8 / 42
8.徹夜はキツイ
しおりを挟む
12月31日。今日は3万人キャパの川上アリーナの手伝いだ。的場さんが最高責任者となり僕と高見はその指示に従う。
「今日は朝までになるからな! 寝るなよ」
「大丈夫ですよ、多分」
「多分だとぉ!? 気合いだ、気合っ」
今日のライブはアニソン歌手の祭典、19時開演、25時終演のカウントダウンライブだ。何組ものアーティストが入れ代わり立ち代わりステージに上がる毎年恒例のイベントで、25時の終演後に後片付けもする為、仕事が終わるのは午前8時くらいだ。元旦は元旦でニューイヤーライブが行われるため、準備も後片付けもシビアなタイムスケジュールになる。
「はいっ、頑張ります!」
的場さんの勢いに押されビシッと背筋を伸ばす。時間は午前6時。テンションを上げるには厳しい時間帯だが、久しぶりの現場、大きいイベントということで的場さんは朝から元気だ。
「高見と羽山はピックアップされた女子勢連れて201号室で説明な。羽山はチケットのもぎりチームと案内チームに、高見はグッズ販売チームにそれぞれ説明頼む」
「「はいっ」」
「で、池田ぁっ。お前は男子チームな。誘導チームと警備チーム、ちゃんと館内説明できるようにしておけよ」
「分かりました!」
アルバイトリーダーが連れてきた女子チームを二つに分け、3分の2を高見が部屋の隅に連れていき3分の1を僕が同じ部屋の反対側に集めた。
ねー、グッズ販売の説明の人、かっこよくない?
身長も高いしイケメンだよね。あー、あっちが良かったなー。
説明内容が大雑把に書かれた紙を壁に貼りながら、聞こえてきた声に頷いた。
僕も女子だったらそう思っていたと思う。
あんなイケメンが僕とキスをしているだなんて本当に意味が分からない。高見なら女の子なんて選び放題だと思うのに。
「はい、じゃー、こっち見てー。今日君たちの担当をする羽山です。よろしくお願いします」
僕は彼女たちに頭を下げると説明を始めた。
18時半開場。滞りなくお客さんを館内に入場させ19時の開演を迎えると館内をうろつく人が一気に消えた。重低音のリズムと歓声が時折漏れ聞こえて、会場内は盛り上がっているのだと教えてくれる。
22時半。会場が盛り上がったまま3時間半が経過すると、会場内の熱気で体調を崩す人が現れてくる。会場の扉の外には体調を崩した人を座らせるための椅子と、飲み物が用意してあった。症状が酷い人が出ることも考えて、救護室に看護婦さんを待機させるなど準備はしっかりとしてある。
ザザ……
【一階、A地点の山井です。体調を崩してしゃがみ込んでいる人がいます】
【社員、誰か近くにいるか?】
「羽山です。近くにいます。今から向かいます」
【頼んだ】
「はい」
会場内に入り暗がりの中で女性に声をかけ、具合の悪い女性に肩を貸して会場の外へ運ぶ。連れだという女性が僕の後をついてきていた。
「このまま救護室へ運びます……ね」
僕は連れの女性を見て目を丸くした。
「良太……」
「美佳……。あ、とりあえず、救護室へ運べば看護婦さんが診てくれるから。彼女の荷物は全部持ってきてる?」
「あ、うん」
救護室はまるで学校の保健室の様な匂いがした。
「熱中症だと思います。ちゃんと水分を取って少し休めば動けるようにはなると思いますよ。今はベッドで横になっていますから、このまま少し休ませましょう」
「分かりました。ありがとうございます」
美佳は丁寧に頭を下げた。
「私、ちょっと飲み物を買ってくるね」
僕も看護師さんに頭を下げて救護室を出た美佳を追いかける。
「美佳っ」
「良太、今日はここで仕事だったんだね。もしかしたらって思ってたけど、本当にいるとは」
「あぁ、うん。帰りとか大丈夫?」
「うん。最悪、彼女の彼に連絡すれば迎えに来てくれるだろうし、なんとかなるよ」
こういう時にスッと迎えに来られる男がうらやましい。万が一美佳がこういう状況になっても迎えに来れなかったなと思うと、申し訳ない気持ちになった。
「そう……」
「良太がこういうところで仕事してる姿、初めて見たかも。なんか、ちょっとかっこいいね」
「そう?」
「うん。4年、一緒にいたのにね。案外、良太のこと分かってなかったかも」
