53 / 67
第4章 憎しみの結末
第174話 爽やかな邪魔者
しおりを挟む
「いやーそれにしても凄かったな、『魔空挺』!あんなに大きいとは思ってもみなかったよ!」
『王帝武闘大会』の前夜祭として行われる懇親会。両学園の代表者が集うその会で、俺は興奮未だ冷めやらぬといった様子でアリスに話しかけていた。
今日の昼時、帝国側の生徒達や来賓を乗せた『魔空挺』が王都の着陸場へと到着した。初めて見る『魔空挺』に大興奮の俺だったが、アリスやユウナは何度か乗ったことがあるらしく、冷めたような瞳で俺のことを見ていた。
「はいはい!もう何回も聞いたわよ!どうせ私達も来年はアレに乗れるんだからいいでしょ?」
「そうだけどさぁ。いいよなーアリスとユウナは!何回も乗ってるんだから!」
俺の言葉に呆れたアリスは、「食事をとってくるわ」と言って俺の傍から離れて行ってしまった。ユウナは陛下の隣でお偉いさん方と談笑しているし、ヴァルトはニコと一緒に楽しそうにしているから邪魔は出来ない。
「暇だな……」
アリスが帰ってくるまでの間、どうするかと悩んでいると、会場の隅っこで屍のようになっている女性を見つけた。俺はアッポウジュースを片手に、女性の元へと歩み寄っていく。
「ネフィリア先生、大丈夫ですか?」
俺に声をかけられたネフィリア先生は、顔をあげて虚ろ虚ろした瞳で俺の事を見つめてきた。
「ああ……アレク君ですか。先生は元気ですよぉ、ほらぁぁ」
そう言って力拳を作るそぶりを見せながら、覇気のない声で返事をするネフィリア先生。懇親会のために用意された最高級アッポウジュースも、今の先生の視界に映っていないようだ。
「お疲れのようですね」
「あははははは。別に疲れてなんかいないですよぉ。昨日の朝に結界の仕様変更を依頼されたんですぅ。特急で仕上げなくちゃいけなくてですねー、徹夜で完成させたんですよぉ」
乾いた笑みを浮かべるネフィリア先生。どこか憎しみのような感情が伝わってきているのだが、これは触れない方が良いのだろう。
「そ、そうだったんですか。それは大変でしたね」
「いえいえー。本当は大会関係者として懇親会に居なくてはいけないんですけど、先生は少し疲れちゃったので、お家に帰って寝ることにしますぅ」
そう言うと折角持ってきたアッポウジュースに口をつけることもせず、ネフィリア先生はよろよろと歩いて行ってしまった。その先生と入れ替わるように食事を持ってアリスが帰ってきた。
「今にも死にそうな先生が居たんだけど、なにかあったの?」
「徹夜で仕事だったそうだ。どの世界でも理不尽な目に合うのは現場の人間なんだ」
哀愁漂うネフィリア先生の背中を見送る中、俺は前世の職場を思い出していた。無理難題を押し付けてくる上司は現場の苦労を知らず、いつだって辛い目に合うのは現場の俺達だった。今度先生に最高級のアッポウジュースを差し入れしてやろう。
「?よくわからないけど、アレクも食べる?これ美味しいわよ」
俺の呟きに疑問符を浮かべながら、アリスは自分が手に持っていたお肉を指さした。
「いいのか?それじゃあ──」
皿の上にのっていたフォークを掴もうとすると、俺の手よりも早くアリスの手がフォークを掴んだ。ここで意地悪してくるのかと思ったのだが、どうやらアリスの狙いは違ったらしい。アリスは肉にフォークを刺した後、俺の顔の前にそれを移動させた。
「ふぅ……あ、あーん!」
フォークを持った手がプルプルと震えながら俺の口へと近づいてくる。思わずアリスの方へと顔を向けるが、顔を真っ赤に染めたアリスの瞳から『食べなさい!』という無言のメッセージが伝わってきた。
「あ、あーん」
なぜこの行為の際、人間が『あーん』と口にしてしまうのだろうか。この言葉を口にすることで寧ろ恥ずかしさがグレードアップしているとしか思えない。
