第一部『愛奴の檻』

寿こまち

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第八章:共喰いの真実

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比呂美の寝室は、もはやかつての安らぎの場所ではありませんでした。重くよどんだ空気の中には、女たちの汗、吐息、そして剥き出しの欲望が混ざり合った、逃げ場のない異臭が立ち込めています。
1. 汚辱の連鎖:親友たちの共食い
ひとみは、栄への恐怖と、比呂美へのどす黒い嫉妬を燃料にして、まるで飢えた獣のように比呂美を貪(むさぼ)り続けていました。
「比呂美……見て。私たちの体、もうどっちが汚れているか分からないわね」
ひとみの手つきは、もはや優しさなど微塵もありません。彼女は比呂美の秘部に、そして自分自身の背徳の証である穴に、荒々しく指を突き立て、抉(えぐ)り合います。
「あ、あああああぁぁ! ひとみ、痛い、痛いの……っ! でも、もっと……もっと壊してぇ!!」
比呂美の精神は、信じていた親友に辱められるという極限の屈辱によって、ついにバラバラに壊れてしまいました。大島医院の手術で極限まで敏感にされた部分が、ひとみの激しい動きに晒され、鮮血と蜜を撒き散らします。
二人は互いの体に拳を叩き込み、内臓が押し潰されるような鈍い音を響かせながら、狂ったように腰を振り続けました。かつての「誇り高い比呂美」も「優しいひとみ」も、そこにはもう存在しませんでした。
2. 地下室の監視者:支配の愉悦
同じ頃、家の地下にある薄暗い部屋では、栄が巨大なモニターの前に座っていました。彼はワインを片手に、画面に映し出される「親友同士の共食い」を、冷酷な笑みを浮かべて見つめていたのです。
「最高だよ、二人とも。友情が汚辱に変わる瞬間ほど、美しいものはない」
栄の足元には、第一の愛奴(奴隷)である時恵が、全裸で四つん這いになっていました。彼女は栄の欲望を受け止めるためだけの「器」として、無機質にそこに存在しています。
「時恵、比呂美たちの悲鳴を聞きながら、僕を満足させなさい」
栄は時恵の髪を乱暴に掴み、彼女の口内に無理やり欲望を突き立てました。時恵は喉を鳴らし、涙を流しながらも、栄の動きを一切拒まずに受け入れます。栄はモニターに映る比呂美の絶望的な表情を凝視しながら、時恵の体を激しく蹂躙(じゅうりん)しました。
地下室には、時恵の掠れた声と、モニターから漏れる比呂美たちの悲鳴が重なり合い、狂った音楽のように響き渡っていました。
3. 心境の深淵:女たちの告白
寝室では、比呂美が汚れたひとみの体にしがみつきながら、心の中で叫んでいました。
(栄さん、見てるんでしょ? 私、こんなに汚れたわ。あなたの言う通り、親友にめちゃくちゃにされたわ……。もう、まともな世界には戻れない。私は、あなたの地獄でしか生きていけないの……!)
そんな比呂美の耳元で、ひとみが残酷に囁(ささや)きました。
「比呂美……あなたは、私がずっと前から栄様の『犬』だったって知らないでしょう? 私はもう、半年も前からこうして汚されてきたのよ。……嬉しいわ、ようやくあなたも、私と同じところまで堕ちてきてくれて」
その告白は、比呂美にとってどんな暴力よりも深い傷となりました。唯一の救いだった親友が、実は自分を監視し、罠に嵌めるための「栄の猟犬」だったという事実。比呂美の心は、完全に暗闇に塗りつぶされました。
4. 三人の完成
栄は地下室で時恵を使い果たすと、静かに立ち上がりました。そして、今もなお寝室で震えている比呂美とひとみのもとへ、ゆっくりと歩を進めます。
ドアが開いた瞬間、二人の女は同時に栄を見上げました。その瞳に宿っているのは、恐怖でも憎しみでもなく、飼い主を待ち侘びた獣のような「渇望」でした。
「さて、比呂美。親友との遊びは楽しかったかな? ……時恵も来なさい」
栄の合図で、後ろから時恵が姿を現します。比呂美、ひとみ、時恵。三人の女が、汚辱にまみれた床の上で、一人の男を取り囲みました。
「これから、この家での『本当の飼育生活』を始めようか」
比呂美は、自分の人生が完全に終わったことを悟りました。しかし、その顔には、狂気にも似た晴れやかな微笑が浮かんでいました。もう、隠し事も、見栄も必要ありません。ただ、栄という絶対的な主人の下で、壊され続けるだけの永遠が始まったのです。
女たちは競い合うようにして、栄の靴を舐め、さらなる調教を乞い願うのでした。
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