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第一章 王国編
家臣
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ふと気づくとうたた寝をしていたらしい。
大広間の片隅で、目を覚ますと頭に鈍い痛みが走った。
まるで小人が駆けずり回っているようなそれに、サラは顔をしかめる。
「最悪の夢見だわ」
王太子の幼馴染は、夢の中でもサラに優越感を見せつけるように、ロイズの胸元にしだれかかっていた。
サラが普段は着るのを遠慮する、大きく胸の空いたあのドレス。
レイニーはサラよりも一学年下のくせに、抜群のスタイルを誇っている。
いつも流行だといい、腰を細く縛り上げ、胸元を寄せて男子の視線を誘っていた。
「殿下の馬鹿。そこをまず叱りなさいよ」
嫌な夢だ。
思わず感じた震えに肩をすくめる。
春先とはいえまだ夜ともなれば寒いこの地方では、暖炉が欠かせない。
その暖かさに気を抜いてしまったのだろう、サラはソファーにもたれかかるようにして、寝てしまっていた。
「お母様はまた戻らないのかしら。泣きたいときに両親がいないなんて、最低な家族!」
気づいてから壁の置時計を見ると、もう深夜を回っている。
明日から二連休となり、父親は分からないけど母親は戻ってくるはず。
祝日に自宅で神を祝わない貴族の婦人なんて、どこの家にいても白い目で見られるからだ。
世間体が悪すぎて愛人宅にはいられないでしょうね、とサラは嫌味をつぶやく。
「……ロイズに会わなくて済むのが、唯一の救いね。どうせ今度会ったときには色々と耳の入っているに違いないわ、あのレイニーから……レイニー?」
ワインの酔いがまだ回っていて頭が働かない。
でも何か大事なことを思いついた気がする……。
「頭が回らない。誰かいない?」
サラは使用人を呼ぶと、何か食べれるものと水を持ってくるように言いつけた。
何を思いついたんだろう。とてもいい案だった気がする。でも思いださない。
思案に暮れているとやってきたのは、祖父の代から仕えてくれている老執事だった。
「じいや、あなたがこんな夜中に起きてくることないのに」
「お気になさらないでください、お嬢様」
「食事なんて貴方が運ぶことはないのよ、じいや」
老執事はそうでもありません、と首をかしげて見せた。
「余りものの肉をパイで包んで焼いたものや、サンドイッチ程度しかありませんが、宜しいですか?」
「いいけど、メイドに持ってこさせればいいのに……」
「年寄りは夜早く、朝早く目覚めるものでしてな」
「まだ深夜よ?」
「コーヒーは?」
「頂くわ……」
その言葉を無視して老人は返事を聞くまでもなく、暖炉にかけてある網の上にポットを置いて温めだした。
いつもそうやって子ども扱いするんだから。
彼にとっては自分も数いる孫の一人と変わらないのかもしれない。この子爵家の生き字引はまだまだ健在だった。
「砂糖とミルクが……欲しいな。ブラックは飲めないの。殿下はお好きだけど……」
「ロイズ様ですか。本日は来られなかった理由?」
「聞かないで頂戴。その理由は自分からやって来たから」
「ああ、摘まみだしたあれですか。なるほど」
「そう、あれよ。うるさかった?」
ええ、もちろんと執事は迷惑そうにうなづいた。
サラはふん、と不満そうに鼻を鳴らしてみせる。
「盛大に叫んでおられましたよ。連れていた男性歌手も、なだめるのに大変そうでした」
「そう」
「ええ、きちんと玄関先で放り出すように言いつけましたから。泥を浴びたかもしれません」
それならいい気味だわとサラは少しだけしかめっ面を緩めた。
執事はあまり深くを聞かないが仕事だとばかりに、距離を置いて常に寄り添ってくれる。
殿下もこうだと良いのにとつい思ってしまうサラだった。
