一夜限りの恋 〜とろとろに蕩かされて & 運命の恋 〜燕子花の天使に魅せられて

波木真帆

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運命の恋 〜燕子花の天使に魅せられて※

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私の名は天ヶ瀬あまがせ千尋ちひろ。33歳。
天ヶ瀬コンツェルンの御曹司で、今は社長である父の下で専務取締役として働いているが、来月、会長である祖父の退任により晴れて社長の座につくことが決定している。

その上、父は自分が会長になった暁には全ての権限を私に譲りたいと言っているから、実質私がこの天ヶ瀬コンツェルンの総帥ということに落ち着くのだろう。


さて、そんな我が天ヶ瀬コンツェルン所有の絵画【燕子花】を国立美術館創立100周年記念イベントのメインとして貸していただけないかと打診があったのは数ヶ月前。

この絵は世界的に有名なフランスの画家が遺作として残した三部作のうちの一枚で、我が家の高祖父が紆余曲折を経て手に入れた天ヶ瀬あまがせ家の紛れもない家宝だ。

本来ならば屋敷から出すことはないのだが、今回はたっての頼みで絵画鑑定士や絵画修復師、国立美術館主任学芸員など絵画のスペシャリストたちに必ず現状通りの返却を約束させ、今回のみ貸与に応じたのだ。

そして記念イベント当日、招待客のみの時間を見計らって美術館へと足を運んだその時、私は運命に出会った。



【燕子花】を前に微動だにせず、天使のような笑顔で微笑みながら絵を見つめ続けていた彼こそが私の運命だったのだ。
すぐにでも彼のそばに近づき、彼と言葉を交わしたい。
だが、あれほど真剣に絵を見ている彼を邪魔するわけにはいかない。
あの場から離れようとした時が勝負だ。

緊張と期待に胸を高鳴らせながら、その時を待っているとタイミングの悪いことに上着の内ポケットの中でスマホが震えているのに気づいた。

チッと心の中で舌打ちをしながらスマホを取り出すと画面表示には天ヶ瀬コンツェルンの現会長である祖父の名前があった。
流石にこれをスルーするわけにはいかないと仕方なくその場を離れた。

彼のことが気になりながらもなかなか電話を切ることができず、ようやく終わったときには数十分が経ってしまっていた。
その間に館内で何やら騒ぎが起こったようで静寂な美術館にはまだ騒めきが残っていた。

私はその騒めきに目を向けることもなく急いで彼がいた場所に戻ると既に彼の姿はなく、あの【燕子花】の絵だけが私を見下ろしていた。

ようやく私の運命の相手に巡り会えたと思ったのに……。

愕然と膝から落ちそうになったその時、

「さっきの倒れた爺さん、どこかでみた気がするんだよな」
「それよりもあの付き添いの子。めっちゃ可愛くなかったか?」
「ああ、確かに。男には勿体無いくらいの美人だったよな」
「あれ、孫かなんかかな?」
「いや、違うだろ。一緒に乗って行かなかったし……」
「一人で美術館なんかに来てたんなら誘えばよかったよな」
「なんだよ、お前。ソッチ?」
「いや、そういうわけじゃないけどさ。あの子は何ていうか、めっちゃエロくなかった?」
「ははっ。確かにな。あれは男でもクラッといくな」
「だろっ?」

下世話な話をしながら男たちが通り過ぎていくのをみて、絶対にあの子のことだと思った。

「おい、君たち!」

私は男たちに声をかけ、その子がどこにいるのかを尋ねたが、彼は入り口近くで蹲っていた老人に話しかけ、テキパキと救急車を呼び救急隊員と対応してその場を去っていったからもうこの館内にはいないだろうと言われてしまった。

私は急いで美術館を出て辺りを探し回ったものの、どこにも姿は見えなかった。

くそっ。あの時電話さえ来なければな……そう思ったが終わったことは仕方がない。
とりあえず彼の素性を調べることが先決だ。

この時間に館内に入れるのは招待客の中でも特にV.I.Pのみ。
そこまで数が多くないのだからすぐにわかるだろう。

今回の記念イベントの主催者から無理を言ってV.I.Pの招待客リストを手に入れ、照合を行った結果、彼は朝倉グループの子息だとわかった。

彼は今年の春に大学を卒業したばかりの23歳。
歳の離れた長男が既に朝倉グループ内で次期社長として父親の元で働いており、彼もまたグループ内の部署に入社している。

ふむ。
これなら彼を我が社に引き抜いても問題はなさそうだな。

「おい、遠山とおやま。彼に接触するぞ」

「お待ちください、千尋さま。今、ユウさまから追加の報告が届きました」

「なに? 見せてみろっ!」

ユウは私の最も信頼する調査員。
調査料は相場よりもとんでもなく高いが、こちらが満足いく情報を提供してくれる有能な調査員だ。
彼が提供する情報に間違いなど一切あり得ない。

その彼の追加報告にとんでもない記載があった。

<⚪︎月⚪︎日午後0時。レヴォントゥレットホテル東京 和食レストラン『花雪』にてヴィジュレグループ令嬢 花柳はなやぎ紗良さらと見合い予定>

「見合いってどういうことだ? そんな話、なんで突然……」

2枚目の報告にはその見合いに関する詳細が書かれていた。
先日、彼が美術館で助けた人物こそがヴィジュレグループの会長だった。
会長はひと目見て彼を気に入り、孫の婿にと朝倉グループに話を持ちかけたらしい。

あれほど心優しく中身も外見も美しい彼なら気に入っても仕方ないのだろうが、私のものにするはずの予定の彼を目前で奪われるわけにはいかない。

流石にどうしようかと思っていると、追加項目の欄を見て驚いた。

「まさか……彼が、ゲイ?」

そう。
彼は私と同じゲイだったのだ。
高校時代まで遡って調査した結果、彼が同級生に告白したという事実が出てきたらしい。
そいつは彼に告白されたくせに罵詈雑言を投げかけこっぴどくフったのだ。
手を出さなかったのはよかったが、彼の心に深い傷を与えたことは後で制裁してやろうか。

彼がゲイなら、見合いをしても断るのではと安堵したのだが、いや、優しい彼のことだ。
あれだけ父親が乗り気になっているのを断ることはないだろう。
きっと自分の気持ちに蓋をして……。

私はユウに追加調査を依頼し、彼の動向を逐一報告するように頼んだ。

それから数日後、ユウからメッセージが入った。

彼が新宿二丁目のBARにいくことを計画していると。
私は慌ててユウが指示した店へと向かった。

大急ぎで向かった店は奇しくも私もよく行く馴染みの店。
ここは一見普通のBARだが、一夜限りの恋愛を求める者が集まることでその手のものには有名な店だ。

この店に彼が向かったということは、おそらく彼は今日の相手を探している、もしくはこの店で待ち合わせをしているかのどちらかだろう。

近くで様子を見ながら店を張り込んでいると、緊張した面持ちで店に入ろうか悩んでいる彼の姿を見つけた。
意を決した表情で店に近づくのを見計らって急いで後をつけた。

彼には重い扉を必死に開けているのをそっと助けると、彼は驚いた表情で振り返った。

私の顔を見て一瞬にして顔を赤らめたから少しは脈があると思ってもいいのだろうか。

店の扉が開いた瞬間、店にいた者全ての視線が彼に釘付けになっていたことに彼は気づいていないだろう。
私はそいつらにこの子は私のものだと威嚇の視線をぶつけ、彼を言葉巧みに誘導しカウンター席の一番奥に座らせた。

BARにきたのが初めてだと話す彼に、甘い口当たりのそこまでアルコール度数も高くないカクテルを注文してやると彼は美味しそうにそれをあっという間に飲み干した。

続け様に2杯飲み干してしまったところで、あっという間に酔ってしまったのだろう。
見た目通り酒はあまり強くないようだ。

彼に何かあったのかと促すと、

明日、親が決めた見合いがあるが自分は男が好きなのだと。
それでも見合いを断ることができず、ならばその前に一度だけでいいから誰かに愛されたいのだと。

そう机に突っ伏しながら、彼は思いを打ち明けてくれた。

愛されたいのなら、私がとことん愛してやる。
そして、もう私しか見えないようにしてやろう。

私は巡ってきた幸運を逃さないように急いでBARから連れ出した。

少し足元の覚束ない彼の腰を抱き、車に乗せ連れて行ったのは明日見合い予定のレヴォントゥレットホテル東京。

ここには我が天ヶ瀬家がいつでも泊まれる専用の部屋が用意されている。
ホテル玄関で降り立つとすぐにコンシェルジュの桐島きりしまが駆け寄ってきた。

挨拶をしようとする彼に、自分の口に人差し指を当てシーっと促すと桐島はすぐに意図に気づいたのか、黙ったまま頭を下げた。

私は隣に立つ彼を抱き寄せ、そのままエレベーターに乗り込み自分の部屋へと連れ込んだ。

一分一秒も惜しくてそのまま寝室に連れ込むと、彼はお風呂にと言ったがそんな勿体無いことはできない。

彼のありのままの姿を味わいたいのだ。

私は躊躇う彼をベッドに押し倒し、そのまま唇を奪った。
彼の柔らかな唇は蕩けるように甘く、優しく唇を食むとそのまま溶けてしまいそうだ。

キスに慣れていないのか、私にされるがままになっている彼を愛おしく思いながら、息苦しさに彼が唇を開いた一瞬の隙を逃さずに自分の舌を入れた。

甘く蕩けるような唾液にはほんのりと桃の香りが混じっていてそれがさらに私の興奮を高めた。
貪るように舌に絡みつき、吸い付いていると彼のシャツの胸部分がぷっくりと膨らんでいることに気づいた。
裾からそっと手を入れ、胸に触れると彼の乳首はすでにビンビンに勃ち上がっていて、指で弾いただけで可愛らしい声を上げ、ビクビクと身体を震わせた。

彼の感度の良さに嬉しい誤算だと思いながら、唇を離すとトロンとした目で私を見つめてくる。

ああ、この恍惚とした表情が男を狂わせる。
この子は天性の小悪魔なのかもしれないな。

それなのにキスも初めてだと話す彼に優しくすると約束して、服に手をかけた。
脱がせながら彼に名前を聞くと、『朝倉あさくら奏多かなた』だと教えてくれた。
調査した時点で知ってはいたが、やはり本人から教えてもらうのは嬉しい。
しかも、本名を教えてくれたことが信頼されている気がしてさらに嬉しかった。

私の方はまだ知られるわけにはいかない。
全てを整えるまではただの男でいたい。

私は『千尋ちひろ』と名乗った。

奏多は嬉しそうに私の名を呼び、私が奏多のことが好きだよと言ったことに嬉しいと喜んでくれた。

奏多が私に好意を持ってくれたことに喜びながら、裸になった奏多をもう一度ベッドに押し倒した。
キスと指先でいじっただけでぷっくりと美味しそうに膨らんだ奏多の乳首を口に含み舌で転がすと、奏多は気持ちよさそうな声を上げた。

しかし、ハッとした表情の後、口を抑え声を我慢し始めた。

なぜ我慢するんだ……。
奏多が私の愛撫で気持ちよさそうに声を上げるのが見たいのに……。

そういうと、奏多はホッとした表情を浮かべそっと手を離した。
これで快感に満ちた奏多の声が聞こえると嬉しくなりながら、舌先で乳首を転がし、もう片方の乳首を指で弄るとその度に奏多はまるで鶯の鳴き声のように綺麗な声を奏でていた。

さらに乳首への愛撫を続けると、奏多は両足をモジモジと擦り始めた。

ふふっ。我慢できなくなったか……。
ああ、実に愛らしい。

見れば奏多の下着の中心は濡れて色を濃くしている。

私はさっと奏多の下着を剥ぎ取ると、奏多の慎ましやかな可愛らしいモノがぴょこんと天を向いて勃っていた。

片手で十分におさまる奏多のモノに触れ擦ってやると、声も出せないほど気持ちがいいようだ。
もっと気持ち良くさせてやろうと、奏多のモノを口に含むと汗と奏多の蜜とでなんとも芳しい匂いが鼻腔をくすぐる。

ああ、やはり風呂になど入れなくてよかった。

奏多のモノを味わい尽くすように私の大きな舌で包み込みながら口を窄めると、奏多はあまりの気持ちよさに自らも腰を振りながら、可愛い声をあげ、そのまま私の口の中に蜜を放った。

ひとりでやってもいなかったのだろう。
濃くねっとりとした蜜は決してうまいとは言えないが、奏多の出したモノだと思うだけでこの上ない極上の味に感じられた。

奏多は私が蜜を飲み干したことに驚いていたが出すことなんて勿体無いことするわけがない。
奏多のモノは唾液一滴さえも全て私のものだ。

奏多も一度放って少しは私に慣れたことだろう。
今度は二人で気持ち良くなろうと声をかけ、奏多の手を取り、自分の昂りに触れさせた。

おそらく勃ち上がった男のモノを自分の目で見るのは初めてだろう。
奏多にとってはこれから先も私のモノしか見る機会などないのだぞ。
じっくりと可愛がってほしくて、私は奏多に見せつけるように下着を脱いで見せた。

運命の相手だからだろうか。
私が知っているよりもさらに大きく昂っている私のモノは凶悪なほどに天を向いて聳り立っている。

流石に怖がるだろうかと思ったが、奏多は初めて見る男のモノに興味津々の様子だ。
これならイケるだろうと、ベッドの横に常備しているローションを手に取った。

初めて見るものに不安そうな表情を見せる奏多に傷つけないためのものだからと説明をして、もう一度奏多をベッドに寝かせた。

まずは前に触れて意識を逸らしながら、ゆっくりと後孔に触れる。
入り口だけほんの少し柔らかいのはきっと洗浄しておいてくれていたのだろう。
中はまだ硬く閉ざされたままだ。

媚薬が少量入ったローションを指に纏い、プツリと中に挿入ると、温かな肉襞が指に吸い付いてくる。
これは相当の名器だな。

中をかき混ぜながら少しずつ奥に進み、奏多の反応も見ながら指を増やすと、ある一点を掠った瞬間、奏多の小さな身体がピクリと跳ねた。

ああ、ここが奏多の良いところか。

そこを重点的に攻め立て、奏多が

「も、う……、だめっ……ち、ひろ……さん、いれ、てぇ……」

とねだった瞬間、私は限界を迎えた。
それでもなけなしの理性を総動員して、奏多を怖がらせないようにキスをしてからとんでもなく大きく昂ったモノにローションを纏わせ、奏多の後孔にあてがった。
クチュクチュと数回擦ると、奏多の後孔に吸い込まれるようにグチュリと先端が挿入った。

先端だけでもとんでもない快感が襲ってくる。
これ、全部挿入たらどうなるのか……想像がつかない。

奏多に力を抜くように声をかけ、フッと弱まった瞬間ググッと中に押し込んだ。

中の肉襞をゆっくりと拡げながら時間をかけゆっくりと全てを埋め切った。
おそらく奏多のへそ辺りまで埋め込まれているだろう。
この小さな身体でよく頑張ったなと思いながら、ゆっくりと腰を動かしていく。

今までのsexはなんだったんだろうと思うほど奏多の中は恐ろしく気持ちがいい。
もう私は奏多でなければイクことはできないだろうなと感じさせられるほどの快感に襲われていた。

