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もっと快楽を教えてやろう※
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「突然後宮を出ていけなんてどういうことですか?!!」
「私たちは陛下に愛されていたのに!!」
「そんなの納得できません!!!」
「陛下に直接お話をさせてください!!!」
「陛下!! 陛下!!」
騒いでいるのは後宮にいたΩたちか?
あんな奴らを抑えつけられないとは宰相たちはなにをしているんだ!!
くそっ!
後宮から速やかに出るようにと言っておいたのに騒ぎを起こすなどどういうつもりだ!
「哉藍……どういう、こと……? ハーレム、って……愛されてたって……」
「違うのだ、瑞季! 話を聞いてくれ!」
先ほどまで私を愛しい瞳で見つめてくれていたというのに……。
今はその美しい瞳に涙を潤ませている瑞季をみて胸が痛くなる。
「哉藍には私以外にも番がいらっしゃるのですか……?」
「瑞季! 私には其方だけだと言ったではないか! 私が信じられぬか?」
「ふぇっ……ご、ごめん、なさい……でも、私は……」
「ああ、瑞季。大きな声を出したりして悪かった。許してくれ」
「哉藍……」
ぽろりと涙をこぼしながらも私を信じようとして必死に頷く瑞季の健気な姿に私は胸を打たれた。
こんなにも愛おしい瑞季にこのような辛い思いをさせてしまうとは、なんという失態。
「いいか、瑞季よく聞いてくれ。私はこれまで誰の匂いを感じることもできなかったのだ。後宮は確かに存在していたが、後継を心配した周りの者が勝手に集めただけで私は誰にも一度も触れてはおらぬ。それはこの天宮にいる全ての者が証言できるだろう。私は瑞季と会って初めて匂いを感じることができたのだ。だから、私には瑞季こそが運命の番」
「初めて……匂いを……。じゃあ私と同じなのですね、哉藍も」
「ああ、そうだ。我々はお互いにしか匂いを感じぬ。だからこそ、これほどまでに愛おしく離れ難いのだ」
「哉藍……」
ようやく瑞季に笑顔が溢れた。
ああ、よかった。信じてもらえて本当によかった。
私は瑞季を胸に抱き、幸せを噛み締めた。
だが、私にはやらなければいけないことが残っている。
それは未だ外で騒いでいるΩたちへの制裁だ。
1億という破格の謝礼金を渡し、出ていくようにと通達したにもかかわらず、この私の自室にまで乗り込んでくるあさましい奴ら。
しかも私に愛されていたなどと嘘八百を並べたて、あろうことか瑞季の耳に入れてしまった。
この罪は重い。
もしかしたら瑞季を失うことになっていたかもしれない、奴らのこの行動はどうにもこうにも許せることではない。
もう謝礼など出すものか。
そんなに愛されたいのなら、お前たちがいっぱい愛されるところへ行かせてやろう。
私は優しいからな。
とはいえ、今私がすぐに瑞季の元を離れれば、瑞季は不安になるだろう。
いくら騒いでも勝手に中に入ることはない。
それをしたが最後、周りにいるもの皆処刑が待っているのだ。
宰相たちもそれは必死に止めていることだろう。
私はまず瑞季を安心させることにした。
外で騒いでいようとも、瑞季には聞こえなくすればいい。
「瑞季、愛しているよ……私には其方の美しい声以外は何も聞こえない。
其方の可愛らしい嬌声を私に聞かせてくれないか?」
「せ、せいら――んんっ、ああ……っ」
私は先ほどの続きとばかりに瑞季のなめらかな肌に触れながら、蜜壺に指を這わせた。
昨日の名残かまだ柔らかい蜜壺に指をプツリと挿し入れると、熱くてトロトロとした愛液が私の指に吸い付いてくる。
あっという間に3本も飲み込んだ蜜壺はぐっしょりと濡れ、私の昂りが挿入ってくるのを待ち侘びているようだ。
「せいら……ん、は、やくぅ……」
「ああ、これが欲しいのだろう?」
私は瑞季に見せつけるように大きな昂りを上下に扱いて見せると、瑞季は恍惚とした表情でそれを見つめた。
「い、じわる……しないで……、ここに……いれてぇ……」
涙を潤ませ、トロトロとした愛液を滴らせながらヒクヒクと収縮する蜜壺を見せてくる。
「くぅ――っ!!」
焦らしていたはずの私が逆に煽られてしまう。
瑞季の煽りに何倍にも大きく昂ったモノを蜜壺にググッと押し込むと、グチュン!! と大きな音を立てて瑞季の蜜壺に吸い込まれていった。
「ああぁぁーーっ!!」
瑞季は可愛い声を上げながら、気持ちよさそうに蜜をピュルピュルと弾けさせた。
その可愛い姿に私が腰を動かすと、
「せ、いらん……ああっ、きもちいぃ……っ、ああ、もっとぉ……」
と強請ってくる。
ふふっ。
このお強請りが愛おしくてたまらないのだ。
番に強請られるのがこんなにも嬉しいとは知らなかったな。
瑞季に教えてもらうことばかりだ。
ならば、私は瑞季にもっと快楽を教えてやろう。
私は思いっきり瑞季の奥を何度も何度も擦り、蜜壺の最奥に精液を叩きつけた。
昨夜の疲れが残っていたのだろう、瑞季の奥に三度精液を浴びせてやった時には瑞季は可愛らしい瞳を閉じ、意識を失っていた。
よし、これでいい。
瑞季の意識が戻るまでには、あの騒ぎを起こしたΩどもは全て処分してやるのだ。
私は瑞季の身体を軽く清め、私の夜着を着せベッドに寝かせた。
すぐに戻ってくるからなと瑞季の髪にそっと口づけを贈り、皇帝の衣装に身を包んで部屋の外へ出た。
「私たちは陛下に愛されていたのに!!」
「そんなの納得できません!!!」
「陛下に直接お話をさせてください!!!」
「陛下!! 陛下!!」
騒いでいるのは後宮にいたΩたちか?
あんな奴らを抑えつけられないとは宰相たちはなにをしているんだ!!
くそっ!
後宮から速やかに出るようにと言っておいたのに騒ぎを起こすなどどういうつもりだ!
「哉藍……どういう、こと……? ハーレム、って……愛されてたって……」
「違うのだ、瑞季! 話を聞いてくれ!」
先ほどまで私を愛しい瞳で見つめてくれていたというのに……。
今はその美しい瞳に涙を潤ませている瑞季をみて胸が痛くなる。
「哉藍には私以外にも番がいらっしゃるのですか……?」
「瑞季! 私には其方だけだと言ったではないか! 私が信じられぬか?」
「ふぇっ……ご、ごめん、なさい……でも、私は……」
「ああ、瑞季。大きな声を出したりして悪かった。許してくれ」
「哉藍……」
ぽろりと涙をこぼしながらも私を信じようとして必死に頷く瑞季の健気な姿に私は胸を打たれた。
こんなにも愛おしい瑞季にこのような辛い思いをさせてしまうとは、なんという失態。
「いいか、瑞季よく聞いてくれ。私はこれまで誰の匂いを感じることもできなかったのだ。後宮は確かに存在していたが、後継を心配した周りの者が勝手に集めただけで私は誰にも一度も触れてはおらぬ。それはこの天宮にいる全ての者が証言できるだろう。私は瑞季と会って初めて匂いを感じることができたのだ。だから、私には瑞季こそが運命の番」
「初めて……匂いを……。じゃあ私と同じなのですね、哉藍も」
「ああ、そうだ。我々はお互いにしか匂いを感じぬ。だからこそ、これほどまでに愛おしく離れ難いのだ」
「哉藍……」
ようやく瑞季に笑顔が溢れた。
ああ、よかった。信じてもらえて本当によかった。
私は瑞季を胸に抱き、幸せを噛み締めた。
だが、私にはやらなければいけないことが残っている。
それは未だ外で騒いでいるΩたちへの制裁だ。
1億という破格の謝礼金を渡し、出ていくようにと通達したにもかかわらず、この私の自室にまで乗り込んでくるあさましい奴ら。
しかも私に愛されていたなどと嘘八百を並べたて、あろうことか瑞季の耳に入れてしまった。
この罪は重い。
もしかしたら瑞季を失うことになっていたかもしれない、奴らのこの行動はどうにもこうにも許せることではない。
もう謝礼など出すものか。
そんなに愛されたいのなら、お前たちがいっぱい愛されるところへ行かせてやろう。
私は優しいからな。
とはいえ、今私がすぐに瑞季の元を離れれば、瑞季は不安になるだろう。
いくら騒いでも勝手に中に入ることはない。
それをしたが最後、周りにいるもの皆処刑が待っているのだ。
宰相たちもそれは必死に止めていることだろう。
私はまず瑞季を安心させることにした。
外で騒いでいようとも、瑞季には聞こえなくすればいい。
「瑞季、愛しているよ……私には其方の美しい声以外は何も聞こえない。
其方の可愛らしい嬌声を私に聞かせてくれないか?」
「せ、せいら――んんっ、ああ……っ」
私は先ほどの続きとばかりに瑞季のなめらかな肌に触れながら、蜜壺に指を這わせた。
昨日の名残かまだ柔らかい蜜壺に指をプツリと挿し入れると、熱くてトロトロとした愛液が私の指に吸い付いてくる。
あっという間に3本も飲み込んだ蜜壺はぐっしょりと濡れ、私の昂りが挿入ってくるのを待ち侘びているようだ。
「せいら……ん、は、やくぅ……」
「ああ、これが欲しいのだろう?」
私は瑞季に見せつけるように大きな昂りを上下に扱いて見せると、瑞季は恍惚とした表情でそれを見つめた。
「い、じわる……しないで……、ここに……いれてぇ……」
涙を潤ませ、トロトロとした愛液を滴らせながらヒクヒクと収縮する蜜壺を見せてくる。
「くぅ――っ!!」
焦らしていたはずの私が逆に煽られてしまう。
瑞季の煽りに何倍にも大きく昂ったモノを蜜壺にググッと押し込むと、グチュン!! と大きな音を立てて瑞季の蜜壺に吸い込まれていった。
「ああぁぁーーっ!!」
瑞季は可愛い声を上げながら、気持ちよさそうに蜜をピュルピュルと弾けさせた。
その可愛い姿に私が腰を動かすと、
「せ、いらん……ああっ、きもちいぃ……っ、ああ、もっとぉ……」
と強請ってくる。
ふふっ。
このお強請りが愛おしくてたまらないのだ。
番に強請られるのがこんなにも嬉しいとは知らなかったな。
瑞季に教えてもらうことばかりだ。
ならば、私は瑞季にもっと快楽を教えてやろう。
私は思いっきり瑞季の奥を何度も何度も擦り、蜜壺の最奥に精液を叩きつけた。
昨夜の疲れが残っていたのだろう、瑞季の奥に三度精液を浴びせてやった時には瑞季は可愛らしい瞳を閉じ、意識を失っていた。
よし、これでいい。
瑞季の意識が戻るまでには、あの騒ぎを起こしたΩどもは全て処分してやるのだ。
私は瑞季の身体を軽く清め、私の夜着を着せベッドに寝かせた。
すぐに戻ってくるからなと瑞季の髪にそっと口づけを贈り、皇帝の衣装に身を包んで部屋の外へ出た。
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