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2ー8◇R18注意◇
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はじめて彼を見た時のように、圧倒される美貌の顔に収まっているコバルトブルーの瞳に目と心を奪われていく。深い碧い色に引き込まれた。水色がかった銀色のまつ毛とコバルトブルーの目のコントラストが綺麗で彼の顔を描きたいと思った。
顔はイケメンなのに、性格は俺様。なのに、今は目の前のレオンと体を重ねると思うとドキドキして下半身に熱が沸いた。
チラッと、彼からお金をもらうのが悪い気がした。だから、二十三年、貯蓄したエロ技術で彼を満足させようと思った。アルコールのせいか、媚薬のせいか分からないけれど、もう頭の中にレイーシャさまがいなかった。後で考えると自分はやっぱりアバズレお母さんの娘だったんだ、と思った。
里奈は意を決して綺麗な形のよい彼の唇に自分の唇を重ねる。
「っあっ、ふん」
触れるだけだったのに、彼の舌が里奈の頑なの閉じた唇をこじ開けた。
(あっ、はっ、息ができない……)
彼の舌が里奈の口の中を味わうようにクチュクチュと動めく。息をしたくても頭をがっしりと大きな手で固定されて逃げることもできない。
そんなに長くキスされていないのに、頭がボーっとしてクラクラしてきた。彼とのキスが気持ちよくてジューと下半身が濡れた。
「鼻で息をしろ。本当にウブな演技をつづけるつもりか? それにしても魔力なし相手がこんなにいいものと知らなかった」
里奈が非人と知っているんだ……。
レオンが頻繁に魔法を使っているから魔力が多いみたいだから、里奈が非人と気づいていたようだ。でも非人が気持ちいいじゃなくて、里奈がいいの! っと言いたい。
「ふ~ん、俺とキスして考え事する余裕あるんだ」
やっと唇が離れたと思ったら、また彼に抱きしめられて唇を飢えた狼のように貪ぼられた。容赦なく口の中に侵入してきた彼の舌と里奈の舌が絡まる。
「ッ!!」
彼の大きな手が里奈の着ているバスローブを取り去り胸に触れた。彼の大きな手の平に小ぶりな胸がすっぽりと包まれる。胸の形を確かめるように握っては放してと、柔らかさを確認するように揉まれる。それに飽きたら胸の真ん中にある小さなピンクの飾りを摘んで引っ張った。
(いっやっ、やめて!)
彼の伝えたいのに、胸を触っていない反対の手で頭が固定されて口を解放してくれない。
両胸と乳首を散々弄んだ後は、里奈の背中を流れるように何度も撫でてお尻にたどり着く。お尻の脂肪の感触を楽しんでいるかのようにワサワサと触っては手の平いっぱい握る。その手は丁寧だが迷いのない手つきで前にある里奈の飾り毛を数回優しく撫でた。
(恥ずかしい。や、やめて!)
彼の手つきが滑らかで優しいくせに、里奈の感じるところを見つけると遠慮なく攻めた。
「だっ、ダメ、ッ!! あっ」
足の付け根の三角の中心に固い中指が触れた途端に、ピクッと体も電気が走った。
「もうイッたのか? 本当に経験豊かなくせに感じやすい体をしているなぁ」
一瞬頭が真っ白になったが、彼の言葉で現実に引き戻された。
「ち、ちがう……経験なぁ」
エッチしたことがない、と言えなかった。彼は経験豊かな自分を買った。もし処女だと知られたら、この先の行為をしてもらえないかもしれない。
女性としてのサガなのか、今は無償に彼に抱いてもらいたかった。
「あっ、うぅぅふん」
敏感になっている体を触られると、さらに快楽が全身に走る。
「綺麗だ」
「えっ?」
「綺麗な体をしている」
真顔で言われた。一瞬、相手の男がどうして自分なんかを買おうとしているのか不思議になったが、すぐに理解した。
「幼い顔をして華奢な体をしているのに、大人の女性ってすごいよなあ。
そろそろ絵のように俺の幹を口に含んでくれ。その後は獣のような形でバックと言うのか? それをしよう」
さっきレオンに見せられた里奈のエロ画には、女性がひざまづいてフェラをしている絵だった。そして、もう一つの絵は、バックの性交だった。
この国の女性は下になるのが普通の交わり型らしい。娼婦でも正常位で決してフェラなんてしないらしい。
……と、この男に会って、はじめて知った。
もしその常識を知っていたら、春画と言う名のエロ画なんて描いて画廊に売ったりしなかったよ(多分)。ワグナーさんも真顔で買うなよ。(まあ、真面目な顔でニヤニヤイヤらしい顔だったら売らなかったけれど)。
異世界の女、頑張って男たちを気持ちよくして、自分も気持ちよくなろうよ。(処女の心の叫び)
現実逃避をしないと目の前にある凶器を口に入れることなんてできない。
媚薬も目の前の男のフォルモンでフラフラした頭の隙で、フェラの行為にためらう自分がいた。
レオンは鍛えられた体を自慢するかのようにタオルを取る。細い体と思ったが、浅黒い肌に筋肉割れの胸と腹だった。
里奈はおずおずと床の絨毯に跪いて、目の前にある凶器に言葉を失った。エロ画の息子たちには横バーの隠し数本あったが、どれもレベル1のピンクスライムだったよね?
決して黒いテカテカしたコブラじゃなかったよね?
『千テラ』より『逃避』と言う言葉が、赤い点灯でチカチカと危険信号を頭の中で光っている。
「ほら、おまえを楽しませる幹だ。味わってくれよ」
この国ではフェラなんてなくて、みんな正常位でセックスしているのに、なんでこの男はこんな台詞を言えるのだ。天然の天才Sなのか?
長くて細いがゴツゴツして固い指が里奈の髪の毛を優しく撫でながら、早くするように催促する。
里奈は意を決してそれを手に掴む。
おそるおそる目の前にある強大な男根を口に含む。半分も加えていないのに、口の中が一杯で苦しくなる。
それを誤魔化すように上下に頭を動かす。フニャフニャしていたものが、徐々に固さを持ち始めたのに気づくとなんか満足感が沸いた。
「ッ! ウゥ、俺の顔を見ろ」
現実逃避をしながら無我夢中で、でかい凶器を舌で舐めてしゃぶって、口を上下に動かしていた。空いている手は根元を握って、もう一つの手で袋をモミモミした。
肉棒の先から酸っぱい味がしたと思ったら、頭の上から艶っぽい声がする。
「も、もういい。これ以上すると、出るぞ!」
出てくれたら、交わらないでよくなるのでは?
顔はイケメンなのに、性格は俺様。なのに、今は目の前のレオンと体を重ねると思うとドキドキして下半身に熱が沸いた。
チラッと、彼からお金をもらうのが悪い気がした。だから、二十三年、貯蓄したエロ技術で彼を満足させようと思った。アルコールのせいか、媚薬のせいか分からないけれど、もう頭の中にレイーシャさまがいなかった。後で考えると自分はやっぱりアバズレお母さんの娘だったんだ、と思った。
里奈は意を決して綺麗な形のよい彼の唇に自分の唇を重ねる。
「っあっ、ふん」
触れるだけだったのに、彼の舌が里奈の頑なの閉じた唇をこじ開けた。
(あっ、はっ、息ができない……)
彼の舌が里奈の口の中を味わうようにクチュクチュと動めく。息をしたくても頭をがっしりと大きな手で固定されて逃げることもできない。
そんなに長くキスされていないのに、頭がボーっとしてクラクラしてきた。彼とのキスが気持ちよくてジューと下半身が濡れた。
「鼻で息をしろ。本当にウブな演技をつづけるつもりか? それにしても魔力なし相手がこんなにいいものと知らなかった」
里奈が非人と知っているんだ……。
レオンが頻繁に魔法を使っているから魔力が多いみたいだから、里奈が非人と気づいていたようだ。でも非人が気持ちいいじゃなくて、里奈がいいの! っと言いたい。
「ふ~ん、俺とキスして考え事する余裕あるんだ」
やっと唇が離れたと思ったら、また彼に抱きしめられて唇を飢えた狼のように貪ぼられた。容赦なく口の中に侵入してきた彼の舌と里奈の舌が絡まる。
「ッ!!」
彼の大きな手が里奈の着ているバスローブを取り去り胸に触れた。彼の大きな手の平に小ぶりな胸がすっぽりと包まれる。胸の形を確かめるように握っては放してと、柔らかさを確認するように揉まれる。それに飽きたら胸の真ん中にある小さなピンクの飾りを摘んで引っ張った。
(いっやっ、やめて!)
彼の伝えたいのに、胸を触っていない反対の手で頭が固定されて口を解放してくれない。
両胸と乳首を散々弄んだ後は、里奈の背中を流れるように何度も撫でてお尻にたどり着く。お尻の脂肪の感触を楽しんでいるかのようにワサワサと触っては手の平いっぱい握る。その手は丁寧だが迷いのない手つきで前にある里奈の飾り毛を数回優しく撫でた。
(恥ずかしい。や、やめて!)
彼の手つきが滑らかで優しいくせに、里奈の感じるところを見つけると遠慮なく攻めた。
「だっ、ダメ、ッ!! あっ」
足の付け根の三角の中心に固い中指が触れた途端に、ピクッと体も電気が走った。
「もうイッたのか? 本当に経験豊かなくせに感じやすい体をしているなぁ」
一瞬頭が真っ白になったが、彼の言葉で現実に引き戻された。
「ち、ちがう……経験なぁ」
エッチしたことがない、と言えなかった。彼は経験豊かな自分を買った。もし処女だと知られたら、この先の行為をしてもらえないかもしれない。
女性としてのサガなのか、今は無償に彼に抱いてもらいたかった。
「あっ、うぅぅふん」
敏感になっている体を触られると、さらに快楽が全身に走る。
「綺麗だ」
「えっ?」
「綺麗な体をしている」
真顔で言われた。一瞬、相手の男がどうして自分なんかを買おうとしているのか不思議になったが、すぐに理解した。
「幼い顔をして華奢な体をしているのに、大人の女性ってすごいよなあ。
そろそろ絵のように俺の幹を口に含んでくれ。その後は獣のような形でバックと言うのか? それをしよう」
さっきレオンに見せられた里奈のエロ画には、女性がひざまづいてフェラをしている絵だった。そして、もう一つの絵は、バックの性交だった。
この国の女性は下になるのが普通の交わり型らしい。娼婦でも正常位で決してフェラなんてしないらしい。
……と、この男に会って、はじめて知った。
もしその常識を知っていたら、春画と言う名のエロ画なんて描いて画廊に売ったりしなかったよ(多分)。ワグナーさんも真顔で買うなよ。(まあ、真面目な顔でニヤニヤイヤらしい顔だったら売らなかったけれど)。
異世界の女、頑張って男たちを気持ちよくして、自分も気持ちよくなろうよ。(処女の心の叫び)
現実逃避をしないと目の前にある凶器を口に入れることなんてできない。
媚薬も目の前の男のフォルモンでフラフラした頭の隙で、フェラの行為にためらう自分がいた。
レオンは鍛えられた体を自慢するかのようにタオルを取る。細い体と思ったが、浅黒い肌に筋肉割れの胸と腹だった。
里奈はおずおずと床の絨毯に跪いて、目の前にある凶器に言葉を失った。エロ画の息子たちには横バーの隠し数本あったが、どれもレベル1のピンクスライムだったよね?
決して黒いテカテカしたコブラじゃなかったよね?
『千テラ』より『逃避』と言う言葉が、赤い点灯でチカチカと危険信号を頭の中で光っている。
「ほら、おまえを楽しませる幹だ。味わってくれよ」
この国ではフェラなんてなくて、みんな正常位でセックスしているのに、なんでこの男はこんな台詞を言えるのだ。天然の天才Sなのか?
長くて細いがゴツゴツして固い指が里奈の髪の毛を優しく撫でながら、早くするように催促する。
里奈は意を決してそれを手に掴む。
おそるおそる目の前にある強大な男根を口に含む。半分も加えていないのに、口の中が一杯で苦しくなる。
それを誤魔化すように上下に頭を動かす。フニャフニャしていたものが、徐々に固さを持ち始めたのに気づくとなんか満足感が沸いた。
「ッ! ウゥ、俺の顔を見ろ」
現実逃避をしながら無我夢中で、でかい凶器を舌で舐めてしゃぶって、口を上下に動かしていた。空いている手は根元を握って、もう一つの手で袋をモミモミした。
肉棒の先から酸っぱい味がしたと思ったら、頭の上から艶っぽい声がする。
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出てくれたら、交わらないでよくなるのでは?
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