていることが意外過ぎたのだ。
「可笑しいですか?」
「いや、意外過ぎて。でも、光栄です」
僕がそう言うと高見がふっとほほ笑んだ。
「高見と一緒にお酒飲んだら楽しそうだな」
ゆるゆると目を閉じかけていた高見の目が、ハッと開いた。そして体を起こす。
「今の言葉本当ですか!?」
「うん。お酒飲むときは接待だからゆっくり飲めなくてさー。高見とだったら、ゆっくり飲めそう。あ、でも胃が治ってからな」
「じゃあ、俺が高見さんの胃を治します」
「え?」
「時間ある時、ご飯作りに来ますよ」
「いや、でも、それは高見の負担になるでしょ」
「ならないですよ。一人で食べるより二人で食べた方が美味しいし」
「それはそうだけど……」
「俺なら羽山さんの愚痴も聞いてあげられるし、料理は食べてくれる人がいる方が作るのも楽しいし。いいこと尽くしだと思いません?」
「確かにそうだけど」
「じゃあ、決まり。あれこれ考えるよりもやってみましょ」
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