「彼がドタキャンするのはいつものことだけど、もう回数を数えるのも止めたくらい。今夜は最悪だわ」
「五十程度だと記憶しておりますよ。さあ、召し上がってください。ワインは悪酔いしますから、まだお嬢様には早いのですよ」
「やっぱり子供扱いする……」
「そんなことはありませんよ。いつものことです」
暖炉の上に掲げられたあの絵画を見て、ふとサラは老執事を見た。
「ねえ、ひいおばあ様はどんな方だったの? 覚えてる?」
彼は真っ白な眉を片方あげ、不思議そうな顔をしながらそうですな、と語りだす。
その手には温められたコーヒーのポットがあった。
「お嬢様の曾祖母に当たる、ミッシェル様はこのじいが十二、三歳の頃に出ていかれました。あの時、次期皇帝になられる予定だった当時の皇太子殿下。そして、まだ国王候補でもなかった我が国の王子との三角関係は、それはまあ、熾烈な恋愛といいますか。激しいものでした」
へえ、とサラは一声ついた。まるで自分とロイズと――アルナルドのようだ。
もっとも、そうなる前にアルナルドを追い出したのは自分だが。
執事の話は続く。
「ミッシェル様はどこまでも美しく、それでいて優しすぎたというか。誰にでも愛想よくされていましたから、それが仇になったのか、自由奔放に生きたいだけだったのか。それは分かりません。結局、王子との婚約を捨て帝国に行かれましたな」
「そう。そのおかげで我が家は王家の怒りを買って没落への一途をたどりいまに至る、ね」
「左様ですな。そのお陰でと言いますか、本日やってきたような下級貴族たちにまで言い寄られる始末です。王国は建国以来千年を経過しますが、あの侯爵令嬢レイニー様の数代前までは庶民だった家系もありますからな」
「たかだか数代前に成り上がった侯爵令嬢なんかに、殿下を良いように扱われる始末。最悪だわ、ひいおばあ様……」
「レイニー様ですか。世が世なら、お嬢様の側にいるはずですが。皮肉な話ですな」
「……? じいや、それってどういう意味?」
そうたずねると、彼は面白い過去を話だした。
大広間の片隅で、目を覚ますと頭に鈍い痛みが走った。
まるで小人が駆けずり回っているようなそれに、サラは顔をしかめる。
「最悪の夢見だわ」
王太子の幼馴染は、夢の中でもサラに優越感を見せつけるように、ロイズの胸元にしだれかかっていた。
サラが普段は着るのを遠慮する、大きく胸の空いたあのドレス。
レイニーはサラよりも一学年下のくせに、抜群のスタイルを誇っている。
いつも流行だといい、腰を細く縛り上げ、胸元を寄せて男子の視線を誘っていた。
「殿下の馬鹿。そこをまず叱りなさいよ」
嫌な夢だ。
思わず感じた震えに肩をすくめる。
春先とはいえまだ夜ともなれば寒いこの地方では、暖炉が欠かせない。
その暖かさに気を抜いてしまったのだろう、サラはソファーにもたれかかるようにして、寝てしまっていた。
「お母様はまた戻らないのかしら。泣きたいときに両親がいないなんて、最低な家族!」
気づいてから壁の置時計を見ると、もう深夜を回っている。
明日から二連休となり、父親は分からないけど母親は戻ってくるはず。
祝日に自宅で神を祝わない貴族の婦人なんて、どこの家にいても白い目で見られるからだ。
世間体が悪すぎて愛人宅にはいられないでしょうね、とサラは嫌味をつぶやく。
「……ロイズに会わなくて済むのが、唯一の救いね。どうせ今度会ったときには色々と耳の入っているに違いないわ、あのレイニーから……レイニー?」
ワインの酔いがまだ回っていて頭が働かない。
でも何か大事なことを思いついた気がする……。
「頭が回らない。誰かいない?」
サラは使用人を呼ぶと、何か食べれるものと水を持ってくるように言いつけた。
何を思いついたんだろう。とてもいい案だった気がする。でも思いださない。
思案に暮れているとやってきたのは、祖父の代から仕えてくれている老執事だった。
