38 / 61
~元聖女の皇子と元黒竜の訳あり令嬢はまずは無難な婚約を目指すことにしました~
シャルの手作りの贈り物 ②乙女心
しおりを挟む
「おお、マリーナ。お帰り。早かったな。国境まで、大変だったろ?」
クレインが嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、妻を出迎えた。手にしている布袋をそそくさと持ってやる。
「魔法陣を使って瞬間移動したの。案外、早く用事が片付いたから、夕食は家で取ろうと思って。それにしても酷いわね」
粉々に割れた卵がいくつも入ったボウル、流しに散乱する調理器具。床や壁のあちこちにへばりついた小麦粉らしい白い粉やバターらしき黄色い塊、ジャムかもしれない赤や黄色の飛沫。マリーナが術で軽く凍らせた、扉が壊れた調理機の中には、炭と化した何かが弾けて散らばっている。
まるで爆撃でも受けたような悲惨な有様に、マリーナ・ベルウエザー子爵夫人は秀麗な眉を顰めた。
「奥様、お帰りなさいませ。あの、その・・・えええっと、本当に、予想外に、とっても、超お早いお帰りで・・・。サミュエル様と先代様のお屋敷にお泊りになる御予定だったのでは?」
エルサが引きつった笑みを浮かべた。
「予定より早くシャルの魔道具の調整が済んだから、帰ることにしたの。サミーは父上のところに泊まるって言うから置いてきたわ。で、エルサ、あなた、私が留守の間にシャルに料理をさせたのね?危ないからダメだって言ってたはずよ」
「母上、どうか、エルサを責めないで。私がどうしてもって頼んだの」
シャルが慌ててエルサを庇う。ちなみにスモックエプロンを着たシャルの頭や顔は粉だらけ。元は真っ白だったエプロンは赤、オレンジ、黄色のしみだらけだ。
「どうしても手作りの品を贈りたかったの、アルフォンソ様に」
アルフォンソとは、つい1か月ほど前に知り合ったシャルの『運命の人』とでもいうべき人物である。『黒の皇子』の異名を持つ彼は、シャルにとって前世からの並々ならぬ因縁で結ばれた相手であり、この大陸一の大国、ローザニアン皇国の第二皇子でもある。
いろいろあって、二人はお互いの気持ちを確かめあったのだが、肝心の子爵家への正式な婚姻の申し込みは、シャルが誘拐されたり、皇子が暗殺者に殺されかけたりと、これまた諸事情で、中途半端に終わったまま、とりあえず延期中。
意識を取り戻してから、ある程度、体調を持ち直した皇子が、父王陛下に直接仔細を報告しにいったん帰国することになったので、とりあえずはベルウエザー一家も領地に戻ることになった。今のところ、領地で皇子からの再度の正式な結婚申し込み待ちといったところである。
つまり、現在、本国で療養中の皇子とシャルは、いわば遠距離恋愛中のなり立てカップル状態。
遠距離通信用の魔道具<飛文>を使って毎日のように、彼らなりにだが、それなりのお熱いメッセージを交わしている。
「来月、エレノア様が公爵様と、帝都におられる伯母様のところへ行かれるそうなの。それで、もし、アルフォンソ様に何か贈り物があるなら、預かるって言ってくださって」
シャルが恥ずかしそうに俯いた。
「来月の、『赤の月』の最後の日は、アルフォンソ様の誕生日なの。だから・・・私、何かプレゼントしたくて・・・せめて、クッキーくらいならなんとかなるかと思って、エルサにどうしてもって頼んだの。でも・・・」
