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番外編
俺の可愛いメイド <中編>
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リオが可愛過ぎて前後編では終わりませんでした(汗)
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「美味しいミルク入れましたよー」
「あ、ああ。ありがとう」
お礼を言ったが、目をキラキラと輝かせて俺を見つめたまま動かない。何か期待しているように見えるが、まさかキスをねだっている? ここのカフェはそんなこともできるのか?
リオくんの可愛いプルプルの唇が俺を誘っている気がして、ゴクリと息を呑んだ瞬間、
「リオのコーヒー、飲まないですか?」
と悲しげな声が聞こえてきた。
「えっ? あ、いや。飲むよ。いただきます」
焦りながらミルクの入ったアイスコーヒーのグラスを持ち、ストローで一気に半分ほど飲んだ。よく通っていたコーヒー専門店のコーヒーよりも香りも味も良くて驚いた。
「ん! リオくんがミルクを入れてくれたからいつものコーヒーよりもずっと美味しいよ」
「旦那さまに喜んでもらえてよかったぁ……っ」
リオくんのホッとした、嬉しそうな笑顔を見て、さっきのは俺がコーヒーを飲むのを待っていたんだと悟った。
それを俺はキスのおねだりだと勘違いして……恥ずかしい。こんなに純粋な子がキスをねだるなんてあるわけないのにな。
リオくんがホッとしたようにジュースに口をつけた隙に、俺はそっと周りに視線を向けた。
メイドを選んだ時はリオくんしか見えなくて気づいてなかったが、ここのメイドは全員可愛い男の子みたいだ。
可愛い顔をしているし、ふわふわのメイド服を着ていることもあって初見ではわからなかったが、膝に乗った時にすぐにリオくんが男の子だとわかった。骨格が男の子のそれだったからだ。
それでも全然構わないと思っていたし、女にはあまり興味もなかったから自然と男の子であるリオくんに惹かれて選んだのだろうと思っていたが、綾城と悠木のメイドも男の子だとわかれば話は変わってくる。俺は自分の意思でリオくんを選んだんだ。今までそんなこと一度もなかったのに……。
俺の腕の中で美味しそうにジュースを飲むリオくんが愛おしくてたまらない。俺はこの子をもう手放したくないと思ってしまっている。
コーヒーを飲み終わるとこの楽しい時間が終わってしまう気がして、一気に半分も飲み干してしまった過去の自分を呪いながら、ちびちびとコーヒーに口をつけていると、
「旦那さまー。お腹は空いてませんか?」
とリオくんに可愛い声で尋ねられる。
「ここは食事もあるのかな?」
「はい! 萌え萌えオムライスと、萌え萌えハンバーグと、萌え萌えスパゲッティーがあります! どれがいいですか?」
「そうだな……」
可愛いメイドと一緒に食べられるのがメインできっと料理のクオリティは低そうだが、リオくんと過ごす時間が長くなるならいいか。
「リオくんは何が好き?」
「リオはオムライスが好きです」
「じゃあ、オムライスにしようかな。頼める?」
「はーい!」
元気よく返事をしたかと思うと、ピョンと俺の膝から下りて、
「リオの旦那さまに萌え萌えオムライスひとつ、お願いしま~す!!」
と言いながら駆け出していった。
その姿がとてつもなく可愛いが、膝からいなくなってリオくんの温もりだけが残り寂しさが募る。
すると、少し離れた綾城と悠木のところからもメイドたちが
「ケイトの旦那さまに萌え萌えハンバーグ~」
「ソラの旦那さまに萌え萌えスパゲッティー~」
と言いながら駆け出していくのが見えた。
どうやらあいつらもメイドたちと過ごす時間を選んだようだな。俺たちは揃いも揃って可愛いメイドにハマってしまったようだ。
それからすぐにリオくんが大きなお皿を両手で持ってこちらにやってきた。
「うんしょ、うんしょ」
と掛け声でもつきそうなほど一生懸命に運ぶ姿に頑張れ! と応援したくなる。
さっき転びそうになったから余計に慎重なんだろう。
コトっとテーブルに料理皿を無事に置けた時、リオくんは嬉しそうに笑っていた。
「リオくん、ありがとう。美味しそうだね! じゃあ、一緒に食べようか」
「あ、ちょっと待っててください!」
リオくんは急いでさっきの場所に戻っていった。
目の前には形の整ったチキンライスに、見るだけでわかる柔らかそうなオムレツが乗っていて、チキンライスの周りにはデミグラスソースがかかっていてなんとも美味しそう。クオリティが低そうと思っていたのが申し訳ないくらいだ。
「旦那さま、お待たせしました~!」
笑顔で戻ってきたリオくんが胸に抱えて持ってきたのは大きなケチャップのボトル。
「さぁ、旦那さま。オムレツをナイフで切ってください!」
「ああ、わかった」
スーッとオムレツに切れ目を入れるととろとろの卵がチキンライスにかかる。これだけで十分美味しそうだ。
「これにリオがもっとおいしくなる魔法をかけますね。えーい。リオのハートで美味しくなーれ。大好き、大好き、萌え萌えキュン♡」
リオくんは持っていたケチャップで大きなハートを書きながら、そんな可愛い声かけをしてくれた。
くはっ。可愛過ぎてやばすぎる。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
* * *
「美味しいミルク入れましたよー」
「あ、ああ。ありがとう」
お礼を言ったが、目をキラキラと輝かせて俺を見つめたまま動かない。何か期待しているように見えるが、まさかキスをねだっている? ここのカフェはそんなこともできるのか?
