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その7
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娼婦の器がある……義理とは言え、母親が娘に言うことだとは思えなかった。
「それは一体どういうことですか?」
私は母親に質問した。
「どういうことって……文字通りよ。あなたは男を惹きつける魅力がある。だから、娼婦にもってこいなのよ。それでね、お願いがあるの。私、国王様にはもう飽きちゃって。他の男と寝たいのよ……」
それは、いくら小国と言えど、国王の伴侶としてはあり得ない発言だった。まぁ確かに、私の父親はそっちの方には疎いと思うが、だからといって、そうやすやすと、他の男と一緒に寝ると言うことはできるはずがない。
「もちろん、こんなことが公にばれたら、私は殺されるでしょうよ。だから、あなたに頼みたいの……。知っての通り、ここはリゾート地として有名だから、帝国みたいに大きな国の王族だっていらっしゃるのよ。だから、この地に娼館を作れば、間違いなく繁盛するわ!それに、娼婦があなただったら、リピーターも多くなるでしょうよ!これはきっと一大プロジェクトになるわ!」
要するに、私で男を釣り上げて、その後は母親が寝ると言うことになるみたいだ。帝国の王族たちにとっては、娼館に行っていることがばれたら、非常にまずいことになるから。母親は口止めと言うわけだ。
「それは一体どういうことですか?」
私は母親に質問した。
「どういうことって……文字通りよ。あなたは男を惹きつける魅力がある。だから、娼婦にもってこいなのよ。それでね、お願いがあるの。私、国王様にはもう飽きちゃって。他の男と寝たいのよ……」
それは、いくら小国と言えど、国王の伴侶としてはあり得ない発言だった。まぁ確かに、私の父親はそっちの方には疎いと思うが、だからといって、そうやすやすと、他の男と一緒に寝ると言うことはできるはずがない。
「もちろん、こんなことが公にばれたら、私は殺されるでしょうよ。だから、あなたに頼みたいの……。知っての通り、ここはリゾート地として有名だから、帝国みたいに大きな国の王族だっていらっしゃるのよ。だから、この地に娼館を作れば、間違いなく繁盛するわ!それに、娼婦があなただったら、リピーターも多くなるでしょうよ!これはきっと一大プロジェクトになるわ!」
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