そんなことを考えつつも、アリスが食べさせてくれた肉を大切に味わうように噛み締めていく。誰が調理したかわからんが、この行為が味を深めるスパイスになることを俺は知った。
「ど、どう?おいしい?」
「おいしいよ。ってアリスが作ったわけじゃないだろ?」
「私が食べさせてあげたんだから、より美味しく感じたに決まってるでしょ!ほら、次はアレクの番!」
そう言ってアリスは俺にフォークを渡してくる。俺はアリスがしてくれたように、フォークを肉にさし、彼女の口へと運んでやった。お互いが『あーん』をし合うなど、バカップルのような気もするが、正直言って悪くない気分なのでそんなことは気にしない。
武闘大会の懇親会だというのに、俺とアリスが居る空間だけピンク色で包まれてしまっている。そんな二人の世界を遠目で見ていた人間が、俺達の元へと歩み寄ってきた。
「随分とお楽しみのようで!!」
片手にお皿を持ちながら、にこやかに笑うユウナ。俺が握っていたフォークを一瞥した後、アリスの方へ顔を向ける。
「私が王女としての務めを果たしている最中に、二人は仲良く食べさせあいっこですか」
「別にいいじゃないこのくらい。ユウナもして貰えばいいでしょ?」
「勿論そのつもりできました!さぁアレク!私に『あーん』して下さい!」
そう言ってユウナは自分が持ってきた料理を差し出す。少し恥ずかしさも薄れた俺は、何の抵抗もなく彼女の口へと料理を運んでいく。
「あーん」
俺に料理を食べさせて貰ったユウナは、満足そうに笑いながら口を動かしていた。そんな幸せな空間を満喫しながら、俺は会場で談笑する生徒達に視線を向ける。見たことのある顔の生徒が、見たことのある生徒と楽しそうに会話をしているのを見て、少し驚いてしまった。
会場の中心に線を引いたかのように、帝国側とフェルデア王国で分かれてしまっているのだ。互いの仲を深めるために開催された会なのに、これでは意味がない。
「なぁ、向こうの生徒と少し話してみないか?帝国がどんな国なのかも知っときたいし」
俺がそう提案すると、アリスとユウナは帝国側をちらりと見た後に険しい表情を浮かべた。
「多分馬鹿にされると思うわよ。帝国は職業差別が激しいから。『解体屋』なんて聞いたこともないでしょうし」
「それに大会前ですから。戦う相手と仲良くしようとは思わないんじゃないでしょうか……」
アリスとユウナの話を聞き、俺は自分が馬鹿にされる未来を想像した。俺は自分がどれだけ馬鹿にされようが何とも思わないのだが、きっと二人は怒るだろうし、嫌な気分になることは間違いないだろう。
折角三人で楽しめているのだから、嫌な気分になると分かっている場所に、わざわざ行く必要は無い。
「それもそうだな。じゃあ俺達は俺達で楽しむとするか!」
二人の事を考え、今日は楽しもうと決めた。ピンク色の空間に包まれ、談笑を始める俺達三人。誰も邪魔などしようとも思わないその空間に、とんでもない邪魔者が襲来した。
「アリス様!ここに居らしたのですね!随分と探しましたよ!」
爽やかな男の声が俺達の会話に割って入ってきた。その声の方を見ると、見たこともない男がアリスを見つめて笑っていた。誰だコイツ。俺のアリスに何の用だ。
俺が警戒心をむき出しにする中、アリスの口からとんでもない名前が告げられる。
「お久しぶりですね、ハロルド殿下。お元気そうで何よりです」
ハロルド殿下。そう何を隠そうこの男こそ、アリスと婚姻を結ぶ予定だった男だったのである。
『王帝武闘大会』の前夜祭として行われる懇親会。両学園の代表者が集うその会で、俺は興奮未だ冷めやらぬといった様子でアリスに話しかけていた。
今日の昼時、帝国側の生徒達や来賓を乗せた『魔空挺』が王都の着陸場へと到着した。初めて見る『魔空挺』に大興奮の俺だったが、アリスやユウナは何度か乗ったことがあるらしく、冷めたような瞳で俺のことを見ていた。
「はいはい!もう何回も聞いたわよ!どうせ私達も来年はアレに乗れるんだからいいでしょ?」
「そうだけどさぁ。いいよなーアリスとユウナは!何回も乗ってるんだから!」
俺の言葉に呆れたアリスは、「食事をとってくるわ」と言って俺の傍から離れて行ってしまった。ユウナは陛下の隣でお偉いさん方と談笑しているし、ヴァルトはニコと一緒に楽しそうにしているから邪魔は出来ない。
「暇だな……」
アリスが帰ってくるまでの間、どうするかと悩んでいると、会場の隅っこで屍のようになっている女性を見つけた。俺はアッポウジュースを片手に、女性の元へと歩み寄っていく。
「ネフィリア先生、大丈夫ですか?」
俺に声をかけられたネフィリア先生は、顔をあげて虚ろ虚ろした瞳で俺の事を見つめてきた。
「ああ……アレク君ですか。先生は元気ですよぉ、ほらぁぁ」
そう言って力拳を作るそぶりを見せながら、覇気のない声で返事をするネフィリア先生。懇親会のために用意された最高級アッポウジュースも、今の先生の視界に映っていないようだ。
「お疲れのようですね」
「あははははは。別に疲れてなんかいないですよぉ。昨日の朝に結界の仕様変更を依頼されたんですぅ。特急で仕上げなくちゃいけなくてですねー、徹夜で完成させたんですよぉ」
乾いた笑みを浮かべるネフィリア先生。どこか憎しみのような感情が伝わってきているのだが、これは触れない方が良いのだろう。
「そ、そうだったんですか。それは大変でしたね」
「いえいえー。本当は大会関係者として懇親会に居なくてはいけないんですけど、先生は少し疲れちゃったので、お家に帰って寝ることにしますぅ」
そう言うと折角持ってきたアッポウジュースに口をつけることもせず、ネフィリア先生はよろよろと歩いて行ってしまった。その先生と入れ替わるように食事を持ってアリスが帰ってきた。
「今にも死にそうな先生が居たんだけど、なにかあったの?」
「徹夜で仕事だったそうだ。どの世界でも理不尽な目に合うのは現場の人間なんだ」
哀愁漂うネフィリア先生の背中を見送る中、俺は前世の職場を思い出していた。無理難題を押し付けてくる上司は現場の苦労を知らず、いつだって辛い目に合うのは現場の俺達だった。今度先生に最高級のアッポウジュースを差し入れしてやろう。
「?よくわからないけど、アレクも食べる?これ美味しいわよ」
俺の呟きに疑問符を浮かべながら、アリスは自分が手に持っていたお肉を指さした。
「いいのか?それじゃあ──」
皿の上にのっていたフォークを掴もうとすると、俺の手よりも早くアリスの手がフォークを掴んだ。ここで意地悪してくるのかと思ったのだが、どうやらアリスの狙いは違ったらしい。アリスは肉にフォークを刺した後、俺の顔の前にそれを移動させた。
「ふぅ……あ、あーん!」
フォークを持った手がプルプルと震えながら俺の口へと近づいてくる。思わずアリスの方へと顔を向けるが、顔を真っ赤に染めたアリスの瞳から『食べなさい!』という無言のメッセージが伝わってきた。
「あ、あーん」
なぜこの行為の際、人間が『あーん』と口にしてしまうのだろうか。この言葉を口にすることで寧ろ恥ずかしさがグレードアップしているとしか思えない。
そんなことを考えつつも、アリスが食べさせてくれた肉を大切に味わうように噛み締めていく。誰が調理したかわからんが、この行為が味を深めるスパイスになることを俺は知った。
「ど、どう?おいしい?」
「おいしいよ。ってアリスが作ったわけじゃないだろ?」
「私が食べさせてあげたんだから、より美味しく感じたに決まってるでしょ!ほら、次はアレクの番!」
そう言ってアリスは俺にフォークを渡してくる。俺はアリスがしてくれたように、フォークを肉にさし、彼女の口へと運んでやった。お互いが『あーん』をし合うなど、バカップルのような気もするが、正直言って悪くない気分なのでそんなことは気にしない。
武闘大会の懇親会だというのに、俺とアリスが居る空間だけピンク色で包まれてしまっている。そんな二人の世界を遠目で見ていた人間が、俺達の元へと歩み寄ってきた。
「随分とお楽しみのようで!!」
片手にお皿を持ちながら、にこやかに笑うユウナ。俺が握っていたフォークを一瞥した後、アリスの方へ顔を向ける。
「私が王女としての務めを果たしている最中に、二人は仲良く食べさせあいっこですか」
「別にいいじゃないこのくらい。ユウナもして貰えばいいでしょ?」
「勿論そのつもりできました!さぁアレク!私に『あーん』して下さい!」
そう言ってユウナは自分が持ってきた料理を差し出す。少し恥ずかしさも薄れた俺は、何の抵抗もなく彼女の口へと料理を運んでいく。
「あーん」
俺に料理を食べさせて貰ったユウナは、満足そうに笑いながら口を動かしていた。そんな幸せな空間を満喫しながら、俺は会場で談笑する生徒達に視線を向ける。見たことのある顔の生徒が、見たことのある生徒と楽しそうに会話をしているのを見て、少し驚いてしまった。
会場の中心に線を引いたかのように、帝国側とフェルデア王国で分かれてしまっているのだ。互いの仲を深めるために開催された会なのに、これでは意味がない。
「なぁ、向こうの生徒と少し話してみないか?帝国がどんな国なのかも知っときたいし」
俺がそう提案すると、アリスとユウナは帝国側をちらりと見た後に険しい表情を浮かべた。
「多分馬鹿にされると思うわよ。帝国は職業差別が激しいから。『解体屋』なんて聞いたこともないでしょうし」
「それに大会前ですから。戦う相手と仲良くしようとは思わないんじゃないでしょうか……」
アリスとユウナの話を聞き、俺は自分が馬鹿にされる未来を想像した。俺は自分がどれだけ馬鹿にされようが何とも思わないのだが、きっと二人は怒るだろうし、嫌な気分になることは間違いないだろう。
折角三人で楽しめているのだから、嫌な気分になると分かっている場所に、わざわざ行く必要は無い。
「それもそうだな。じゃあ俺達は俺達で楽しむとするか!」
二人の事を考え、今日は楽しもうと決めた。ピンク色の空間に包まれ、談笑を始める俺達三人。誰も邪魔などしようとも思わないその空間に、とんでもない邪魔者が襲来した。
「アリス様!ここに居らしたのですね!随分と探しましたよ!」
爽やかな男の声が俺達の会話に割って入ってきた。その声の方を見ると、見たこともない男がアリスを見つめて笑っていた。誰だコイツ。俺のアリスに何の用だ。
俺が警戒心をむき出しにする中、アリスの口からとんでもない名前が告げられる。
「お久しぶりですね、ハロルド殿下。お元気そうで何よりです」
ハロルド殿下。そう何を隠そうこの男こそ、アリスと婚姻を結ぶ予定だった男だったのである。
88
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界をスキルブックと共に生きていく
大森 万丈
ファンタジー
神様に頼まれてユニークスキル「スキルブック」と「神の幸運」を持ち異世界に転移したのだが転移した先は海辺だった。見渡しても海と森しかない。「最初からサバイバルなんて難易度高すぎだろ・・今着てる服以外何も持ってないし絶対幸運働いてないよこれ、これからどうしよう・・・」これは地球で平凡に暮らしていた佐藤 健吾が死後神様の依頼により異世界に転生し神より授かったユニークスキル「スキルブック」を駆使し、仲間を増やしながら気ままに異世界で暮らしていく話です。神様に貰った幸運は相変わらず仕事をしません。のんびり書いていきます。読んで頂けると幸いです。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。