リオくんの可愛いプルプルの唇が俺を誘っている気がして、ゴクリと息を呑んだ瞬間、
「リオのコーヒー、飲まないですか?」
と悲しげな声が聞こえてきた。
「えっ? あ、いや。飲むよ。いただきます」
焦りながらミルクの入ったアイスコーヒーのグラスを持ち、ストローで一気に半分ほど飲んだ。よく通っていたコーヒー専門店のコーヒーよりも香りも味も良くて驚いた。
「ん! リオくんがミルクを入れてくれたからいつものコーヒーよりもずっと美味しいよ」
「旦那さまに喜んでもらえてよかったぁ……っ」
リオくんのホッとした、嬉しそうな笑顔を見て、さっきのは俺がコーヒーを飲むのを待っていたんだと悟った。
それを俺はキスのおねだりだと勘違いして……恥ずかしい。こんなに純粋な子がキスをねだるなんてあるわけないのにな。
リオくんがホッとしたようにジュースに口をつけた隙に、俺はそっと周りに視線を向けた。
メイドを選んだ時はリオくんしか見えなくて気づいてなかったが、ここのメイドは全員可愛い男の子みたいだ。
可愛い顔をしているし、ふわふわのメイド服を着ていることもあって初見ではわからなかったが、膝に乗った時にすぐにリオくんが男の子だとわかった。骨格が男の子のそれだったからだ。
それでも全然構わないと思っていたし、女にはあまり興味もなかったから自然と男の子であるリオくんに惹かれて選んだのだろうと思っていたが、綾城と悠木のメイドも男の子だとわかれば話は変わってくる。俺は自分の意思でリオくんを選んだんだ。今までそんなこと一度もなかったのに……。
俺の腕の中で美味しそうにジュースを飲むリオくんが愛おしくてたまらない。俺はこの子をもう手放したくないと思ってしまっている。
コーヒーを飲み終わるとこの楽しい時間が終わってしまう気がして、一気に半分も飲み干してしまった過去の自分を呪いながら、ちびちびとコーヒーに口をつけていると、
「旦那さまー。お腹は空いてませんか?」
とリオくんに可愛い声で尋ねられる。
「ここは食事もあるのかな?」
「はい! 萌え萌えオムライスと、萌え萌えハンバーグと、萌え萌えスパゲッティーがあります! どれがいいですか?」
「そうだな……」
可愛いメイドと一緒に食べられるのがメインできっと料理のクオリティは低そうだが、リオくんと過ごす時間が長くなるならいいか。
「リオくんは何が好き?」
「リオはオムライスが好きです」
「じゃあ、オムライスにしようかな。頼める?」
「はーい!」
元気よく返事をしたかと思うと、ピョンと俺の膝から下りて、
「リオの旦那さまに萌え萌えオムライスひとつ、お願いしま~す!!」
と言いながら駆け出していった。
その姿がとてつもなく可愛いが、膝からいなくなってリオくんの温もりだけが残り寂しさが募る。
すると、少し離れた綾城と悠木のところからもメイドたちが
「ケイトの旦那さまに萌え萌えハンバーグ~」
「ソラの旦那さまに萌え萌えスパゲッティー~」
と言いながら駆け出していくのが見えた。
どうやらあいつらもメイドたちと過ごす時間を選んだようだな。俺たちは揃いも揃って可愛いメイドにハマってしまったようだ。
それからすぐにリオくんが大きなお皿を両手で持ってこちらにやってきた。
「うんしょ、うんしょ」
と掛け声でもつきそうなほど一生懸命に運ぶ姿に頑張れ! と応援したくなる。
さっき転びそうになったから余計に慎重なんだろう。
コトっとテーブルに料理皿を無事に置けた時、リオくんは嬉しそうに笑っていた。
「リオくん、ありがとう。美味しそうだね! じゃあ、一緒に食べようか」
「あ、ちょっと待っててください!」
リオくんは急いでさっきの場所に戻っていった。
目の前には形の整ったチキンライスに、見るだけでわかる柔らかそうなオムレツが乗っていて、チキンライスの周りにはデミグラスソースがかかっていてなんとも美味しそう。クオリティが低そうと思っていたのが申し訳ないくらいだ。
「旦那さま、お待たせしました~!」
笑顔で戻ってきたリオくんが胸に抱えて持ってきたのは大きなケチャップのボトル。
「さぁ、旦那さま。オムレツをナイフで切ってください!」
「ああ、わかった」
スーッとオムレツに切れ目を入れるととろとろの卵がチキンライスにかかる。これだけで十分美味しそうだ。
「これにリオがもっとおいしくなる魔法をかけますね。えーい。リオのハートで美味しくなーれ。大好き、大好き、萌え萌えキュン♡」
リオくんは持っていたケチャップで大きなハートを書きながら、そんな可愛い声かけをしてくれた。
くはっ。可愛過ぎてやばすぎる。
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