「じいや、あなたがこんな夜中に起きてくることないのに」
「お気になさらないでください、お嬢様」
「食事なんて貴方が運ぶことはないのよ、じいや」
老執事はそうでもありません、と首をかしげて見せた。
「余りものの肉をパイで包んで焼いたものや、サンドイッチ程度しかありませんが、宜しいですか?」
「いいけど、メイドに持ってこさせればいいのに……」
「年寄りは夜早く、朝早く目覚めるものでしてな」
「まだ深夜よ?」
「コーヒーは?」
「頂くわ……」
その言葉を無視して老人は返事を聞くまでもなく、暖炉にかけてある網の上にポットを置いて温めだした。
いつもそうやって子ども扱いするんだから。
彼にとっては自分も数いる孫の一人と変わらないのかもしれない。この子爵家の生き字引はまだまだ健在だった。
「砂糖とミルクが……欲しいな。ブラックは飲めないの。殿下はお好きだけど……」
「ロイズ様ですか。本日は来られなかった理由?」
「聞かないで頂戴。その理由は自分からやって来たから」
「ああ、摘まみだしたあれですか。なるほど」
「そう、あれよ。うるさかった?」
ええ、もちろんと執事は迷惑そうにうなづいた。
サラはふん、と不満そうに鼻を鳴らしてみせる。
「盛大に叫んでおられましたよ。連れていた男性歌手も、なだめるのに大変そうでした」
「そう」
「ええ、きちんと玄関先で放り出すように言いつけましたから。泥を浴びたかもしれません」
それならいい気味だわとサラは少しだけしかめっ面を緩めた。
執事はあまり深くを聞かないが仕事だとばかりに、距離を置いて常に寄り添ってくれる。
殿下もこうだと良いのにとつい思ってしまうサラだった。
「彼がドタキャンするのはいつものことだけど、もう回数を数えるのも止めたくらい。今夜は最悪だわ」
「五十程度だと記憶しておりますよ。さあ、召し上がってください。ワインは悪酔いしますから、まだお嬢様には早いのですよ」
「やっぱり子供扱いする……」
「そんなことはありませんよ。いつものことです」
暖炉の上に掲げられたあの絵画を見て、ふとサラは老執事を見た。
「ねえ、ひいおばあ様はどんな方だったの? 覚えてる?」
彼は真っ白な眉を片方あげ、不思議そうな顔をしながらそうですな、と語りだす。
その手には温められたコーヒーのポットがあった。
「お嬢様の曾祖母に当たる、ミッシェル様はこのじいが十二、三歳の頃に出ていかれました。あの時、次期皇帝になられる予定だった当時の皇太子殿下。そして、まだ国王候補でもなかった我が国の王子との三角関係は、それはまあ、熾烈な恋愛といいますか。激しいものでした」
へえ、とサラは一声ついた。まるで自分とロイズと――アルナルドのようだ。
もっとも、そうなる前にアルナルドを追い出したのは自分だが。
執事の話は続く。
「ミッシェル様はどこまでも美しく、それでいて優しすぎたというか。誰にでも愛想よくされていましたから、それが仇になったのか、自由奔放に生きたいだけだったのか。それは分かりません。結局、王子との婚約を捨て帝国に行かれましたな」
「そう。そのおかげで我が家は王家の怒りを買って没落への一途をたどりいまに至る、ね」
「左様ですな。そのお陰でと言いますか、本日やってきたような下級貴族たちにまで言い寄られる始末です。王国は建国以来千年を経過しますが、あの侯爵令嬢レイニー様の数代前までは庶民だった家系もありますからな」
「たかだか数代前に成り上がった侯爵令嬢なんかに、殿下を良いように扱われる始末。最悪だわ、ひいおばあ様……」
「レイニー様ですか。世が世なら、お嬢様の側にいるはずですが。皮肉な話ですな」
「……? じいや、それってどういう意味?」
そうたずねると、彼は面白い過去を話だした。
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