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王太子妃の仕事って何ですか?
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「リシュカ・モンタリオ! おまえとの婚約を破棄し、我が妃はこのアナとする。だが新たな縁談など望めないだろうから、妾の立場をくれてやる。感謝して、貴族社会に慣れぬアナのかわりに王太子妃としての仕事をせよ」
ヨルド殿下の成人を祝うパーティでのこと、名指しで呼ばれて何かと思えば、このような妄言でした。
この方がこのようであるので、王家の求心力は下がる一方なのですが、あまり御自覚はないようです。
わたくしとしても泥舟からは逃げたいので、婚約破棄はありがたいのですが、妾とはまたよく言ったものです。
「……ヨルド殿下とアナ様にお祝い申し上げます。婚約の破棄は謹んでお受けいたしますが、王太子妃としての仕事とは何のことを言うのでしょうか?」
わたくしは心から困惑している、と示すように眉を顰めて首をかしげました。淑女としてはギリギリの表情ですが、そのくらい意味がわからない、という主張です。
実際、心から、どうしてここまでこの人はアホなのだろうと思っていました。このパーティには他国の要人も招かれているのです。このような場で「王太子妃の仕事」などと言い出すとは。
「はっ? 何を馬鹿な、王子妃の仕事といえば、王子妃の仕事だ。おまえがいつも、」
「ああ! もしやアナ様は健康に不安がおありなのですか?」
「何……?」
「あ、あたしはあなたなんかより元気よ!」
「そうだ、根も葉もない話で不安にさせようとしても無駄だ。それにたとえアナが一年の命であったとしても、俺はアナを妻とするだろう……!」
「ヨルド様っ、そんな悲しいことを言わないでください! ずっとおそばにいます!」
「もちろんだ、アナ……」
お二人はいつものように馬鹿げた茶番を始めました。わたくしも周囲も白けた目で見つめます。
他国からの来賓の方も、戸惑っておられますわね。
殿下の後ろが騒がしくなっているのに気づいて、わたくしは割り込むように声をあげました。
「まあ、では、アナ様はお子ができないお体ですのね」
「なっ!?」
「王室に入った女の仕事は、子を産み育てることだと、わたくし王妃殿下にご指導いただきましたもの……」
そうですわよね、とちらりと、人をかき分けてやってきた王妃殿下に視線を向けました。それから目を伏せ、お言葉を待ちます。下位の立場であるわたくしから声はかけられませんものね。
「母上! そのようなことを!?」
「それはっ……そうでしょう! その女が賢しらぶったことを言うから……」
いつも王妃殿下はわたくしに仕事を押し付けながら言っておりました。
『ちょっと雑用ができるからって良い気にならないで。女の本当の仕事は子供を産み育てることなのだから』
公共事業を采配したり、法律の運用法を整えるなどのことは、どうやら王妃殿下にとって雑用のようでした。
たとえ雑用であっても王妃殿下にはできないのですから、そこは形だけでも褒めるべきだと思います。
わたくしだったら、自分にできないことを馬鹿にするなんてできません。自分自身を馬鹿にしているのと同じではないですか?
「ですから、王太子妃としての仕事など、わたくしお受けできません……。ヨルド殿下に愛されたアナ様のかわりに子を産むなんて、あまりに図々しいというものでしょう」
「だっ、だれがそんなことを望んだ!」
「違うのですか? では王太子妃の仕事とは?」
ええ、もちろん殿下が言っているのは、王妃殿下の言う「雑用」のことでしょう。
この国の官吏は優秀ですが、上に立つものがきちんと指示しなければ、国全体のための動きはできません。誰だって自分のために生きていて、それを正義と感じているのですから。
「王太子妃だ! 国母となるのだぞ! 国のために粉骨砕身せよと言っている!」
「具体的には、どのような仕事なのでしょう?」
わたくし、わかりませんわ。
頬に手をあて、困りきったように言いました。淑女として間違っていないでしょう。女は賢ぶることなく、馬鹿で愛らしいというのがこの国の風潮なのです。
「今までどおりのことだ! 俺がやるべきでないつまらない仕事を全てだ! 卑しくも金の使い道をどうこうしたり、小難しいだけで意味もない法案を、」
「ヨルド! そ、それはあなたの仕事です!」
王妃殿下が慌てたように言って、殿下を黙らせました。
もう遅いと思いますけれど。来賓の方々は、この殿下はまったくの無能ではないかと察したでしょうね。
無能な王は尊敬されません。なぜって、卑しい金のどうこうを知らない相手と取引しても仕方ないですから、ただのお飾りとして扱われることになるでしょう。
「……まあ。そのような殿方の仕事、わたくし、とてもできませんわ」
周囲からちょっと白けた目が向けられた気もしますが、わたくしは恥じらいながら言いました。
ええ、この殿下にできるはずがない仕事は、すべてわたくしがしていることは暗黙の事実です。ただしそれは国内の話で、国外では自分は優秀な王太子だという偉そうな態度をしていたのです。
他国のパーティなどでは「少しは手伝ってほしいが、婚約者は気が利かなくて」とわたくしを下げてまで自慢していましたものね。ええ、わたくしは気が利かない、何もできない婚約者ですもの。
「嘘を言えっ! そ、そうだ、書類だ、書類を書いているのはおまえだろう! そういった雑用をしろと言ってるんだ!」
「ああ、あの、書類の清書の仕事ですわね」
「せっ……!」
清書だけではない、と言おうとして、王妃殿下に口を封じられておられます。
さすがに殿下の悪筆と、わたくしの文字は似ても似つきません。ですので書類はわたくしが「清書している」ということになっているのです。
実際には殿下は目を通したことさえありませんけどね。
「それでしたらアナ様にもできると思いますわ。とても可愛らしい文字をお書きでしたもの」
「えっなに、書類? いいわよ、あたしに任せて!」
「ええ、お願いいたしますわ。ですから殿下、王太子妃の仕事はどうぞアナ様に」
「だっ……だめだ!」
「だめよ!」
みっともないほど焦りを見せながら、殿下と王妃殿下が声をあげます。
「妾にしてやるのだから、そのくらいしろ!」
「せ、清書だってあなたの仕事でしょ! 責任もってちゃんとやってくれなきゃ」
王妃殿下も必死ですわね。わたくしが仕事しないと、息子がとてつもなく無能だとわかっているのでしょう。
息子が馬鹿にされてお飾りになったら、ご自身の生活にも影響が出ます。ただでさえ今、王子を馬鹿に育てたことが大変評価されておりますものね。
「殿下を少しでもお助けしたくて、女の身で出過ぎたことを致しておりましたが、書類の清書も殿方のお仕事ですわ。わたくしには、とてもできません……」
「やれと言っているのだ!」
「そうよ、やりなさい!」
「いいえ、とても、とても、分不相応なことでございます。わたくしのような女ひとりおそばに置くより、きちんとした文官の殿方をひとり雇うのがよろしいですわ」
まったくどう考えてもそうでしょう。
妾をひとり置くのに、どれほどお金がかかるとお思いなのでしょうね。書類の清書なら、それ専門の方を雇うのがよいです。
まあ、書類の清書だけなら、ですけれど。
以前他国に社交にでたとき、羽を伸ばしてたっぷり楽しみましたからね。わたくしがいないと仕事が滞り、陛下がキレて息子を「無能」と罵ることがわかっているのでしょう。
王家の方といったら、誰も彼も遊び回りたいのですもの。
「あなたでなけいとダメだと言っているのよ!」
「そうだっ、慣れたものでなければ……」
「まあ! それほど評価いただいているなんて!」
わたくしは胸に手をあて、感動に震えてみせました。
「ちょ、ちょっと、どういうこと!? リシュカさんなんてただの雑用係にするって言ってたじゃない、なんで褒めてるのよ!?」
「おまえのためなんだっ、黙っていろ!」
「はあ!? ……あたしに黙れって言ったの!?」
「どうせ難しいことはわからないんだから、黙っていればいいいだろ!」
まあ、内輪揉めですわ。
普段の茶番よりは見どころがあるのか、みなさまがヒソヒソとし始めました。ニヤニヤしている方もおられます。みなさまこの二人の相手にはもううんざりしておられましたものね。
やってもいない自慢話をされても、そりゃあ褒め称える気にはなれません。
「ね、ねえ、リシュカさん、だからね、あなたも長年ヨルドの婚約者だったのですから、ヨルドを助けてあげて」
「ええ! そこまで評価いただいているなら、もちろんですわ」
わたくしはにこりと笑って一礼しました。
「ぜひ、王家の官吏として働かせていただきます」
「えっ!?」
「は!?」
ええ、わたくし、働くのは全く嫌いではないのですわ。
ちゃんと評価されて、ちゃんとお給料が出るのでしたら、泥舟の立て直しに協力するのもやぶさかではないのです。
「妾にしてやると言っているだろうっ!」
「ちょっと、なんなの、あたしだけじゃ足りないっていうの!?」
「そういうことじゃないと言っている!」
「待遇についてはお父様にお話をくださいませ。では失礼いたします」
お二人の言い争いを背に、わたくしはパーティをあとにしました。他国の方への挨拶も忘れません。これから、よくお話することになるかもしれませんからね。
殿下が妾にこだわったのは、この国で女性の官吏の登用が妨害されているからです。働く女などいないのです。
でもこうして王家に評価いただきましたから、仕方ありませんものね。ついでにわたくしの侍女も補佐として雇ってもらいましょう。これで少しはこの国の傾きも是正できると良いのですが。
まあ、もちろん一番最初にやるのは、王室の方々の予算を減らすことですわね。これから忙しくなりますわ。
ヨルド殿下の成人を祝うパーティでのこと、名指しで呼ばれて何かと思えば、このような妄言でした。
この方がこのようであるので、王家の求心力は下がる一方なのですが、あまり御自覚はないようです。
わたくしとしても泥舟からは逃げたいので、婚約破棄はありがたいのですが、妾とはまたよく言ったものです。
「……ヨルド殿下とアナ様にお祝い申し上げます。婚約の破棄は謹んでお受けいたしますが、王太子妃としての仕事とは何のことを言うのでしょうか?」
わたくしは心から困惑している、と示すように眉を顰めて首をかしげました。淑女としてはギリギリの表情ですが、そのくらい意味がわからない、という主張です。
実際、心から、どうしてここまでこの人はアホなのだろうと思っていました。このパーティには他国の要人も招かれているのです。このような場で「王太子妃の仕事」などと言い出すとは。
「はっ? 何を馬鹿な、王子妃の仕事といえば、王子妃の仕事だ。おまえがいつも、」
「ああ! もしやアナ様は健康に不安がおありなのですか?」
「何……?」
「あ、あたしはあなたなんかより元気よ!」
「そうだ、根も葉もない話で不安にさせようとしても無駄だ。それにたとえアナが一年の命であったとしても、俺はアナを妻とするだろう……!」
「ヨルド様っ、そんな悲しいことを言わないでください! ずっとおそばにいます!」
「もちろんだ、アナ……」
お二人はいつものように馬鹿げた茶番を始めました。わたくしも周囲も白けた目で見つめます。
他国からの来賓の方も、戸惑っておられますわね。
殿下の後ろが騒がしくなっているのに気づいて、わたくしは割り込むように声をあげました。
「まあ、では、アナ様はお子ができないお体ですのね」
「なっ!?」
「王室に入った女の仕事は、子を産み育てることだと、わたくし王妃殿下にご指導いただきましたもの……」
そうですわよね、とちらりと、人をかき分けてやってきた王妃殿下に視線を向けました。それから目を伏せ、お言葉を待ちます。下位の立場であるわたくしから声はかけられませんものね。
「母上! そのようなことを!?」
「それはっ……そうでしょう! その女が賢しらぶったことを言うから……」
いつも王妃殿下はわたくしに仕事を押し付けながら言っておりました。
『ちょっと雑用ができるからって良い気にならないで。女の本当の仕事は子供を産み育てることなのだから』
公共事業を采配したり、法律の運用法を整えるなどのことは、どうやら王妃殿下にとって雑用のようでした。
たとえ雑用であっても王妃殿下にはできないのですから、そこは形だけでも褒めるべきだと思います。
わたくしだったら、自分にできないことを馬鹿にするなんてできません。自分自身を馬鹿にしているのと同じではないですか?
「ですから、王太子妃としての仕事など、わたくしお受けできません……。ヨルド殿下に愛されたアナ様のかわりに子を産むなんて、あまりに図々しいというものでしょう」
「だっ、だれがそんなことを望んだ!」
「違うのですか? では王太子妃の仕事とは?」
ええ、もちろん殿下が言っているのは、王妃殿下の言う「雑用」のことでしょう。
この国の官吏は優秀ですが、上に立つものがきちんと指示しなければ、国全体のための動きはできません。誰だって自分のために生きていて、それを正義と感じているのですから。
「王太子妃だ! 国母となるのだぞ! 国のために粉骨砕身せよと言っている!」
「具体的には、どのような仕事なのでしょう?」
わたくし、わかりませんわ。
頬に手をあて、困りきったように言いました。淑女として間違っていないでしょう。女は賢ぶることなく、馬鹿で愛らしいというのがこの国の風潮なのです。
「今までどおりのことだ! 俺がやるべきでないつまらない仕事を全てだ! 卑しくも金の使い道をどうこうしたり、小難しいだけで意味もない法案を、」
「ヨルド! そ、それはあなたの仕事です!」
王妃殿下が慌てたように言って、殿下を黙らせました。
もう遅いと思いますけれど。来賓の方々は、この殿下はまったくの無能ではないかと察したでしょうね。
無能な王は尊敬されません。なぜって、卑しい金のどうこうを知らない相手と取引しても仕方ないですから、ただのお飾りとして扱われることになるでしょう。
「……まあ。そのような殿方の仕事、わたくし、とてもできませんわ」
周囲からちょっと白けた目が向けられた気もしますが、わたくしは恥じらいながら言いました。
ええ、この殿下にできるはずがない仕事は、すべてわたくしがしていることは暗黙の事実です。ただしそれは国内の話で、国外では自分は優秀な王太子だという偉そうな態度をしていたのです。
