そばにいる人、いたい人
「先輩のことを考えるとドキドキする……これって、恋かな?」
鷲田樹がそう自覚したのは、大学2年の秋、同じ数学科の先輩に対してだった。
幼馴染、淳哉に応援されながら先輩と付き合いはじめるものの、なんだか違うような、それともこれが恋愛をするということなのか……経験が乏しいため分からないまま先輩に振り回される樹。
自分が好きになる人と、自分を好きになる人は違うよね、そんな感じの大学生ラブ。
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