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第4章 憎しみの結末
第175話 背負う痛み
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「まさかアリス様まで武闘大会に参加してらっしゃるとは。貴方のような可憐な女性は、華のように穏やかにしているだけで美しいというのに。その白い肌が傷つくのを黙ってみてられる男性は居ない筈です」
そう言うと、ハロルド殿下は爽やかな笑みを浮かべながら、アリスの手を絡めとった。そして、赤い手袋の上にそっと口づけをし、ゆっくりとその手を離して見せる。
これは貴族の挨拶だから何とも思ってはいけない。目を細め、凪のように穏やかな心を保つのだ。相手は皇族。殴っちゃいけない。俺の女に何してんだとか言っちゃいけない。平静を保て、アレク・カールストン。
「私は『剣聖』ですから、華よりも剣を持つ方が性に合っております」
「ははは、そうでしたね。それで、私との縁談については考えて頂きましたか?」
アリスの愛想笑いも気にかけず、終始笑顔を崩さずに話すハロルド殿下。今までの人生で叶わなかった願いなどきっと無いのだろう。アリスとの縁談も、上手くいって当たり前と思っていそうだ。まぁ顔は良くて人当たりも良いこの人なら、そうなっても当然という感じだが。
「その件でしたらお断りさせて頂くことになりました。正式な文はいずれ父がそちらに送られると思います」
アリスが申し訳なさそうにそう告げると、ハロルド殿下の顔が固まった。和やかだった空気が、一瞬にして張り詰めた空気へと変わる。殿下は笑顔を取り繕っているように見えるが、眉がピクピク動いてるところを見ると、少し苛立っているような気がする。
「……理由を聞いても?」
気持ちを落ち着かせたのか、ハロルド殿下は静かに問いかけてきた。アリスは俺を紹介する形で答えた。
「こちらに居るアレク・カールストン子爵と婚姻を結ぶことになりましたの。彼とは幼いころからの付き合いで、許嫁だったのです。アレク様、ハロルド殿下へご挨拶を」
さらっと嘘をついたアリスを思わず二度見する。許嫁なんて決まっていなかったし、よくもまぁ言えたもんだ。多分俺が知らない間に、縁談を断るための体のいい理由として、俺を許嫁にしておこうと陛下たちと話が合ったのかもしれない。
「お初にお目にかかります、ハロルド殿下。アレク・カールストンと申します。この度は私とアリス様の関係により、ハロルド殿下の名誉を傷つける形となってしまったことを心よりお詫び申し上げます」
「ハロルド殿下。アレク様は私達の縁談について何も知らされていなかったのです。全ては叔父様が勝手に進めた事。どうかご容赦を」
ハロルド殿下に向かって頭を下げるアリス。俺も急いで頭を下げる。彼のプライドやその他諸々、俺達が傷つけてしまったことは確かだ。しかも相手は皇族。本来であれば、俺に重い処罰があってもいいはず。だがそれは出来ないだろう。そんなことをしてしまえば、自分の器の小ささを世間に知らせるようなものだからだ。
「……そうでしたか。残念ですが、仕方ありませんね」
そう言うと殿下は寂しそうに俯いてしまった。俺とアリスは再度謝罪の言葉を告げる。その言葉に殿下は首を横に振り、『気にしないでください』と仰ってくれた。とても良い人ではないか。こんな人を傷つけてしまったのか、俺は。
胸の辺りが少し痛み、罪悪感が押し寄せてくる。でもこの痛みは俺が背負っていかなければならないものだ。他の誰かを傷つけることになっても、アリスを手に入れたいという俺の我儘を貫き通すためにも、この痛みからは逃げてはいけない。
「これ以上お二人の邪魔をしてはいけませんので、私はここで去ることと致します。大会でぶつかるようなことがありましたら、お互い全力を尽くしましょう!」
そう言って帝国側へと去って行くハロルド殿下。彼を受け入れる生徒達の笑顔を見ると人望の厚さが良くわかる。アリスは素晴らしい男性に好意を寄せられていたんだな。
「良い人だったな」
俺がユウナとアリスにそう告げると、彼女達は呆れたように盛大な溜息を零した。
「あれが良い人ですって?どこをどう見たらそう見えるのよ」
「だって俺達の我儘を笑って許してくれるような人だぞ?自分だって相当傷ついてるだろうに。俺だったらあんなこと言えないぞ」
たった数分会話しただけだったが、皇子の人となりは理解できたつもりだ。だがその考えを否定するかのように、二人は言葉を続ける。
「それは自分の評価を上げるべく、最善の選択をしたまでに過ぎませんよ。あのタイプの人間は、本心では腸が煮えくり返るほど苛立っているに違いありません」
アリスの意見に賛同するように、ユウナが否定的な意見を述べる。俺からしたらどう見ても良い人そうにしか見えなかったのだが、彼女達には皇子の何が見えていたというんだ。
「なんだか人が変ったような気がするわ。以前話したときはもっと傲慢な人だった気がするもの」
「私も一度話したことがありますが、もう少し口調も荒々しい方だったと記憶しています」
生徒達と仲良く談笑するハロルド殿下を見ながら、アリスとユウナが怪訝そうな顔で呟く。確かにアリスが謝罪の言葉を述べた時、一瞬ではあったが殿下は顔を強張らせていた。だがすぐに落ち着きを取り戻していたし、殿下も成長を見せたという事ではなかろうか。
「流石に成長したんじゃないのか? 偏見で人を語るのは良くないと思うぞ」
「……そうね。まぁお咎めも無さそうだし、良かったわ」
「そうですね!これでアリスお姉様の問題は無事に解決という事で済みそうですし、あとはアレクが『侯爵』になるのを待つばかりです!」
ユウナが両手を体の前で合わせながら嬉しそうに語る。一方の俺は『侯爵』という言葉を耳にして少し憂鬱になってしまった。
王女と公爵家令嬢と同時に婚約するなどフェルデア王国の長い歴史の中でも前例がない出来事である。それゆえに、婚約者である俺が彼女達に見合う身分でなくては貴族の大半が反対の異を唱えるだろうと予想される。
将来的には鶏竜蛇村一帯の土地を治めることが確定しているため、いずれ『伯爵』の爵位を下賜されることになっている。だがそれではまだ足りないと陛下もアルバート公も仰っていた。
恐らくデイルの父はこの一件に反対してくるはず。父上は何とか絡んで来ようとしてくるのが容易に予想できる。あとはヴァルトの父だが、あそこの動きは予想できない。
誰にも邪魔されず、手を加えられずに二人と結ばれるためにも、俺が『侯爵』もしくは父と同じ『辺境伯』になるしかないのだ。
「ユウナは簡単に言うけど、『侯爵』や『辺境伯』をそんなポンポン増やせないって知ってるだろ? 統治する領土の大きさや、国にどれだけ貢献出来るか。それを考えただけでも頭が痛くなる……」
「大丈夫です!アレクは凄く強いですから!武功を立て続ければいずれ『侯爵』になれますよ!」
「武功って言ったってなぁ」
この世が戦国時代であればそれもまだ考えられるが、この平和な世界でどうやって武功を立てればいい。オークキングを百体くらい倒せば良いのか?
「誰でも簡単に『侯爵』になる方法なら知ってるわよ?」
俺が悩んでいるのを見抜いたのか、アリスがしたり顔をしながらそう告げる。
「どんな方法だ?」
「ドラゴンを倒せばいいのよ!御伽噺に出てくる伝説のモンスター、ドラゴンをね!」
アリスが『凄いでしょ!』とでも言いたそうな顔で告げた言葉に、俺は肩を落として息を吐いた。確かに、彼女の意見は正しいのかもしれない。ドラゴンという生物がこの世にいればの話だが。
そう言うと、ハロルド殿下は爽やかな笑みを浮かべながら、アリスの手を絡めとった。そして、赤い手袋の上にそっと口づけをし、ゆっくりとその手を離して見せる。
これは貴族の挨拶だから何とも思ってはいけない。目を細め、凪のように穏やかな心を保つのだ。相手は皇族。殴っちゃいけない。俺の女に何してんだとか言っちゃいけない。平静を保て、アレク・カールストン。
「私は『剣聖』ですから、華よりも剣を持つ方が性に合っております」
「ははは、そうでしたね。それで、私との縁談については考えて頂きましたか?」
アリスの愛想笑いも気にかけず、終始笑顔を崩さずに話すハロルド殿下。今までの人生で叶わなかった願いなどきっと無いのだろう。アリスとの縁談も、上手くいって当たり前と思っていそうだ。まぁ顔は良くて人当たりも良いこの人なら、そうなっても当然という感じだが。
「その件でしたらお断りさせて頂くことになりました。正式な文はいずれ父がそちらに送られると思います」
アリスが申し訳なさそうにそう告げると、ハロルド殿下の顔が固まった。和やかだった空気が、一瞬にして張り詰めた空気へと変わる。殿下は笑顔を取り繕っているように見えるが、眉がピクピク動いてるところを見ると、少し苛立っているような気がする。
「……理由を聞いても?」
気持ちを落ち着かせたのか、ハロルド殿下は静かに問いかけてきた。アリスは俺を紹介する形で答えた。
「こちらに居るアレク・カールストン子爵と婚姻を結ぶことになりましたの。彼とは幼いころからの付き合いで、許嫁だったのです。アレク様、ハロルド殿下へご挨拶を」
さらっと嘘をついたアリスを思わず二度見する。許嫁なんて決まっていなかったし、よくもまぁ言えたもんだ。多分俺が知らない間に、縁談を断るための体のいい理由として、俺を許嫁にしておこうと陛下たちと話が合ったのかもしれない。
「お初にお目にかかります、ハロルド殿下。アレク・カールストンと申します。この度は私とアリス様の関係により、ハロルド殿下の名誉を傷つける形となってしまったことを心よりお詫び申し上げます」
「ハロルド殿下。アレク様は私達の縁談について何も知らされていなかったのです。全ては叔父様が勝手に進めた事。どうかご容赦を」
ハロルド殿下に向かって頭を下げるアリス。俺も急いで頭を下げる。彼のプライドやその他諸々、俺達が傷つけてしまったことは確かだ。しかも相手は皇族。本来であれば、俺に重い処罰があってもいいはず。だがそれは出来ないだろう。そんなことをしてしまえば、自分の器の小ささを世間に知らせるようなものだからだ。
「……そうでしたか。残念ですが、仕方ありませんね」
そう言うと殿下は寂しそうに俯いてしまった。俺とアリスは再度謝罪の言葉を告げる。その言葉に殿下は首を横に振り、『気にしないでください』と仰ってくれた。とても良い人ではないか。こんな人を傷つけてしまったのか、俺は。
胸の辺りが少し痛み、罪悪感が押し寄せてくる。でもこの痛みは俺が背負っていかなければならないものだ。他の誰かを傷つけることになっても、アリスを手に入れたいという俺の我儘を貫き通すためにも、この痛みからは逃げてはいけない。
「これ以上お二人の邪魔をしてはいけませんので、私はここで去ることと致します。大会でぶつかるようなことがありましたら、お互い全力を尽くしましょう!」
そう言って帝国側へと去って行くハロルド殿下。彼を受け入れる生徒達の笑顔を見ると人望の厚さが良くわかる。アリスは素晴らしい男性に好意を寄せられていたんだな。
「良い人だったな」
俺がユウナとアリスにそう告げると、彼女達は呆れたように盛大な溜息を零した。
「あれが良い人ですって?どこをどう見たらそう見えるのよ」
「だって俺達の我儘を笑って許してくれるような人だぞ?自分だって相当傷ついてるだろうに。俺だったらあんなこと言えないぞ」
たった数分会話しただけだったが、皇子の人となりは理解できたつもりだ。だがその考えを否定するかのように、二人は言葉を続ける。
「それは自分の評価を上げるべく、最善の選択をしたまでに過ぎませんよ。あのタイプの人間は、本心では腸が煮えくり返るほど苛立っているに違いありません」
アリスの意見に賛同するように、ユウナが否定的な意見を述べる。俺からしたらどう見ても良い人そうにしか見えなかったのだが、彼女達には皇子の何が見えていたというんだ。
「なんだか人が変ったような気がするわ。以前話したときはもっと傲慢な人だった気がするもの」
「私も一度話したことがありますが、もう少し口調も荒々しい方だったと記憶しています」
生徒達と仲良く談笑するハロルド殿下を見ながら、アリスとユウナが怪訝そうな顔で呟く。確かにアリスが謝罪の言葉を述べた時、一瞬ではあったが殿下は顔を強張らせていた。だがすぐに落ち着きを取り戻していたし、殿下も成長を見せたという事ではなかろうか。
「流石に成長したんじゃないのか? 偏見で人を語るのは良くないと思うぞ」
「……そうね。まぁお咎めも無さそうだし、良かったわ」
「そうですね!これでアリスお姉様の問題は無事に解決という事で済みそうですし、あとはアレクが『侯爵』になるのを待つばかりです!」
ユウナが両手を体の前で合わせながら嬉しそうに語る。一方の俺は『侯爵』という言葉を耳にして少し憂鬱になってしまった。
王女と公爵家令嬢と同時に婚約するなどフェルデア王国の長い歴史の中でも前例がない出来事である。それゆえに、婚約者である俺が彼女達に見合う身分でなくては貴族の大半が反対の異を唱えるだろうと予想される。
将来的には鶏竜蛇村一帯の土地を治めることが確定しているため、いずれ『伯爵』の爵位を下賜されることになっている。だがそれではまだ足りないと陛下もアルバート公も仰っていた。
恐らくデイルの父はこの一件に反対してくるはず。父上は何とか絡んで来ようとしてくるのが容易に予想できる。あとはヴァルトの父だが、あそこの動きは予想できない。
誰にも邪魔されず、手を加えられずに二人と結ばれるためにも、俺が『侯爵』もしくは父と同じ『辺境伯』になるしかないのだ。
「ユウナは簡単に言うけど、『侯爵』や『辺境伯』をそんなポンポン増やせないって知ってるだろ? 統治する領土の大きさや、国にどれだけ貢献出来るか。それを考えただけでも頭が痛くなる……」
「大丈夫です!アレクは凄く強いですから!武功を立て続ければいずれ『侯爵』になれますよ!」
「武功って言ったってなぁ」
この世が戦国時代であればそれもまだ考えられるが、この平和な世界でどうやって武功を立てればいい。オークキングを百体くらい倒せば良いのか?
「誰でも簡単に『侯爵』になる方法なら知ってるわよ?」
俺が悩んでいるのを見抜いたのか、アリスがしたり顔をしながらそう告げる。
「どんな方法だ?」
「ドラゴンを倒せばいいのよ!御伽噺に出てくる伝説のモンスター、ドラゴンをね!」
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