美佳と視線がぶつかる。4年間、一緒にいて13分で別れたひと。
「ねぇ、良太、私たち……」
美佳の手が僕の腕にそっと乗る。
「私たちさ……」
「羽山さん?」
「高見……」
「あ、もしかして体調を崩された方の付き添いの方ですか?」
「あ、はい」
「お連れさん、大丈夫そうですか? 動けなそうならタクシーの手配もしますが」
「あ、大丈夫です」
「そうですか。羽山さん、もうすぐ演奏の休憩時間になるので、こちらが大丈夫そうなら待機するようにと的場さんからの伝言です」
「良太、私たちはもう大丈夫だから」
「わかった。じゃ」
僕は美佳の手をゆっくりと外すと持ち場に戻った。大丈夫だと言っていたのに僕の腕に手を重ねていた美佳の温もりがスーツに残っていた。
「つ……疲れた……」
「羽山さん、なんか屍のようになってますよ」
「まだギリ10代の池田とは違って25歳にもなると徹夜はきついんだよ」
「的場さんは元気ですけどね」
視界の隅に大きな声で笑いながら談笑している的場さんの姿が見えた。
「おー、お前ら、これからご飯行くけど行くか?」
「僕、行きます!!」
ご飯と聞いて駆けていく池田の背後で、帰りまーすと力なく叫んで手を振った。
あぁ、眠い。食欲より睡眠欲だ。なんかもう歩きたくもない。
アリーナの敷地を出てよたよたと歩き、近くのベンチに座るとお尻がベンチにくっついたかのように立ち上がる気力もなくなった。
ちょっとだけ寝ようかな……。
「羽山さん!? こんなところで何してるんですか?」
「ん~高見? なんか、もう眠くって家まで頑張れる気がしない。悪いけど、近くのホテルに突っ込んでくれない?」
「近くのホテルったって、この辺、ラブホテルしかないですよ」
「ラブホテルでもいい。眠れればいい」
「そう言ったって一人でラブホテルには入れないでしょ」
「あー、そうだっけ?」
「仕方ないな……」
高見の後ろをまるでゾンビのようについて行く。何度か躓いて、気付いた時には高見の背中におんぶされていた。そして次に気が付いた時には硬めのベッドの上に転がされていた。
「羽山さん、着きましたよ。お風呂、お湯張ってあるんで先にどうぞ。入れますか?」
「……あ……うん」
熱いシャワーを浴びる。
うわー、すげぇ顔……。これは早く寝ないとだな。
鏡に映った自分は目の下にくっきりとクマがあった。体を洗い終え湯船につかる。
「はああああ~、気持ちいい」
気持ち良さにぐうっと手を伸ばしてから湯船の淵に手を乗せると、ぷくぷくとした泡が立ち始め、湯船がカラフルにライトアップされた。
「おぉっ、ここラブホテルか!?」
そういえば高見にラブホテルでもいいから寝たいと言ったような気がする。しげしげと見れば浴槽の端にかわいらしいお皿が置かれていてその上にコンドームが二つ置いてあり、なぜか心臓がドクン鳴った。
「今日は朝までになるからな! 寝るなよ」
「大丈夫ですよ、多分」
「多分だとぉ!? 気合いだ、気合っ」
今日のライブはアニソン歌手の祭典、19時開演、25時終演のカウントダウンライブだ。何組ものアーティストが入れ代わり立ち代わりステージに上がる毎年恒例のイベントで、25時の終演後に後片付けもする為、仕事が終わるのは午前8時くらいだ。元旦は元旦でニューイヤーライブが行われるため、準備も後片付けもシビアなタイムスケジュールになる。
「はいっ、頑張ります!」
的場さんの勢いに押されビシッと背筋を伸ばす。時間は午前6時。テンションを上げるには厳しい時間帯だが、久しぶりの現場、大きいイベントということで的場さんは朝から元気だ。
「高見と羽山はピックアップされた女子勢連れて201号室で説明な。羽山はチケットのもぎりチームと案内チームに、高見はグッズ販売チームにそれぞれ説明頼む」
「「はいっ」」
「で、池田ぁっ。お前は男子チームな。誘導チームと警備チーム、ちゃんと館内説明できるようにしておけよ」
「分かりました!」
アルバイトリーダーが連れてきた女子チームを二つに分け、3分の2を高見が部屋の隅に連れていき3分の1を僕が同じ部屋の反対側に集めた。
ねー、グッズ販売の説明の人、かっこよくない?
