161 / 195
第四章 宇宙のゆりかご
8 嗚咽
しおりを挟む
「どうして、私のそばになんか居るのです」
黒鳶が瞬きをひとつした。
「あなただって、他に色々とお仕事がおありの身でしょう。そもそも、あなた様はユーリ殿下をお守りせよと命じられた方ではありませんか」
「……お言葉ですが」
黒鳶が低く応じた。
「配殿下からも皇太子殿下からも、あなた様をお守りせよとのご命令を賜っておりますゆえ」
「はっきりそう言われたわけではありますまい?」
「……ではありますが。自分はそのように理解しております。ユーリ殿下は残されるあなた様を大変心配なさっておいででした。陛下からのお許しも出ております」
小さな部屋に、少しの沈黙がおりる。
「……だ、からなのでしょう?」
「は?」
今度のは、さすがの黒鳶にも聞き取れなかったようだった。
「命令だから。だから私のそばにおられる。……だったらもう、結構です。私の世話は、イラリオン殿下づきの誰かを寄越していただければこと足りますし。それだって、どうしてもという時だけでいい。自分のことは自分でできます」
「しかし」
「いいえ。そもそも『側付きの側付き』なんてものがおかしい。滑稽だ。変ですよ。ひどく奇妙な話じゃないですか」
「…………」
「こんなこと、故郷の皆に聞かせたら笑われます。『一族の恥よ』と詰られます」
「ロマン殿──」
「だから。私のことはもういいのです」
「…………」
「放っておいてください。……ひとりに、なりたいのです」
月の光が雲に遮られる時のように、黒鳶の瞳がふいと翳った。
「おひとりになられたいということなら、一時、席を外すことはいたしましょう」
「それでは意味がありません」
「では、承りかねます」
「黒鳶どのっ!」
思わずぱっと顔を上げて睨みつけたが、黒鳶の思わぬ瞳の色を見て、ロマンは黙り込んだ。黒鳶は硬い意思を露わにしつつも、ひどく悲しげな目をしていた。
「……どうしても、とおっしゃるのなら」
いいながら、黒鳶がついと床から膝を離して立ち上がる。そのまま思った以上に素早く、するりとロマンの傍らにやってきていた。足音などこそりとも立てない。そこで男はあらためて片膝をつき、頭を垂れた。
「どうぞ、この黒鳶の命をお取りください。さすればすべて、あなた様のお望み通りになりましょう」
「え……」
ロマンは絶句して男を見た。
突然なにを言い出すのだろう。
「自分はもともと、玻璃殿下の御為にのみ、生きてきた男です。殿下と配殿下のご両名が不在となられた今となっては、あなた様をお守りする以外、なんの生きる理由もございませぬ」
「あの、くろと──」
言いかけるロマンの言葉を、珍しく黒鳶が「そもそも」と遮った。
「孤児で身よりもなかった自分の能力を幼い頃から見抜いてくださり、ここまで引き立ててくださったのは、群青陛下と玻璃殿下です。玻璃殿下あってこその自分です。今となっては、そのご意思のままにあなた様をお守りするほか、なんの目的も存在する意味もない者にすぎませぬ」
「そ、そんな」
「殴るでも蹴るでも、剣で切り刻むでも。あらゆる罵声を浴びせるでも。どうぞお好きになさいませ。それであなた様のお気持ちが晴れるのならば、黒鳶は喜んでお受けしまする。群青陛下には、すでにお許しをいただいておりますゆえ」
「ええっ?」
「『ともかく、ロマン殿のお命をお守りせよ』と。『世をはかなんでユーリ殿下の後を追うなどもってのほか』とのお言葉にございます。皇太子殿下、配殿下の御無事もわからぬうちから、決して自死など許してはならぬとの、きついお達しでございます」
「黒鳶どの……」
すっかり視線を膝の上に落としてしまったロマンに、黒鳶はまた少し、膝だけで進み寄った。
「余計な事とは存じますが。これは別に、どなたかのご命令の有るなしに関わりませぬ」
「え?」
「どなたからも命じられておらずとも、自分は同じことをしていると申すのです。……この黒鳶、なんと申されようとあなた様のお傍を離れるつもりは毛頭ありませぬぞ」
「黒鳶どの……」
「それでも、どうしてもお嫌とあらば。……どうぞ、この命をお断ちください。あなた様のお手であれば、どのようなことに関わらず、甘んじてお受けしましょうほどに」
「そんなっ、ことっ……!」
(滅茶苦茶だ)
そうだ。この人は滅茶苦茶だ。
こんな、なんの身分があるわけでもない自分みたいな少年に。
そんなに易々と、自分の命を預けたりしていいわけがない。
「やめてください。ぼ、僕が黒鳶どのにそんなこと、するはずがないでしょう! そんな簡単に、命を要らないなんて言わないで。そんなこと、僕が望むわけがない!」
「……簡単などではありませぬ」
「簡単なんだよっ!」
とうとうロマンは鋭く叫んだ。相当ぞんざいな言葉遣いになってしまっていることも、もう気にしていられなかった。
「なんでみんな、そうなんだ。そんなのおかしい。そんな簡単に……『命を賭けても』なんて言わないでよ。『あの方のためだから』なんて、言わないでよっ! 残された人のこと、考えてよ……! ユーリ殿下だって、殿下だって──」
言い募るほど、喉がつまって鼻の奥がきいんと痛んだ。
「ぼ、ぼくが一体、どんな気持ちで──」
声が醜く嗚咽に歪んで、そのまま目元が危なくなっていく。
「玻璃殿下がお大切なのはわかってる。そりゃそうだよ。大事な大事な、たったひとりの結婚相手でいらっしゃるんだもの。わかってるよ。わかってるけど、でもっ……!」
「ロマン殿──」
「みんなユーリ殿下のことを大事に思ってるのに! 皇帝陛下だって兄君殿下たちだって……僕だって! 殿下は、ほんとに……ほんっとに、ご自分が素敵な方だって信じてくださらないんだから! 僕があんなに、あんなに毎日、何度も何度も申し上げているのにいっ!」
なんだかもう、支離滅裂だ。
自分でも、もう何を言っているのだか定かでなかった。
黒鳶が瞬きをひとつした。
「あなただって、他に色々とお仕事がおありの身でしょう。そもそも、あなた様はユーリ殿下をお守りせよと命じられた方ではありませんか」
「……お言葉ですが」
黒鳶が低く応じた。
「配殿下からも皇太子殿下からも、あなた様をお守りせよとのご命令を賜っておりますゆえ」
「はっきりそう言われたわけではありますまい?」
「……ではありますが。自分はそのように理解しております。ユーリ殿下は残されるあなた様を大変心配なさっておいででした。陛下からのお許しも出ております」
小さな部屋に、少しの沈黙がおりる。
「……だ、からなのでしょう?」
「は?」
今度のは、さすがの黒鳶にも聞き取れなかったようだった。
「命令だから。だから私のそばにおられる。……だったらもう、結構です。私の世話は、イラリオン殿下づきの誰かを寄越していただければこと足りますし。それだって、どうしてもという時だけでいい。自分のことは自分でできます」
「しかし」
「いいえ。そもそも『側付きの側付き』なんてものがおかしい。滑稽だ。変ですよ。ひどく奇妙な話じゃないですか」
「…………」
「こんなこと、故郷の皆に聞かせたら笑われます。『一族の恥よ』と詰られます」
「ロマン殿──」
「だから。私のことはもういいのです」
「…………」
「放っておいてください。……ひとりに、なりたいのです」
月の光が雲に遮られる時のように、黒鳶の瞳がふいと翳った。
「おひとりになられたいということなら、一時、席を外すことはいたしましょう」
「それでは意味がありません」
「では、承りかねます」
「黒鳶どのっ!」
思わずぱっと顔を上げて睨みつけたが、黒鳶の思わぬ瞳の色を見て、ロマンは黙り込んだ。黒鳶は硬い意思を露わにしつつも、ひどく悲しげな目をしていた。
「……どうしても、とおっしゃるのなら」
いいながら、黒鳶がついと床から膝を離して立ち上がる。そのまま思った以上に素早く、するりとロマンの傍らにやってきていた。足音などこそりとも立てない。そこで男はあらためて片膝をつき、頭を垂れた。
「どうぞ、この黒鳶の命をお取りください。さすればすべて、あなた様のお望み通りになりましょう」
「え……」