黙り込んだ娘に、マリーナは優しく言った。
「別にあなたが作ったお菓子を贈る必要はないでしょ?アルフォンソ殿下は、料理に関してはプロ以上の腕前。あの方へお渡しするなら、ベルウエザー特産の魔物がらみの素材を使った、珍しいお菓子でも珍味でもよいでしょう?」
「奥様、大切なのは、お嬢様が手作りするってことなんです。世の殿方は手作りって言葉に弱いんですから。愛する令嬢が一生懸命作ってくれたってところが大切なんです。できはどうであれ。ええ、どんな珍妙なものであれ」
エルサが口を挟む。
「その通りだ。見かけや味は全然関係ない。その気持ちこそがうれしいんだ。たとえ、危険だとわかる物でも、愛する者が作ってくれたものなら、命がけでも口にするし、身に着けるものさ、男ってもんは」
クレインがしたり顔で頷いた。
「手作りが大切っていうなら、ハンカチに刺しゅうするとかはどうだ?貴族令嬢の間では流行っていると聞いているが」
「旦那様、刺繍はすでに試みました。というか、やろうとしてみましたが」
エルサがちらりとシャルを見やって、言いにくそうに言った。
「まずは、そのう、それ以前と言うか、刺繍針自体に問題が。針が弱すぎて・・・」
「弱い?金属製の針が?」
聞き返したクレインはエルサの答えを聞く前に、状況を理解したようだった。
「あ、そうだな・・・確かに今頃の針は軟弱すぎるな」
「ええ。10本ほど折れたところで、あきらめていただきました」
「では、編み物はどうだ?セーターは無理でも、マフラーくらいなら初心者でもできるだろう?」
「編み物も試みられはしたのです。でも、お嬢様の怪力に耐えられる、いえ、お嬢様が使えそうな編み棒がなくて。やはり10本折ったところで中止しました」
二人は顔を見合わせると、シャルに同情に満ちた視線を向けた。
シャルは常になく気落ちした様子で、いじけきって地面を見つめている。
「エレノア様が教えてくださったの。皇国には、想い人たちがそれぞれ手作りの品を、相手の生まれ月の色の箱に入れて、贈りあう習慣があるって。婚約したい相手なら、そうするのが普通だって。どんな、ささいな物でもかまわないからって。だから、私・・・」
エレノア・フォン・ビーシャス公爵令嬢。
ビーシャス公の末の娘で、現ブーマ国王の従妹にあたる。シャルと同じ16歳で、誕生日まで同じ。正直、初対面の際の印象は最悪だったが、今では彼女はシャルにとって初めての令嬢友だちになっていた。
「そういえば、ビーシャス公の妹の一人がローザニアン皇国の貴族に嫁がれていたわね」
マリーナが少し考えこんだ様子で呟いた。
想い人への手作りの品か。確かにロマンチックな風習ではある。
しかしながら、はたしてあの皇子がそんな風習を知っているだろうか?皇子自身が、そのつもりで、つまり婚約へ繋がる特別な品として、手作りの料理やお菓子類を送り続けてくるわけではなさそうだが。
数日おきに。すさまじく大量に。
「アルフォンソ様は、いつだって美味しいお菓子や珍しい料理をお手ずから用意してくださるのに、私、何もお返しできなくて。だから、今回、何かお渡しできればと思ったのです。けれど・・・」
いや、それに関しては、別に気にする必要はないんじゃないか?
悄然とうなだれるシャルを前に、その場にいる三人は一様に思う。
別に見返りが欲しいわけではないだろう。シャルが恋するあの男、ローザニアン皇国の第二皇子アルフォンソ・エイゼル・ゾーン、皇国の『笑わない黒の皇子』は。
二人がこの世で出会ってまだ一か月ほど。
ベルウエザー子爵家としては、まだ正式に皇子の一人娘への求婚を受け入れたわけではない。いや、皇子自身が言い出した条件、『王族の籍を抜いてベルウエザー家に婿入りすること』が確約されない限り、結婚を許す気はない。が、王都での出来事を通して、彼がいろいろな意味で普通ではないことは理解している。皇子のシャルに対する想いが普通の恋情以上であることも。
また、皇子のシャルに捧げるために磨いた、今なおせっせと磨いている料理の腕前のすごさも、彼らはまさに実感している最中でもある。
シャルはもっと自分に自信を持つべきだとも、一同は思うのだ。
20歳の若さで騎士団を率いる美貌の皇子。ダンジョン攻略からお菓子作りまでこなす彼が、シャルを熱愛しているのは、誰の目にも明らかだったから。
クレインが嬉しそうに満面の笑みを浮かべて、妻を出迎えた。手にしている布袋をそそくさと持ってやる。
「魔法陣を使って瞬間移動したの。案外、早く用事が片付いたから、夕食は家で取ろうと思って。それにしても酷いわね」
粉々に割れた卵がいくつも入ったボウル、流しに散乱する調理器具。床や壁のあちこちにへばりついた小麦粉らしい白い粉やバターらしき黄色い塊、ジャムかもしれない赤や黄色の飛沫。マリーナが術で軽く凍らせた、扉が壊れた調理機の中には、炭と化した何かが弾けて散らばっている。
まるで爆撃でも受けたような悲惨な有様に、マリーナ・ベルウエザー子爵夫人は秀麗な眉を顰めた。
「奥様、お帰りなさいませ。あの、その・・・えええっと、本当に、予想外に、とっても、超お早いお帰りで・・・。サミュエル様と先代様のお屋敷にお泊りになる御予定だったのでは?」
エルサが引きつった笑みを浮かべた。
「予定より早くシャルの魔道具の調整が済んだから、帰ることにしたの。サミーは父上のところに泊まるって言うから置いてきたわ。で、エルサ、あなた、私が留守の間にシャルに料理をさせたのね?危ないからダメだって言ってたはずよ」
「母上、どうか、エルサを責めないで。私がどうしてもって頼んだの」
シャルが慌ててエルサを庇う。ちなみにスモックエプロンを着たシャルの頭や顔は粉だらけ。元は真っ白だったエプロンは赤、オレンジ、黄色のしみだらけだ。
「どうしても手作りの品を贈りたかったの、アルフォンソ様に」
アルフォンソとは、つい1か月ほど前に知り合ったシャルの『運命の人』とでもいうべき人物である。『黒の皇子』の異名を持つ彼は、シャルにとって前世からの並々ならぬ因縁で結ばれた相手であり、この大陸一の大国、ローザニアン皇国の第二皇子でもある。
いろいろあって、二人はお互いの気持ちを確かめあったのだが、肝心の子爵家への正式な婚姻の申し込みは、シャルが誘拐されたり、皇子が暗殺者に殺されかけたりと、これまた諸事情で、中途半端に終わったまま、とりあえず延期中。
意識を取り戻してから、ある程度、体調を持ち直した皇子が、父王陛下に直接仔細を報告しにいったん帰国することになったので、とりあえずはベルウエザー一家も領地に戻ることになった。今のところ、領地で皇子からの再度の正式な結婚申し込み待ちといったところである。
つまり、現在、本国で療養中の皇子とシャルは、いわば遠距離恋愛中のなり立てカップル状態。
遠距離通信用の魔道具<飛文>を使って毎日のように、彼らなりにだが、それなりのお熱いメッセージを交わしている。
「来月、エレノア様が公爵様と、帝都におられる伯母様のところへ行かれるそうなの。それで、もし、アルフォンソ様に何か贈り物があるなら、預かるって言ってくださって」
シャルが恥ずかしそうに俯いた。
「来月の、『赤の月』の最後の日は、アルフォンソ様の誕生日なの。だから・・・私、何かプレゼントしたくて・・・せめて、クッキーくらいならなんとかなるかと思って、エルサにどうしてもって頼んだの。でも・・・」
黙り込んだ娘に、マリーナは優しく言った。
「別にあなたが作ったお菓子を贈る必要はないでしょ?アルフォンソ殿下は、料理に関してはプロ以上の腕前。あの方へお渡しするなら、ベルウエザー特産の魔物がらみの素材を使った、珍しいお菓子でも珍味でもよいでしょう?」
「奥様、大切なのは、お嬢様が手作りするってことなんです。世の殿方は手作りって言葉に弱いんですから。愛する令嬢が一生懸命作ってくれたってところが大切なんです。できはどうであれ。ええ、どんな珍妙なものであれ」
エルサが口を挟む。
「その通りだ。見かけや味は全然関係ない。その気持ちこそがうれしいんだ。たとえ、危険だとわかる物でも、愛する者が作ってくれたものなら、命がけでも口にするし、身に着けるものさ、男ってもんは」
クレインがしたり顔で頷いた。
「手作りが大切っていうなら、ハンカチに刺しゅうするとかはどうだ?貴族令嬢の間では流行っていると聞いているが」
「旦那様、刺繍はすでに試みました。というか、やろうとしてみましたが」
エルサがちらりとシャルを見やって、言いにくそうに言った。
「まずは、そのう、それ以前と言うか、刺繍針自体に問題が。針が弱すぎて・・・」
「弱い?金属製の針が?」
聞き返したクレインはエルサの答えを聞く前に、状況を理解したようだった。
「あ、そうだな・・・確かに今頃の針は軟弱すぎるな」
「ええ。10本ほど折れたところで、あきらめていただきました」
「では、編み物はどうだ?セーターは無理でも、マフラーくらいなら初心者でもできるだろう?」
「編み物も試みられはしたのです。でも、お嬢様の怪力に耐えられる、いえ、お嬢様が使えそうな編み棒がなくて。やはり10本折ったところで中止しました」
二人は顔を見合わせると、シャルに同情に満ちた視線を向けた。
シャルは常になく気落ちした様子で、いじけきって地面を見つめている。
「エレノア様が教えてくださったの。皇国には、想い人たちがそれぞれ手作りの品を、相手の生まれ月の色の箱に入れて、贈りあう習慣があるって。婚約したい相手なら、そうするのが普通だって。どんな、ささいな物でもかまわないからって。だから、私・・・」
エレノア・フォン・ビーシャス公爵令嬢。
ビーシャス公の末の娘で、現ブーマ国王の従妹にあたる。シャルと同じ16歳で、誕生日まで同じ。正直、初対面の際の印象は最悪だったが、今では彼女はシャルにとって初めての令嬢友だちになっていた。
「そういえば、ビーシャス公の妹の一人がローザニアン皇国の貴族に嫁がれていたわね」
マリーナが少し考えこんだ様子で呟いた。
想い人への手作りの品か。確かにロマンチックな風習ではある。
しかしながら、はたしてあの皇子がそんな風習を知っているだろうか?皇子自身が、そのつもりで、つまり婚約へ繋がる特別な品として、手作りの料理やお菓子類を送り続けてくるわけではなさそうだが。
数日おきに。すさまじく大量に。
「アルフォンソ様は、いつだって美味しいお菓子や珍しい料理をお手ずから用意してくださるのに、私、何もお返しできなくて。だから、今回、何かお渡しできればと思ったのです。けれど・・・」
いや、それに関しては、別に気にする必要はないんじゃないか?
悄然とうなだれるシャルを前に、その場にいる三人は一様に思う。
別に見返りが欲しいわけではないだろう。シャルが恋するあの男、ローザニアン皇国の第二皇子アルフォンソ・エイゼル・ゾーン、皇国の『笑わない黒の皇子』は。
二人がこの世で出会ってまだ一か月ほど。
ベルウエザー子爵家としては、まだ正式に皇子の一人娘への求婚を受け入れたわけではない。いや、皇子自身が言い出した条件、『王族の籍を抜いてベルウエザー家に婿入りすること』が確約されない限り、結婚を許す気はない。が、王都での出来事を通して、彼がいろいろな意味で普通ではないことは理解している。皇子のシャルに対する想いが普通の恋情以上であることも。
また、皇子のシャルに捧げるために磨いた、今なおせっせと磨いている料理の腕前のすごさも、彼らはまさに実感している最中でもある。
シャルはもっと自分に自信を持つべきだとも、一同は思うのだ。
20歳の若さで騎士団を率いる美貌の皇子。ダンジョン攻略からお菓子作りまでこなす彼が、シャルを熱愛しているのは、誰の目にも明らかだったから。
0
あなたにおすすめの小説
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
🔶表紙はAI生成画像です🤖
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる