10 / 32
管理棟侵入作戦
愛は相手を思いやるところから、だから!
しおりを挟む
騙されては駄目だ!
俺は背中から優しく?ユージンに抱きしめられているが、ずきずきと痛む額に右手を当てながら、この優しさにほだされるなと自分を叱責した。
ユージンは嘘つきなのだ。
凄い策士なのだ。
俺が喜ぶこと、それが彼が喜ぶことで無ければ、彼は動かないであろう。
すると、奴を何とか動かすためには、俺が奴が喜びそうなことを考えなければいけないという考えが俺の頭にひらめいた。
閃いて落ち込んだ。
つまり、俺が先に一歩進むには、ユージンに二歩ぐらい寄り道しなければ何も為せない、という事なのだ。
「俺はこんなに人を好きになった事は無いよ。ただね、俺は王子様だからさ、はは!想いを受けるばっかりで、俺の方から与えるなんかしたことないんだよ!」
人の気も知らないどころか押し付けてくるだけの男に、俺はせめてもの抵抗の声を上げた。
「じゃあさ!受けた想いで、嬉しかった好意を俺にしてくれ。」
「え、やだあ。どれもウザくて俺はいらなかったもん。」
俺は真正直にマジもんで答えていたユージンに、いらないものを押し付けられてきて可哀想だと同情するよりも、本気で人の心が無い奴だな、と逆にろくでなさが清々しいと思うぐらいだった。
俺はこの人でなしの会話ができない奴には諦めて、積極的に自分の身の上を何とかしようと動くべきではないだろうか。
「ユージン。まずはあの脱出への扉を開けよう。俺達の事はそれから。それでいいよな。」
「いやだ。君が俺に望むことを言ってくれないのは嫌だ。」
「だから、あとで!ってきゃああ!」
俺はユージンに腰を持たれ、両手を冷たい床に踏ん張ることになった。
わああ!
急な事で驚いた俺の足の間には、当り前のようにユージンの腰がはまり込んでいて、ついさっき素股をした覚えのあるものが俺の下腹部に再びコンニチワとぶつかって来たのである。
「な、ななな、なんでそういう事を!」
「して欲しい事を言わないなら、無理やりにでも俺のモノにして、俺に甘えるように仕込む。」
「いやだあああ!この人本気で人間じゃない!」
俺は見張り番が控えているだろう扉の真ん前で、情けないドッグスタイル?両足が付いていないから手車スタイル?とにかくそんな格好をさせられている!
俺の下腹部当たるユージンのモノは、鋼鉄の固さを持って、俺の下腹部のやる気のない俺のぐにゃりとしたものを突いた。
「誰か助けてええええええ!」
俺は自分の本当の状況も忘れて叫んでいた。
しかし、そんな俺のへのご褒美か、開かずの扉は俺達に向かって開いた。
俺は背中から優しく?ユージンに抱きしめられているが、ずきずきと痛む額に右手を当てながら、この優しさにほだされるなと自分を叱責した。
ユージンは嘘つきなのだ。
凄い策士なのだ。
俺が喜ぶこと、それが彼が喜ぶことで無ければ、彼は動かないであろう。
すると、奴を何とか動かすためには、俺が奴が喜びそうなことを考えなければいけないという考えが俺の頭にひらめいた。
閃いて落ち込んだ。
つまり、俺が先に一歩進むには、ユージンに二歩ぐらい寄り道しなければ何も為せない、という事なのだ。
「俺はこんなに人を好きになった事は無いよ。ただね、俺は王子様だからさ、はは!想いを受けるばっかりで、俺の方から与えるなんかしたことないんだよ!」
人の気も知らないどころか押し付けてくるだけの男に、俺はせめてもの抵抗の声を上げた。
「じゃあさ!受けた想いで、嬉しかった好意を俺にしてくれ。」
「え、やだあ。どれもウザくて俺はいらなかったもん。」
俺は真正直にマジもんで答えていたユージンに、いらないものを押し付けられてきて可哀想だと同情するよりも、本気で人の心が無い奴だな、と逆にろくでなさが清々しいと思うぐらいだった。
俺はこの人でなしの会話ができない奴には諦めて、積極的に自分の身の上を何とかしようと動くべきではないだろうか。
「ユージン。まずはあの脱出への扉を開けよう。俺達の事はそれから。それでいいよな。」
「いやだ。君が俺に望むことを言ってくれないのは嫌だ。」
「だから、あとで!ってきゃああ!」
俺はユージンに腰を持たれ、両手を冷たい床に踏ん張ることになった。
わああ!
急な事で驚いた俺の足の間には、当り前のようにユージンの腰がはまり込んでいて、ついさっき素股をした覚えのあるものが俺の下腹部に再びコンニチワとぶつかって来たのである。
「な、ななな、なんでそういう事を!」
「して欲しい事を言わないなら、無理やりにでも俺のモノにして、俺に甘えるように仕込む。」
「いやだあああ!この人本気で人間じゃない!」
俺は見張り番が控えているだろう扉の真ん前で、情けないドッグスタイル?両足が付いていないから手車スタイル?とにかくそんな格好をさせられている!
俺の下腹部当たるユージンのモノは、鋼鉄の固さを持って、俺の下腹部のやる気のない俺のぐにゃりとしたものを突いた。
「誰か助けてええええええ!」
俺は自分の本当の状況も忘れて叫んでいた。
しかし、そんな俺のへのご褒美か、開かずの扉は俺達に向かって開いた。
0
あなたにおすすめの小説
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる