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第四章 相棒(バディ)
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その仕事に関しては、その後どういう話になったものか、アルファには分からなかった。ただ後日、当初約束されていたものの数十倍の報酬がアルファのもとに振り込まれてきて、驚いたばかりである。
実際は、特定の口座に一時にあまり多額の金が流れ込めば、ユーフェイマス警察当局から目をつけられることになる。私的な口座で巨額の金が動けば、それは犯罪の温床になりやすいものだからだ。
それを避けるため、ベータはアルファの取り分である報酬を細かく分け、期間を置いて振り込む等々の工夫をしている。もちろんそこへ至るまでも、あちらこちらと別星系の口座を経由して、足跡を消すことは忘れない。
(いや……しかし、これは)
手元に上がってきた金額のデータを確認して、アルファは軍内の私室で目を剥いた。そこにはアルファがこの宇宙軍から支払われている年間の給金の、数十倍の金額がしるされていた。
基本的に、たいして役に立てているとも思えない自分などが、こんな額の金を貰ってしまっても大丈夫なのだろうか。
「『大丈夫じゃない金』なんぞ、渡すはずがないだろう」
次に会ったとき、ベータはこともなげに言って笑った。例によって、彼の隠れ家のひとつである。
「前回は、お前の機転で危険を回避することができた。もちろん俺も用心はしていたが、お前が相手の人数そのほかを先にこちらへ飛ばしてくれたのは大きい。初めから俺を殺す気で来ていたことも、わかっているといないとでは大違いだ」
「……そうなのか」
「あれがなければ、もっと危険な状況になっていたかもしれん。女も殺されていた可能性もある」
「え? それは」
「その上で、俺たちのことを殺すなり昏倒させるなりして、罪はこっちへなすりつける気でいたようだな。まったく、とんでもないご当主どのだ」
アルファが呆れて絶句していると、男はややかしこまったような顔になり、ひょいと頭を下げてきた。
「なんにしても、感謝する」
「い、……いや」
そんなに突然、素直になられても困る。変な顔で突っ立っているアルファからまた勝手に多くのことを察したものか、男はすぐに頭を上げて、にやりと口角を引き上げた。
そうして、言ったのだ。
「まあ、ご褒美という訳でもないが。そろそろ昇格させてやるとしようか、アルファ殿」と。
それから以降、お互いの報酬は完全な折半になった。アルファの感覚からすると、今でも到底ベータの仕事の質と量には追いつかないと思うのに、いったいどういう訳なのだろう。まさか彼の方からそんな、太っ腹な申し出をしてくるとは思わなかった。
当のベータはと言えば、そんなアルファの疑問にまったく取り合う気もないらしく、ただ涼しい顔をしていた。「金に余裕ができたんなら、お前の知り合いの子供らに何かうまいものでも買ってやればいいだろう」などと言って笑うばかりだ。「どうせ、ぜいたくも出来んのだろうし」という、まことに余計なひと言はあったけれども。
とは言え「子ら」の経費は待ったなし。そんなこんなで、首をひねりながらも結局、アルファは彼に言われるがまま、報酬の半分をありがたく受け取ることにしたのだった。
◆◆◆
さて。
それから、三ヶ月ほど経ったころのことである。
アルファはその時、基地内の教練所から私室のある兵舎に向かって歩いていた。いつもであれば必ず自分についてくるミミスリもザンギも居ない。もちろん、<隠遁>を使ってのひとり歩きである。彼らは例によって、その実からっぽのアルファの私室前に詰めている。
彼らとは結構うちとけて来ていて、今では共に行動していて気詰まりというほどのことはなくなっている。時には軽い冗談も言うし、困ったことがあれば相談すらできる相手だ。しかし、それでもアルファはこうしてときどき、無性に一人になる時間が欲しくなった。
日はやや傾き、午後のけだるい時間帯である。遠くで軍事教練をしている兵士らの声が聞こえている。
周囲の者の目からは見えない姿になっているので、いつものように人にぶつからないようにだけは気をつけながら、アルファはゆっくりめの歩調で兵舎までの間にのびる中庭を歩いていく。
ときどき、鼻をひくつかせるようにして獣の姿の兵士や将校が近くを通り過ぎるのだが、大して気にもせずにぶらぶら歩いた。
考えねばならないことは様々にあり、どれも今すぐに解決を見るようなことではない。ベータのお陰で金銭的な不安はかなり軽減されてはきたものの、このままただ「子ら」を金で買い続けているだけでは何の解決にもならない。
すでに引き取った子らの将来のこと。これから生まれてくる子らのこと。あの兄とどう対峙してゆくのか。いかにしてスメラギの体制を変革するのか。
問題は山積みだ。考え出すと、少し気が遠くなるほどに。
と、中庭に植えられた広葉樹の下にきて、アルファはふと空を見上げた。