他国のパーティなどでは「少しは手伝ってほしいが、婚約者は気が利かなくて」とわたくしを下げてまで自慢していましたものね。ええ、わたくしは気が利かない、何もできない婚約者ですもの。
「嘘を言えっ! そ、そうだ、書類だ、書類を書いているのはおまえだろう! そういった雑用をしろと言ってるんだ!」
「ああ、あの、書類の清書の仕事ですわね」
「せっ……!」
清書だけではない、と言おうとして、王妃殿下に口を封じられておられます。
さすがに殿下の悪筆と、わたくしの文字は似ても似つきません。ですので書類はわたくしが「清書している」ということになっているのです。
実際には殿下は目を通したことさえありませんけどね。
「それでしたらアナ様にもできると思いますわ。とても可愛らしい文字をお書きでしたもの」
「えっなに、書類? いいわよ、あたしに任せて!」
「ええ、お願いいたしますわ。ですから殿下、王太子妃の仕事はどうぞアナ様に」
「だっ……だめだ!」
「だめよ!」
みっともないほど焦りを見せながら、殿下と王妃殿下が声をあげます。
「妾にしてやるのだから、そのくらいしろ!」
「せ、清書だってあなたの仕事でしょ! 責任もってちゃんとやってくれなきゃ」
王妃殿下も必死ですわね。わたくしが仕事しないと、息子がとてつもなく無能だとわかっているのでしょう。
息子が馬鹿にされてお飾りになったら、ご自身の生活にも影響が出ます。ただでさえ今、王子を馬鹿に育てたことが大変評価されておりますものね。
「殿下を少しでもお助けしたくて、女の身で出過ぎたことを致しておりましたが、書類の清書も殿方のお仕事ですわ。わたくしには、とてもできません……」
「やれと言っているのだ!」
「そうよ、やりなさい!」
「いいえ、とても、とても、分不相応なことでございます。わたくしのような女ひとりおそばに置くより、きちんとした文官の殿方をひとり雇うのがよろしいですわ」
まったくどう考えてもそうでしょう。
妾をひとり置くのに、どれほどお金がかかるとお思いなのでしょうね。書類の清書なら、それ専門の方を雇うのがよいです。
まあ、書類の清書だけなら、ですけれど。
以前他国に社交にでたとき、羽を伸ばしてたっぷり楽しみましたからね。わたくしがいないと仕事が滞り、陛下がキレて息子を「無能」と罵ることがわかっているのでしょう。
王家の方といったら、誰も彼も遊び回りたいのですもの。
「あなたでなけいとダメだと言っているのよ!」
「そうだっ、慣れたものでなければ……」
「まあ! それほど評価いただいているなんて!」
わたくしは胸に手をあて、感動に震えてみせました。
「ちょ、ちょっと、どういうこと!? リシュカさんなんてただの雑用係にするって言ってたじゃない、なんで褒めてるのよ!?」
「おまえのためなんだっ、黙っていろ!」
「はあ!? ……あたしに黙れって言ったの!?」
「どうせ難しいことはわからないんだから、黙っていればいいいだろ!」
まあ、内輪揉めですわ。
普段の茶番よりは見どころがあるのか、みなさまがヒソヒソとし始めました。ニヤニヤしている方もおられます。みなさまこの二人の相手にはもううんざりしておられましたものね。
やってもいない自慢話をされても、そりゃあ褒め称える気にはなれません。
「ね、ねえ、リシュカさん、だからね、あなたも長年ヨルドの婚約者だったのですから、ヨルドを助けてあげて」
「ええ! そこまで評価いただいているなら、もちろんですわ」
わたくしはにこりと笑って一礼しました。
「ぜひ、王家の官吏として働かせていただきます」
「えっ!?」
「は!?」
ええ、わたくし、働くのは全く嫌いではないのですわ。
ちゃんと評価されて、ちゃんとお給料が出るのでしたら、泥舟の立て直しに協力するのもやぶさかではないのです。
「妾にしてやると言っているだろうっ!」
「ちょっと、なんなの、あたしだけじゃ足りないっていうの!?」
「そういうことじゃないと言っている!」
「待遇についてはお父様にお話をくださいませ。では失礼いたします」
お二人の言い争いを背に、わたくしはパーティをあとにしました。他国の方への挨拶も忘れません。これから、よくお話することになるかもしれませんからね。
殿下が妾にこだわったのは、この国で女性の官吏の登用が妨害されているからです。働く女などいないのです。
でもこうして王家に評価いただきましたから、仕方ありませんものね。ついでにわたくしの侍女も補佐として雇ってもらいましょう。これで少しはこの国の傾きも是正できると良いのですが。
まあ、もちろん一番最初にやるのは、王室の方々の予算を減らすことですわね。これから忙しくなりますわ。
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