身体の相性がいいなどというが、奏多とは相性がいいどころの騒ぎではない。
奏多の身体には私しか合わないと思えるほどにピッタリとハマっている。

「ああ、奏多……奏多……最高だ! 奏多……愛してる。絶対に手離さないから……」

私は必死の思いを告げながら獣のように腰を振り続けた。

初めてだというのに、奏多は前に触れることもなく後ろだけで絶頂を迎えた。
ピクピクと身体を震わせながら、腹や胸に蜜を吐き出したその淫らな姿に私もとうとう限界をこえ、奏多の最奥に思いっきり蜜を叩きつけた。

今まで出したこともないほど大量の蜜が噴き出ているのを感じながら、私は幸せに満ち足りた気分で奏多の後孔から引き抜いた。

私の大きさにポッカリと拡がった後孔から、トロリと濃い蜜が流れ落ちてくる。

そのあまりにもエロい光景に今出したばかりの私のモノはあっという間に大きく昂り、疲れ果てて寝てしまった奏多に申し訳ないと思いながらもう一度後孔に突き入れた。

自分の出したモノでグチュグチュといやらしい音を立てる奏多の後孔に興奮が止まらず、それから3度奏多の最奥に蜜を放った。
ぐったりと意識を失い、身動きひとつできなくなった奏多の姿を見て我に返った私は急いで奏多を風呂に連れて行き、シャワーで身を清めた。

別の寝室へ奏多を運び、ガウンを着せようとして奏多の身体中にキスマークが大量に点在しているのを見つけ、私は自分がどれほど理性を失っていたかを知った。

今までこんなことは一度もなかった。
いや、それどころか同じ相手に2度もヤることもあり得ないことだ。
ましてやキスマークをつけるなどもってのほか。

大量のキスマークが私の執着と独占欲を表していることに気づき、私はもう絶対に奏多なしではいられないことを悟った。

そうと決まれば、話は早い。
時計を見ればもうすでに7時を回っていた。
これなら連絡しても問題ないだろう。

私は急いで朝倉グループ社長でもある奏多の父親に連絡を入れた。
そして資本提携の話を持ちかけると最初は訝しんだものの、奏多に恩があると話すと一気に機嫌を良くし、私の提案に乗ると言ってくれた。

奏多に私の会社に役員待遇で引き抜きたい、もし、それが無理なら今の話はなしでというと奏多の父親はそんなことなら喜んでと了承してくれた。

これで見合いの話自体なくなったはずだ。
ヴィジュレグループは奏多を孫の婿にし後を継がせるつもりだったのだからな。

奏多に執着されても困る。
見合い相手の孫の方にも餌を撒いておくか。

私は秘書の遠山に連絡を入れ、適当な相手を見繕ってヴィジュレグループ会長に孫の縁談を持ちかけさせた。
いくら奏多を気に入ったとはいえ、天ヶ瀬コンツェルンからの縁談を断りなど絶対にしない。

私は自分の支度を終え全ての準備を整えてから、コンシェルジュに奏多のサイズのスーツを用意させた。
それを奏多の眠る部屋に用意して手紙をおいておいた。

初めて交わった日の朝くらい一緒にいたかったが、これから一緒に過ごすために必要なことだ。
私は疲れて眠る奏多の頬にキスをして、起こさないように部屋を出た。

その足で父の元へ向かい、全てのことを話して奏多とのことを了承してもらい、急いで先ほどのレヴォントゥレットホテル東京へ戻った。

慌ただしくロビーへと駆け入ると、奏多を見つけた。
情事を終えたばかりだとわかる色香を漂わせながら、気怠い雰囲気を身に纏った奏多を見て、周りの狼どもがいつ声をかけに行こうかと狙っている。

それを蹴散らすように奏多の名を呼んだ。

周りに威嚇しながら、奏多のそばへ駆け寄ると奏多は寂しかったのか私の名を呼びながら抱きついてくれた。

一人にしてしまったことを謝りながら、これからはずっと一緒だと話すと最初はよくわからなさそうだったが、これからじっくりと教えればいい。

私は奏多に心からの愛の言葉を叫びながら、しばらくの間抱き締め続けていた。
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