前線からははるかに遠い、ただただ平穏な惑星の空は茫洋として、果てしも無くだだっ広く見えた。あの宇宙の果てで、いまもまたザルヴォーグとの激しい海戦がおこなわれているというのに。ここはなぜ、こうまで暢気な基地なのだろう。
『その子供らに、なにかうまい物でも買ってやれ』
あのときのベータの声がふと耳の奥に再生されて、アルファは思わず吐息をもらした。
彼と出会ってから、二年あまり。はじめのうちの恐ろしいようなむきだしの敵意は次第に形をひそめて、近頃のベータの態度はほぼフラットな状態になっている。ごく弱いものではあるが一応<感応>をもつ自分がそう思うのだから、まず間違いはないだろう。
(……ベータ)
胸内でひそかにその名を唱えるだけで、少し心音が早くなる。
いい加減、「世間知らずの皇子様」であるこの自分にも、なぜ彼の前でだけ心拍がおかしな打ちかたを始めるのか、その理由は分かりかけていた。
(まさか、……とは思っていたのだがな)
自分は不思議と、今まで女性に想いを寄せたことがない。あの美しい女人たちが掃いて捨てるほどいた宮中にあって、どんな見目のいい女を目にしても、この胸はことりとも音を立てなかった。
生まれたときからあのような美々しい女性らに囲まれていたために、女に対して多少不感症になっているのだろうなどと勝手に解釈していたのだったが、どうやらそうではなかったらしい。
(そういう人間だったのだな……私は)
彼以外の男に心が動いたことなど断じてないが、少なくとも彼に対してだけはどうしても平静な心でいられない。
仕事中、何かの拍子にほんの少し肩が触れあったり、視線が重なったり。彼の店でカップやグラスを手渡されるとき、わずかに指先が触れ合ったり。そんな些細なことが起こるたび、アルファの胸はひどく波立った。
何度「そんなはずがないじゃないか」、「相手は自分と同じ男だぞ」と否定しても、「次こそは心をしっかり保たねば」と決心しても。
次に彼に会えばまた、必ずもとの木阿弥だった。
幸い、彼の前ではしたなくも表情や態度に出したりはしていないつもりだけれども、<感応>を持たなくとも他人の顔色を読むすべに長けたベータのことだ。とっくに見破られているのかも知れなかった。
(……しかし)
こんなこと、絶対に知られるわけには行かなかった。
「してやったり」とばかりに口角を引き上げる、あの野性味のある男の顔が目に浮かぶようだ。それはそれで、どうも癪にさわるのだった。
そんなことを考えていたためか、自分は少しぼんやりしていたかもしれない。
だから、気づくのが数秒遅れた。
「な……!」
気づいた時にはもう、アルファは身動きが取れなくなっていた。
いま自分がもたれかかっていた木の幹の裏から、アルファの太腿ほどもありそうな腕がぬっとのび、そのまま腰のあたりにまきついていた。
実際は、特定の口座に一時にあまり多額の金が流れ込めば、ユーフェイマス警察当局から目をつけられることになる。私的な口座で巨額の金が動けば、それは犯罪の温床になりやすいものだからだ。
それを避けるため、ベータはアルファの取り分である報酬を細かく分け、期間を置いて振り込む等々の工夫をしている。もちろんそこへ至るまでも、あちらこちらと別星系の口座を経由して、足跡を消すことは忘れない。
(いや……しかし、これは)
手元に上がってきた金額のデータを確認して、アルファは軍内の私室で目を剥いた。そこにはアルファがこの宇宙軍から支払われている年間の給金の、数十倍の金額がしるされていた。
基本的に、たいして役に立てているとも思えない自分などが、こんな額の金を貰ってしまっても大丈夫なのだろうか。
「『大丈夫じゃない金』なんぞ、渡すはずがないだろう」
次に会ったとき、ベータはこともなげに言って笑った。例によって、彼の隠れ家のひとつである。
「前回は、お前の機転で危険を回避することができた。もちろん俺も用心はしていたが、お前が相手の人数そのほかを先にこちらへ飛ばしてくれたのは大きい。初めから俺を殺す気で来ていたことも、わかっているといないとでは大違いだ」
「……そうなのか」
「あれがなければ、もっと危険な状況になっていたかもしれん。女も殺されていた可能性もある」
「え? それは」
「その上で、俺たちのことを殺すなり昏倒させるなりして、罪はこっちへなすりつける気でいたようだな。まったく、とんでもないご当主どのだ」
アルファが呆れて絶句していると、男はややかしこまったような顔になり、ひょいと頭を下げてきた。
「なんにしても、感謝する」
「い、……いや」
そんなに突然、素直になられても困る。変な顔で突っ立っているアルファからまた勝手に多くのことを察したものか、男はすぐに頭を上げて、にやりと口角を引き上げた。
そうして、言ったのだ。
「まあ、ご褒美という訳でもないが。そろそろ昇格させてやるとしようか、アルファ殿」と。
それから以降、お互いの報酬は完全な折半になった。アルファの感覚からすると、今でも到底ベータの仕事の質と量には追いつかないと思うのに、いったいどういう訳なのだろう。まさか彼の方からそんな、太っ腹な申し出をしてくるとは思わなかった。