身長も高いしイケメンだよね。あー、あっちが良かったなー。
説明内容が大雑把に書かれた紙を壁に貼りながら、聞こえてきた声に頷いた。
僕も女子だったらそう思っていたと思う。
あんなイケメンが僕とキスをしているだなんて本当に意味が分からない。高見なら女の子なんて選び放題だと思うのに。
「はい、じゃー、こっち見てー。今日君たちの担当をする羽山です。よろしくお願いします」
僕は彼女たちに頭を下げると説明を始めた。
18時半開場。滞りなくお客さんを館内に入場させ19時の開演を迎えると館内をうろつく人が一気に消えた。重低音のリズムと歓声が時折漏れ聞こえて、会場内は盛り上がっているのだと教えてくれる。
22時半。会場が盛り上がったまま3時間半が経過すると、会場内の熱気で体調を崩す人が現れてくる。会場の扉の外には体調を崩した人を座らせるための椅子と、飲み物が用意してあった。症状が酷い人が出ることも考えて、救護室に看護婦さんを待機させるなど準備はしっかりとしてある。
ザザ……
【一階、A地点の山井です。体調を崩してしゃがみ込んでいる人がいます】
【社員、誰か近くにいるか?】
「羽山です。近くにいます。今から向かいます」
【頼んだ】
「はい」
会場内に入り暗がりの中で女性に声をかけ、具合の悪い女性に肩を貸して会場の外へ運ぶ。連れだという女性が僕の後をついてきていた。
「このまま救護室へ運びます……ね」
僕は連れの女性を見て目を丸くした。
「良太……」
「美佳……。あ、とりあえず、救護室へ運べば看護婦さんが診てくれるから。彼女の荷物は全部持ってきてる?」
「あ、うん」
救護室はまるで学校の保健室の様な匂いがした。
「熱中症だと思います。ちゃんと水分を取って少し休めば動けるようにはなると思いますよ。今はベッドで横になっていますから、このまま少し休ませましょう」
「分かりました。ありがとうございます」
美佳は丁寧に頭を下げた。
「私、ちょっと飲み物を買ってくるね」
僕も看護師さんに頭を下げて救護室を出た美佳を追いかける。
「美佳っ」
「良太、今日はここで仕事だったんだね。もしかしたらって思ってたけど、本当にいるとは」
「あぁ、うん。帰りとか大丈夫?」
「うん。最悪、彼女の彼に連絡すれば迎えに来てくれるだろうし、なんとかなるよ」
こういう時にスッと迎えに来られる男がうらやましい。万が一美佳がこういう状況になっても迎えに来れなかったなと思うと、申し訳ない気持ちになった。
「そう……」
「良太がこういうところで仕事してる姿、初めて見たかも。なんか、ちょっとかっこいいね」
「そう?」
「うん。4年、一緒にいたのにね。案外、良太のこと分かってなかったかも」
美佳と視線がぶつかる。4年間、一緒にいて13分で別れたひと。
「ねぇ、良太、私たち……」
美佳の手が僕の腕にそっと乗る。
「私たちさ……」
「羽山さん?」
「高見……」
「あ、もしかして体調を崩された方の付き添いの方ですか?」
「あ、はい」
「お連れさん、大丈夫そうですか? 動けなそうならタクシーの手配もしますが」
「あ、大丈夫です」
「そうですか。羽山さん、もうすぐ演奏の休憩時間になるので、こちらが大丈夫そうなら待機するようにと的場さんからの伝言です」
「良太、私たちはもう大丈夫だから」
「わかった。じゃ」
僕は美佳の手をゆっくりと外すと持ち場に戻った。大丈夫だと言っていたのに僕の腕に手を重ねていた美佳の温もりがスーツに残っていた。
「つ……疲れた……」
「羽山さん、なんか屍のようになってますよ」
「まだギリ10代の池田とは違って25歳にもなると徹夜はきついんだよ」
「的場さんは元気ですけどね」
視界の隅に大きな声で笑いながら談笑している的場さんの姿が見えた。
「おー、お前ら、これからご飯行くけど行くか?」
「僕、行きます!!」
ご飯と聞いて駆けていく池田の背後で、帰りまーすと力なく叫んで手を振った。
あぁ、眠い。食欲より睡眠欲だ。なんかもう歩きたくもない。
アリーナの敷地を出てよたよたと歩き、近くのベンチに座るとお尻がベンチにくっついたかのように立ち上がる気力もなくなった。
ちょっとだけ寝ようかな……。
「羽山さん!? こんなところで何してるんですか?」
「ん~高見? なんか、もう眠くって家まで頑張れる気がしない。悪いけど、近くのホテルに突っ込んでくれない?」
「近くのホテルったって、この辺、ラブホテルしかないですよ」
「ラブホテルでもいい。眠れればいい」
「そう言ったって一人でラブホテルには入れないでしょ」
「あー、そうだっけ?」
「仕方ないな……」
高見の後ろをまるでゾンビのようについて行く。何度か躓いて、気付いた時には高見の背中におんぶされていた。そして次に気が付いた時には硬めのベッドの上に転がされていた。
「羽山さん、着きましたよ。お風呂、お湯張ってあるんで先にどうぞ。入れますか?」
「……あ……うん」
熱いシャワーを浴びる。
うわー、すげぇ顔……。これは早く寝ないとだな。
鏡に映った自分は目の下にくっきりとクマがあった。体を洗い終え湯船につかる。
「はああああ~、気持ちいい」
気持ち良さにぐうっと手を伸ばしてから湯船の淵に手を乗せると、ぷくぷくとした泡が立ち始め、湯船がカラフルにライトアップされた。
「おぉっ、ここラブホテルか!?」
そういえば高見にラブホテルでもいいから寝たいと言ったような気がする。しげしげと見れば浴槽の端にかわいらしいお皿が置かれていてその上にコンドームが二つ置いてあり、なぜか心臓がドクン鳴った。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
僕の恋人は、超イケメン!!
八乙女 忍
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる