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番外編、〇〇とゆい
おやつとゆい
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※ 番外編、○○とゆい のお話です。
___________
「はい、今日のおやつだよ~。
手洗ってこよっか」
お昼の三時になると、零が用意したおやつをたべる。
今日は砂糖控えめの、手作りクッキーだ。
毎日手作りというわけではないが、なるべく作るようにしている。
「ゆいくんおてて洗うの上手だね~。
ままと一緒にあわあわしようね」
ゆいの手に泡を乗せ、零がゆいの手を包むようにして洗う。
お湯で泡を流し、タオルで拭いたら…
「きれい!」
ゆいはぴかぴかになった手をままに見せ、
たたた、とリビングに走って行く。
「こらこら、クッキーは逃げないから慌てないで」
零がすぐに追いかけ、二人でソファーに座る。
「はい、じゃあおててを合わせて」
いたらきましゅ!
ゆいが元気よく言うと、さっそくクッキーを手に取った。
「おいしい?」
もぐもぐとクッキーを頬張るゆいは、ハムスターのようで愛らしい。
「おいち!」
ゆいはそう言って零の服を思い切り上げた。
「ちょっとちょっと…おっぱい飲むの?」
よいしょ、とゆいを膝に乗せると、
ゆいはクッキーを片手に母乳をぐびぐびと飲んだ。
まるでおつまみを食べながらお酒を飲むおじさんのようだ。
「ふふっ…ちょっとお行儀悪いけど…まあいいか」
クッキーは口が乾くのか、母乳を飲まないと食べてられないらしい。
どうせもうすぐ卒乳の時期なので、今回は大目に見てあげることにした。
「おいちっ」
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「はい、今日のおやつだよ~。
手洗ってこよっか」
お昼の三時になると、零が用意したおやつをたべる。
今日は砂糖控えめの、手作りクッキーだ。
毎日手作りというわけではないが、なるべく作るようにしている。
「ゆいくんおてて洗うの上手だね~。
ままと一緒にあわあわしようね」
ゆいの手に泡を乗せ、零がゆいの手を包むようにして洗う。
お湯で泡を流し、タオルで拭いたら…
「きれい!」
ゆいはぴかぴかになった手をままに見せ、
たたた、とリビングに走って行く。
「こらこら、クッキーは逃げないから慌てないで」
零がすぐに追いかけ、二人でソファーに座る。
「はい、じゃあおててを合わせて」
いたらきましゅ!
ゆいが元気よく言うと、さっそくクッキーを手に取った。
「おいしい?」
もぐもぐとクッキーを頬張るゆいは、ハムスターのようで愛らしい。
「おいち!」
ゆいはそう言って零の服を思い切り上げた。
「ちょっとちょっと…おっぱい飲むの?」
よいしょ、とゆいを膝に乗せると、
ゆいはクッキーを片手に母乳をぐびぐびと飲んだ。
まるでおつまみを食べながらお酒を飲むおじさんのようだ。
「ふふっ…ちょっとお行儀悪いけど…まあいいか」
クッキーは口が乾くのか、母乳を飲まないと食べてられないらしい。
どうせもうすぐ卒乳の時期なので、今回は大目に見てあげることにした。
「おいちっ」
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