当のベータはと言えば、そんなアルファの疑問にまったく取り合う気もないらしく、ただ涼しい顔をしていた。「金に余裕ができたんなら、お前の知り合いの子供らに何かうまいものでも買ってやればいいだろう」などと言って笑うばかりだ。「どうせ、ぜいたくも出来んのだろうし」という、まことに余計なひと言はあったけれども。
とは言え「子ら」の経費は待ったなし。そんなこんなで、首をひねりながらも結局、アルファは彼に言われるがまま、報酬の半分をありがたく受け取ることにしたのだった。
◆◆◆
さて。
それから、三ヶ月ほど経ったころのことである。
アルファはその時、基地内の教練所から私室のある兵舎に向かって歩いていた。いつもであれば必ず自分についてくるミミスリもザンギも居ない。もちろん、<隠遁>を使ってのひとり歩きである。彼らは例によって、その実からっぽのアルファの私室前に詰めている。
彼らとは結構うちとけて来ていて、今では共に行動していて気詰まりというほどのことはなくなっている。時には軽い冗談も言うし、困ったことがあれば相談すらできる相手だ。しかし、それでもアルファはこうしてときどき、無性に一人になる時間が欲しくなった。
日はやや傾き、午後のけだるい時間帯である。遠くで軍事教練をしている兵士らの声が聞こえている。
周囲の者の目からは見えない姿になっているので、いつものように人にぶつからないようにだけは気をつけながら、アルファはゆっくりめの歩調で兵舎までの間にのびる中庭を歩いていく。
ときどき、鼻をひくつかせるようにして獣の姿の兵士や将校が近くを通り過ぎるのだが、大して気にもせずにぶらぶら歩いた。
考えねばならないことは様々にあり、どれも今すぐに解決を見るようなことではない。ベータのお陰で金銭的な不安はかなり軽減されてはきたものの、このままただ「子ら」を金で買い続けているだけでは何の解決にもならない。
すでに引き取った子らの将来のこと。これから生まれてくる子らのこと。あの兄とどう対峙してゆくのか。いかにしてスメラギの体制を変革するのか。
問題は山積みだ。考え出すと、少し気が遠くなるほどに。
と、中庭に植えられた広葉樹の下にきて、アルファはふと空を見上げた。
前線からははるかに遠い、ただただ平穏な惑星の空は茫洋として、果てしも無くだだっ広く見えた。あの宇宙の果てで、いまもまたザルヴォーグとの激しい海戦がおこなわれているというのに。ここはなぜ、こうまで暢気な基地なのだろう。
『その子供らに、なにかうまい物でも買ってやれ』
あのときのベータの声がふと耳の奥に再生されて、アルファは思わず吐息をもらした。
彼と出会ってから、二年あまり。はじめのうちの恐ろしいようなむきだしの敵意は次第に形をひそめて、近頃のベータの態度はほぼフラットな状態になっている。ごく弱いものではあるが一応<感応>をもつ自分がそう思うのだから、まず間違いはないだろう。
(……ベータ)
胸内でひそかにその名を唱えるだけで、少し心音が早くなる。
いい加減、「世間知らずの皇子様」であるこの自分にも、なぜ彼の前でだけ心拍がおかしな打ちかたを始めるのか、その理由は分かりかけていた。
(まさか、……とは思っていたのだがな)
自分は不思議と、今まで女性に想いを寄せたことがない。あの美しい女人たちが掃いて捨てるほどいた宮中にあって、どんな見目のいい女を目にしても、この胸はことりとも音を立てなかった。
生まれたときからあのような美々しい女性らに囲まれていたために、女に対して多少不感症になっているのだろうなどと勝手に解釈していたのだったが、どうやらそうではなかったらしい。
(そういう人間だったのだな……私は)
彼以外の男に心が動いたことなど断じてないが、少なくとも彼に対してだけはどうしても平静な心でいられない。
仕事中、何かの拍子にほんの少し肩が触れあったり、視線が重なったり。彼の店でカップやグラスを手渡されるとき、わずかに指先が触れ合ったり。そんな些細なことが起こるたび、アルファの胸はひどく波立った。
何度「そんなはずがないじゃないか」、「相手は自分と同じ男だぞ」と否定しても、「次こそは心をしっかり保たねば」と決心しても。
次に彼に会えばまた、必ずもとの木阿弥だった。
幸い、彼の前ではしたなくも表情や態度に出したりはしていないつもりだけれども、<感応>を持たなくとも他人の顔色を読むすべに長けたベータのことだ。とっくに見破られているのかも知れなかった。
(……しかし)
こんなこと、絶対に知られるわけには行かなかった。
「してやったり」とばかりに口角を引き上げる、あの野性味のある男の顔が目に浮かぶようだ。それはそれで、どうも癪にさわるのだった。
そんなことを考えていたためか、自分は少しぼんやりしていたかもしれない。
だから、気づくのが数秒遅れた。
「な……!」
気づいた時にはもう、アルファは身動きが取れなくなっていた。
いま自分がもたれかかっていた木の幹の裏から、アルファの太腿ほどもありそうな腕がぬっとのび、そのまま腰のあたりにまきついていた。
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