ロマンは絶句して男を見た。
突然なにを言い出すのだろう。
「自分はもともと、玻璃殿下の御為にのみ、生きてきた男です。殿下と配殿下のご両名が不在となられた今となっては、あなた様をお守りする以外、なんの生きる理由もございませぬ」
「あの、くろと──」
言いかけるロマンの言葉を、珍しく黒鳶が「そもそも」と遮った。
「孤児で身よりもなかった自分の能力を幼い頃から見抜いてくださり、ここまで引き立ててくださったのは、群青陛下と玻璃殿下です。玻璃殿下あってこその自分です。今となっては、そのご意思のままにあなた様をお守りするほか、なんの目的も存在する意味もない者にすぎませぬ」
「そ、そんな」
「殴るでも蹴るでも、剣で切り刻むでも。あらゆる罵声を浴びせるでも。どうぞお好きになさいませ。それであなた様のお気持ちが晴れるのならば、黒鳶は喜んでお受けしまする。群青陛下には、すでにお許しをいただいておりますゆえ」
「ええっ?」
「『ともかく、ロマン殿のお命をお守りせよ』と。『世をはかなんでユーリ殿下の後を追うなどもってのほか』とのお言葉にございます。皇太子殿下、配殿下の御無事もわからぬうちから、決して自死など許してはならぬとの、きついお達しでございます」
「黒鳶どの……」
すっかり視線を膝の上に落としてしまったロマンに、黒鳶はまた少し、膝だけで進み寄った。
「余計な事とは存じますが。これは別に、どなたかのご命令の有るなしに関わりませぬ」
「え?」
「どなたからも命じられておらずとも、自分は同じことをしていると申すのです。……この黒鳶、なんと申されようとあなた様のお傍を離れるつもりは毛頭ありませぬぞ」
「黒鳶どの……」
「それでも、どうしてもお嫌とあらば。……どうぞ、この命をお断ちください。あなた様のお手であれば、どのようなことに関わらず、甘んじてお受けしましょうほどに」
「そんなっ、ことっ……!」
(滅茶苦茶だ)
そうだ。この人は滅茶苦茶だ。
こんな、なんの身分があるわけでもない自分みたいな少年に。
そんなに易々と、自分の命を預けたりしていいわけがない。
「やめてください。ぼ、僕が黒鳶どのにそんなこと、するはずがないでしょう! そんな簡単に、命を要らないなんて言わないで。そんなこと、僕が望むわけがない!」
「……簡単などではありませぬ」
「簡単なんだよっ!」
とうとうロマンは鋭く叫んだ。相当ぞんざいな言葉遣いになってしまっていることも、もう気にしていられなかった。
「なんでみんな、そうなんだ。そんなのおかしい。そんな簡単に……『命を賭けても』なんて言わないでよ。『あの方のためだから』なんて、言わないでよっ! 残された人のこと、考えてよ……! ユーリ殿下だって、殿下だって──」
言い募るほど、喉がつまって鼻の奥がきいんと痛んだ。
「ぼ、ぼくが一体、どんな気持ちで──」
声が醜く嗚咽に歪んで、そのまま目元が危なくなっていく。
「玻璃殿下がお大切なのはわかってる。そりゃそうだよ。大事な大事な、たったひとりの結婚相手でいらっしゃるんだもの。わかってるよ。わかってるけど、でもっ……!」
「ロマン殿──」
「みんなユーリ殿下のことを大事に思ってるのに! 皇帝陛下だって兄君殿下たちだって……僕だって! 殿下は、ほんとに……ほんっとに、ご自分が素敵な方だって信じてくださらないんだから! 僕があんなに、あんなに毎日、何度も何度も申し上げているのにいっ!」
なんだかもう、支離滅裂だ。
自分でも、もう何を言っているのだか定かでなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。
きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。
自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。
食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる